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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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買ったものではないけれど(タイトルは便宜上、ね)、
思いがけないもらいものをすることが、ときにありまして。

ある日、4人でインドカレー屋さんに行き、お昼をしたときのこと。
私の席からは厨房の様子が、といっても上部のみガラス窓になっていたので、
中の様子がすべてバッチリ!というわけではなかったのですが、
次々にナンをのばし、窯の内側にペタッとはりつけて、焼き上がる様は見え、その鮮やかさににすっかり夢中になって、
4人で行ったので、会話には加わっていたものの、目はナンを追っていた、という。

で、会計を済まし、お店を出ようとすると、「これ、厨房からです。どうぞ」と私に。
手渡された袋を開けるとナン生地が入っていました。
厨房の方を振り返ると、ナンを作っている人たちがにっこりして、ウィンクしたり手を振ったり。

こちらもにっこりして手を振り返し、ナン生地を手渡してくれたサーヴィスの方に、
家での焼き方をきき、店を後にしたのでした。
(私、もだけれど、一緒にいた方々は、突然のことで相当驚いていた。当然、か(笑))

もの欲しそうな顔をしていたわけでは決してない、と思うのですが、
よっぽど興味津々の顔つきだったのだと思います。


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秋のロンドン、チャイナタウンでは、中秋節に真っ赤なランタンが通りを華やかに彩ります。
っと、これって前からだっけ? 
意識したことがなかったのですが、ここ数年、少なくとも2015年からはあります。

なぜはっきり、2015年といえるかというと、
その年の秋に見たときに、ランタンが飾られている意味ってなんだっけ?と思ったから。

旧正月でもないのになぁ。
習近平が訪英のときだったので、それで?(でも、どう考えても、そんなわけはない、よなぁ)
周辺のイギリス人に訊いても「なんでだろうね。わからない」と。

で、調べたら、中秋節を祝して、だったんですね。
中秋節、は旧暦の8月15日がその日にあたり、日本でいう、中秋の名月、のこと。
店頭で月餅が販売されたり、確かイベントもあったんじゃなかったかな〜。

で、このランタン、中秋節の日の前後だけでなく、1カ月以上(1カ月半ぐらい?)飾られています。

なぜ、“1カ月以上(1カ月半ぐらい?)”といえるか、というと、
私がランタンに疑問を持ったのは2015年10月下旬で、質問を開始したのが11月2日。
チャイナタウンのすぐ近くのソーホーで働いている人に会うことになっていて、
彼なら知っているかも!と思って、まずは、と訊いたので
(「う〜ん、わからないな」と彼は首を傾げたのでした)。

その後、気づいたとき、それは11月10日頃で、そのときにはランタンは撤去されていたんですね。
ということは、2015年は9月27日が中秋節だったので、その日に合わせて飾るだろうから、
1カ月以上はディスプレイされていた、ってことです。


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で、2年後の2017年秋。
この年もチャイナタウンは赤く染まっていました、その日までは。

お昼をソーホーで食べる約束があり、その後、お互いに時間があるから、
新生ジャパンセンター/Japan Centre(↓)に行ってみようとなりました。


ジャパンセンターはそのまでピカデリー駅のすぐ近くにあったのが
(ここには行かずじまい。私はその前、ピカデリー沿いにあったとき、住んでいたこともあって、アルバイトとかフラットシェアとかの情報を探りによく行っていました。今のようにネットですべてOK!な時代ではなかったので)、
ピカデリー駅の南東に移転し(トラファルガー・スクエアやナショナル・ギャラリーへ向かう方向)、
ソーホーからはチャイナタウンを縦断して歩いて行く格好になったんですよね。

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で、チャイナタウンを歩いていると、ちょうどランタンの撤去中。
外されたランタンがころころと足元に転がってきて、作業をしている人に渡しに行き、
へ〜っ、こうやって外すんだ、と思って眺めていると、
「よかったら持っていきますか?」と。

えっ、いいの?

「もう捨てるだけだから、好きなだけ持っていっていいですよ」とにっこり。
一緒にいた友人と1張ずついただき、お礼を言って、その場を去りました。
「こんなことってあるんだね〜、よかったね〜」と言い合いながら。

その後、スーパーマーケットで段ボールをもらい、ていねいに挟んで、
スーツケースに入れて日本に連れて帰りました。
ぎりぎりながら、ちょうど入るサイズでよかったわ!


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で、この真っ赤なランタン、眺めているときよりも実物はずっと大きいんですよね〜。
直径44cm × 高さ40cm弱!

