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イギリスの食文化研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex

福岡雑記<2011年09月24日(土)>


7:00起床。シャワー。朝食。仕事でやりとりをしている方から電話。仕事の話1分、あとの15分は雑談。(そもそもお会いしたのは以前の仕事で一度だけ、ではあるが)今回は電話&メールのやりとりで、その方はメールの私の連絡先を見て、福岡に移動したことを知り、あら、あなた、福岡に引っ越したのね、びっくりしたわよ、でもいいわね〜、なんて言われる。雑用をして、用事で外出。
こないだ今宿まで行ったときもそうだったけれど、市の中心部を離れると、地中海沿岸の南仏の田舎をさすらっている気分になる。天気のせいもあるんだけど、このゆるい空気感、がなのかなぁ。しかも電車に揺られて出かける、というのが、なんだか旅気分になるのだ。そういう意味では、中心部はともかく、まだこの土地に慣れていない、ってことなんだけど。
そう、よみがえってきたのは、地中海に浮かぶイエール諸島のひとつ、ポルクロル島。5〜6週間フランスをぶらぶらしているとき、おもに旅していたのはマルセイユ、エクス(そしてリュベロン)、そこから東の南仏。ポルクロル島へは、マルセイユでイギリスからやって来た友人と落ち合って、列車を乗り継ぎ、フェリーで来訪。季節は4月。そろそろ日差しはまぶしくなり始めたけれど、海の水はまだ冷たい。ローシーズンが終わり、これからトップシーズンを迎える、なごやかな時期。海の青、白い波しぶき、赤や黄色のカラフルなフランス窓の家々。のんびりウォーキングをしていて、ときどき出合うブドウ畑、松林の向こうに突然視界が開けて、そこは断崖に大きく波打つ海。この島は国立公園の自然保護区で、車の乗り入れ禁止とあって、夜は満点の星空、そこにカエル(おそらく)の大合唱。ドゥミペンション(ハーフボード/夕朝食つき)の宿の夕食は、カラフルなプロバンスパターンのクロスのテーブルで。濃厚なスープ・ド・ポワソン、ちょっと野暮ったいけれどそこがまたよいローカルなワインを合わせて。くっきり鮮やかな色彩がはじけるように、記憶の底からよみがえる。のちのち、気狂いピエロの最後のシーンのロケ地だと知った。あの狂気は、地中海のあの空気、あの色彩のなかでは、なんとなく分かるような気がする。
ポルクロル島へ向かう、往きの列車の中で話したのが、フェルマーの最終定理。この日は、前の日に相対性理論を覆すニュートリノの測定結果が発表され、頭の中は相対性理論でいっぱいだったのだよ。ものすごいことだと、ワクワクしてしまって、本来なら新聞の一面だと思うのに、新聞を買ったらそうじゃなかった。しかも、もちろんこれから検証は必要なんだけど、これまでの常識が覆される、いろいろ変更しないといけないetc、なんとなく否定的なニュアンスを感じてしまってがっかり。ガリレオだってダーウィンだってアインシュタインだって、それまでの常識を疑い、覆すことをやってきたし、科学ってそんなもんなんじゃないの〜?
福岡雑記<2011年09月24日(土)> _e0038047_19363491.jpg福岡雑記<2011年09月24日(土)> _e0038047_19364450.jpg市内に戻り、遅いお昼を元祖ぴかいちでちゃんぽん750円。麺は自家製とのこと。やや黄味が強いってことは卵が多いのかな? 太めでもっちり。具に使われているアサリ、エビ、イカなどの魚介類の旨味も出ているであろうスープも美味。あっさりめで私好み。麺に比べて、比較的具材が多いかも。器やレンゲは大きいけれど、するするっと完食。個人的に量は、この2割増しでもいいなぁ。変にまとわりつく感じがなくって、後口がいいのも気に入った。
帰宅し、雑用あれこれ。夕食。スカイプで相対性理論の話1時間、相対性理論に端を発し建築の話に30分、の長電話。先週末あったopen house london(年に一度、建築物の内部を無料公開)、今年も行けなかったな。タワーブリッジの近くにあるデザイン・ミュージアムが、ホーランド・パークに移転するとか。デザイン・ミュージアム、あの立地がまたいいのに。2Fのブループリント・カフェは川景色のきれいなレストランなのに。残念だけど、それはそれ。ホーランド・パークに移転してどう変わるか、に期待するとしよう。0:30就寝。
by ricoricex | 2011-09-25 19:38 | 福岡雑記