イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


by ricoricex
プロフィールを見る
画像一覧
通知を受け取る

イングリッシュワイン初の王室御用達にキャメル・ヴァレー


e0038047_15265653.jpg

第一報を聞いたとき、とても意外な気がしました。
え〜っ、英国王室御用達を得たイングリッシュワインって今までなかったんだ〜!

イングリッシュワイン初の王室御用達となったのは、
1989年創業、イングランド南西部、コーンウォールはボドミンを拠点とするワインエステイト、
キャメル・ヴァレー/Camel Valley
https://www.camelvalley.com/

2018年3月29日(木)にイギリスの料飲メディアでは以下のように伝えています。

English Wine Producers
Camel Valley Becomes the First English Wine to be Granted Royal Warrant
http://www.englishwineproducers.co.uk/news/latest/camel-valley-becomes-the-first-english-wine-to-be-granted-royal-warrant/


The Drinks Business
Camel Valley first English Wine to Get Royal Warrant
https://www.thedrinksbusiness.com/2018/03/camel-valley-first-english-wine-to-get-royal-warrant/



英国王室御用達、英語ではロイヤル・ワラント/Royal Warrantとは、
王室への納入を許可されたお店や企業に対しての令状のこと。

英国王室御用達は王室全体としてではなく、
エリザベス女王(エリザベス2世)、フィリップ王配(エディンバラ公)、チャールズ皇太子(ウェールズ公)、
この王室メンバー3人それぞれが個々の店舗や企業に対して、与えることができます。
ということは、ひとつの店舗や企業で最大3つの英国王室御用達を有する、ってこともあるわけです。
キャメル・ヴァレーの場合は、チャールズ皇太子から英国王室御用達が授けられました。

王室御用達×イングリッシュワインについて、私が思いをめぐらしたことはなかったのですが、確かに、キャメル・ヴァレーはイングランドのトップ・ワインエステイトのひとつであることは間違いないのだけれど、
こういうものに最初に選ばれるのは、ナイティンバー/Nyetimberリッジヴュー/Ridgeview
(“シャンパーニュの模倣”“人気とりワイン”という声もありますが、
 イングリッシュワインが現在のように広く知られるようになったのは、
 この2大ワインエステイトが牽引役であり大きく貢献しているのは疑いの余地のないところです。
 実際、10年ほど前から私が現地のワインエステイトを訪問するようになり、
 まずは知っておく/見ておくワインエステイトとしてして
 現地のワインのプロフェッショナルが推薦されるなかにこの2つは必ずあるわけでして)、

もしくはちょっとひねった(?)ところで、2018年5月のハリー(ヘンリー)王子とメーガン・マークルの結婚式に登場するであろうとオッズの高い(それだけが理由ではないけれど)、
チャペル・ダウン/Chapel Downあたり(↓)が妥当な感じがするので、
ちょっと意外に感じました、私。


そこで、あっ!と思い当たったのが、チャールズ皇太子の妻、カミラの称号はDuchess of Cornwall、そうコーンウォール公爵夫人なんですね。
なんで、イベントに来賓として出席するなど、コーンウォールでのイングリッシュワイン関連の仕事に携わっています(↓)。
https://ricorice.exblog.jp/25942644/

なので、コーンウォールのワインエステイトのキャメル・ヴァレーを懇意にしていて、
そこからチャールズ皇太子がキャメル・ヴァレーに対して王室御用達を与えても、なんらおかしくない、のです。


ところで、当ブログで伝え忘れていましたが、キャメル・ヴァレーは、昨年2017年に、これまたイングリッシュワイン初の、PDOに認証されています。


PDO(Protected Designation Origin)は、EUにおける原産地名保護/保護原産地呼称のことで、産地の製品と結びつきを重視した認証システムです。
有名なところでは、フランスのスパークリングワインの“シャンパーニュ”、イタリアのチーズの“パルミジャーノ・ レッジャーノ”がPDOに認証されています。


話を戻して、っと。
最後になりましたが、英国王室御用達/ロイヤル・ワラントの公式サイトによるキャメル・ヴァレーの紹介はこちらです(↓)。

~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○売り切れ必至! 正真正銘、女王陛下の英スパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/25251854/
○英王室とイングリッシュワイン → http://ricorice.exblog.jp/22969516/
○スペイン国王両陛下を迎えての晩餐会で登場したワインはこれ! → https://ricorice.exblog.jp/25942644/
○ハリー(ヘンリー)王子&メーガン・マークルのウェディングケーキを手がけるのはここ! → https://ricorice.exblog.jp/27095229/




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

プロフィール ・活動内容  ・著書
 (↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)

お仕事・講演などのご依頼は、
 chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!

トラックバックURL : https://ricorice.exblog.jp/tb/27167241
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by ricoricex | 2018-04-30 00:00 | イングリッシュワイン | Trackback