なので自宅に飾りたくても、大きすぎて飾れない。
がーん!
大きくても、平面的であれば飾れるのけれど立体的だとNGだわ。。。残念!

どこにどう飾るかは、来年の向けての課題にして、っと。
このランタン、シンプルでよくできています。

ナイロン(だと思う)ランタンは横に輪っかが何箇所に入り、広げた時に球状になるようになっていて、これは横の骨組み。
縦の、軸となって支えるのは針金で、これが長方形になっていて、短辺の上下2カ所にそれぞれ出っ張りが。
この出っ張りをランタンの上下のふちについている、同じく2カ所の穴に差し込んで、
長方形の針金でピンと張らせる、という仕組み。
そして、長方形の針金の短辺の、ランタンの上部に当たるとところに針金のフックが付いていて、
これで吊るして飾る、というもの。
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今年はやむなし!で、床に飾るとします。
そして、来年以降に向けて、どこに吊るすかを検討しながら、月餅を食べながら愛でるとします。

mon 13/11/17


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンはジャパンセンターの旗艦店、2017年秋にオープン! → https://ricorice.exblog.jp/25719545/
○習近平を迎えての晩餐会の乾杯は、イングリッシュ・スパークリングで → https://ricorice.exblog.jp/23805000/
○買ったもの ~製菓道具 06~ → https://ricorice.exblog.jp/22744118/
○買ったもの ~食器 10~ → https://ricorice.exblog.jp/19744866//




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# by ricoricex | 2018-09-24 00:00 | 買ったもの | Trackback

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貝類、とりわけアサリは酒蒸しにするとおいしい。
日本では日本酒を使いますが、ヨーロッパでは白ワインを使い、それはイギリスでも同様。
このときの白ワインは辛口を使います。

白ワイン蒸しは珍しくはないものの、
こういうことをするのがイギリス、ひいてはヨーロッパの料理だな、と思ったのが、
蒸し汁を使ってソースを作ってかける、ということ。

イギリスのレシピ本を眺めていて、へえ〜っと思い、早速試したところ、
最後にバターを加えることで、きりっとした味わいだけでなくすくっとした丸みが加わり、
そして一気に洋風になるあたりがおもしろい。

そういえば、昔、雪印乳業(現:メグミルク)のCMで「味はバターで決まります。」というキャッチコピーが添えられていましたが、
まさにそうだなぁ、と実感。

ソースといってもむずかしいことはなく、
バターとパセリのみじん切りを加えて混ぜるだけのお手軽さです。

なくても充分なので、このレシピでは塩を加えていませんが、
ちょっとパンチが欲しい場合は、お好みで加えてどうぞ。

<材料(2人分)>
アサリ(殻付き)……300〜350g
タマネギ……1/4個(約50g)
ニンニク……1片
バター……15g
白ワイン……100ml
水……75ml
パセリ(葉)……大さじ2
コショウ……適量
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<作り方(調理:20分)>
下準備
*アサリは塩抜きをしておく。

1. ニンニクはみじん切りにする。タマネギは粗みじん切りにする。パセリはみじん切りにする。
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2. 鍋にバター5gを入れ、1のニンニク、タマネギを弱火で3分炒める。
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3. 2の鍋にアサリを加え、強火にして、軽くかき混ぜる。
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4. 3に白ワイン、水、1のパセリのみじん切り大さじ1を入れて、ふたをする。
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5. 4のアサリの口が開いたら、ふたをとり、穴あきレードルでアサリを皿に移す。
※アサリの口が開いたら、カタっと音がする。
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6. 鍋に残った汁にバター10gと1のパセリのみじん切り大さじ1を加えて、かき混ぜながらひと煮立ちさせる。コショウで味を調える。
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7. 6のソースを5のアサリにかける。
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# by ricoricex | 2018-09-23 00:00 | イギリス料理・レシピ | Trackback

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ずっと気になっていたものの、イーストは地の利もなければ(西っ子だから)、アクセスに難あり(私にとっては)、で後手に回っていたけれど、
数年前にようやく足を踏み入れ、だいたいの地理と距離感がわかればしめたもの。
アクセスに難あり!とはいえ、時間に余裕があれば、
オイスターカード(ロンドンの公共交通機関で使えるICカード。Suicaのようなものですが、割引率や上限額に達すると追加料金が自動的に発生しないシステムなど、本当に使い勝手がよい!)で公共交通機関を駆使しちゃえばいいわけだし。

