
概要についてはこちら(→) “英語でレシピを読む! ~工程 17:切る(まとめ)~“をみていただくとして。
日本語だと、“○○切り“といった具合に、基本“切り“が付くのですが、英語だとそうはいかない。
それぞれがそれぞれに該当する言葉があって、それが難儀といえば難儀。
でも、言葉の数としては多いわけではないので、ご安心を!
今回取り上げるのは“dice”。
ダイス。そう、サイコロ、賽の目のこと。
なので、サイコロ、賽の目、切る、で連想しやすいように、“賽の目に切る”“角切りにする”ってこと。
2cm角に切る(dice into 2cm cubes)

でもって、繰り返しになりますが、分割して小さくする際に用いられる前置詞はintoです。
diceの受け身、dicedは、角切りにした○○として、材料でも登場します。
(イギリスのレシピの場合、○○切りは、工程でなく材料で紹介されることも少なくない)
角切りにしたシチュー用の牛肉(diced stewing beef)

角切りにしたシチュー用のラム肉(diced stewing lamb)

動詞だけでなく、ダイス/賽の目という名詞としても使われ、その場合は、以前ご紹介したchop( → http://ricorice.exblog.jp/24409518/)を用いてこんな感じ。
タマネギ、ニンジン、セロリ、ジャガイモを1cm角に切る(chop the onion, carrot, celery and potato into 1cm sized dice)


ここで、賢明な、いや、注意力に長けた方はお気づきかもしれません。
diceを名詞として使うとき、cubesのようにsを伴っていないことに。
実は、diceはこれが複数形なんです。
というのも、サイコロはそもそも2つ1組で使われることから、複数形の言い方が定着してしまっているのです(とはいえ、現在ではdiceを単数として使い、a/one diceと言うこともあります)。
では、diceの単数はなにか。
これ、deathなんです。そう、死、ってこと。
初めて知ったとき、2つの意味でびっくりしました!
diceに死という意味があったことと、deathが単数/複数と数えられるってことに。
サイコロは漢字で賽子と書き、賽といえば、“賽の河原”とか“お賽銭”がぱっと思い出されるように、こっちではない、あちら側、彼岸を思わせる言葉ではあるんですよね。
でも、diceという言葉にふれるまで、そのことにまったく気づいていなかったのですよ。
というわけで、
dice → 角切りにする/角切り
と覚えてくださいね。
ではでは〜。
〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 17:切る(まとめ)~ → http://ricorice.exblog.jp/24357522/
○英語でレシピを読む! ~工程 18:切る~ → http://ricorice.exblog.jp/24381739/
○英語でレシピを読む! ~工程 19:刻む~ → http://ricorice.exblog.jp/24409518/
○英語でレシピを読む! ~工程 20:薄切りにする~ → http://ricorice.exblog.jp/24429812/
○英語でレシピを読む! → http://ricorice.exblog.jp/i33/
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子』は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ライター/アドバイザー”羽根則子のブログです。
・プロフィール ・活動内容 ・著書
(↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)
・お仕事・講演などのご依頼は、
chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!

