イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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Happy Christmas!

くだらなさ(笑)が身上の“BuzzFeed”。
https://www.buzzfeed.com/
近頃はそれにも飽きてしまって(笑)、たま〜にしかみなくなっちゃったけど、
こんなのがあったので、ご紹介!

この32の料理/食品のうち19以上食らうとあらば、あなたも立派なイギリス人!(クリスマスにこんなの食べるの、イギリス人だけだけどね)
Only A British Person Has Eaten 19/32 Of These Foods Over Christmas
https://www.buzzfeed.com/jamiejones/if-youve-eaten-xxxx-of-these-christmas-food-you

気になる32の料理/食品は以下のとおりです。

01. ピッグス・イン・ブランケット/Pigs in blankets(ブランケットをまとった豚。ときけばかわいいけれど、要はウィンナーのベーコン巻き)
02. 芽キャベツ/Brussels sprouts(付け合わせ野菜の定番)
03. スタッフィング/Stuffing((ローストの)詰め物)
04. (ロースト・)ターキー/Turkey
05. (ロースト・)グース/Goose(イギリスの伝統的なローストはターキーではなくこちら)
06. パースニップ/Parsnips(ニンジンに似た見た目の、白い根菜。ローストしたパースニップのほくほくした甘いうまさといったら!)
07. ヨークシャー・プディング/Yorkshire Puddings
08. ニンジン/Carrots(付け合わせ野菜の定番)
09. ロースト・ポテト/Roast potatos
10. グレイヴィー(・ソース)/Gravy(ローストから出る肉汁で作る)

11. ブレッド・ソース/Bread Sauce(べちゃべちゃして、私は苦手。。。)
12. クランベリー・ソース/Cranberry Sauce
13. レンジでチンしたモルドワイン/Microwaved mulled wine(わざわざ電子レンジって言わなくっても。。。)
14. バックス・フィズ/Buck’s fizz(定番カクテルといえば、これ)
15. クリスマス・サンドイッチ/Christmas sandwich(ローストなどクリスマスらしい具材を使用)
16. クオリティ・ストリート/Quality street(ネスレ/Nestléから出ている、種類いろいろチョコレート)
17. ローゼズ/Roses(カドバリー/Cadburyから出ている、種類いろいろチョコレート)
18. セレブレーションズ/Celebrations(マーズ/Marsから出ている、種類いろいろチョコレート)
19. 箱入れあれこれチョコレート/A chocolate selection box
20. ショートブレッド/Shortbread biscuits

21. トライフル/Trifle(人が集まったときのデザートの定番)
22. ユール・ログ(ビュッシュ・ド・ノエル)/Yule log(Yuleはクリスマス、logは薪の意)
23. クリスマス・プディング/Christmas pudding(クリスマス・ディナーの締めのデザート)
24. ミンス・パイ/Mince pies
25. ブランデーバター/Brandy butter(バターというかソース。クリスマス・プディング、ときにミンス・パイにつけて食べる)
26. クリスマス・ケーキ/Christmas cake(どっしりしたフルーツケーキにマジパンと真っ白なロイヤルアイシングを厚くかぶせたもの)
27. チョコレート・オレンジ/Terry’s chocolate orange(房までオレンジに似せたチョコレート)
28. チョコレートのアドヴェント・カレンダー/Advent calender chocolates
29. みかん/Satsuma(日本のあの、みかん。さつまと呼ばれる)
30. 栗のロースト/Roasted chestnuts

31. チーズ・ボード/Cheese board
32. 残りものでサンドイッチ/Sandwich made from leftover


いかにも!です。
チョコレートものが7つも入っていて、どれだけチョコレート好きなんだ!って話。
しかも、16〜19ってメーカーが違うだけで、要はトフィが入ったりのチョコレート加工品あれこれの箱入りってだけじゃん!

