イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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私にはスリランカ出身のイギリス人の友人がいて、渡英のたびにお世話になっています。
彼女は料理でもてなしてもくれることがあり、
これがスリランカの料理か!と思いながら毎回おいしくいただくわけです。

昨秋のロンドン訪問のときはちょっと様子が違っていて
「ノリコがいる間に何か料理作ろうかな、って思ったけど、最近まったく台所に立つ気がしないののよねぇ」と。
まあ、そういうときもあるよね〜。
そこで私は逆にこれ幸いと
「あっ、じゃあ、ごはん食べに行こうよ! 食べてみたいものがあるの」。

私がそのとき、食べてみたい!と思っていたのはホッパー。
ホッパーとは米粉をココナッツミルクでのばして、薄く焼き上げたクレープのようなもので、スリランカでは朝食でおなじみ、だそうです(朝食、と決まっているわけではなく、夕食でも食べるとか)。
南インドでは、アーッパと呼ばれます。

これまで彼女が作ってくれた料理にも、これまで私が日本で食べたスリランカ料理にもホッパーはなく(見逃してた?)、
というのも専用の、中華鍋をふたまわりほど小さくしたような丸みのあるフライパンが必要なんですね。
なので、焼き上がったホッパーは平たくなく、ボウルのような形状をしています。

私がホッパーを知ったのはここ数年ほどのことで、
ロンドンのストリートフードなどで見るようになり、
また、ロンドンはソーホーにあったKoyaといううどん屋さんが、
その名もホッパーズ/Hoppersというスリランカ料理店に変わりまして、
これは食べねば!と思い焦がれてしまったわけです。
(ちなみに、このホッパーズ/Hoppersは、GymkhanaTrishnaMotuといった高級&モダンなインド料理店を手がけているファミリーが経営。ホッパーズ/Hoppersも当然、モダン&おしゃれ路線な今どきのお店です)


そんなわけで、ホッパーズ/Hoppers行きを提案したんです。
すると
「あ〜、あの店ね。行ったよ〜。いいんだけどね、やっぱね、ポッシュで安くはないんだよね〜。まあ、ロンドン中心部だし時代だし、そんなもんなんだけど。ホッパー食べたいんだったら、別のお店に連れてってあげるよ」

そんなわけで、日時をすり合わせて向かったのは、土曜日の夜。
場所は、地下鉄ピカデリー・ラインでゾーン4にあるSudbury Hill駅からすぐのところにある、ライジング/Rising Sun
http://www.risingsunhotels.com/
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ここはスリランカ&南インド料理店で、
彼女が私をここ!と太鼓判を押して連れていってくれた理由は、
エッグホッパーもだけれど、週末は£20(飲み物別)でブッフェを提供しているから。

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店のドアを開けて、えらい賑やかだなぁと思ったら、結婚パーティーの真っ最中。
ミラーボールとカラフルなライティングがまぶしく、ステージにはマイクを持った司会者がいて、音楽が奏でられ、踊る人もいて、きれいにドレスアップ人たちが100人はいようかという様相。

あれ〜っ、席あるのかな?と思ったら、
エントランスを入って左手に小さな部屋があり、そこがその日の一般の人用のスペースとなっていました。

パーティー会場を横切って、いざブッフェへ。
料理の種類はそう多くなく、カレーが6種類。
・チキン/Chicken Devil
・マトン/Mutton
・魚/Fish
・ダル(豆)/Dhal
・豆とカシューナッツ/Bean & Cashew
・ナスのピクルス/Aubergine Moju
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これにごはんやらヌードルやらビリヤニ(私の大好物!)やら、ストリートフードの定番、日本の焼うどんのような立ち位置の、コット・ロティ/Kothu Rotiやら、
七味唐辛子のように自分で好みの辛さに調整できる調味料やら、野菜料理やら。
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私が気に入ったのは、セリ科のハーブ、ゴツコラとカシューナッツの炒め物。
シャリッとしたゴツコラが、適度な辛さの味つけでナッツのうま味と合わさって、
辛かったりコクのあったりするカレーの途中途中に食べると、これがちょうどいい!
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肝心のホッパーも食べました。
卵をのせてエッグホッパーで。
4つのコンロで次々と作ってくれ、その手際のよさも眺めていて楽しい。
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ホッパーは薄くバリバリで、まずは食感がいい。
ただね、ココナッツミルクを使っているので、私には料理として食べるには甘いなぁ、という印象。
辛いカレー類と食べてちょうどいい、ということなんだろうけど。
エッグホッパーにすると塩・コショウもふってあり、う〜ん、私にはちょっとミスマッチかな〜。

ホッパーはむしろ、甘いおやつとして食べたい!
シンプルにそのままで、またはバナナのせたり、ハチミツをかけたり、アイスクリームをトッピングすると断然よさそーよ!