なわけで、ようやく行きました。
ロンドンはハックニーにあるパン屋さん、E5 ベイクハウス/E5 Bakehouse
http://e5bakehouse.com

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店名になっているE5はおそらく郵便番号で(EはEastを表す)、
現在の店舗の住所はE8ではあるものの、
創始者が2011年に近所のピザ屋さんのオーブンを借りてデリバリーから
パンビジネス(というとなんだかかたい感じですが)をスタートし、そのときの住所と屋号を、
オーヴァーグラウンドのロンドン・フィールズ駅高架下に実店舗を構えてからも、
そのまま引き継いでいるんじゃないかな〜、と察するのです。

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11時ごろに到着すると、たくさんの人。
買い求める人、イートイン(カフェ)のオーダーをする人で賑わっています。
それよりも、ドアを開けて鼻を抜けて脳まで直撃するのが、パンの香り。

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ふわっとやわらかくやさしい、ではなく、パンは大地の味であることを確認させる力強い香りで、
ハード系のパンが焼き上がったときに、パンの表面であるクラストが、湯気を立てながらパリパリ音を立てる、そんな音さえも聞こえてきそうなほどです。

朝ごはん(時間的にはブランチ、か)を、とオーダーしたのは、
田舎パン(名前失念! 要はカンパーニュ、といえばいいのか、ハード系のパンを小さく焼いたものを)、クロワッサン、そしてフラット・ホワイト(オーストラリアやニュージーランドで定番のエスプレッソ版カフェオレ、のようなもの)。
しめて£6.20。
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クロワッサンは、質実剛健、ごっつくあっさり、といった趣で、穀物の主張が強く、バターが弱いなぁ、
王道から外れた、こういうクロワッサンもあるなぁ、でしたが、
田舎パンは秀逸。ここはハード系が断然いい!ということを確信。
立ち込めるような穀物の香り、ごくおだやかな酸味と、もっちりとは違う、適度に水分を含み、噛みごたえのある中味のクラム。
噛みしめるたびに、大地の味わいがしっかりと広がります。

しみじみ、うまい。

骨太で芯がある、といえばいいのかな。
パンがどっしり主張するので、パンとして食べたい(食事に合わせるのではなく)。
おいしいお米で炊いたごはんは、おかずは要らない、おかかだけでいい、そんな感じです。

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ジャム類はテーブルに置かれているものを、隣り合わせたほかののお客さんとシェア。
ジャムはラズベリーとブラックベリーの2種類を選びました。
ブラックベリーはスパイスを効かせていて、これがうまい!
果物はブラックベリーだけでなく、ブラックカラントなどもプラス。
クローヴやカルダモンなどのスパイスはさほど強調したものではないけれど、
ジャムに甘いだけでない、辛さと風味が加わって、食べ飽きない。
口の中に心地よい余韻が残ります。


私自身は、オーガニックだからよい、ではなく、いいな、と思ったらオーガニックだった、
選択肢があって、オーガニックが手頃な値段だったら選ぶ、
というのがオーガニックとの付き合い方で、
E5 ベイクハウスもまずはおいしい!(私にとっては、ね)ありきで、
そして、こんな品種の小麦あるんだ〜、と聞けば、
イギリスで忘れかけられていた品種の小麦を仕入れて、自分のところで挽いて使っているそう。
サスティナブルにも積極的に取り組んでいる、というわけです。

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隣接するカフェMillhouse(中はベーカリーとつながっている)のメニューで提供する、
野菜や果物、肉、乳製品なども近隣の信頼できる生産者から仕入れています。

食べ物だけでなく、再生可能エネルギーや生分解性パッケージの使用、ごみのリサイクル、生ゴミのコンポスト、(自動車ではなく)大きなカゴのついた自転車で近隣のカフェやレストランにパンをデリバリーする、という実戦ぶり。
それを体現するかのように、店構えはそっけなく(店名もそっけないといえばそっけない)、
デザイン狙いのインダストリアル系とは違った、シンプルで大らかな作りなのも納得!です。
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にしても。。。
いかん! 思い出すだけで食べたくなってきた!
そのときもうまい!だったのですが、後からじわじわくる、じわじわ蘇ってくる、
体の細胞の隅々まで行きわたり、舌や頭だけでなく、細胞が記憶する、
私にとってそんなパンを作っているのがE5 ベイクハウス、ってわけで、余波が大きい。
(嗜好は人それぞれなので、あくまで私の場合、ね)
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E5 ベイクハウスのウェブサイトには
“A day in the life of the bakehouse...(パン屋の1日)”というタイトルのショートフィルムもあり、
こちらを見ればどんなパン屋さんか理解しやすいかな〜と思います(↓)。

e0038047_19060810.jpg実際のところ、オーヴァーグラウンドのロンドン・フィールズ駅に行くのは、
近所でないとなかなか腰が上がらないかな〜と思いますが(実際、私がそうだった)、
駅の逆側に抜け、ロンドン・フィールズ(公園)を突っ切るように南下すると、
そこはブロードウェイ・マーケット/Broadway Market

