以前の当ブログ記事を読み返す機会があり、あまりにもお粗末で、我ながらびっくりしたのが、
ターキッシュ・ディライトに関する記述。
個人的な感想としては今もさして変わらないものの、
この内容はひどい!(笑)
ということで、改めてご紹介したいと思います。
ターキッシュ・ディライト。
直訳すると“トルコの喜び”。
はあ、何のこっちゃ、と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これ、お菓子の名前。
イギリスでよく食べられるお菓子のひとつです。
初めて食べたとき、その強烈な甘さと香り、ねちっとした食感に、
イギリスにこんなお菓子があるのか〜、と思いました。
脳天を直撃するはっきりとしたねちっとした甘い甘いお菓子は
東南アジア諸国で見られますが、
イギリスで出合うとは思っていなかったのです。
いえね、焼き菓子やクリーム系であれば驚かないのですが、
ターキッシュ・ディライトはすあまのような甘さと食感のお菓子で
(すあま、というのは西日本の方にはわかりづらいでしょうか。
であれば、ゆべしなどが近いと思います)、
この手のお菓子がイギリスにあることに意外な印象を受けたのです。
それもそのはず、ターキッシュ・ディライトは、その名が示す通り、
トルコのロクムをルーツとするお菓子。
19世紀にイギリス、そしてヨーロッパに紹介され、今にいたっています。
このときに、ロクムではなくターキッシュ・ディライトとして売り出されたのが名前の由来。
当時は、まだトルコは近くて遠いエキゾチックな国だったでしょうから、
そこを突く、なかなか上手いネーミングだなぁと思います。
材料は、砂糖、コーンスターチ(デンプン)、水、そして香料。
今はいろいろなフレイヴァーがありますが、
香りはレモンとバラが一般的です。
色はたいがい、そのフレイヴァーを反映させた色で、
一口サイズの小さな形と相俟って、
黄色やピンクの色合いがかわいらしい。
日常菓子としても食べますが、クリスマスのお菓子としても知られています。
クリスマスといっても宗教的な意味合いはなく、
ギフトやちょっとつまむのに好適といった使われ方です。
ですので、クリスマスに限らずギフトとして定着させようとした動きもありました。
こういった使用範囲の広さは、日本の昨今のチョコレートあたりが近いかもしれません。
普段使いのものもあれば、粒ショコラのように芸術的なものもあり、
後者の場合は、自分用というよりも、ギフト需要が多いのと一緒ですね。
実際に、イギリス人の友人宅で、
お茶請けにターキッシュ・ディライトをすすめられたときのこと。
美しいデザインの箱に入っていて、きけば、プレゼントでもらったの、と言っていました。
ふぅ、これで少しはまともなご紹介ができたかな?(笑)
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