明日、2015年2月1日の成田発便をもって、ヴァージン アトランティック航空の日本線の運行は終了となります。ご存知の方も多くいらっしゃるでしょう。昨年、私は「イングリッシュワインで乾杯!」と題したコラム連載をしたこともあり、なじみのあるエアラインのひとつです。
私が初めてヴァージン アトランティック航空を利用したのは1998年秋。
機首に“スカーレット・レディ”と呼ばれる女性のイラストとユニオンジャックが描かれるようになってさほど日数が経ってなかったような。。。
というのも、この“スカーレット・レディ”を描いたTシャツとかをキャンペーンか何かでもらったんですよね。
で、この当時、確か、ヴァージン アトランティック航空が各席にモニターを設置した先駆けと言われていたと記憶しています。それまで、ブロックごとに大きなスクリーンが設置され、そこに映画だのが映し出されていたんですよ、若いみなさん!
私自身は、機内で映画も観なければ音楽も聴かないし、かといってゲームもしないんです。なので、飛行機がどこを飛んでいるかを確認するぐらいでしかモニターを見ないという。。。では、何をしているかというと、ひたすら寝ているか、本を読んでいるか(ときどき仕事をしていることも。。。)。
まあ、これは飛行機に限らず、列車でもバスでも移動中はこんな感じです。
私、機内食が好きで(味うんぬんよりも、あのコンパクト感が近未来的な感じで好きなんです)、ある頃から写真を撮るようになり、1998年に利用したときの写真も残っていました。
当時はまだグラスやカトラリーが使われていたんですよね〜。
目を引いたのは、赤や青やオレンジをカバーなどに使ったポップな色使いでした。
それと、今でもはっきり覚えているのが、食事のあとでお茶をサーブするでしょ。そのときのティーポットが、赤をきかせたモダンスタイリッシュで、うぉ〜、欲しい〜!と思ったんです。
食事は往復とも2回。成田→ヒースローの最初の食事では、チキンを選んだ模様。このときのデザートのチョコレート菓子がおいしかったな。2度目の食事はカレー。




ヒースロー→成田の最初の食事では、サーモン・フィッシュケーキをチョイス。2回目の食事はイングリッシュ・ブレックファスト風。オムレツがスフレのごとく、ふわふわだったことをよく覚えています。




より詳しいことは、、、もしかしたら、メモがどこぞに残っているかもしれません。
ちなみに席はエコノミーです。
この私の初フライトよりもさらに前の機内食はこんな模様(私は乗っていません)。
<昼食 ※西洋料理または日本料理>
・ 西洋料理
新鮮な季節のサラダ フレンチドレッシング
牛フィレ肉きのこソース ポテトのソテー カリフラワーチーズ風味
または 舌平目の白ワインクリームソース海老添え パセリポテト ブロッコリー 茄子のグリル
または 菜食料理(ベジタブルマイルドカレーライス)
ペアヘレン
ミントチョコレート
紅茶、コーヒー
・日本料理
松花堂スタイル(銀鱈西京焼き チキンロール 椎茸昆布 からすみ かに新挽揚 エシャロット 諸味噌 玉子焼 紅白蒲鉾 がんもどき いんげん 季節の混ぜ御飯 香の物)
和菓子
<英国スタイルアフタヌーンティー>
オープンサンドイッチ
モカケーキ
紅茶、コーヒー
<日本風リフレッシュメント>
フルーツ
一口茶巾
海老棒寿司
キャラブキ細巻
焼き鳥
枝豆
醤油
緑茶
<軽食>
チキン串焼き ベジタブルライス添え
または ツナのラザニア マッシュルームきのこ添え
チーズ
クラッカー
紅茶、コーヒー




時代を感じさせる表記もありますねぇ。
なぜ、こんなことを乗ってもいないのに知っているかって?
もう随分前に、どなたかにこのメニューをいただたんです。
三つ折りになっていて、そのうちの一面は絵はがきになっているというスタイル。
この絵はがき部分のイラスト、時代を感じさせるものではありますが、アイディアがぎゅっと詰まっています。

そして、これ、ヴァージン アトランティック航空の絵はがきなのに、肝心の飛行機はどかんと描かれているわけではありません。
子どもが握っている風船にロゴが入った機体が映っているのみです。
これがミソで、描かれているほとんどの人は空を見上げている格好になっています。つまり、空を飛んでいるヴァージン アトランティック航空の機体が、風船に映っているというわけ。
ストレートに宣伝する、というよりも、ロンドンの雰囲気を伝え、そのことで旅に誘う、というやり方。上手にできていて、うまいなぁ、と思いました。
描かれている人も子ども、老人、警察官、ポッシュなお嬢さん、ゴスの女の子、バスカーと、多様性を感じさせるところもいいですね(今なら人種もいろいろ描かれるのでしょう)。
そんなわけで、お世話になりました! ありがとうございました!
と言いつつ、日本から撤退したに過ぎないので、別の路線やヴァージン・エキスプレスなどを利用することがこれからもあるとは思うのですが(笑)。
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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子』は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ライター/アドバイザー”羽根則子のブログです。
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