冷めてもおいしいケーキ。
特に温かいときは、カスタードを添えて食べるとおいしさ倍増で、
いかにもイギリス人好みといった味わいです。
通常、イギリスでは調理用にはクッキングアップルと分類される
酸味の強いリンゴを使いますが、
このケーキに関しては甘みのあるものでOK。
甘みと酸味が適度にあるものが向いていると思います。
ですので、フジでも紅玉でもジョナゴールドでもお好みのもので。
このケーキ、アーモンドフレークを散らして焼くので、
どうしても焦げやすい。
ですので、表面がほどよく焼けたらアルミホイルで覆い、
表面はそれ以上焼かず、中をしっかり焼くようにします。
家庭で一般的なケーキ型の直径は18cmだと思うので、
それで作りましたが、もしお持ちなら直径20〜23cmほどの型がおすすめ。
その方が外面積が大きくなり、外のクリスピーな部分と中のしっとりした生地との
バランスがよいように思えます。
うまく18cmで割り出したかったのですが、材料の計量が面倒になるので、
量りやすい分量を優先させました。
直径20〜23cmほどの型で焼く場合は、焼き時間は短め、
45分ほどでよいかと思います。
仕上げに粉砂糖をふりかけてもきれいです。
<材料(直径18cmのケーキ型1個分)>
薄力粉……250g
ベーキングパウダー……小さじ2 1/2
シナモンパウダー……大さじ1/4(小さじ3/4)
グラニュー糖……80g
卵……2個
サラダ油……100ml
レーズン……150g
リンゴ……1個(250〜300g)
リンゴジュース……125ml
アーモンドフレーク……20g
<作り方(調理:30分 オーブン:1時間)>
下準備
*バターを室温でやわらかくしておく。
*型にバター塗り、クッキングシートを敷いておく。
*オーブンを180℃に温めておく。
1. リンゴをすりおろす。
※皮はむかない。
2. 薄力粉、バーキングパウダー、シナモンパウダーを合わせて、2〜3度ふるい、ボウルに入れる。卵をときほぐす。
3. 2のふるった粉類にグラニュー糖とレーズンを入れ、軽く混ぜる。
4. 3の真ん中にくぼみを作り、サラダ油、2のときほぐした卵、リンゴジュース、1のすりおろしたリンゴを入れ、混ぜる。
5. 4の生地を用意しておいた型に流し入れ、アーモンドスライスを散らす。
6. 180℃のオーブンで1時間焼く。途中、表面が色づいたら、表面をアルミホイルで覆う。
7. 表面の中央がかたくなったら、オーブンから取り出し、ケーキは型に入れたまま10分以上そのままにしておき、その後型から出し、網の上で冷ます。
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