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そんなわけで、ブッフェは2回お替わりして、ビールを飲んで、
フルーツカクテルにヨーグルトを合わせたもの(これ、好き!)、
カラメルプリンをこっくりさせたようなデザート(名前、忘れた!)を食べて終了。
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スリランカ料理の経験値がそんな高いわけではないけれど、
おそらくオーソドックスな料理を出しているんだろうなぁ、と推察されます。
だからこそ、スリランカ出身の友人が案内してくれたわけで。彼女にとってほっとする安心する味なんだろうなぁ。

お店はゾーン4で、ロンドンの中心部ではなく郊外に位置し、
もうね、店や駅周辺のローカル感がいかにも!
おしゃれとかトレンドとかとは程遠いけど、
他民族が集まる生活感に満ち溢れ、これもロンドンの側面ですね〜。

そういう意味では、賑々しくブッフェをとりにいくのも人混みをかき分けではあったけれど、
結婚パーティに遭遇できたのも、貴重な経験でした。
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sat 12/11/16


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○カレー・ランチ@インディアン YMCA/Indian YMCA(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25683596/
○ランチ@ソム・サー/Som Saa(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25151358/
○ランチ@ホワイトクロス・ストリートフード・マーケット/Whitecross Street Food Market(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25549377/
○寒い日こそカレー! ロンドンのおすすめインド料理店 → http://ricorice.exblog.jp/24070933/




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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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# by ricoricex | 2017-06-19 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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フランスを代表するサラダのひとつ、サラダ・ニソワーズのイギリス版。
さまざまな具材が入り、見た目、味ともカラフルなサラダです。

サラダは16世紀にイギリスでファッショナブルな料理としてもてはやされ、
このサルマガンディは17世紀頭に生まれたとされる1品。
当時の内容は、カットした肉類、シーフード、野菜、卵などを合わせた冷たいサラダ。
現在のレシピは必ずしもシーフードを伴わないのですが、
料理した鶏肉を加え、具だくさんであるのがお決まりになっています。

ところで、このサルマガンディ/salmagundiって言葉、英語らしからぬ綴りと響きがあります。
英語はヨーロッパのいろんな言語から入ってきたものの集合とはいえ、
基本的にiで終わる言葉はないんですよね。

語源はフランスのsalmigondisにあるとされ、
頭にあるsalとは、塩もしくは味つけされた、という意味で、
シーフードをメイン食材としたメニューを指したようです。

また、17世紀後半にはSolmon Gundyとも綴られ、こっちだとなんとなく納得できます。
現在もジャマイカでは、塩漬けしたニシンとスパイスを使う料理をSalmon Gundyと呼ぶようです。

どういう経緯を経て、salmagundiが定着したのか、
こちらの方がよっぽどしっくりくるsalmagundyとも綴られるものの、
圧倒的にsalmagundiが優勢で、その言葉の背景が不思議です。

<材料(4人分)>
鶏ムネ肉……200g
白ワイン……小さじ2
ジャガイモ……200g
ニンジン……80g
サヤインゲン……50g
キュウリ……1/2本(50g)
チェリートマト……6個
オリーブ……4粒
卵……2個

〜ドレッシング〜
オリーブオイル……大さじ2
レモン汁……大さじ1 1/2
塩・コショウ……適量
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<作り方(調理:55分)>
1. ゆで卵を作る。鍋に水と卵を入れて沸騰させ、沸騰したら中火で10分ゆでる。
※ときどき静かにかき混ぜると、卵黄が中央にくる。
※ゆであがった卵はすぐに冷水につけると、卵黄と卵白の境目の部分が変色しにくくなる。
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2. 鶏ムネ肉は皮を外し、耐熱皿におき、フォークで数カ所穴をあける。
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3. 白ワインをふり、軽くラップをして、電子レンジに約3分かける。
※鶏ムネ肉はなるべく平らにしておく。
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4. 鶏ムネ肉を取り出し、ひっくり返してラップをし、さらに約3分電子レンジにかける。
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5. ドレッシングの材料をすべて混ぜ合わせる。
※ジャムなどの瓶に入れ、かける前にシャカシャカする。
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6. 鍋に水と塩を少し入れて、沸騰させる。
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7. サヤインゲンはヘタを取り長さ4〜5cmに、ジャガイモは皮をむき、一口大(2〜3cm程度)に切る。
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8. 6の湯が沸いたら、7のジャガイモを入れ、6〜7分ゆでる。
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9. ニンジンは皮をむき、長さ5cm、幅2〜3mmの細切りにし、ボウルに入れる。
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10. 8のジャガイモがゆで上がる2分前に、7のサヤインゲンを入れる。
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11. キュウリは長さ5cm、幅2〜3mmの細切りにし、ボウルに入れる。
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12. 11のジャガイモとサヤインゲンをザルにあける。
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13. チェリートマトはヘタをとり、半分に切り、ボウルに入れる。
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14. オリーブは半分に切り、ボウルに入れる。
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15. 5の鶏ムネ肉を手でさきながら14のボウルに入れる。
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16. 1のゆで卵を1/4に切る。
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17. 水気を切った12のジャガイモとサヤインゲンを15のボウルに入れる。
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18. 5のドレッシングを17にかけ、混ぜ合わせる。
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19. 16のゆで卵を18にのせる。
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# by ricoricex | 2017-06-18 00:00 | イギリス料理・レシピ