ここは私のお気に入りのマーケットのひとつ。
土曜日には文字どおりマーケットが立つので、併せて行くのがいいかもしれません。
事実、E5 ベイクハウスを私が訪問したのは土曜日。
ブロードウェイ・マーケットに行くことも想定して、予定を立てたのでした。
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sat 04/11/17


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ブロードウェイ・マーケット/Broadway Market(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25919385/
○ドーナッツ@セント・ジョン/St. John(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27084901/
○パン@ベイカー・アンド・スパイス/Baker & Spice(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25675717/
○ランチ@ノルディック・ベーカリー/Nordic Bakery(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26231155/
○ロンドンでパン作りを習う@ブレッド・アヘッド/Bread Ahead → https://ricorice.exblog.jp/26043413/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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# by ricoricex | 2018-09-22 00:00 | イギリスのグルメ店レポート | Trackback

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批評家や編集者ではなく、ユーザーの声を反映した内容が大きな特徴となっている
イギリスのレストランガイドのひとつ、『Harden's』。



この『Harden's』に、一昨年2016年から設けられた賞に
ロンドン・レストラン・アウォーズ/London Restaurant Awards”があります。
London Restaurant Awards 2018
https://www.hardens.com/uk-london/11-09-2018/clare-smyth-tops-london-restaurant-awards/



これは、8000人のユーザー、5万軒から、13のカテゴリーから4つの店舗がノミネートされ、その中から編集部によって、大賞(+功労賞)が選ばれるシステム。
今年の“ロンドン・レストラン・アウォーズ”の各大賞は、2018年9月10日(月)に発表されました。

結果は以下のとおりです。
カテゴリーの次にある店舗が大賞。その次の行は次点となり、…以下、ノミネートされたものの大賞にいたらなかった3軒です。各大賞に加え、功労賞についてもご紹介します。


○Top gastronomic experience/とにかくおいしい!
Core
次点… AulisLe GavrocheThe Ledbury

○Top Newcomer/ニューカマー
Brat
次点… Beck at BrownsHideIndian Accent

○Top Cheap Eat/安くてウマい
Padella
次点… Boxcar Butcher & GrillBrasserie ZédelChick ’n’ Sours

○Best for Business/ビジネス利用に
Lutyens Grill
次点… La Dame de PicThe DelaunayScott’s

○Best Steaks & Grills/ステーキ&グリル
Knife
次点… Blacklock CityBoxcar Butcher & GrillFlat Iron

○Best Street Food/ストリートフード
Schmaltz Truck
次点… The Duck TruckSub CultYum Bun

○Wine List of the Year/ワインリスト
Hide
次点… NoizéLorneTate Britain

○Top Bar or Pub/バー&パブ
The Coach
次点… Anglesea ArmsWells TavernThe Wigmore

○Best for Romance/デートにうってつけ
Andrew Edmunds
次点… The Bleeding HeartNoizéThe Petersham

○Best Breakfast or Brunch/朝食もしくはブランチ
Regency Café
次点… Caravan BanksideSt John Bread & WineTimmy Green

○Top Coffee House/コーヒーショップ
Flat White
次点… Bean & WheatKaffeine Great Tichfield StreetPrufrock Coffee

○Best Afternoon Tea/アフタヌーンティー
Mirror Room@Rosewood
次点… Diamond Tea Rooms@Fortnum & MasonJean-Georges@The ConnaughtThe Ritz

○Best for Fish & Seafood/シーフード
Parsons
次点… J SheekeyThe OystermenWright Brothers

○Lifetime Achievement Award/功労賞
Sam & Eddie Hart


昨年2018年のアウォーズ結果(↓)と比べてすんごい入れ替わり!


