もともと豆好きな人たちですからね。
私の友人も日本に来て居酒屋に行くと、枝豆を必ず注文しています。
慣れ親しんだ食材ほど、新しい試みをしないもの。
例によってイギリスのフードマガジンをぱらぱら眺めていたら、
この元となったメニューにぶつかりました。
枝豆をサラダの具に利用し、しかもホットレッドチリペッパーソースを使ったドレッシング。
これはおもしろい、と試作をしたら、確かによかった。
辛い(hot)ものは甘い素材のものと相性がよいので、
ジャガイモや枝豆の甘さとよく合うのでしょう。
ホットレッドチリペッパーソースをはじめ、
バジルソース、アンチョビソース、この手のものは
ちょっと加えるだけで、ぐんと本格的になる便利な代物。
わざわざ買うのはなぁ、という気もしなくもないのですが、
ちょっと加えるだけで料理の表情が変わるので、
やっぱりあると便利だなぁと思っちゃいます。
(時間があれば、こういうのも一から作るのももちろんいいんですけどね)
このサラダ、温かいうちに食べても、冷たくしてもよし。
ジャガイモの皮が気になる人はとってもよいのですが、
新ジャガイモであれば皮つきで。
ドレッシングを半分に分けて加えるのは、
その方が野菜に味がなじみやすい気がするからです。
トッピングにベビーリーフを使いましたが、クレソンやルーコラでもOKです。
<材料(2人分)>
ジャガイモ……約100g
サヤインゲン……80g
枝豆(冷凍・サヤ付き)……150g(正味75g)
ツナ缶……1個(80g)
塩……少々
ベビーリーフ……ひとつかみ(30〜50g)
〜〜ドレッシング〜〜
ホットレッドチリペッパーソース……小さじ1
酢……大さじ1/2
オリーブオイル……大さじ1
塩・胡椒……少々
<作り方(調理:25分)>
1. 枝豆を器に入れ軽くラップをして、電子レンジで1分半〜2分回し、解凍する。
2. 鍋に水と塩を少し入れて、沸騰させる。
3. ジャガイモは皮をよく洗い大きめの一口大(3cm程度)に、サヤインゲンはヘタを取り半分の長さに切る。
4. 2のお湯が沸いたら、3のジャガイモを入れ、8〜10分ゆでる。
5. ジャガイモをゆでている間に、ツナ缶の水気を切る。2の枝豆のサヤをむきながら、サラダを作るボウルに入れる。
6. 4のジャガイモがゆで上がる3分前に、3のサヤインゲンを入れる。
7. ドレッシングの材料を、ボウルやジャムの空き瓶など、ドレッシングを作る容れ物に入れる。
8. ジャガイモとサヤインゲンがゆで上がったら、お湯を切り、5の枝豆の入ったボウルに入れ、ドレッシングを混ぜ合わせ半分量を注ぎ、混ぜる。
9. 8にツナをほぐして入れ、残りのドレッシングを加えて、混ぜる。
10・ 器に盛り、ベビーリーフをトッピングする。
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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子』は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。
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