人気ブログランキング | 話題のタグを見る

イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

£5はありがたい! グラストンベリーの今年2017年のフード事情


いよいよ夏に突入!
そんなことを思わせるのが、毎年(実は毎年じゃないけど)6月下旬の週末に開催されるイギリスの屋外音楽フェス、グラストンベリー・フェスティヴァル/Glastonbury Festival(以下、グラスト)
http://www.glastonburyfestivals.co.uk/
今年、2017年は6月21日(水)〜25日(日)の開催で、盛り上がるのは、最後の3日間。

なかなか行けないねぇ。
つーのも、毎年グラストが終わるや否や次の年のチケットの販売が始まり、ということは出演アーティストもわからないければ、自分のスケジュールもわからない!
まあ、本気の本気だっから、なんとしてもスケジューリングするけれど、絶対優先じゃないのが、行かない最大の理由でしょうが。


で、フェスということで、ずっといれば喉が渇けばお腹も減る。
そこで、イギリスの音楽メディア、NMEにあったのはこんな記事。
£5はありがたい! グラストンベリーの今年2017年のフード事情
Glastonbury announce ‘food for a fiver’ for 2017
http://www.nme.com/news/music/glastonbury-announce-food-fiver-2017-2090556


こちらの記事によると、
グラストでは500以上のフードストールが出店
・ヴェトナム、イタリア、インド、カリブ、トルコといった世界各国料理、イギリスの伝統的なスナックのパイ、レトロスタイルのサンドイッチ、お手軽メニューの定番のハンバーガー、もちろんヴェジタリアン&ヴィーガン向け、ほかにも特化した料理を提供する店が集結
とのこと。

イギリスの一般的な外食はストリード含めて、日本の感覚から言うと安くないです、むしろ高い(私自身は日本が不適当に安い!と思っていますが)。
この手のフェスは比較的若い世代が参加するってこともあってか、財布に負担がかからないようにしよう、ってことでグラスト側が提案したのが、
‘Food For A Fiver’ 。

Fiverとは5ポンド紙幣のこと、だからFiverの前にAがつくわけです。
‘Food For A Fiver’は
“5ポンド紙幣1枚で食べられるメニューあり!” といったところ。
日本でいうところの500円玉硬貨1枚で、っていうのに近い。

500あるストールのうち、300以上がこれに参加。参加店は、ひとめでそれとわかるようにステッカーが貼っています。
メニューは、5ポンドで特定のってのもあれば、セット、たとえば、
朝食用パンとドリンク、コーヒーとケーキ各2人分、
ってのもあるようです。


さて、本日23日(金)より、いよいよ本格的な3日間に突入!
今年、2017年のヘッドライナーは、レディオヘッド、フー・ファイターズ、そしてエド・シーラン。
フー・ファイターズは2年前の2015年の金曜日のヘッドライナーとして予定されていたものの、フロントマンのデイヴ・グロールの負傷によりキャンセルとなった経緯があるので、その復活戦って意味合いもあるのかな?

そして、1週間ほど前に発表されて、ぶったまげ!なのが、
ぬわんと、24日(土)のピラミッド・ステージに
現労働党党首である、ジェレミー・コービン/Jeremy Corbynが出演するってこと(↓)!
Jeremy Corbyn confirmed for Glastonbury 2017
http://www.nme.com/news/music/jeremy-corbyn-confirmed-glastonbury-2017-2089480

ワ〜オ! これは行きたいよっ!観たいよっ!

2017年6月8日に実施された、イギリス総選挙。
当初は、保守党の圧倒的勝利と思われていたのですが、日を近づくに従い、第2党である労働党の追い上げがすさまじく、その立役者は党首であるジェレミー・コービン。
選挙後も、ロンドンの公営高層住宅グレンフェル・タワーの大火災のあとの対応でも、一般市民の反応は明暗を分けたものでした(メイではなく、コービンに好意的ってことです)。
選挙の経緯やその後、それを伝えるメディア報道は非常に興味深く、このあたり日本では、ほとんど報道されていないと思うので、せっせと追っていた次第。
今、イギリスのメインメディアの情報は、ときにライブ映像とともにリアルタイムでチェックできる。
ほんとにほんとに、インターネット万歳!だわ!

彼を熱心にサポートしているは、若者層(と教育を受けた層)とされていて、それを象徴するように、
NMEは、先の選挙の前にジェレミー・コービンを表紙にしたことも!
そのときの記事はこちら(↓)。
Jeremy Corbyn answers your questions – the full NME cover feature
http://www.nme.com/features/jeremy-corbyn-interview-2017-cover-feature-labour-2082433


グラストのコービン・オン・ステージは、
遠く日本にいる私は、ここでもまた、インターネットの力を頼りにしたいと思いまふ。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○グラストンベリー・フェスティバル2014 → http://ricorice.exblog.jp/22082275/
○ランチ@ホワイトクロス・ストリートフード・マーケット/Whitecross Street Food Market(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25549377/
○ストリートフード@リアルフードマーケット・アット・ザ・サウスバンクセンター(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/22560842/
○ロンドンのストリートフード・レストラン5選 → http://ricorice.exblog.jp/25757470/




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

プロフィール ・活動内容  ・著書
 (↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)

お仕事・講演などのご依頼は、
 chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!

by ricoricex | 2017-06-23 00:00 | イギリスの食ニュース