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イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex

本 04


2013年のGWに、イギリスからプディング・クラブの方々がお見えになり、
東京、大阪、名古屋で「伝統のプディング教室」が開催されました。
シャングリ・ラ ホテル東京では、
このイベントにちなんだアフタヌーンティーメニューも登場。
福岡在住のため、いずれも参加できなかったのですが。。。

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本 04_e0038047_23511031.jpgこのイベントで販売されていたのが、
『Great British Puddings』というタイトルのクックブック。
“イギリスの暮らし”をテーマにしたライフスタイル誌「RSVP
(最新号の第12号でお仕事をさせていただき、
 同時に私のイギリスの食研究としての活動もご紹介もいただきました。
 ありがとうございます!)で
購入できると知り、早速購入しました。
プディング・クラブが監修したレシピ140種類が、
王道、季節、といったカテゴリーで紹介されています。

プディングの定義はむずかしい。
日本語のプリンの語源となったことから、
カスタードプリンを連想されることも多いのですが、そうではなく(それも含みますが)、
簡単にいえば、食後のデザートのことです
(ヨークシャー・プディング、ブラック・プディングといった例外はありますが)。
レストランのメニューにもデザート、もしくはプディングというカテゴリーで
表記されています。
pudと略されて使われることもしばしば。

本 04_e0038047_23581984.jpg食後のデザートのプディングは、
スプーン(などカトラリー)を使って食べるもの、と言ってもよいかもしれません。
作り方による分類ではないのです。
ですから、パイもケーキもゼリーもプディングに該当するものが多くあるのです。
(写真は、アップサイドダウン・バナナ・プディング

ちなみに、焼き菓子の類(ビスケットやソースを伴わないケーキなど)は
プディングには該当しません。
これらはあくまでティータイムのお菓子で、デザートとして食べないからです。
ですから、カトラリーも使いません。
せいぜいスコーンでクリームやジャムを塗るときぐらいです。
以前の記事でもご紹介してますので、よろしかったらご覧になってください。
http://ricorice.exblog.jp/19933540/

『Great British Puddings』、この本は、
こちら(↓)から購入することができます。しかも特別価格で購入可能です。
http://www.rsvp.co.jp/contact2-html/


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by ricoricex | 2013-06-06 00:00 | イギリスの印刷物