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イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex
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朝食@シップ・イン/The Ship Inn(ライ)


朝食@シップ・イン/The Ship Inn(ライ)_e0038047_23553208.jpg

もう3年前になっちゃいますが、イングランド南東の海辺の街、ライ/Ryeへ1泊2日で訪ねたとき、
体調不良もあり、宿泊したB&Bで夕食を食べました(↓)。
夕食@シップ・イン/The Ship Inn(ライ)
http://ricorice.exblog.jp/26216948/


地元の食材を積極的に使うカジュアルダイニングは、コージーでカジュアル。肩肘張らない雰囲気にリラックスできたのでした。

夕食を摂り、宿泊をしたシップ・イン/The Ship InnはB&Bですから、朝食は含まれています。
これがなかなかの奮闘ぶり。

フランスのオーベルジュ的な、料理をウリにしている宿でも、なかなかここまでできないんじゃないかな。
というのも、選択肢が多いんです、こんな感じで。

・ポリッジ、ゴールデンシルップかブラウンシュガーで/Porridge – creamy with golden syrup, OR healthy with a little brown sugar
・キッパー(ニシンの燻製)のグリル、トーストのせ/Grilled kippers on toast
・エッグ・ベネディクト、エッグ・フロレンティーヌまたはエッグ・ロワイヤル(トーストしたイングリッシュ・マフィンのポーチド・エッグと、ベーコン、ホウレンソウ、またはスモークサーモンのせ、オランデーズ・ソース添え/Egg Benedict/Florentine/Royale – poached eggs on toasted English muffin, bacon/spinach/smoked salmon hollandaise sauce
・フレンチトースト、ベーコンとブルーベリー、メープルシロップ添え/French toast with bacon, blueberries & maple syrup
・スクランブルエッグ、グリーンチリとチョリソー添え/Scrambled eggs with green chilli & chorizo
・フル・イングリッシュブレックファスト(ベーコン、ソーセージ、卵料理、ベイクドビーンズ、マッシュルーム、トースト)/Full English breakfast – bacon, sausage, eggs, baked beans, mushroom & toast

これに、コーヒー(エスプレッソ、カプチーノ、マキアート、カフェラテ、アメリカンーノ)かお茶(イングリッシュ・ブレックファスト、アール・グレイ、ラプサン・スーチョン、ペパーミント、カモマイル)がつき、
セルフで、グラノーラ、ミューズリー、ヨーグルト、果物、搾り立てジュース(オレンジ、グレープフルーツ、リンゴ)がつけられます。

私が選んだのは、
・エッグ・ベネディクト
・紅茶(イングリッシュ・ブレックファスト)
・ヨーグルト&搾り立てジュース(グレープフルーツ)
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肉類は、すべてフリーレンジで、地元の肉屋さんから、
パンも、地元の評判ベーカリーから、
紅茶は良質ブランドのニュービィ/Newby、コーヒーはアルチザンコーヒーの代名詞、モンマス/Monmouthを採用。

朝食@シップ・イン/The Ship Inn(ライ)_e0038047_13561846.jpg飲み物は、紅茶(イングリッシュ・ブレックファスト)を選んだので、牛乳も一緒に出てきて、
この提供の仕方がかわいい!
ポットとカップ&ソーサーのコロンと丸いフォルムと色、
そして牛乳は小さなボトルに入れ、カップの中に立てて、ってのが、ね
(この後、立ち寄ったお店で同じボトルを見つけたので、迷わず購入)。


夕食@シップ・イン/The Ship Inn(ライ)”でも記したように、
なんせ体調が万全とはいかず、でしたが、体が素直に喜ぶ味わい。
無理なくすっきり食べられて、それが何より。
この日は天気もよく、チェックアウトを済ませ、荷物を預かってもらい、気分よく町へと繰り出したのでした。

このB&B、シップ・インは2017年秋からオーナーが変わったので、それに伴い内容も変わったと思うのですが、
一応、ウェブサイトを下記に記しておきます(↓)。
http://www.theshipinnrye.com/

ちなみに、このシップ・イン、建物自体は1592年に建てられたものです。。
かつてはイングランドの5大港のひとつに数えられた港町のライ。。
12世紀に栄えたこの街が、今も中世の香り漂うのは、
こういった建物のひとつひとつにあるのでしょうね。


朝食@シップ・イン/The Ship Inn(ライ)_e0038047_23572207.jpg
ところで、朝食で利用したテーブル、地図が描いてあるもので、
これが『ツバメ号とアマゾン号』を思い起こされ、いや、違ったかも、でも、子どもの頃に読んだ児童文学に、よく似た地図が表紙(裏表紙だったか)をめくると見開きで載っていたんだよなぁ。。。
曖昧な記憶で何の本だったかにまでたどり着けないのだけれど、
でも、こういう地図を見た記憶ははっきりあって。
その頃、想像力をたくましくしてめぐらせていた物語の舞台の国にいるんだと思うと、なんとも不思議な気分に襲われたのでした。
朝食@シップ・イン/The Ship Inn(ライ)_e0038047_23570164.jpg


mon 22/09/14


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○夕食@シップ・イン/The Ship Inn(ライ) → http://ricorice.exblog.jp/26216948/
○セットティー@フレッチャーズ・ハウス/Fletcher’s House(ライ) → http://ricorice.exblog.jp/25989838/
○コーヒー@モンマス・コーヒー/Monmouth Coffee Company(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26008693/
○イギリスの鉄道ってこ〜んな感じ → http://ricorice.exblog.jp/24085489/




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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2017-12-13 00:00 | イギリスの店レポート