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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex

福岡雑記<2011年09月07日(水)>


5:45起床。シャワー。朝食。8:00取材。約2時間。ときどき脱線したり、それが濃ゆくおもしろい。用事を済ませ、帰宅。最寄り駅で、ご近所さんにばったり。
福岡雑記<2011年09月07日(水)>_e0038047_22381534.jpg福岡雑記<2011年09月07日(水)>_e0038047_22372231.jpg福岡雑記<2011年09月07日(水)>_e0038047_22371025.jpg福岡雑記<2011年09月07日(水)>_e0038047_22374828.jpg朝、早かったんで、帰宅すると猛烈な睡魔が。少し横になる。昼食。なんやかんやで出かける時間。「料理王国」10月号で、イタリア料理店の野菜&ハーブ調達法を担当し、そこに入手できるショップ&ファームリストを作った。そこでは、連絡先データのみの掲載だったが、調べたりコンタクトをとったときにおもしろそうだなと確信した、ディールさんを訪ねる。見本誌を渡しがてら、畑を見せてもらい、お話しする時間をいただいたのだ(わざわざ駅まで送迎もしていただいた)。個人的にはマイクロルッコラやマイクロバジルなど、ちっちゃい野菜&ハーブに非常に可能性を感じた。風味や味わいがギュッと濃縮されていて、一枝あるだけで、料理にぐっと表情が作れる。ディールさんはイタリア料理店やフランス料理店に欠かせないハーブや野菜を作り、福岡市内の店には配達にも行ってらっしゃる。関東などには業者さんを通じて出荷。植物本来の力を引き出すため、できるだけ水や肥料も与えず、たくましく育てる。需要の多いバジルは年間を通して出荷可能、メインはやはり使用頻度の高い野菜&ハーブだが、珍しい西洋野菜も作っている。そしておもしろいなぁと思ったのが、もともとは営業マンでいらしたせいもあるのだろう、単に野菜だけにとどまらないところ。ジビエや牛肉なども扱っている。なので、たとえばバジルのみ大量に毎日、も、西洋野菜を少しずつ、も、主立ったハーブと肉を、と店によって好ましい発注の仕方が可能だ。ほかにもいろいろ企画してらっしゃることがあり、夢は情熱大陸に出演とのこと。突き進んでいっていただきたいなぁ。
そんなわけで、この日は朝といい、午後といい、情熱をもって自分のコレという仕事をやってらっしゃる方と話す機会がもて、たくさん刺激を受けた。こういう取り組みをやってらっしゃること、媒体によってどう切り取るかは変わって来るが、もっと知って欲しい。
帰宅。夕食。カップケーキを焼きつつ、雑事いろいろ。1:00就寝。
by ricoricex | 2011-09-08 22:28 | 福岡雑記