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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


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「Grazia」休刊


つい先日、講談社の女性誌2誌、
「Grazia(グラツィア)」と「GLAMAROUS(グラマラス)」が
7月6日の8月号で休刊になるというニュースが流れました。

「GLAMAROUS」については直接関わりはありませんでしたが、
「Grazia」では何度かお仕事をさせていただきました。
といってもファッションや美容ではなく、食のページで、です。
東京の最新パン事情をおさえた(当時)ブックインブックを作ったり、
レストラン記事を書いたりしました。

講談社さんは、私がこの仕事を始めて初めて
自らがメインをなって回す編集担当を持ったのが
「東京おいしい店ガイド」という本でした。
誤解のないように言うと、講談社の社員だったわけではなく、
編集プロダクションにいたのです。
この当時は、まだ旧い社屋でしたが、先の仕事をしたときは
既に新社屋になっており、セキュリティも厳しくなり(当然か)、
なにより、当時住んでいた文京区目白台の自宅&事務所から近かったので、
なにかと便利でした。

起こっていることがすべて正しいとは思わないけれど、
雑誌の休刊は、時代の流れで仕方ないなぁと感じます。
それを受け止めて進んで行くしかないんですよね。
何の仕事でも同じですね。守るところと攻めるところとのバランスでやっていく。
それが時代と噛み合なくなったら、淘汰されるか消えるか。あるいは新しい形で復活するか。
私自身、紙媒体をメインにやってきましたが、それにこだわっているわけではなく、
その方法論と技術でもって、未来を開拓することはできるんじゃないかなぁと考えています。

お世話になりました&ありがとうございました。



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by ricoricex | 2013-03-28 00:00 | 日常