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今年のイギリスのトップ100レストランを伝える
ナショナル・レストラン・アウォーズ2017
National Restaurant Awards 2017
http://www.nationalrestaurantawards.co.uk/

が、2017年6月12日(月)、ロンドンはThe Hurlingham Clubを会場に発表と授賞式が行われました。
気になる1〜100位のレストランを以下にお知らせします。
(店名の後の数字は昨年の順位 *以下は、ランキングのほかに、そのレストランが受賞した賞)


01. The Sportsman(ケント) 01 *Best in UK/Gastropub of the Year
02. The Ledbury(ロンドン) 03 *The Service Award
03. A Wong(ロンドン) 19
04. Som Saa(ロンドン)
05. Barrafina Adelaide Street(ロンドン) 02
06. Casamia(ブリストル) 12
07. The Clove Club(ロンドン) 06
08. Elystan Street(ロンドン)
09. Kiln(ロンドン)
10. Hedone(ロンドン) 04

11. The River Café(ロンドン) 10
12. Lyle's(ロンドン) 09
13. Hoppers(ロンドン) 17
14. The Palomar(ロンドン) 42
15. The Fat Duck(ブレイ、バークシャー) 68
16. Restaurant Sat Bains(ノッティンガム) 14
17. L'Enclume(カートメル、カンブリア) 08
18. Coombeshead(ローンセストン、コーンウォール)
19. The Dairy(ロンドン) 13
20. The Walnut Tree(アバガヴァニー、ウェールズ) 11 *Best in Wales

21. The Waterside Inn(ブレイ、バークシャー) 23
22. Gymkhana(ロンドン) 45
23. Claude Bosi at Bibendum(ロンドン) 
24. The Elephant(トーキー、デヴォン) 32
25. The Raby Hunt(ダラム) 
26. Midsummer House(ケンブリッジ) 43
27. Restaurant Nathan Outlaw(ポート・アイザック、コーンウォール) 05
28. Brawn(ロンドン) 53
29. Bulrush(ブリストル)
30. 64 Degrees(ブライトン) 16

31. Primeur(ロンドン) 73
32. The Coach(マーロウ、バッキンガムシャー) 59
33. 108 Garage(ロンドン)
34. Temper(ロンドン)
35. Chez Bruce(ロンドン) 71
36. Noble Rot(ロンドン) 21 *Wine List of the Year
37. Frenchie(ロンドン) 20
38. Le Gavroche(ロンドン) 18
39. Padella(ロンドン)
40. Clipstone(ロンドン)

41. The Hand & Flowers(マーロウ、バッキンガムシャー) 33
42. 40 Maltby Street(ロンドン) 30
43. The Quality Chop House(ロンドン) 25
44. The Little Fish Market(ホヴ)
45. The Man Behind the Curtain(リーズ) 27
46. Trinity(ロンドン)
47. Sticky Walnut(チェスター) 74
48. Bocca Di Lupo(ロンドン) 62
49. Smoking Goat(ロンドン) 55
50. Lake Road Kitchen(アンブルサイド、カンブリア) 15  *Sustainable Restaurant of the Year

51. The Crown(バーチェッツ・グリーン、バークシャー)
52. Adams(バーミンガム)
53. Gidleigh Park(チャグフォード、デヴォン)
54. Hispi(マンチェスター)
55. Belmond Le Manoir Aux Quat'Saisons(グレイト・ミルトン、オックスフォードシャー) 39
56. Jikoni(ロンドン)
57. P Franco(ロンドン)
58. The Black Swan at Oldstead(ノース・ヨークシャー)
59. Typing Room(ロンドン)
60. Dinner by Heston Blumenthal(ロンドン) 34

61. Margot(ロンドン)
62. Timberyard(エディンバラ、スコットランド) *Best in Scotland
63. Black Axe Mangal(ロンドン) 24
64. Blacklock Soho(ロンドン)
65. El Pastor(ロンドン)
66. Holborn Dining Room(ロンドン)
67. Pollen Street Social(ロンドン) 46
68. Street XO(ロンドン)
69. Bao Soho(ロンドン) 44
70. Moor Hall(オートン、ランカシャー)