ここでも、今年目立つのは、“Top gastronomic experience/とにかくおいしい!”で大賞に輝いた
Coreの躍進ぶりですねぇ。
2017年夏開業のCoreのシェフは、レストラン・ゴードン・ラムジィ/Restaurant Gordon Ramsayの元シェフのクレア・スマイス/Clare Smyth

イギリスの飲食業界誌「Restaurant Magazine」による
世界のベストレストラン50”の「2018年女性シェフ/World’s Female Chef 2018」でも、
クレア・スマイス/Clare Smythが選出されましたしねぇ(↓)。

ほかでもレストラン関連のアウォードには軒並み選ばれていて、大活躍の様相です。




~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○Harden’sロンドン・レストラン・アウォーズ2017 → https://ricorice.exblog.jp/26051639/
○Harden’sロンドン・レストラン・アウォーズ2016 → http://ricorice.exblog.jp/24656840/
○最新UKトップ50レストラン for 2019 → https://ricorice.exblog.jp/27474963
○『The Good Food Guide』2019各賞発表! → https://ricorice.exblog.jp/27474964/
○ナショナル・レストラン・アウォーズ2018 → https://ricorice.exblog.jp/27273168/




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# by ricoricex | 2018-09-21 00:00 | 賞/アウォード | Trackback

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確かに、そうだわ!
台所で不可欠な道具で、でもそれだけにすっかりそういうもんだと認識していましたが、
先日、お仕事でご一緒したシェフの方の発言で改めて気づきました。

その方は海外で修業され、厨房では英語が共通語というところもあり、
「まな板は英語で“chopping borad/チョッピング・ボード”って言うんですよね。知らなかったので、厨房でとまどいました」と。

確かに、そう。
当連載“英語でレシピを読む”の「工程 19:刻む」の中でも軽くお伝えしたように、
まな板、というと日本では“cutting board/カッティング・ボード”がまかり通っている気がしますし、実際のところ、通じなくはないのでしょうが、
イギリスでは(英語圏全体かどうかは不明です)、
“chopping borad/チョッピング・ボード”
と言う方がずっと一般的です。

というのも台所でまな板が必要なときって、cutではなくchopするときなんですよね。

cut → (ストンと)切る
chop → 刻む/みじん切りにする

cutが必要なものは、ストン、ストンと切るもので、
パンであればbread boardをチーズであればcheese boardを用い、
肉などであれば何度か包丁を入れておしまい。
包丁が入りやすいものであれば皿の上でcutすることも少なくないし、
調理用バサミを使うこともよくあります。
(ついでも言うと、cutting boardはDIYっぽいイメージもあるかもしれません、私の印象ですが)。

一方、刻んだりみじん切りにしたりはまな板なしではできない、かつ作業する時間がある程度必要。
すると、また板を使うメインの作業はchopなんですよね。

なので、まな板をchoppong boardと表することが多いのは、
実際の生活にふれてみると大いに納得!なわけです。

レシピでもこんな風に登場します。
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“よいまな板の選び方”や“古くなったまた板をぴかぴかにする”という記事でも、chopping boardが用いられています。
What chopping board to buy
https://www.bbcgoodfood.com/howto/guide/board-choice


How to refresh an old chopping board
https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2009/aug/23/how-to-refresh-chopping-board



というわけで、
chopping board → まな板
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 19:刻む~ → https://ricorice.exblog.jp/24409518/
○英語でレシピを読む! ~工程 18:切る~ → https://ricorice.exblog.jp/24381739/
○英語でレシピを読む! ~工程 17:切る(まとめ)~ → https://ricorice.exblog.jp/24357522/
○英語でレシピを読む! ~道具 14:乳鉢&乳棒~ → https://ricorice.exblog.jp/27467161/




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# by ricoricex | 2018-09-20 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

Red is Energy.
Red is Passion.
Red is Happiness.
Red is Love.
And, red is London.

ロンドンの''''を集めました。

〜〜〜〜〜〜〜〜
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@オックスフォード・ストリート近く/nr Oxford Street wed 10th/Nov/10

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@セルフリッジズ/Selfridges wed 10th/Nov/10

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@セルフリッジズ/Selfridges wed 10th/Nov/10

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@ヤウアチャ/Yauatcha wed 10th/Nov/10

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@ヤウアチャ/Yauatcha wed 10th/Nov/10

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@ヤウアチャ/Yauatcha wed 10th/Nov/10

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@ヤウアチャ/Yauatcha wed 10th/Nov/10

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@スタンフォード・ブルック駅近く/nr Stamford Brook Stn. thu 11th/Nov/10

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@スタンフォード・ブルック駅近く/nr Stamford Brook Stn. thu 11th/Nov/10

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@料理クラス/A Cookery School thu 11th/Nov/10

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@料理クラス/A Cookery School thu 11th/Nov/10

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@料理クラス/A Cookery School thu 11th/Nov/10

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@アールズ・コート・エキシビション・センター/Earls Court Exhibition Centre thu 11th/Nov/10

