
その名のとおり、スコットランドはボーダーズ/Borders地域を代表するお菓子。
ドライフルーツがぎっしり詰まったタルトです。
クルミなどのナッツが入ることもあり、
味わいはミンス・パイとピーカン・パイの中間といったところでしょうか。
ただ、それほどねっとりむっちりねっちりしていないのは、
卵とレモン汁が入るから、と推察します。
スコットランドのボーダーズ地域には、この手の焼き菓子が
名前を変えていろいろ存在し、
そこには違いがわかるものもあればわからないものもあって、
つまりはそれだけたくさんのこのボーダー・タート・タイプのお菓子が作られ、そして愛されてきたことに他なりません。
このボーダー・タート、現地では朝食と昼食の間のひと休みの時間に食されることが多かったとか。
もちろんティータイムでも食後のデザートに食べてもOK。
食べるのも熱いうちでも冷めてからでもよく、ダブルクリーム(濃いめの生クリーム)を軽く立てて添えるのもおすすめです。
このレシピではミックスドライフルーツを使いましたが、カランツだけ、カランツとレーズンを合わせて使ってもよし。
ナッツもクルミではなくアーモンドを使うのもあり、です。
中には、フランジパーヌ(クレーム・パティシエール/カスタードクリームにクレーム・ダマンド/アーモンドクリームを加えたもの)を思わせるものを、フィリングに入れるタイプもあります。
<材料(直径18cmのパイ皿1枚分)>
ショートクラスト・ペイストリー……225g
ミックスドライフルーツ……115g
クルミ……20g
三温糖……45g
バター……40g
卵……1個
レモン汁……大さじ1

<作り方(調理:30分 オーブン:25分)>
下準備
*ショートクラスト・ペイストリーを作って、冷蔵庫で休ませておく。(ショートクラスト・ペイストリーの作り方はこちら → https://ricorice.exblog.jp/21363785/)
*パイ皿にバターを塗る。
*オーブンを190℃に温めておく。


1. ショートクラスト・ペイストリーを2mmほどの厚さにのばし、1のパイ皿に敷き、はみ出した部分を切り取る。
※パイ皿との間にすき間ができないように、ショートクラスト・ペイストリーをしっかり敷く。















2. クルミは粗みじん切りにする。バターをとかす。卵をときほぐす。






3. 2のとかしたバターに三温糖を加え、混ぜる。



4. 3にミックスドライフルーツ、2の粗みじん切りにしたクルミを加え、しっかり混ぜ合わせる。



5. 4に2のときほぐした卵、レモン汁を加え、混ぜる。



6. 1に5を入れ、表面をならす。




7. 190℃のオーブンで30分焼く。

8. 粗熱がとれたらパイ皿から外し、網の上で冷ます。


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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子』は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。
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