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イギリスの食文化研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


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イギリスの地方料理 バッキンガムシャー、ベッドフォードシャー、ハートフォードシャー 01


バッキンガムシャー、ベッドフォードシャー、そしてハートフォードシャー、
いずれもホームカウンティ(地方行政体)であり、ロンドンへの通勤圏である。
ここでは、これら3つの地方について話をする。

まずはバッキンガムシャー。
バッキンガムシャー(Buckinghamshire)とは、
“ブッカ(Bucca)の人々の農場”という意味で、
現存する最も古い記録は1016年のもので、Buccinghamscirと綴られている。
バッキンガムシャーは、地理的には、ロンドン周辺部、
イングランドの中部に向かって位置する。
南にチルターン丘陵、北にアイルズベリ谷、
そしてテムズ川が蛇行するように流れる。
(アイルズベリ谷は50マイル(約80km)もの長さが続く谷地で、
 一番狭いところで、その幅は10マイル(約16km)である)

バッキンガムシャーにはイギリス人が好む娯楽のひとつ、
ウォーキングスポットがいくつかおり、
息を飲むほど美しい村の景色が楽しめる。
ウォーキングの憩いの場には、アットホームな雰囲気のパブがおすすめ。
また、かのロスチャイルド家(銀行家。ドイツ語読みでロートシルト。
ボルドーの5大シャトーのうち2つを有することで知られる)の、
ワデスドン・マナー(邸宅)や、クライヴトンといった
歴史的建造物でゆったりと時間を過ごすのもよいだろう。

また、バッキンガムシャーは、マーロー、アマシャム、バッキンガムといった
小さなマーケット・タウンが点在するエリアでもある。
文学が好きな人にとっては、
ジョン・ミルトン(『失楽園』で知られる17世紀の詩人)、
T・S・エリオット(詩人、劇作家。マーローに住んでいた)、
メアリー・シェリー(『フランケンシュタイン』で知られる小説家。
シェリー夫人と紹介されることも。マーローに住んでいた)
ゆかりの地であり、多くのスポットが残っている。
こういった場所を巡ったあとで読み返すと、感じ方もよりいっそう深いものとなる。
(・・続 く・・)

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これまでの、“イギリスの地方料理 ロンドン
イギリスの地方料理 バークシャー”はこちら(↓)
http://ricorice.exblog.jp/i28/



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by ricoricex | 2013-07-19 00:00 | イギリスの地方料理