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@アールズ・コート・エキシビション・センター/Earls Court Exhibition Centre thu 11th/Nov/10

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@モティ・マハル/Moti Mahal thu 11th/Nov/10

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~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○写真ギャラリー 〜London in Red その1〜 →
https://ricorice.exblog.jp/27100150/
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# by ricoricex | 2018-09-19 12:00 | 写真館 - London in Red | Trackback

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報道がされて1カ月近く経ってしまいました。。。
状況が変わっていないことを期待しつつ。

2018年8月31日(金)づけの、
イギリスのワインに特化したメディア“Wine GB”にあったのはこんな記事。

生産者曰く、2018年のイングリッシュワインは期待大!
Uk Winemakers Optimistic about a Dream Harvest This Year
https://www.winegb.co.uk/uk-winemakers-optimistic-about-a-dream-harvest-this-year/


その理由として大きく挙げられるのは、イギリスを襲った長く暑い夏。
日本も猛暑というか激暑というか、外出するのが怖いほどの暑さで、
イギリスも暑さのタイプは違うものの(温度もだけど湿度がね)、暑い暑い夏でした。

これはブドウの出来にいい方に作用する、のです。
収穫も例年より早く、8月の最終週に開始したところも。
平均して収穫期は2週間ほど早い模様。

今や、イングランド南部に限らず、イングランドおよびウェールズで広く、
ブドウ栽培およびワイン醸造が行われていますが、
いずこもこの好状況に大差なさそうです。

Wine GB会長にして、
ハンプシャーのワインエステイト、Hattingley ValleyのオーナーでもあるSimon Robinsonによると、
「量、質ともかつてないほどの当たり年になるでしょう。
となると、イギリス国内はもちろん海外での消費の大きなる上昇も期待できます。
ワイン産業は、ブレキジット/ブレクジット(Brexit)後のイギリスの農業分野において、重要なポジションとなることは間違いないでしょう」と、
2018年のイングリッシュワインについての明るい見通しを述べています。

オリジナル記事では、イングランドおよびウェールズのいくつかのワインエステイトの声を取り上げており、
いずれもポジティブな見解です。

“イギリスの農業分野において重要な役割を果たす”とは大げさなように聞こえますが、
果たしてそうではなく、実際のところ数字においても、
過去10年でブドウの栽培面積は2倍、2000年時と比較すると3倍となっており、
過去2年間においては、250万本ものブドウが植えられているほどの成長産業なのが、
現在のイギリスのワインの状況です。

対照的になかなか厳しい状況である、フランス(というか大陸、なのかな?)。
有名シャンパーニュメゾンが、イギリスにブドウ栽培の地を求めたことは、当ブログでもお伝えした通りですが、

単にマーケットや話題づくりだけではなく、現実的なリスク回避の意味もあるんだなぁ、と思わされます

2018年はイングリッシュワインにとってどのような年になるのか。
楽しみにしながら見守りたいと思います。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○英国大手パブチェーン、ウェザースプーンのスパークリングワインが仏から英国産へ → https://ricorice.exblog.jp/27280557/
○アラン・デュカスのレストランで英スパークリングワインが提供される → https://ricorice.exblog.jp/27368943/
○テタンジェがイギリス・ケントの畑で植樹式を行う → https://ricorice.exblog.jp/25754935/
○仏シャンパーニュメゾン、テタンジェがイギリスに畑を購入! → http://ricorice.exblog.jp/23996871/
○EU 離脱! これがイギリス国民が出した答 → http://ricorice.exblog.jp/24481123/



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# by ricoricex | 2018-09-19 00:00 | イングリッシュワイン | Trackback

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2018年9月6日(木)、恒例のこの賞が今年も発表されました。
グレイト・ブリティッシュ・パブ・アウォーズ2018
Great British Pub Awards 2018
https://www.greatbritishpubawards.co.uk/


各賞は以下のとおりです。

<パブ部門>
○2018年パブ大賞/Great British Pub of the Year 2018
The Red Lion and Sun(ハイゲイト、ロンドン)

○ビールバー・パブ賞/Best Beer Pub/Bar
North Bar(リーズ)

○サイダー(シードル)・パブ賞/Best Cider Pub/Bar
The Crown Inn(ウールホープ、ヘレフォード)

○スピリッツバー・パブ賞/Best Spirits Pub/Bar
The Stillery(ベリー・セント・エドモンズ)

○ワインバー・パブ賞/Best Wine Pub/Bar
The Red Lion and Sun(ハイゲイト、ロンドン)

○フード・パブ賞/Best Food Pub
Freemasons at Wiswell(クリザーロー、ランカシャー)

