この大さじ小さじに付随する言葉としてときどき登場するのが
Heaped
2 heaped tablespoons
などといった形で使われます。
以前の記事、大さじ小さじでご紹介したように、tablespoonは大さじのこと。
ということは、
先の例、2 heaped tablespoonsは大さじ2なんだけれど、ただの大さじ2じゃない。
というのも、heapedという言葉がtablespoonsの前にありますから。
ふむ。heapedって何?
これ、山盛りのって意味なんです。
そう、2 heaped tablespoonsは大さじ山盛り2杯ってこと。
ちなみに、よく見ていると、イギリスでの(人にもよるでしょうが)すりきり1杯の量り方はいたってラフ。
すくって軽くゆすって、はい、おしまい(中にはゆすらない、つまり表面をならさない人も)。
また、お菓子ではより材料を正確に量ることが求められるので、特に生地やクリームの基本材料では、heaped/山盛りという曖昧な分量はあまり出て来ないような気がします。
ちなみにheaped、動詞のheapの受動態が形容詞化したもので、
heapは山盛りにする、積み上げるという意味なので、
heapedは山盛りにされた → 山盛りの、となるのです。
このheap、名詞や単位を表す言葉としても使われ、
a heap of oranges
であれば、山盛りのオレンジ、といった具合。
というわけで、
heaped → 山盛りの
と覚えてくださいね。
ではでは〜!
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○英語でレシピを読む! ~単位 01:大さじ小さじ~ → http://ricorice.exblog.jp/23158480/
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