ここのところ、当シリーズでは “焼く”の英語表現を取り上げています。
今回取り上げる言葉は、
heat/ヒート
ヒートアップとかヒートテックとかにも使われるので、なじみやすい言葉ですね。
レシピに出てくる場合は、“熱する/温める”という意味で使われます。
大きなフライパンを熱する(heat a large flying pan)
heatの前に“あからじめ”を意味する“pre”をつけ、
“あらかじめ熱する/温める” “熱しておく/温めておく”を指すpreheatが登場することもしばしば。
オーブンをあらかじめ熱する/温める(preheat the oven)
このheatという言葉、“熱/火”という名詞で使われることもあります。
強火で(on a high heat)
中火で(on a medium heat)
弱火で(on a low heat)
heatは熱なので、日本語で使われている強弱ではなく、高低で表すんですよね〜。
なので、high、low、そして中間にはmediumが使われるというわけです。
“火を強める/弱める”場合は、turnという動詞を伴い、あげる/さげるといったニュアンスで、up/downをくっつけます。こんな感じで。
火を強める(turn the heat up)
火を弱める(turn the heat down)
“火を強める”はheat up、ヒートアップです。
レシピでではないけれど、ヒートアップは日本語でも使われるから、なるほど〜!ですね。
また、 “火を弱める”場合は、turn downをひと言で表すreduceを使うことも可能です。
火を弱める(reduce the heat)
というわけで、
heat → 熱する/温める、熱/火
と覚えてくださいね。
ではでは〜!
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