○コミュニティ・パブ賞/Best Community Pub
Chaplin’s and the Cellar Bar(ボスコム、ボーンマス)

○ファミリーパブ賞/Best Family Pub
The Penycae Inn(ブレコン・ビーコンズ)

○フリーハウス賞/Best Freehouse
The Bull(ディッチリング、イースト・サセックス)

○イン(宿)賞/Best Inn
The Black Swan(レイヴンストーンデール、カンブリア)

○ライブエンターテイメント・パブ賞/Best Live Entertainment Pub
Phoenix Artist Club(コヴェント・ガーデン、ロンドン)

○スポーツパブ賞/Best Sports Pub
Famous Three Kings(ウェスト・ケンジントン、ロンドン)

○ターンアラウンド・パブ賞/Best Turnaround Pub
The Crown Inn(カーライル)

○パブガーデン賞/Best Pub Garden
Jacob’s Inn(オックスフォード)

○パートナーシップ・パブ賞/Best Partnership Pub
The Tap on Tower Street(ハロゲイト)

○ベスト・マネージメント・パブ賞/Best Managed Pub
The Kings Head(ハーズレイ、ウィンチェスター)

○ニューカマー賞/Best Newcomer
7 Saints Bar & Burger Kitchen(プレストウィック、スコットランド)

○LGBTQ賞/Best LGBTQ
Two Brewers(クラパム、ロンドン)


<シェフ部門>
○シェフ・オブ・ザ・イヤー/Chef of the Year
Steve Smith@Freemasons at Wiswell(クリザーロー、ランカシャー)

○ヤング・シェフ・オブ・ザ・イヤー/Young Chef of the Year
Leon Jones@The Red Lion Inn(ペンデリン、ウェールズ)


<パブ会社部門>
○「グリーン・キング」パブ・ザ・イヤー/Greene King Pub of the Year
Queen’s Head(ピナー、ロンドン)

○「アドミラル・タヴァーンズ」パブ・ザ・イヤー/Admiral Taverns Pub of the Year
Cock’n’Bull. Co(スタウアブリッジ)

○「パンチ」パブ・ザ・イヤー/Punch Pub of the Year
The Albion(イズリントン、ロンドン)

○「マーストンズ・タヴァーンズ」パブ・ザ・イヤー/Marston’s Pub of the Year
Minster Inn Ale House & Kitchen(メアリーゲイト、ヨーク)


今年、2018年の特筆すべきことは、「LGBTQ賞」が設けられたことでしょうか
(“LGBTQ”は広範囲の“LGBT”というか。詳しくはぐぐってみてください)。
これも時代ですね〜。


業界メディア“The Morning Advertiser”のサイトでは授賞式の写真ギャラリーをアップしています。
こちらからどうぞ(↓)。
John Smith's Great British Pub Awards 2018 winners gallery
https://www.morningadvertiser.co.uk/Article/2018/09/07/John-Smith-s-Great-British-Pub-Awards-winners-gallery-2018



~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○発表! グレイト・ブリティッシュ・パブ・アウォーズ2017 → https://ricorice.exblog.jp/26053834/
○グッド・パブ・ガイド・アウォーズ2018 その1 → https://ricorice.exblog.jp/26079390/
○グッド・パブ・ガイド・アウォーズ2018 その2 → https://ricorice.exblog.jp/26081414/
○グッド・パブ・ガイド・アウォーズ2018 その3 → https://ricorice.exblog.jp/26081415/
○2018年イギリスのガストロパブ・トップ50 → https://ricorice.exblog.jp/26522067/




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# by ricoricex | 2018-09-18 00:00 | 賞/アウォード | Trackback

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もっともレストランに限らず、ですが、こういうニュースを目にするたびに、
イギリスでは批評家という職業が立派に存在し、
その存在価値が大きく認められていることを強く感じます。

Evening Standard Magazine」(通称「ES Magazine」)は、
ロンドンの鉄道や地下鉄の駅で配布されているフリーペーパー・タイプの夕刊、「London Evening Standard」に金曜日にはさまれる雑誌。
私は最後のページの“My London”を読むのが好きなんだなぁ、
プライヴェートとは違うけれど、質問は彼らの仕事についてではなくロンドンとの関係性だから、
シェフや有名人たちの普段とは違う顔が垣間見れておもしろい。

で、ですね、冒頭で“レストラン批評家”についてふれましたが、
Evening Standard Magazine」にとっても、その存在は大きなものでして、
この役割を2011年から2017年暮れまで務めたのが、グレイス・デント/Grace Dent