71. Paul Ainsworth at Number 6(パドストウ、コーンウォール) 51
72. Quo Vadis(ロンドン)
73. The Marksman(ロンドン)
74. The Pony & Trap(チュー・マグナ、サマセット)
75. Rochelle Canteen(ロンドン)
76. The Seahorse(ダートマス、デヴォン)  47
77. Freemasons at Wiswell(クリザーロー、ランカシャー)
78. El Gato Negro(マンチェスター) 81
79. Hawksmoor Air Street(ロンドン)
80. Kricket(ロンドン)

81. Sosharu(ロンドン)
82. The Star Inn(ハローム、ノース・ヨークシャー)
83. The Hardwick(アバガヴァニー、ウェールズ) 40
84. Wine & Brine(モイラ、アーマー、北アイルランド) *Best in Northern Ireland
85. Box-E(ブリストル)
86. Morito(ロンドン)
87. Restaurant Andrew Fairlie(アーキテラーダー、スコットランド) 22
88. Norn(エディンバラ、スコットランド)
89. Ondine(エディンバラ、スコットランド) 60
90. Portland(ロンドン) 41

91. Lorne(ロンドン)
92. Murano(ロンドン) 98
93. The Beehive(ホワイト・ウォーザン、バークシャー)
94. The Kitchin(エディンバラ、スコットランド)  75
95. St John Bread and Wine(ロンドン)
96. Simpsons(バーミンガム) 56
97. Forest Side(グラスミア、カンブリア)
98. Pizarro(ロンドン)
99. The Pig(ブロッケンハースト、ハンプシャー)
100. Gunpowder(ロンドン)


結果は、The Sportsmanが2年連続1位に。

さて、上記のランキングに併記できなかった賞の受賞はこちら。
*Lifetime Achievement Award: ショーン・ヒル/Shaun Hill
※ショーン・ヒルは、20位、そしてBest in Wales に輝いたThe Walnut Treeのシェフ
*OpenTabe Fit for Foodies Award: Lickford Inn
*Restaurateur of the Year: ジェイソン・アサートン/Jason Atherton
*Chef's Chef of the Year: クロード・ボシ/Claude Bosi
*Cocktail List of the Year: Hawksmoor
*Chef to Watch: エリザベス・ヘイグ/Elizabeth Haigh
*One to Watch: Red Rooster

それにしてもなんとまあ入れ替わりの激しいことよ、ニューエントリーの店が多いことよ。
私が個人的に注目しているのは、
One to WatchのRed Rooster(ショーディッチ、ロンドン)と、
Chef to Watchに選ばれたエリザベス・ヘイグが今年下旬に開業予定の独立店です。


飲食メディアによる寸評はこちらを(↓)。
National Restaurant Awards 2017: The Sportsman once again named UK's best
http://www.bighospitality.co.uk/Events-Awards/The-Sportsman-best-2017-National-Restaurant-Awards


The Sportsman is No 1 in the National Restaurant Awards for a second year running
http://www.hot-dinners.com/Gastroblog/Latest-news/the-sportsman-is-no-1-in-the-national-restaurant-awards-for-a-second-year-running



~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ナショナル・レストラン・アウォーズ2017のショートリスト発表! → http://ricorice.exblog.jp/25762347/
○ナショナル・レストラン・アウォーズ2016 → http://ricorice.exblog.jp/24537044/
○ナショナル・レストラン・アウォーズ2015 → http://ricorice.exblog.jp/23478309/
○ナショナル・レストラン・アウォーズ2014 → http://ricorice.exblog.jp/22167271/
○続・ナショナル・レストラン・アウォーズ2014 → http://ricorice.exblog.jp/22170111/




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# by ricoricex | 2017-06-17 00:00 | 賞/アウォード

今年2017年2月、当ブログでこんな記事(↓)をご紹介しました。
サッカー・スタジアムは新しいダイニングスポットとなるか?
http://ricorice.exblog.jp/25312139/


この記事で、ロンドン北部を本拠地とするプレミアリーグのトッテナム・ホットスパー・フットボール・クラブ/Tottenham Hotspur Football Clubの新スタジアムが、これまでの庶民の娯楽の場としてのイメージを一新する
“エンターテインメントスポットとして使えるポッシュなもの”といった内容をお伝えしました。

詳細が少しずつ明らかにされるなか、それを後押しするように、
2017年6月1日(木)、こんなニュースがとびこんできました。

それは、イギリスのフランス料理界の重鎮、そしてミシュランの星の常連でもある、ルー/Roux・ファミリーがトッテナム・ホットスパー・新スタジアムのレストランに携わるというもの。
彼らはAlbert、Michel Jr、そしてEmilyの3代にわたり、またAlbert の兄弟であるMichel Roux Snrもフレンチレストランのシェフとして活躍。
(レストランは「Le Gavroche」「The Waterside Inn」。)彼らが、来年、2018年に完成するトッテナム・ホットスパーの新スタジアムに入るレストランのメニューを担当する、というわけです。

