
これ、日本語でどう訳せばいいんだろう?
zest/ゼスト
(柑橘類の表面の皮を)おろす、こそげとる、
といったところで、その大きさを比較すると、
おろす < ゼスト < こそげとる
になるか、と。
私がイギリスのクッカリースクールに在籍し、ようやく
ゼストの意味するところを理解し、
同時に、それをするための道具、ゼスター/zester(zest + ものを表すer)
を目の当たりにしました。
こんなハンディで便利なものがあったのか!
とすぐさま買い求め、今でも頻繁に使っています。

イギリスのレシピ本にはzestという言葉、よく出てきます。
前回の記事“英語でレシピを読む! ~工程 53:搾る~”
で綴ったように、意外に思われるかもしれませんが、
料理にしろ菓子にしろ、レモンをよく使います。
レモンは “英語でレシピを読む! ~工程 53:搾る~”で紹介したように、
搾って、酢のように酸味を加えるものとして、
また、皮をおろしたものを風味づけに使います。
この後者がゼスト。
ゼストも、レモン汁ほどではないけれど、比較的頻繁に登場します。
レモンの皮をおろす(zest your lemon)

レモンの皮をおろしながらふりかける(zest over your lemon)


多くのほかの単語同様、ゼストは名詞として、柑橘類の皮をおろしたものとして使われることも。
その例がこちら。
レモンの皮をおろしたもの(lemon zest)

おろしたものをゼストと呼ぶこともあれば、その前の状態、
つまり、レモンやオレンジなどの柑橘類の表面、外果皮そのものをゼストと呼ぶこともあります。
なので、こんな表現も。
レモンとオレンジの皮をおろす(grate your orange and lemon zest)

ここでは“おろす”を表現するのに、グレイト/grateが使われています。
ここで、前述の大きさの比較に思い出してください。
おろす < ゼスト < こそげとる
なので、グレイトの場合は、細かくおろす、ゼストの場合は粗くおろす、
になるかと。
ここで、ひとつ留意点を。
ゼストは柑橘類に対して。
なので、チーズをおろしたりショウガをおろしたりするときに、ゼストが使われることはありません。
私、イギリスからゼストするための道具、ゼスターを買って帰るまで、
グレイターを使っていました。
するとねぇ、グレイターの目につまるんですよ、皮が。
これがイライラの元で、洗うのにひと手間かかるのが不満でねぇ。
なので、グレイターよりも粗くなったとはいえ、
ゼスターを使うと、扱いも洗うのもラクラクで、私のストレスがぐっと軽減され、
万歳!なわけです。
というわけで、
zest → 柑橘類の皮をおろす、おろしたもの、柑橘類の外果皮
と覚えてくださいね。
ではでは〜!
〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 53:搾る~ → http://ricorice.exblog.jp/26068692/
○英語でレシピを読む! ~工程 07:おろす~ → http://ricorice.exblog.jp/23992734/
○英語でレシピを読む! ~工程 08:皮をむく~ → http://ricorice.exblog.jp/24016973/
○英語でレシピを読む! ~工程 13:種をとる~ → http://ricorice.exblog.jp/24243641/
○英語でレシピを読む! ~工程 14:芯をとる~ → http://ricorice.exblog.jp/24276162/
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