その後、特定の人物ではなく、ゲストという形で、複数の評論家が入れ替わりで寄稿していましたが、
このたび、レギュラーのレストラン批評家が決定しました。

その人物の名前は、
ジミ・フルレワ/Jimi Famurewa


私、ノーチェックの人物でした。
まだキャリアも浅いようで、これからの注目株!ってところかもしれません。
決定するまで、複数の評論家が寄稿していたのは、もしかして誰を起用すべきかテストしたのかなあ、と思ってもみたり。
というのも、ジミ・フルレワ自身、この間に2本の原稿を寄せたから、なんですね。

このニュース、当の「Evening Standard Magazine」では2018年8月29日(水)づけで以下のように伝えています。


その翌日、2018年8月30日(木)づけのイギリスの飲食メディアにおける報道はこんな感じ。

Eater London
Evening Standard Magazine Finally Names New Restaurant Critic
https://london.eater.com/2018/8/30/17799264/evening-standard-magazine-restaurant-critic-jimi-famurewa-grace-dent


Big Hospitality
The Lowdown: Jimi Famurewa
https://www.bighospitality.co.uk/Article/2018/08/30/New-Evening-Standard-restaurant-critic-Jimi-Famurewa


ジミ・フルレワになじみがないのは私だけではないようで、
上記2番目の“Big Hospitality”の記事では、どんな人物かが綴られています。

そこで初めて知ったのですが、
ジミ・フルレワはナイジェリア・イギリス人で、
まあ、これ自体、イギリス系イギリス人でないことなんて珍しくもなんともないし、
イギリスを活動の場としている外国人もわんさといるわけですが、
イギリスの大手新聞で、黒人系のレストラン批評家は初めて、だってこと。

意外!
すでに何人もいそうなのに!


一方、2017年暮れまで、「Evening Standard Magazine」でレストラン評論を務めていたグレイス・デントは、
というと、現在は新聞「The Guardian」を主戦場としています。


以前にこちらの記事(↓)をお伝えしたときにも思ったのですが、

持ち回り、というか、できる人間は少しずつその場がステップアップしていっている、んですよね〜。
大胆なことを書くと、
フリーペーパー < やわらかい高級紙(e.g. The Guardian) < おかたい高級紙(e.g. The Times)
と、後者にいくに従い、ヒエラルキーの上位に登る、というか、ね。
批評家の世界にもこういうのがかっちり存在するんだなぁ。
このことがなんとも感慨深い。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○「サンデー・タイムズ」のレストラン批評家にマリーナ・オローリンが! → https://ricorice.exblog.jp/26073000/
○ルビー・タンドー/Ruby Tandohが新聞「ガーディアン」の連載を降りる! → https://ricorice.exblog.jp/27269551/
○The Great British Bake Off」のすごさを見たっ! → https://ricorice.exblog.jp/23951455/
○モダン中東料理の旗手、オトレンギの新刊はpodcastとともに! → https://ricorice.exblog.jp/27479411/
○ジェイミー・オリヴァー、自身の言葉でレストラン経営危機を語る → https://ricorice.exblog.jp/27464189/




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# by ricoricex | 2018-09-17 00:00 | イギリスの食ニュース | Trackback

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イメージはさわやかな夏の日の午後、テニスでひと汗かいたあとの1杯。
私の勝手な想像です。
スパークリングワインがベースのシュワシュワと、
適度な甘さと酸味が疲れを癒してくれるイメージだから、です。

デザートワインを除いて、普段私は甘口のワインを好まないのですが、
このカクテルだけは、甘口が断然いい!
なので、甘めのスパークリングワインとして知られるイタリアのアスティがぴったりです。
なければほかの、できればイタリアの甘口スパークリングワインを使ってください。

柑橘類にライム、というのがポイントで、
酸味や甘さだけなく、独特の緑っぽさが、
アスティのブドウの甘さとはじける泡の清涼感によく合います。

アルコールがあまり飲めない方も
これだとすっきりとした甘さで、比較的なじみやすいかな、とも思います。

<材料(1人分)>
アスティ(もしくは甘口スパークリングワイン)……120ml
ライム……1個
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<作り方(調理:5分)>
1. ライムを半分に切り、輪切りを1枚作る。
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2. 1の輪切りに切り込みを入れる。ライムを搾る。
※ライムの絞り汁は大さじ2必要。
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3. グラスに2のライムの搾り汁を入れる。
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4. アスティで満たし、軽くかき混ぜる。
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5. 2のライムの輪切りをグラスのふちにひっかけて、飾る。
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