そろそろ寝ようとしたときに、衝撃的なニュースがとびこんできました。
それは、イングリッシュワインを、今日のような世界で評価に値する舞台まで押し上げたワイナリーのひとつ、リッジビュー/Ridgeviewの設立者、マイク・ロバーツ氏が、2014年11月14日に亡くなったというものでした。
今から4年前の2010年秋、かねてから訪ねたいと願っていたイングランドのワイナリーをいくつか訪問しました。
リッジビューもそのひとつで、私はここを訪ねてイングリッシュワインのよさを強く確信したのです。
そのとき、マイク・ロバーツ氏にはお目にかかっていませんが、若いスタッフの方がとても親切に対応してくれたことが思い出されます。
そして、とても小さなワイナリーであることにも驚きました。ここで、世界的に評価の高いワインを造っているのか、と。現に、階段の壁は賞状で埋め尽くされていました。
小さな小屋のようなワイナリーを案内してもらい、終わったら2階で試飲させてもらいました。
試飲の場所としては殺風景な、ただの空間で、でもスタッフの方がひとつひとつのワインを実際に飲ませてくれながらていねいに説明してくれたことや、窓の外に見えるヴィンヤード(ブドウ園)を指しながら話してくれたことが鮮やかに蘇ります。
(そのときの記録はこちらです → http://ricorice.exblog.jp/13967609/)
現在は一般に公開していないときき、それ以来訪ねていないのですが。
私をイングリッシュワインの世界に導いてくれたきっかけのひとつであるリッジビュー。その創立者のマイク・ロバーツ氏に追悼の意を込めて。
合掌。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子』は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ライター/アドバイザー”羽根則子のブログです。
・プロフィール ・活動内容 ・著書
(↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)
・お仕事・講演などのご依頼は、
chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!