手みやげ用のブラウニーを焼き、仕事少し、年賀状書き。夕方本屋さんに先の食雑誌と本をピックアップに行き、室見へ。
1カ月半ほど前に、仕事でやりとりのあった方から「君、東京じゃなくって福岡にいるの? じゃあ、ここのお店にぜひ行ってみて」と教えてもらったのが、室見にあるバスク料理店バビロン。とはいえ、最近まで動きがとれず、やっとの探訪。ご近所に住んでいるという方と知り合って、ふたりの都合とすりあわせたら、この日に。
お店は色味もシンボルマークもバスク! まずはバスクのワイン、チャコリで乾杯。初めて聞いて初めて飲んだ。土着品種を使った、非常におもしろい味わい。洗練されていないやぼったい感じがいい。
料理は、やはり、キントア豚(バスク豚)を、でまずは生ハム。私、生ハムってそれほど好きでもないのだが、これはうまい! ギュッと旨味が凝縮していて脂がすっきりしていて、これはいい。これ知ってしまったら、もうほかの生ハム食べられないかもしれないなぁ。。。オンメニューされていないけれど、おすすめ、ということで、サバの白ワイン煮を。私は青魚が好きなこともあり、白ワイン煮とはこれまた新鮮な感じでおいしい。非常にマイルドな酢漬けといえばイメージしやすいか?(私はシャープな味が得意でないので、酢漬けは苦手だが) そして、キントア豚と豆の煮込み。豚と豆ってなんでこんな相性いいんだろう。ポートを思わせるデザートワイン(だったかな? 記憶が!!!)をいただき、これがまたおいし〜い。デザートで締める。
早い時間で、ほかにお客さんがいらっしゃらなかったこともあり、いろいろお話を伺う(ご一緒くださった方、ごめんなさい! そっちのけで、お店の方についついあれこれ聞いてしまった)。バスクに行きたくなってきた!
20:00から団体さんがいらっしゃるので、河岸を変え、隣接するオステリアへ。すでにお腹はいっぱいなので、本当につまみ程度しか食べなかった。なぜか、ワインは見る限り(グラスメユーで、ボトルは???)だとフランスものもあるし、シャトー・ムートン・ロートシルトのエチケットのポスターが貼ってあったりと、??? 突っ込みどころがいくつかあるので、次にちゃんと訪問したときに聞くとしよう。
結局この日は18:00に始まり23:00過ぎに終了。ご一緒いただいた方は、この日会ったの3回目、サシは初めてなのによく喋ったなぁ(笑)。
こういう食事ってすごく久しぶりな気がする。集うこと、食事の一環を主目的とした飲食も好きだが、探究心で出かける食事って、知らない新しいことにいろいろ出合えて本当に楽しい。今まで動こうにも動けなかったことが大きいのだが、来年はもっと出かけよう。
帰宅し、年賀状ほったらかしで、何ということはなく時間を過ごしてしまう。年賀状、まだ1/5も終わっていない。。。4:00就寝。