何気なくテレビモニターがたくさんあるパネルに目をやったら、
あるモニターに釘付けになってしまいました。
あっ、ジュディ・デンチだ!
私はジュディ・デンチというイギリスの俳優さんが大のお気に入りで、
(最近では007シリーズのジェームズ・ボンドの上司Mでおなじみ)
以前も深夜に何気なくテレビをつけたら、ジュディ・デンチが出ていて、
ひき込まれて最後まで観てしまったのです。
(このときの映画は「アイリス」でした)
このときも、音声はまったく聞こえないのに、
字幕と彼女の演技(とケイト・ブランシェットの演技も、ですね)に
ひき込まれて、ああ〜、最後まで観たい、と
後ろ髪をひかれる思いで飛行機に乗ったのでした。
スクリーンで観たいけれど、なかなかそうもいかず、
それどころかDVDを借りることすらできず、
(借りても観る時間がとれなかったのです。。。)
やっと先日観ることができました。
その映画は「あるスキャンダルの覚え書き」。
やっぱりひき込まれて観てしまいました。
うまいなぁ。。。ジュディ・デンチ。。。
ため息が出ちゃいます。
もちろん才能はあるのでしょうが、天才ではない(と思う)。
すっごく職人肌というかプロ中のプロの俳優。
そこらへんのおばちゃんも王室メンバーも
なんでもぴたっとはまる。
彼女の仕事ぶりをみると、
手を抜かず日々積み重ねていかないとなぁと思うのです。
「あるスキャンダルの覚え書き」には、
ケイト・ブランシェットがジュディ・デンチを招いて食事をするシーンがあり、
このときのメニューがラザニア。
以前、イギリス人にとって、ラザニアは庶民のごちそうというのをきいたことがあり、
(ハンバーグとか唐揚げとかそんな感じなのかな?)
なるほどね〜と、改めて思ったのでした。