レストランの名前は“The H Club”。
ぐっと洗練されたファインダイニングとややリラックスしたブラッスリーの2タイプのメニューで構成されるようです。
レストランはスタジアムの4階に位置し、シェフズ・テーブル、スター選手と同席できるスター・テーブルでの食事が可能。
ルー一族(ムー一族みたいだなぁ(笑))以外のセレブリティ・シェフがゲストとしてやって来ることもあるかもしれません。まあ、これは、プレミア・チケット保有者の特権といったところですが。

とにかく、“食”がエンターテイメントとなりステイタスとなり、ついに庶民のスポーツ、サッカーの世界にもやってきた!ということは、改めて大きな驚きですねぇ。


以下、オフィシャルサイトを筆頭に、この記事のニュースソースです。気になる方はチェックを!

ottenham Hotspur and Levy Restaurants UK announce partnership with Roux family to provide world-class dining experience at Club’s new stadium
http://www.tottenhamhotspur.com/news/tottenham-hotspur-and-levy-restaurants-uk-announce-partnership-with-roux-family-to-provide-world-class-dining-experience-at-club%E2%80%99s-new-stadium-010617/


Spurs sign the Roux family for new stadium
http://www.bighospitality.co.uk/People/Spurs-sign-the-Roux-family-for-new-stadium


Spurs sign up Roux family for the new Tottenham stadium
http://www.hot-dinners.com/Gastroblog/Latest-news/spurs-sign-up-roux-family-for-the-new-tottenham-stadium



~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○サッカー・スタジアムは新しいダイニングスポットとなるか? → http://ricorice.exblog.jp/25312139/
○ユーロ2016フランス、ですよ〜! → http://ricorice.exblog.jp/24442438/
○デリア・スミス【Delia Smith】 → http://ricorice.exblog.jp/5454143/




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# by ricoricex | 2017-06-16 00:00 | イギリスの食ニュース

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2017年6月3日(土)夜に起こったロンドン・ブリッジ・アタックの影響で休業していた、
今や人気観光スポットのフードマーケット、バラ(ボロー)・マーケット/Borough Market
事件発生から11日経った6月14日(水)朝10時、1分間の黙祷のあとにベルが鳴らされ、
マーケットが再オープンとなりました。
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これを受けて再開前日の6月13日(火)、イギリスの女性誌「Stylist」で、以下の記事が掲載されました。
祝・再開業! バラ・マーケットで食べるならここ!
An insider guide to the best places to eat in Borough Market
http://www.stylist.co.uk/life/recipes/borough-market-an-insider-guide-to-the-best-places-to-go


エキスパートがバラ(ボロー)・マーケット内、そして周辺からおすすめの飲食スポットを紹介。
<カフェ/Cafes><レストラン/Restaurants>のカテゴリーでピックアップされた店舗は、以下のとおりです。

<カフェ/Cafes>
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01. Gourmet Goat
02. La Tua Pasta
03. Brindisa
04. Kappacasein
05. Richard Haward Oysters
06. Horn Ok Please!
07. Maria’s Market Café

<レストラン/Restaurants>
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01. Padella Pasta
02. Tapas Brindisa
03. The Globe Tavern
04. Tacos El Pastor
05. Arabica
06. Elliot’s
07. Hawksmoor Borough
08. Mango


ここでは腰を落ち着かせて飲み食いできる店舗が選ばれていますが、
バラ(ボロー)・マーケットには、カジュアルに買い食いできるスポットもたくさんありますよ。
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~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ランチ@パデッラ/Padella(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25657886/
○ドーナッツ@ブレッド・アヘッド/Bread Ahead(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25828940/
○ロンドンのストリートフード・ベスト50 → http://ricorice.exblog.jp/24838487/
○週末のお出かけに! ロンドンのサタデー・マーケット → http://ricorice.exblog.jp/23421394/
○ロンドンのおすすめ新しめのマーケット → http://ricorice.exblog.jp/21990828/




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# by ricoricex | 2017-06-15 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

母の日は違うものの、父の日はイギリスも日本も同じで、6月の第3日曜日。
今年2017年は、6月18日(日)が父の日です。
そんなわけで、イギリスのレストランガイド“Harden’s”の2017年6月1日(木)づけであったのはこんな記事。

父の日に行きたいロンドンの飲食店・ベスト10
Father’s Day roundup: 10 places to treat the old man on 18 June
http://www.hardens.com/uk-london/01-06-2017/fathers-day-roundup-10-places-to-treat-the-old-man-on-18-june/


目的別に選ばれたお店は以下の10軒です。


○ロンドンで最上のステーキを食べるなら/Treat him to London’s best steak
Guinea Grill
3コース・サンデーランチ £46

