私としたことが見逃しておりまた。。。
2016年11月14日(月)づけのイギリスの情報メディア“Time Out”にあったのは、こんな記事。
ロンドンに今も残るカフ(安食堂)10選
London's best greasy spoon cafés
https://www.timeout.com/london/restaurants/londons-best-greasy-spoon-cafes
選ばれたのは以下の10軒です。
01. Alpino(ペントンヴィル)
02. Andrew's Restaurant(ホルボーン)
03. The Electric Café(ウェスト・ノーウッド)
04. E Pellicci(ベスナル・グリーン)
05. Marie's Café(ウォータールー)
06. Mario's Café(ケンティッシュ・タウン)
07. Regency Café(ウェストミンスター)
08. River Café(パーソンズ・グリーン)
09. Shepherdess Café(ホクストン)
10. Terry's Cafe(ザ・ボロー)
オリジナルタイトルの“greasy spoon(グリーシー・スプーン) (cafés)”とは、
“脂/油でぎとぎとしたスプーン”という意味で、
これは揶揄というよりも親しみを込めて、かな?(笑)
“caff(カフ)”とも呼ばれます(“café(カフェ)”ではない!)
日本でいうと昭和なニオイぷんぷんのめし屋といったところで、
ボリュームたっぷりのイングリッシュ・ブレックファストを食べられたり、
チープな紅茶を安い値段で飲めたりします。
ガテン系のおっちゃんたちのたまり場、といったところですが。
時代の推移とともに、この手の店は減少し、
そこを耐えてきたこれらの店は、今では貴重な存在として、多くの観光客も訪れます。
味を楽しむ、というよりも、ローカル独特の雰囲気を体験する、っていう、ね。
ちなみに、リリー・アレン/Lily Allenのデビューシングル「Smile」(2006年)のPVの中盤で、
ボーイフレンドと一緒にお茶を飲んでいるところ、
この雰囲気がグリーシー・スプーン/カフです(↓)。
https://www.youtube.com/watch?v=0WxDrVUrSvI
余談ですが、このPV、すっごくかわいいし、歌詞もいいよ!
私、やっぱり、ナチュラルな生成系じゃなくって、キッチュでカラフルな方が断然好きだなぁ。
でもって、女の子はかくしてしなやかでタフになったのだ!
~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○朝食@イー・ペリッチ/E. Pellicci(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25893204/
○朝食@リージェンシー・カフェ/Regency Cafe(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25484104/
○ロンドンで食べるイングリッシュブレックファスト・おすすめ10選 → http://ricorice.exblog.jp/24846252/
○ロンドンの朝食スポット・ベスト58 → http://ricorice.exblog.jp/24597366/
○ロンドンのベスト・ブレックファスト29選 → http://ricorice.exblog.jp/24258599/
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