参加しました。
スケジュールなどは、“シュガーロード ~シュガーロード日帰りモニターツアー(平戸・諫早・長崎) 01~”でどうぞ。
このツアーで訪問した場所のひとつが、長崎県諫早の「菓秀苑 森長」(以下、森長)。こちらでは、おこし作り見学とできたてのおこしをいただき、
さらに、現在のカステラの原型、パン・デ・ローをモチーフにした
生カステラも試食させてちただきました。
諫早のおこし、黒おこしと呼んでもいいかもしれません(この日、試食させていただいたのはピーナッツ・
フレイバーゆえ、黒ではありませんでした)。
私、1年前まで食べたことがなかったんです。
前年の“シュガーロード ~「スイーツを味わう物産展」~”で初めて黒おこし(このときは、大村のもの)を見て、それまで知っていたおこし、粟おこしや雷おこしとは
随分見た目が違うなぁと感じました。
見た目とは米の粒の大きさ。黒おこしは大きい。
このツアーでのお店の方の説明によると、
ポン菓子が10割お米を膨らませるとすると、
黒おこしの場合は7〜8割程度。
森長さんの場合は、工場で機械を導入しているものの、
人の作業に頼る部分が大きく、
たとえば、お米の膨らませ具合の見極めや、
できあがったおこしの生地を広げて黒糖の粒がまんべんなくゆきわたらせるようにしたり、
人の手で行われているようです。
この日、訪ねたときは、プチサイズのおこしの袋詰めの作業が行われており、これも手作業。
大きめの粒、小さいものがまんべんなく入るようにするためだとか。

この日、購入したのは、復刻版黒おこし。昭和初期に使われていた店の看板をモチーフとしたパッケージはインパクト大。
意匠のよさが光ります。
味わいは、シンプルで嫌みがなく、食べやすく食べ疲れしない。
以前、黒おこしを初めていただいたとき、

あ〜、これは日本版パフのグラノーラだなぁと思いました。粟おこしや雷おこしの印象が大きく覆された部分が大きいとは思うのですが、
江戸時代から続く黒おこし、
初めて食べる者にとっては、むしろ新鮮だったのです。
だから、私のような“おこし=粟おこし、雷おこし”の人にこそ試して欲しい。
ちなみに、私が担当した、書籍『郷土菓子』の中の「“シュガーロード”をゆく」で
この森長さんのおこしを取り上げました。
ご興味のある方は、ご覧くださいね(と、最後は宣伝です(笑))。
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【シュガーロード(長崎街道)】江戸時代に整備された脇街道のひとつで、小倉・常磐橋を始点に長崎まで続く道。江戸時代、鎖国体制の中、海外との唯一の窓口であった出島に届いた砂糖は、この長崎街道を経て、京・大坂、そして江戸へと運ばれて行きました。長い年月の中で、菓子文化も大きく開花しました。
wed 18/12/13
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