そんな思いを抱いたのは、2016年4月26日(火)づけのロンドンの経済紙、CITY A. M.でこんな記事を見たから。
ロンドンで食べたいハンバーガー8選
The eight best burgers in London
http://www.cityam.com/239786/the-eight-best-burgers-in-london-from-dirty-to-honest-and-everything-in-between
選ばれたのは以下の8つです。
01. ダーティ・コップ・アウト/Dirty Cop Out £6
@Dirty Burger
02. デッド・ヒッピー・バーガー/Dead Hippie Burger £8.75
@MEATliquor
03. グラウンド・リブ・ステーキ・バーガー/Ground Rib Steak Burger £17.50
@HIX Soho
04. ウォレンスキー・ブッチャー・バーガー/Wollensky’s Butcher Burger £16
@Smith & Wollensky
05. ベーコン・チーズバーガー/Bacon Cheeseburger £7
@Bleecker St.
06. オネスト・バーガー/The Honest Burger £10.50
@Honest Burgers
07. アリ・ゴールド/Ari Gold £7.50
@Patty & Bun
08. グリーディ・ベア/Greedy Bear £10
@Stokey Bears
いわゆる“グルメ・バーガー”ショップのものも選ばれていますが、肉料理に定評のあるレストランのメニューがあったり(だから£10以上するものもあります)、なかなかパンチのあるラインナップです。
ところで、このオリジナル記事、初めてみたときに、ぎょっとしました。
なぜかっていうと、写真がグロテスクというかおいしそうに見えないから。
なんでかな、と思ったら、ああ、そうか!と思い当たることが。
おそらく、もともとは新聞用に撮影&加工したんだと思います。
だとしたら、こういうざらっとした手触りとどんとした写真の撮り方はバッチリ合うと感じるのですが、オンラインでその方法論が通じるわけではない。
頭ではわかっていても、今までその違いをここまで明確に感じたことはなかったんで、改めて掲載対象によりアプローチが異なることを確認した次第。文章やレイアウトと同じように、ね。
このハンバーガー然り、食事パイなんかもそうですが、佇まいが大らかなのも味わいのひとつであるコンフォート・フードは、きれいにわかりやすい写真と相性がよくないんだなぁ。ソツのないきれいきれな写真だと、その世界観を表現しづらい。
じゃあ、どうするか。
やり方はいくらでもあって、わかりやすいところでいうと掲載対象ごとに撮り方や画像処理を変えるって方法。でも、これ、その分手間がかかるから、予算があれば、になっちゃうけど。
でも、あっというような打開策が出るだろうし、すで実践しているところもあるんだろうなぁ。
~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○グルメバーガーの快進撃はいつまで続くのか? → http://ricorice.exblog.jp/23600997/
○イギリスで食すべきハンバーガー17選 → http://ricorice.exblog.jp/22878825/
○ロンドンのハンバーガーショップ・ベスト10 → http://ricorice.exblog.jp/22379408/
○グルメバーガーに新局面 → http://ricorice.exblog.jp/20796887/
○グルメバーガー in ロンドン → http://ricorice.exblog.jp/12440566
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