
ケーキ生地はバニラエッセンスの代わりにレモンの皮をおろしたものを使用。
フィリングとアインングを変えただけです。
上に塗るアイシングは、ケーキ生地に使ったレモンを搾って使います。
ふわふわのスポンジ生地なら、生クリーム(ホイップクリーム)は、
お互いに食感が軽いのでマッチするのですが、
ヴィクトリア・サンドイッチやこのレモンケーキのように
イギリスのケーキはふわふわしたタイプではないので、
生クリーム(ホイップクリーム)だとあまり相性がよくないと思うのです。
(同じ理由でスコーンには断然クローテッド・クリームで
生クリーム(ホイップクリーム)はイマイチ)
マスカルポーネを挟むというのは、私自身の発想にはなく、
イギリスのフードマガジンを眺めていたら
マスカルポーネをフィリングに使うことにときどき出くわすので、
レモンにチーズは、チーズケーキの例もあるし、間違いない!
と確信したら、やはりよく合いました。
もし時間に余裕があれば、マスカルポーネに
少しレモン汁(小さじ1程度)を加えて混ぜて使うと、
より風味が楽しめます。
<材料(直径18cmのケーキ型1個分)>
バター……100g
グラニュー糖……100g+適量
卵……2個(約120g)
薄力粉……120g
ベーキングパウダー……小さじ1
レモンの皮をおろしたもの……1個分
牛乳……大さじ1〜2(好みで入れる)
〜〜フィリング〜〜
マスカルポーネ……80〜100g
〜〜アイシング〜〜
グラニュー糖……30g
レモン汁……1個分(大さじ1 1/2)

<作り方(調理:30分 オーブン:30〜40分)>
下準備
*バターを室温でやわらかくしておく。
*型にバター塗り、クッキングシートを敷いておく。
*オーブンを180℃に温めておく。




1. 薄力粉とバーキングパウダーを合わせて、2〜3度ふるう。卵をときほぐす。レモンは皮をすりおろす。



2. ボウルにバターを入れ、クリーム状になるまでやわらかくする。グラニュー糖100gを加え、軽く白っぽくなるまでさらにかき混ぜる。


3. 2に1のふるった薄力粉とバーキングパウダーを少し入れ軽く混ぜ、卵を2〜3回に分けて入れ、混ぜる。


4. ふるった小麦粉とベーキングパウダー、レモンの皮をおろしたものを入れて混ぜ、牛乳を加えてさっくりと混ぜる。


5. 4のタネをケーキ型に入れ、180℃のオーブンで30〜40分焼く。
※タネをケーキ型に入れたあと、トントンと軽く叩き、平面をならす。


6. ケーキを焼いている間にフィリングとアイシングを作る。フィリングは、マスカルポーネをヘラなどで撹拌し、やわらかくする。アイシングは、レモン汁を搾り、グラニュー糖と混ぜる。

7. オーブンから取り出したケーキは型に入れたまま10分以上、そのままにしておき、その後型から出し、網の上で冷ます。

8. ケーキを横半分に切って、6のフィリングをはさみ、6のアイシングを上に塗り、グラニュー糖をふりかける。


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