○ウィスキー、シガー、ステーキ、ジャズ……男性の好きなものばかり/Whisky, cigars, steak, jazz… dad will be in heaven
Boisdale
ウィスキー・フライト £35、ほか父の日の特典割引あり

○肉より野菜!な向きに/Dad doesn’t eat meat? Try the veggie roast
The Gate
2コース £18.50、3コース £21.50

○古き佳き時代を味わう/Complimentary Old Fashioned for the old man
Rivington Grill

○ブランチもしくはディナーが無料/How about a free brunch or dinner for dad?
Mint Leaf

○伝統的なサンデーローストを食す/Take him for a traditional Sunday roast
The Grill in McQueen’s

○景色もごちそうのひとつ/Enjoy some spectacular scenery with your Sunday lunch
View 94
2コース・サンデーランチ £18、3コース・サンデーランチ(コーヒーまたは紅茶付き) £28

○ビールとローストを楽しむ/Or how about a beer and roast extravaganza?
Belgo
2コース(ビールまたはプロセッコ付き) £20、3コース(ビールまたはプロセッコ付き) £24

○ちょっと足をのばして、ヘイワーズ・ヒースで/Haywards Heath
Jeremy’s at Borde Hill Restaurant
3コース・サンデーランチ £40

○クラシックなカレーとシャンパーニュのペアリング/Treat your dad to a classy curry with champers
Karnavar
3コース・インディアンブランチ £30、シャンパーニュ付き £50


特典がある店が中心に選ばれています。
母の日に隠れがちですが、父の日も大事ですね〜。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ヴァレンタイン・デイに奮発して食べたい、ロンドンの看板メニュー7選 → http://ricorice.exblog.jp/25355338/
○イギリスのセレブリティシェフ10人による母親の思い出の味 → http://ricorice.exblog.jp/23077565/
○イギリス人が母親を思い出す味・トップ10 → http://ricorice.exblog.jp/21839814/
○イギリスのセレブリティシェフの母親の味 → http://ricorice.exblog.jp/21824156/




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# by ricoricex | 2017-06-14 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

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ここのところ、当シリーズで “焼く”の英語表現にスポットを当ててみています。
今回取り上げる言葉は、
sauté/ソーテ

なんでeにアクサンが付いているかって?
これ、フランス語に由来する言葉だから。
イギリスでは、そのまま使われるフランス語をちょこちょこ見ることがあり、
なかでも食に関する言葉はその傾向が強い。

私は仕事柄もあり、メニューが読める、厨房で困らない、食関連のフランス語を習得しておいてよかったなぁ、と思うのはこんなとき、
と言いたいところですが、sautéについては、そこまでのもんじゃない(笑)。
というのも、ソーテというのは英語読みで、ソテーだとどうでしょう。
そう、sautéは日本語でもおなじみの“ソテーする”という意味です。

野菜を(少量の油で)炒める(sauté the vegetabls)
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5分ほど(少量の油で)炒める(sauté for about 5 minutes)
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さて、フランス語に覚えのある方は、んんん?と思われたかもしれませんが、
sautéというのは、jumpという意味のフランス語、sauterの受動態。そして同時に“ソテーしたもの”という名詞でもあります。
なので、“ホウレンソウのソテー”などというときはいいのですが、
“ホウレンソウをソテーする”を意味するときにsautéを使うのは、
フランス語の文法としては正しくない。

でも、英語ではこれがすっかり定着しちゃったわけで。
なので、例に出した、“sauté the vegetabls”も英語だとOKなわけです。


さて、先に記したように、sautéはjumpという意味のフランス語がベースになっています。
その意味合いを色濃く残しているのがソテーパン。
フライパンよりの側面に高さがあり、炒め物が飛び出さない、つまりジャンプしないようになっています。

そして、そこから考えると分かりやすく、sautéは厳密には、
“少ない油で、軽くすばやく、食材をふり動かしながら炒める”
という意味になります。


というわけで、
sauté →(少量の油で)炒める
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 39:焼く(まとめ) ~ → http://ricorice.exblog.jp/25673195/
○英語でレシピを読む! ~工程 40:(ケーキやパンなどをオーブンで)焼く~ → http://ricorice.exblog.jp/25699521/
○英語でレシピを読む! ~工程 41:(肉や野菜などを)焼く/あぶる~ → http://ricorice.exblog.jp/25722294/
○英語でレシピを読む! ~工程 42:(直火に近いところで)焼く/網焼きにする~ → http://ricorice.exblog.jp/25744669/
○英語でレシピを読む! ~工程 43:直火で焼く~ → http://ricorice.exblog.jp/25773258/
○英語でレシピを読む! ~工程 44:こんがり焼く~ → http://ricorice.exblog.jp/25797848/
○英語でレシピを読む! ~工程 45:焼き色がつくまで焼く~ → http://ricorice.exblog.jp/25821667/




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# by ricoricex | 2017-06-13 00:00 | 英語でレシピを読む!

