7月11日(木)&12日(金)の1泊2日で長崎県平戸を訪ねました。今年、2013年は、平戸英国商館設置400周年を記念し、
さまざまなイベントが行われています。
食関連のものもいくつかあり、そのひとつが“イギリスを味わう”。
“イギリスを味わう”は
平戸市内の飲食店がイギリスにちなんだ料理やお菓子、飲み物を提供するもので、
実に25ものお店がイギリスに関連したメニューを展開。
“イギリスを味わう”参加店は、
店頭にペナントが提示されているので、見つけやすい。
前々回、“シュガーロード ~平戸英国商館設置400周年 01~”ではイベントの概要を、
前回、“シュガーロード ~平戸英国商館設置400周年 02~”では
“イギリスを味わう”で提供されている、
フィッシュ&チップスなどスナック&食事をご紹介しました。
今回は、“イギリスを味わう”で食べられるお菓子を紹介します。
お菓子を提供しているのは6軒。
うち1軒は、ウォーカーズ(ショートブレッドで知られる、
スコットランドのビスケットメーカー。
おみやげに購入したりもらったりした人も多いと思います)を
お茶のおともとして提供。
あとの5軒が、自家製のイギリスをテーマにしたお菓子を提供しています。
イギリスのお菓子となると、スコーンが圧倒的に多いかと思いきや、
スコーンを提供しているのは1軒。
あとの4軒は、アップル・クランブル、アップル・クランブル・ケーキ、フルーツケーキ、
そしてカステラと、バラエティ豊か。
(クランブルとは、ほろほろの生地を果物にのせて焼くデザート菓子。
参考までにこちらを(→)。 http://ricorice.exblog.jp/17435803/)


平戸の郷土菓子として名高いカスドースで製造販売をしている平戸蔦屋さんのイギリスをモチーフとしたお菓子は、ANJINカステラ。
というのも、平戸蔦屋さんは
ウィリアム・アダムス(三浦按針)の居宅があったといわれる場所にあるから。
フィナンシェのように見えますが、そこはカステラ。
しっとりとした食感で、上品な甘さがあります。



フルーツケーキを提供しているのは、牛蒡餅本舗 熊屋さん。直径10.5cm、高さ2.5cmほどの円形のホールケーキです。
フルーツケーキとあるので、ラム酒がきいたレーズンなどがぎっしり入った、
ずっしりと重いパウンドケーキを想像していたら、
非常にしっとりとした生地で、ラム酒もおだやかです。
ずっしりとしたフルーツケーキの場合、
ケーキにフルーツががっしり混じり合っているのですが、
こちらのフルーツケーキは、やさしくおだやかな生地に、
フルーツがアクセントとして顔をのぞかせる印象。



菓子工房 えしろさんのイギリス菓子は、アップル・クランブル・ケーキ。ソテーしたリンゴを混ぜ込んだケーキにクラムをのせて焼いたもので、
生地はやわらかめで、上のクラムはサクサクした食感があります。
クランブルは、通常、カスタードを添えて食べることが多いのですが、
このケーキは、これで簡潔。
やさしい味わいで、子供からお年を召した方まで楽しめそうです。
もう1軒のお店でアップル・クランブルを提供しているのですが、
販売期間は4〜5月と10〜12月。
今回は、販売期間でなかったので、味わえず。
とても気になるので、秋になったら再訪しようかな。
平戸英国商館設置400周年に関する食イベント情報は今回でいったん終了です。町を歩くと、街頭に旗がかかっていたり、
家々に日本とイギリスの国旗が飾ってあったり、
町の人々がイベントを楽しんでいる様子が感じられます。
次回からは、平戸の伝統菓子やそれに関するあれこれをご紹介します。
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【シュガーロード(長崎街道)】江戸時代に整備された脇街道のひとつで、小倉・常磐橋を始点に長崎まで続く道。江戸時代、鎖国体制の中、海外との唯一の窓口であった出島に届いた砂糖は、この長崎街道を経て、京・大坂、そして江戸へと運ばれて行きました。長い年月の中で、菓子文化も大きく開花しました。
thu&fri 11&12/07/13
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