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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


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ハリー(ヘンリー)王子&メーガン・マークルのウェディングケーキを手がけるVioletはこんな店!


ハリー(ヘンリー)王子&メーガン・マークルのウェディングケーキを手がけるVioletはこんな店!_e0038047_18071638.jpg

本日、2018年5月19日(土)は、イギリス王室ハリー(ヘンリー)王子とメーガン・マークルの結婚式が執り行われる日です。
そのウェディングケーキについて発表があったのは、2カ月前の3月20日(火)のこと。


より具体的な内容(材料の使用量)が、2018年5月18日(金)にロンドンの飲食メディア“London Eater”で伝えられました(↓)。


ロイヤルウェディングを彩る“レモン・エルダーフラワー・ケーキ/Lemon elderflower cake”を手がけるのは、
クレア・プタク/Claire Ptakがオーナーシェフを務める、ロンドンはハックニーの小さな良店、“ヴァイオレット/Violet”です。
昨日、パシティエのクレア・プタクについてご紹介しました(↓)。


本日は、ヴァイオレットがどんなケーキショップか、ご案内したいと思います。
ちなみに、私自身の店訪問レポートはこちらです(↓)。


〜〜〜〜〜〜〜〜
01. ヴァイオレットはどこにあるの?
ロンドンはハックニーに位置。ダルストン・ジャンクション駅から徒歩10分の閑静な住宅街にあります。

02. ヴァイオレットは誰がやってるの?
アメリカ合衆国・カリフォルニア出身のクレア・プタク。2005年に渡英し、2010年にヴァイオレットの実店舗をスタート。
ケーキ屋さんの初仕事は14歳のとき(筆者注:のちに彼女は12歳と訂正。12歳だと働くには若かったので年齢を偽ったとのこと)。彼女の母親も祖母も菓子作りの名人でした、と語っています。彼女が育ったサンフランシスコの田舎では、季節になるとブラックベリーやリンゴを使ったお菓子が定番だったとか。

03. なぜ、ロイヤルウェディングケーキにヴァイオレットが選ばれたの?
オーガニックなもの、旬のものを食べる、という食へのアプローチにハリー(ヘンリー)王子とメーガン・マークルが共鳴したから。
メーガン・マークルは以前、クレア・プタクに自身のライフスタイル・ウェブサイト“TheTig.com”で取材をしたこともあります。

04. お客さんにはどんな人がいるの?
週末は行列必至。特に午後3〜5時は。
もちろんヴァイオレットのお菓子を気に入っている人が訪ねるのですが、文化発信基地としての役割も果たしています。
サウンドクラウドの“Violet Sessions”では、毎回彼女が気になる各界で活躍する女性をゲストに楽しいおしゃべりを展開。これで興味を抱いてやって来る人も。


05. ヴァイオレットで食べるべきケーキは何?
小さい店舗ながら、どれもこれもおいしそうで迷ってしまうところ。
クレア・プタクは以前、バタースコッチ・ブロンディー/Butterscotch blondie、シナモン・パン/Cinammon bunを推していたけれど、旬のものも見逃せない!


〜〜〜〜〜〜〜〜

この記事の出典元は、2018年3月下旬、5月4日(金)にアップデイトされた、イギリスの女性誌「Marie Claire」UK版(↓)。
Violet Cakes: Everything you need to know about the Royal Wedding cake maker
http://www.marieclaire.co.uk/news/violet-cakes-587070#7X2d8RGzuZCvszFq.99


なんか、えらくふわっとした記事だな(笑)。

にしても、昨日ご紹介した“ハリー(ヘンリー)王子&メーガン・マークルのウェディングケーキを手がけるクレア・プタクはこんな人!”の出典元の「Elle」UK版といい、
もちろんこの2媒体だけじゃないけれど、
昨今は、ストック写真を使ったり、店舗から画像を借りたり、じゃなくって、インスタグラムを流用するのよね〜。
これはこれで選んだりするのが大変な作業だなぁ、と思ったりして。

実際のところ、私は王室とか結婚式とかに興味がなく、
むしろこういう時代の変遷に、以前の似たようなことがあったときと比べて、おおおおお〜っと感じ入ったりするのです。

イギリス人も3分の2はロイヤルウェディングに興味がないらしく、まあ、そんなもんでしょうね(笑)。
“ロイヤルウェディングを避けるための10の方法”なんて記事も、BBCから出たりして。



~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ハリー(ヘンリー)王子&メーガン・マークルのウェディングケーキを手がけるのはここ! → https://ricorice.exblog.jp/27095229/
○ハリー(ヘンリー)王子&メーガン・マークルのウェディングケーキを手がけるクレア・プタクはこんな人! → https://ricorice.exblog.jp/27204466/
○ケーキ@ヴァイオレット/Violet(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25579516/
○イギリスのロイヤル・ウェディングケーキを簡単におさらい → https://ricorice.exblog.jp/27105499/
○イギリスのウェディングケーキの歴史(ざっくりと) → https://ricorice.exblog.jp/27200803/
○イギリスのウェディングケーキが三段重ねである理由 → https://ricorice.exblog.jp/25859205/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2018-05-19 00:00 | 食の人