バタシー・パワーステーション/Battersea Power Stationといえば、ピンク・フロイドの「アニマルズ」のアルバムカバーでもおなじみですね。私がロンドンに暮らしていたとき、住んでいたのはZone3、ヴィクトリア駅からNational Railに乗って数駅のところ。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
ヴィクトリア駅を出る列車からは、進行方向左手にバタシー・パワーステーションが近くに見られます。
そもそもがモダンなものが好きなので、それは建築も然り。
なので、ロンドンの建築というと、ゴールドフィンガーのトレリックタワーとか、
バタシー・パワーステーションに目が向きます。
先日、10月31日から11月16日までイギリスに滞在。
ある時、ロンドンの知人から
「ノリコ! ビッグニュース!」と。
「何?」
「バタシー・パワーステーションが公開されるよ!」
「えっ! どーゆーこと? こないだのOPEN HOUSE LONDONじゃなくって?」
「違う!違う! 期間限定で、11月5〜10日の6日間だけ」
「え〜!!! でも、なんで?」
とこれが、タイミングよく、もろ滞在期間中だったのです。
ええと、いつなら行けるんだっけ?と手帖をめくり、
11月8日に訪ねることができました。
(現在、再開発に向けて工事中で、本当に取り壊される前に、
あまりに人気が高いから、株主さんのご厚意で、ということらしい)



到着して、敷地内に通されて初めて知ったのですが、なんとまあ広いことよ!まずは、今後のプランを紹介する建物に通され、
これまでの歴史やら、今後の計画やら、模型やら、
律儀にもアンケートにも応え、いざ。
(うふふ、パスケースがもらえたのです!)


工事中ということもあり、実際には建物の入り口付近で、それ以上進入できないようになっていたけれど、
ただ、ただ、貴重です。
先の今後のプランを紹介する建物から通路を通って向かうのですが、
ぐんぐんと迫って来る姿は、
なんというのかその時代の人類の叡智が結晶されたようで、いたく感動しました。
素晴らしい建築というのは(個人邸除く)、
公共性がありながら芸術性もあって、かつ機能性もあって、
わかりやすく大衆に、しかも長きにわたってアピールされるデザインも持っていて、
(イギリスでは)建築家というのはありとあらゆる職業の中でも
トップにランクづけされるというのを(何にでもクラスがある社会ですから)、
改めて感じた次第。
それにしても、まさか、
バタシー・パワーステーションを見学できるとは思いませんでしたね。
これまでも、OPEN HOUSE LONDONに照準を合わせてロンドン入りすれば、
できなくはなかったものの、OPEN HOUSE LONDONだとおそろしく混んでいるだろうし
(混んでるの、嫌い! キューに並ぶの、嫌い!)、
それに再開発も決定しているので、見る機会が来るとは夢にも思っていなかったのです。
ちなみに、バタシー・パワーステーションは複合施設となり、住居、ショップや映画館、飲食施設、イベント会場が一堂に揃います。
柱(棟?)の部分は、ロンドンの景色を眺められるビュースポットとして整備されるようです。
詳細については、公式サイトでどうぞ。
http://www.batterseapowerstation.co.uk/
fri 08/11/13
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