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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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ランチ@28°-50°(ロンドン)


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その店のオープンは訪問する1〜2年前に雑誌で知って、
ワインだけでも、料理だけでもなく、両方が楽しめ、
適度なスマートカジュアルさがあって、
いい感じ!
なので、しっかり頭に刻まれたのでした。


そうして、その日のお昼ごろ、ロンドン・メリルボーンにいた私は、
はっきりとその記憶をもとに、ランチ訪問しました。

28°-50°
http://www.2850.co.uk/

店名の28°-50°とはワインに注力している店らしく、
上質なワイン用のブドウが栽培できるところが、緯度28°-50°の間にあることから。

28°-50°の1号店はシティにあり、ワインのラインナップもさることながら、
そして名だたるフランス料理店で働いてきたシェフが腕を振るうことも評判となり、
メリルボーンに姉妹店をオープンしたってわけです
(現在、メイフェアにも店舗があります)。


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お昼のオープン間もなく、28°-50°に到着。
お店が建っているのは、三角錐の鋭角とも呼べる場所で、それをうまく利用した造り、入り口は狭いものの、そこから店内を進むに従って、奥にも横にも広がりがあります。

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そして、店の中央にどんとあるのはU字型のカウンター。
水色の背もたれと座面のイスがお行儀よく並び、
視点の上、手をのばして届くところには、たくさんのワイングラスが逆さまにぶら下がっていて、
飲んで食べるワクワク感がインテリアからも伝わってきます。

そのU字型カウンターを取り囲む恰好で、テーブル席が据えられ、
両側とも大きなガラス窓になっているため、
三角錐の鋭角のロケーションにも関わらず圧迫感がないのも、計算ずくでしょう。
地下にもスペースがあり、プライヴェートで貸し切りができるようになっています。


お昼のメニューは、というと、アラカルトのほか
平日には、プリフィクススタイルのコース、2コースもしくは3コースがあり、私は、
前菜、メイン、デザートの3コースにしました。
選んだのはそれぞれ以下のとおりです。

・本日のスープ(この日はカリフラワー)/Soup of the day
・鱸のロブスターバター、ハーブサラダ添え/Sea bass, lobster butter, herb salad
・ブレッド・アンド・バター・プディング、クレーム・アングレーズ添え/Bread and butter pudding, crème anglaise
こちらの3コースで£18.95(2コースの場合は£15.95)
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これに、店員さんと相談し、ポルトガル産の白ワインをグラスで、
食後のコーヒーにはアメリカーノをオーダーし、
サーヴィス料など含めて、合計£30..00ほど。
(パンとお水(といってもタプウォーターだけど)はついています)。
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料理は、私がそういうチョイスをしたからもであるのですが、
前菜のスープ(クレソンの飾りがワイルド!)もメインの鱸もやさしい味わい
(つくづく私はイギリスで鱸を食べるのが好きなんだなぁ、無意識だけど選ぶことが多いなぁ)。
なので、やわらかいポルトガル産の白とも相性バッチリ。


ちなみに、この3コース、それぞれもう1種類ずつ備えていて、
もう一方の選択をした場合は、こんな感じ。

・豚のリエット、トースト、小キュウリのピクルス、粒マスタード添え/Pork rillettes, toast, cornichons And wholegrain mustard
・コック・オー・ヴァン(鶏の赤ワイン煮込み)/Coq au vin
・コンテ(フランスのハードチーズ)のチャツネ添え、パン付き/Conté with chutney and bread
と、こちらの方が明らかにワインを飲むためには適しています(笑)。
ワインの店だなぁ、とつくづく。


実は私、この店で、ワイン&料理を楽しむのが最大の目的だったのですが、
もっとも印象に残ったのは、デザート。

私は選んだ“ブレッド・アンド・バター・プディング、クレーム・アングレーズ添え”のブレッド・アンド・バター・プディング
通常、ノスタルジーさが漂う家庭菓子(もしくはスクールディナー(給食)でおなじみ)で、
余った(かたくなった)食パンに卵液を流し、レーズンなどをのせて、オーブンで焼いたデザート。

食パンの再利用デザート、いわばフレンチトースト(のようなもの)をオーブンでどん!と作って取り分けて食べるものですが、
28°-50°で提供されたのは、
スキレットにクレーム・アングレーズ(カスタードクリームのゆるい、ようなもの)を敷き、
そこに棒状に切ったブレッド・アンド・バター・プディングをおいたもの。

あ〜、レストランが手がけると、家庭菓子もこんなに洗練されたスタイルになるのか〜!
とすっかり感心したのです。


4年以上も時間が経ってのアップデイトで、
昨秋、2017年秋にはお店の所在は確認できたのですが、
メニューは変わっている可能性があります。
ご承知の上、こんな店なんだ〜、の概要を知るための手がかりとしてどうぞ。
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tue 12/11/13


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスでイングリッシュワインを飲む → http://ricorice.exblog.jp/24112930/
○ランチ@テロワール/Terroirs(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25260314/
○ランチ@10グリーク・ストリート/10 Greek Street(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26096376/
○ランチ@マジ/Mazi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26024025/
○<イギリス菓子・レシピ> ブレッド・アンド・バター・プディング【Bread and Butter Pudding】 → http://ricorice.exblog.jp/24739234/




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by ricoricex | 2018-02-15 00:00 | イギリスのグルメ店レポート | Trackback