でも、興味をかき立てられるお酒ってのがあり、それがジン。
カクテルの本を作る仕事を何度かしたことがあり、それで調べているときに、その成り立ちとかおもしろいなぁ、と感じ入ったのでした。
そして、雑誌だったり地下鉄のポスターだったりででかでかとしたジンの広告を見たり、いつだったかゴードン・ラムジィ/Gordon Ramsayがプレゼンターを務めるテレビ番組のスポンサーがゴードン/Gordon’s Ginだったりしたときなど、いかにイギリスでジンが一般的な飲み物であるかと思い知らされたのでした。
私がことあるごとに繰り返して読んでいる生涯の一冊『碾臼
』にもジンは出てくるしね。なので、イギリスのフードマガジン「Great British Food Magazine」でこんな記事に出くわし、思わず立ち止まって読んでしまったのです。
イギリスで訪ねたいジン蒸留所5選
5 Gorgeous Gin Distilleries
http://www.greatbritishfoodmagazine.com/blog/six-british-gin-distilleries
選ばれたジン蒸留所は以下のとおりです。
01. ボンベイ・サファイア/Bombay Sapphire Gin（ラヴァーストーク、ハンプシャー）
02. シップスミス/Sipsmith Gin（チズィック、ロンドン）
03. ビーフィーター/Beefeater Gin（オーバル、ロンドン）
04. チェイス/Chase Distillery（ロズムンド・ファーム、ヘレフォード）
05. プリマス・ジン/Plymouth Gin（プリマス）
いずれもツアーがあったり試飲ができたりとビジター・ウェルカム。
今の主流のジンはロンドン・ジンと呼ばれるほどで、ロンドンが産地。アクセスしやすいところに、有名どころがあります。
そんななか、建物や設備の素晴らしさでピカイチなのは、トップバッターのボンベイ・サファイア。
2014年秋、ロンドンから電車で1時間ほどのところに新しい拠点としてオープンし、伝統と最先端テクノロジーが融合している蒸留所です（私は、新しいテクノロジーに目がないのです）。
どんなところかっていうのは、こちらの「Wired」の記事を参考にしてもらうのが一番いいかと（↓）。
900年以上の歴史と現代の環境技術が融合した「蒼玉の蒸留所」を訪ねて
http://wired.jp/2015/05/12/bombay-sapphire-laverstoke-mill/
2016年4月にはロンドンになんと400種類も揃えるジン・バーができたり、
Prepare yourselves: London’s largest gin bar opens next week
http://metro.co.uk/2016/04/16/prepare-yourselves-londons-largest-gin-bar-opens-next-week-5820760/
2016年11月にロンドンにジン・ホテル（！）ができることが報じられたりと、
There’s A Gin Hotel Opening In London And You’re All Invited
http://www.huffingtonpost.co.uk/entry/gin-hotel-opening-in-london_uk_57459c6ae4b0ebf6a3290481
ここのところ、イギリスのジン・シーンは活況をみせています。
景気が悪くなるのに反比例してジンの売上げはよくなる、と言われていますが、果たしてその原因は？
それだけではない、と思うのですが、う〜ん、何だろう？
～～過去の関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンのカクテルバー・トップ50 → http://ricorice.exblog.jp/23815132/
○ワイン好きなら訪ねたいイギリスのワイナリー5選 → http://ricorice.exblog.jp/24518293/
○旅行がてら訪ねたいイギリスのワイナリー10選 → http://ricorice.exblog.jp/23628198/
○ロンドンのブルワリー・ベスト28 → http://ricorice.exblog.jp/24303713/
○イギリスのおすすめビールスポット（ブルワリー＆パブ）・トップ10 → http://ricorice.exblog.jp/21249025/
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