福岡に越してきて、何人の方かに教えていただいていたのですが、
なかなかチャンスがなく
(距離感がつかめず、と言った方が正しい)。。。
でも今年に入って、久留米に行く機会が
立て続けに3度ありました。
最近だとGW明け。
といっても諸事情により
とんぼ返りを余儀なくされたのですが、
それでもやっと、かろうじて、キムラヤさんへ行くことができました。
キムラヤさんは、大正15(1926)年創業のパン屋さん。
直営店は福岡県久留米市を中心に約10軒。
この日、訪ねたのは本店です。
すかさず手にしたのは、ホットドック。ホットドックといっても
一般的なソーセージを挟んだものでも
揚げたものでもなく、
ドッグパンに挟んであるのは、
中に入っているのは、赤フチのプレスハムのスライスと
からしマヨネーズを使ったコールスロー。
パンはふわふわではなくふかっとした口当たりで、
ほんのりと甘い。
いやぁ〜、久しぶりにプレスハムを見ました。味も郷愁を誘います。
でも、B級というわけではないんです。
シンプルなんだけれど、まったく食べ飽きない。
日常価格との中で試行錯誤を
繰り返してこられたんだろうなぁ。
特にパンは、手が届く中で、
品質のよい小麦粉を選んでいるんじゃないかなぁ。
パッケージがまたいいね!
オレンジっぽい赤と緑と白で、やや厚めのグラシン紙にデザインされ、しびれます!
幼稚園の時、ときどき主食(お弁当だったかなぁ?)を持参することがあり、
おにぎりが多かったんだけれど、
いかにも時間がないからパンを持ってきていた家の子の
ピンクと緑のウエハースにはさまれたパンがうらやましかったこと!
うちは比較的パンを食べる家で、
今でこそ珍しくないけれど、物心ついたときから朝はパンかパンケーキ
お昼もパンがいい!と言ってときどき持参していたのが、ロールパンのサンドイッチ。
卵(ゆで卵のスライス、か、ゆで卵をつぶしてマヨネーズで和えたもの)、
キュウリのスライスとハム、この2種類が定番でした。
買って来たウエハースのパンが本当は食べたかったんだけど、
これはこれで、まあ気に入っていたのでした。
なぜか、そんなことを思い出してしまいました。
酒種あんぱんは、小豆を氷砂糖で炊いているのだとか。桜の塩づけをケチケチせずに、
こんなにのっているあんぱんも珍しい。
あんぱん、キムラヤ、というと
東京の木村屋總本店さんがぱっと思い出され、
それもそのはず、この久留米のキムラヤさんは、
木村屋總本店さんから正式屋号の称号を
もらったお店だそう。
ただし、その結びつきは現在は緩やかなものだそうです。
サンライズ(関西のそれではなく、広島近隣あたりの、アンデルセンのそれが近い)を想起させるまるあじは、
メロンパンの元祖のようなもので、
昭和初期に考案させたもの。
表面を、パン生地ではなく、
それでいていかにもなクッキー生地で覆ったものでもなく、
パン生地と一体となっており、
でも表面はやわらかいクリスピーさで甘味もある、
といったもの。
そして、朝焼き食パン。なんといってもこの書体、このパッケージデザイン。
もう、これだけで充分です(笑)。
なんでもかんでも昭和なものが好きなわけじゃない。
でも、こういう一本気なところ、
ほかの言葉で言えば、信念、思いのあるものは
ぐっとくる。
いかんせん、訪ねた日はバタバタだったので、
とりあえず試したかったものを購入したに過ぎず。
改めて、それなりに時間に余裕を持って出直します!
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