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隔世の感がある、と思うのは、こういう場面に遭遇したとき。
ロンドンでタパスバーが流行ってるよ、
って連れてってもらったのは2000年頃だったかなぁ。
10年以上前だったことは間違いなく。

私はお酒は量は飲めないし、毎日たしなむわけではないけれど、
だからといって苦手なわけではない。
一時は、WSETというロンドンの本部のあるワイン(&スピリッツ)のコースに通ってもいたし。

私がたいてい飲みたい気分になるのは、夜ではなく昼。
夏、真夏というよりも初夏や夏のピークが終わって秋とはいえ暑さが残る日の天気のいい昼下がり、
というのがシチュエーションとしてはワインやビールをさくっと飲むのにサイコー!
ってなわけで。
そうして、そのあと2時間ぐらいお昼寝をするのは、この世の極楽じゃ〜、なのです(安上がりだなぁ)。


e0038047_17241213.jpgこの日も、そんな一日。
土曜日の朝、ということもあってフードマーケットをぶらつき、ちょこちょこ食べたので、
お昼前には、お腹はいっぱいとまではいかないものの、多少スペースはあるかなぁ、といった状態。
それこそ、先に記した、WSETの近くを歩いているときに、
前を通ったら、と通り過ぎることができずに条件反射的にお店に入っちゃいましたね。
だって、ピーカンの、まさに私の一番好きなワイン/ビール日和だったんだもん!


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入ったお店は、ホセ/José
http://josepizarro.com/jose-tapas-bar/

小さなタパスバーで、基本は立ち飲み。
窓際とカウンターはイス席になっていて、ヘタレの私はすかさずイス席に。
(立って飲み食いするの、好きじゃない)。
開店してすぐぐらいに入ったけれど、すでに先客はあり、私が席を確保したあとも続々とお客さんがやってきてすぐに満席に。
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前述した、ブームの先駆けの頃のロンドンのタパスバーって、
スペイン風居酒屋って感じだったのですが、
この店はフレッシュな素材を使ったシンプルにして上質な料理を提供。
モダンなレストランの一皿といった料理が出てきます。


私がオーダーしたのは、
・オイルサーディーンのサラダ/Sardinas Conservas
・赤ワイン1杯/Fuenteseca
チップ含めて、トータルで£12+α。
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本当は2〜3種類食べたくって、どんなもんかな、とお店の方に訊いたところ、
お腹ぺこぺこでなく、ひとりなら、1皿で様子をみてからがいいですよ、
と言われ、果たしてそんな結果に。
オイルサーディーンのサラダはそれなりにボリュームがあったのでこれだけで十分でした。

ロケット(ルーコラ)など苦味のある野菜に質のよいオイルサーディーン、
むっちりした羊のハードチーズ(ケソ・マンチェゴかなぁ)のスライス、
これらをとりまとめるのが赤いベリー系の甘酸っぱいフルーツソース。
このベリーソースが実にいいんですよ。
こういう果物(そしてハーブ&スパイス)の料理使いって、
イギリスで食べていると、はっ!と気づかされることが多い。
アクセントに入っている香ばしいクルミも、いい感じ!

ワインはすっきりとした、泥臭い品種をエレガントにまとめた赤。
暑苦しくないので、気候のいい日に飲んでもいい感じ!
ちょっと冷やしてからでもよさそうです。


生ハムがぶら下がったカウンターには
おっちゃんがひとりでのんびりしていて、これが実に画になる!
南仏もそうだけど、地中海のカフェとかバルとかでくつろいでいる姿が一番フィットするのは
方言バリバリのおっちゃんだと思う。
これってカフや昔ながらのパブや食堂で、これまたイギリスの地元のおっちゃんがしっくりくるのと一緒かな?
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sat 31/10/15


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ランチ@テロワール/Terroirs(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25260314/
○夕食@ヨー!スーシ/YO! Sushi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25812035/
○ビール醸造所ツアー@フラーズ・ブルワリー/Fuller's Brewery(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25776949/
○ロンドンで本場スペインの味が楽しめる店・ベスト10 → http://ricorice.exblog.jp/22273985/




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# by ricoricex | 2017-06-12 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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ブラマンジェ、そのまま素直に読むとブラマンジュは、
どこかノスタルジックな趣のあるお菓子で、これ、イギリスでも同様。
というのも、ブレッド・アンド・バター・プディングなどと同じく、
給食で供されることも多いデザートだから。

ところで、日本で紹介されているブラマンジェは、
イギリス式はコーンスターチを使う、フランス式はゼラチンを使う、
というのがお決まりになっていますが、
実のところ、イギリスのレシピで
コーンスターチ(イギリスではコーンフラワー)を使うレシピを見たことがありません。
私が見たレシピはいずれもゼラチンを使うもの。
ごく稀にゼラチンとコーンスターチを併用するものもあります。
イギリス式=コーンスターチというのは、ひと昔前のレシピなのでしょうか。
調べてみるのが、目下の課題です。

