フェアリー・ケーキとは小さいケーキのことで、
カップケーキというとすんなりとわかりやすいかもしれません。
現在、イギリスでも小さいケーキのことをカップケーキと呼ぶことが多いのですが、
フェアリー・ケーキとカップケーキは、はっきりとした線引きはないものの、
イギリス人の意識のなかにはぼんやりとした違いがあるようです。
それはどういうものかというと、おもに、
フェアリー・ケーキはカップケーキよりもさらにサイズが小さいこと、
フェアリー・ケーキはせいぜいアイシングを施す程度で飾りがシンプルなこと、
が挙げられ、おばあちゃんが作る家庭のお菓子といったものです。
確かに、カップケーキはカラフルなクリームや工夫を施したトッピングで、
そのカラフルさを競い合うようなところがあるのですが、
フェアリー・ケーキはホームリーで素朴なもの。
ここでも、そんなレシピをご紹介します。
このフェアリー・ケーキのレシピはあくまで基本。
これにアイシングを施したい場合は、粉糖75gと水大さじ1をよく練り合わせ、
ケーキが充分に冷めたら、スプーンなどで流しかけるといいでしょう。
このとき、どうしてもたれてきてしまうので、網の上での作業をおすすめします。
<材料(8号×12個分)>
薄力粉……120g
ベーキングパウダー……小さじ1
バター……100g
グラニュー糖……80g
卵……2個
牛乳……大さじ1〜2(好みで入れる)
<作り方(調理:40分 オーブン:15〜20分)>
下準備
*バターを室温でやわらかくしておく。
*型にケースをおく。
*オーブンを180℃に温めておく。
1. 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて、2〜3度ふるう。卵をときほぐす。
2. ボウルにバターを入れ、クリーム状になるまでやわらかくする。グラニュー糖を加え、軽く白っぽくなるまでさらにかき混ぜる。
3. 2に1のふるった薄力粉とベーキングパウダーを少し入れ軽く混ぜ、卵を2〜3回に分けて入れ、混ぜる。
4. 残りの薄力粉とベーキングパウダー、牛乳を加えて混ぜる。
5. 4のタネをカップに入れる。
6. 180℃のオーブンで15〜20分焼く。
7. ケーキが膨らみ表面がかたくなったら、オーブンから取り出し、網の上で冷ます。
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