イギリス産ワインに特化したウェブサイト、Great British Wineの2017年9月21日(木)づけで投稿されたのはこんな記事。
イングリッシュワイン、今飲むべきシャルドネはこの8本
Great British Wine Chardonnay Spotlight Tasting
http://www.greatbritishwine.com/spotlight-tasting/great-british-wine-chardonnay-spotlight-tasting/
金、銀、銅賞、次点という形で選ばれた8本は以下のとおりです。
○金/Gold
Chapel Down Kit's Coty Chardonnay 2014(ケント)
希望小売価格: £30
○銀賞/Silver
Hush Heath Skye’s English Chardonnay 2015(ケント)
希望小売価格: £16
○銅賞/Bronze
Nutbourne Chardonnay 2013(サセックス)
希望小売価格: £12.50
○次点/The Other 5 Wines
New Hall Limited Edition Chardonnay 2014(エセックス)
希望小売価格: £9.50
Gusbourne Guinevere Twenty Fourteen(ケント)
希望小売価格: £22
Lyme Bay Chardonnay 2015(デヴォン)
希望小売価格: £17
Chapel Down Chardonnay 2013(ケント)
希望小売価格: £14.99
Simpsons The Roman Road Chardonnay 2016(ケント)
希望小売価格: £22
シャルドネはイギリスで一番多く栽培されているワイン用ブドウ品種で(2015年のデータによる)、その割合は23%。
栽培面積のおおよそ1/4を占めており、
イングリッシュワイン = スパークリングワイン、といった部分もありますから、
スパークリングワインへの使用用途が高いのは想像にかたくありません。
もちろんシャルドネを使って白ワインも造っています。
そうしてGreat British Wineがジャッジしたのが、上記の結果というわけです。
シャルドネは、ブドウの個性というよりも、造り手の個性がでやすく、味わいに幅が広いのが特徴。
誰かの基準がすべてではありませんが、それでもこういった指南があると選ぶときの手助けとなるのではないでしょうか。
個人的に興味深いのは、賞には選ばれなかったものの、次点として挙がったSimpsonsのシャルドネ。
きいたことないワイナリーだな〜、と思ったら、
このワイナリーの初収穫のブドウを使った貴重な1本。
これは、気になる!
入手しやすいところでは、8本のうち2本がエントリーしたChapel Down。
ここで金賞となった“Kit's Coty Chardonnay 2014”は、ほかのアウォードやセレクションでも、非常に評価の高いワインです。
~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○バッカス(バフース)でイングリッシュワインを選ぶならこの3本 → http://ricorice.exblog.jp/26026259/
○2017年夏 この6本が今飲みたいイングリッシュワイン → http://ricorice.exblog.jp/25927604/
○2017年初夏のイングリッシュワイン・ベスト14 → http://ricorice.exblog.jp/25780213/
○イギリスの白ワイン → http://ricorice.exblog.jp/23742812/
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