
クリームというものの、ソース・アングレーズとも呼ばれるように、
デザートにかけて食べるソースです。
イギリスでもクレーム・アングレーズという言い方をします。
でも、これはきちんとしたレシピやメニューでのちょっとしゃれた言い方で、
英語で通常呼ぶとしたら、(バニラ・)カスタード(・ソース)となるでしょう。
なんだか混乱しそうですが、クレーム・アングレーズは、
カスタード・クリーム/クレーム・パティシエールの一種で、
カスタード・クリーム/クレーム・パティシエールはとろみがあるので、
シュークリームやミルフイユなどに挟んだりして使うのに対し、
クレーム・アングレーズはとろみが少ないので、
デザートソースとして使う、というのが違いでしょうか。
材料はほぼ同じ、カスタード・クリーム/クレーム・パティシエールとクレーム・アングレーズ。
とろみの差は、小麦粉の使うか使わないかにあるとされます。
小麦粉が入らない分、クレーム・アングレーズはゆるくなるのです。
私が習って、ほかにも試して一番イギリスっぽいなと思い、気に入って、
発展させたのがこのレシピ。
ところが、このレシピでは小麦粉を使います。
そしてオリジナルでも小麦粉が入っていたんです。
でも、できあがりはゆるくって、立派なクレーム・アングレーズ。
卵黄が強くないので、あたりがやさしく、個人的には気に入っています。
ていねいに作るには、5の作業のあとに漉したり、
6の作業の鍋を、2で牛乳を温めたものではなくきれいな鍋を使ってください。
クレーム・アングレーズは、イングランドのクリームと呼ばれることからもわかるように、イギリスのデザートに欠かせないクリームで、
イギリスには、粉末や缶入りのカスタード(と呼ばれている)が売られており、
かく言う私も愛用しています。
<材料>
卵黄……1個分
グラニュー糖……25g(1oz)
薄力粉……25g(1oz)
牛乳……240ml
バニラエッセンス……2〜3滴

<作り方(調理:8分)>
1. 薄力粉をふるう。

2. 鍋に牛乳を入れ、弱火にかける。

3. ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れ、白っぽくなるまでかき混ぜる。


4. 3に1のふるった薄力粉を加えて、かき混ぜる。



5. 2の牛乳が沸騰したら、4に少しずつ加えながら、混ぜ合わせる。




6. 5を鍋に戻し、再び弱火にかけ、絶えずかき混ぜる。
※このとき凝固させないように注意。


7. もったりしてきたら火を止め、バニラエッセンスを加えて混ぜる。


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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子』は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。
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