ちなみに、時代を大きく遡ると、14〜15世紀のイギリスのブラマンジェは、
裂いた鶏ムネ肉や砂糖、米、アーモンドパウダーかアーモンドミルクを使っていて、
今でいうゼリー寄せのようなものだったようです。

また、イギリスでブラマンジェは一から作るよりも、ゼリーなどと同様、
あらかじめ配合されたパウダーを売っていてそれを使うことの方が多いかな、という印象です。

ここで紹介するブラマンジェのレシピは、
コーンスターチを使うタイプ。
シンプルな材料ですぐにできます。
日本のブラマンジェはバニラで香りづけすることが多いのですが、
アーモンドを使う方が、よりらしい。
ですので、当レシピではアーモンドエッセンスを使っていますが、
もちろんバニラエッセンスでも構いません。

器は、あらかじめ水を入れておき、
ブラマンジェ液を注ぐ前に、水を捨てると、くっつきにくくなります。
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<材料(2人分)>
牛乳……250ml
グラニュー糖……大さじ1
コーンスターチ……大さじ2
アーモンドエッセンス……2〜3滴
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<作り方(調理:12分 冷蔵:2時間以上)>
1. 鍋にすべての材料を入れ、弱火にかける。
※ときどきかき混ぜる。
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2. 沸騰してとろみがつき始めたら、とろ火にして、さらに3分絶えずかき混ぜる。
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3. 火を止め、アーモンドエッセンスを加えて混ぜる。
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4. 熱いうちに器に注ぎ、十分に冷めたら、冷蔵庫で冷やす。
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(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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# by ricoricex | 2017-06-11 00:00 | イギリス菓子・レシピ

当ブログで、今年に入って間もない、2017年1月19日(木)に紹介した以下のニュース(↓)、
exゴードン・ラムジィのヘッドシェフ、ノッティング・ヒルに自身の店舗をオープン!
http://ricorice.exblog.jp/25184272/

ついに、詳細が明らかになりました!
exゴードン・ラムジィのヘッドシェフの名前は、クレア・スマイス/Clare Smyth。
上記のブログ記事の時点では、
・今年2017年春〜秋
・ノッティング・ヒル(住所:92 Kensington Park Road ※ 今シリーズより超人気テレビ番組『The Great British bake Off』のジャッジを務めるプリュ・リース/Prue Leithが1969年にレストランを開業した場所がここ)
ぐらいだったのが、5月31日(水)、より具体的な内容が伝えられました。


店の名前: Core by Clare Smyth
開店日: 2017年7月
メニュー: テイスティングメニュー10〜12コース、3〜5コースを選ぶことも可能
ワインの種類: 400(ブルゴーニュ、ボルドー、北イタリアからカリフォルニアにいたるまで)
席数: 54、10人座れるシェフズテーブル、18席のカクテルバーを設置
営業: ディナー 火〜土曜18.30-2230、ランチ 木〜土曜12.00-14.30
住所: 92 Kensington Park Road, Notting Hill, London, W11 2PN
ウェブサイト: https://www.corebyclaresmyth.com/


イギリスの飲食メディアでは、以下のように伝えています。
上記の内容にさらに特記すべきことは含まれていないかとは思いますが、ご参考までにどうぞ。

Core by Clare Smyth to open in Notting Hill this July
http://www.bighospitality.co.uk/Business/Core-by-Clare-Smyth-to-open-in-Notting-Hill-this-July


Clare Smyth goes solo as Core opens in July
http://www.hardens.com/uk-london/31-05-2017/clare-smyths-goes-solo-as-core-opens-in-july/


Clare Smyth to open Core in Notting Hill, her first solo restaurant
http://www.hot-dinners.com/Gastroblog/Latest-news/clare-smyth-to-open-core-in-notting-hill-her-first-solo-restaurant



~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○exゴードン・ラムジィのヘッドシェフ、ノッティング・ヒルに自身の店舗をオープン! → http://ricorice.exblog.jp/25184272/
○今年、2017年の開業に期待大! ロンドンのレストラン・ベスト15 → http://ricorice.exblog.jp/25158103/
○今年、2017年の開店が待ち遠しい! ロンドンのレストラン10選 → http://ricorice.exblog.jp/25111559/
○来年の開店が待ち遠しい! ロンドンのレストラン10選 → http://ricorice.exblog.jp/24008035/
○イギリスの女性料理人16人が選ぶ“私の好きな食材” → http://ricorice.exblog.jp/23718769/
○決定! 「The Great British Bake Off」の新しいジャッジと司会はこの人たち → http://ricorice.exblog.jp/25619402/




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