
マッシュドポテトをアレンジしたものも多くあります。
この料理もそのひとつ。
カブとジャガイモを一緒にゆでてマッシュする
スコットランド生まれのメニューです。
オークニー諸島でハギスの付け合わせとして食べられていたのが、
最初と言われています。
スコットランドや北イングランドではカブを、
南イングランドではスウィード(スウェーデンカブ)を使うようです。
カブが入ることで独特の甘い味わいがあります。
カブは水分を多く含むので、
マッシュするときはあまり潰しすぎないほうがよいでしょう。
その方がべたついた感じになりません。
そして食感も楽しめます。
本来はアサツキではなくチャイブを使いますが、
ここではより入手しやすいアサツキで代用しました。
<材料(2人分)>
ジャガイモ……小3〜4個(250g)
カブ……2個(250g)
バター/マーガリン……10g
アサツキ(小口切り)……小さじ2
塩・胡椒……少々

<作り方(調理:20分)>
1. 鍋に水を入れ、沸騰させる。

2. ジャガイモとカブは、それぞれ皮をむき2〜3cm程度の角切りにし、1の沸騰したお湯に入れ、柔らかくなるまで、約5〜7分ゆでる。




3. ジャガイモとカブをゆでている間にアサツキは小口切りにする。
4. 2のジャガイモとカブをざるにあげ、鍋に戻しバター/マーガリンを加え、熱いうちにつぶす。




5. アサツキ、塩・胡椒を加え、かき混ぜる。


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子』は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。
・プロフィール ・活動内容 ・著書
(↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)
・お仕事・講演などのご依頼は、
chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!

