種類はいろいろあり、そのひとつがこのジャガイモを使ったもの。
別名、タティ・スコーン/Tattie Scones。
スコットランドの朝食の一品として、イギリスではおなじみです。
ポテト・スコーンは甘くないので、ほかに、
お茶のお供にも、軽い昼食にも使えます。
甘くない○○まんじゅうといったニュアンスに近いかもしれません。
ジャガイモはなるべく粉っぽい品種を使うと、
生地がまとまりやすくなります。
マッシュドポテトの余りを使っても作れます。
その場合は、電子レンジなどで軽く温めて使いましょう。
でも、ジャガイモから作るほうがやっぱりおいしい。
派手さはないし、貧乏臭いと言えなくもない食べ物ですが、
しみじみとした心が暖まるような味わいがあります。
ここでは、のばした生地を三角形にカットしましたが、
直径7cm程度の円形の型で抜いても構いません。
<材料(約10個分)>
ジャガイモ……225g(8oz)
塩……小さじ1/2
バター……10g(1/2oz弱)
薄力粉……約55g(2oz)+適量
サラダ油……少量
<作り方(調理:25分)>
1. ジャガイモは皮をむき、2〜3cm程度の角切りにする。
2. 1のジャガイモを耐熱容器に入れ、皿などでカバーをし電子レンジに約4分かける。途中、2度取り出し、ジャガイモをかき回す。手があいているときに、薄力粉を2度ふるう。
※このとき、ふるい終わった薄力粉はボウルに入れる。
3. 2のジャガイモにバターと塩を入れて、熱いうちにつぶす。
4. 2の薄力粉に3のつぶしたジャガイモを入れ、手で軽くこね、生地をまとめる。
5. 作業台とのべ棒に小麦粉をふるい、5mmほどの厚さにのばし1辺7cm程度の三角形に切る。
6. フライパンにサラダ油を入れて熱し、弱火で片面3〜4分ずつ、こんがり焼き色がつくまで焼く。
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