そしてしめがいいね!
残りものでサンドイッチ、これ、ほんと。これ、26日、クリスマスの翌日のボクシング・デイの定番ランチね(笑)。
ロースト・グースやターキーの残りのくず肉とクランベリーソースとかをはさみ、
冷蔵庫整理とかであるものをぶっこんで鍋にする、そんな感覚に近いかも?


っと、紫キャベツの蒸し煮(千切りした紫キャベツをブラムリー(リンゴの1種。酸味のあるクッキングアップル)かお酢と一緒にル・クルーゼみたいな蓋つきキャセロールでオーブンで蒸し焼きしたもの)がない!
酸味がいい箸休めなのに、な。今どきは食べないのかしらん。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○クリスマスならではの食べ物、イギリス人が好きなもの嫌いなもの → http://ricorice.exblog.jp/23994266/
○イギリスのスーパーマーケットのミンス・パイ食べ比べ → http://ricorice.exblog.jp/26231153/
○イギリスのスーパーマーケットのクリスマス食品を評価する! → http://ricorice.exblog.jp/25067699/
○2016年のイギリスのクリスマスは、どこもかしこもパネトーネ → http://ricorice.exblog.jp/25062218/
○イギリスのクリスマスのお菓子 → http://ricorice.exblog.jp/21446958/
○モルドワインを上手に作るコツ → http://ricorice.exblog.jp/22669991/
○エリザベス女王がスタッフに贈るクリスマス・プディングは、あのスーパーマーケットのもの! → http://ricorice.exblog.jp/26235058/




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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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# by ricoricex | 2017-12-25 00:00 | 順位&セレクト

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そのトッピングが蝶の羽根のように見えるから、バタフライ・ケーキ。
イギリスの家庭菓子の定番、フェアリー・ケーキをベースにちょっと手を加えたのがこれ。
焼きあがったケーキの上部をカットし、バタークリームを絞り出し、カットした生地を蝶の羽根に見立てて飾ります。
誕生日など子どものパーティで登場することの多いお菓子です。

バタークリームはスプーンですくってのせてもいいのですが、
絞り袋を使うとぐっときれいです。

また、バタークリームを絞ると同時に、レモンカードやオレンジカードなどを少ししのばせると、
味わいがリッチになって、おすすめです。

<材料(8号×12個分)>
薄力粉……120g
ベーキングパウダー……小さじ1
バター……100g
グラニュー糖……80g
卵……2個
牛乳……大さじ1〜2(好みで入れる)

〜〜バタークリーム〜〜
無塩バター……60g
粉糖……90g
牛乳……大さじ1
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<作り方(調理:40分 オーブン:15〜20分)>
下準備
*バターとバタークリーム用の無塩バターを室温でやわらかくしておく。
*型にケースをおく。
*オーブンを180℃に温めておく。
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1. 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて、2〜3度ふるう。卵をときほぐす。
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2. ボウルにバターを入れ、クリーム状になるまでやわらかくする。グラニュー糖を加え、軽く白っぽくなるまでさらにかき混ぜる。
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3. 2に1のふるった薄力粉とベーキングパウダーを少し入れ軽く混ぜ、卵を2〜3回に分けて入れ、混ぜる。
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4. 残りの薄力粉とベーキングパウダー、牛乳を加えて混ぜる。
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5. 4のタネをカップに入れる。
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6. 180℃のオーブンで15〜20分焼く。
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7. ケーキが膨らみ表面がかたくなったら、オーブンから取り出し、網の上で冷ます。
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8. バタークリームを作る。ボウルに無塩バターを入れ、クリーム状になり、だんだんと白っぽくなり、ふわっと軽い感触になるまでかき混ぜる。
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9. 8に粉糖を半量入れ、かき混ぜる。
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10. 9に残りの粉糖と牛乳を加えて、混ぜる。
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11. ケーキが冷めたら、上面の膨らんだ部分を切り、さらに半分に切る。
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12. ケーキの上に10のバタークリームを絞り出し、11の切った生地を蝶に見立てて飾る。
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(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!




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# by ricoricex | 2017-12-24 00:00 | イギリス菓子・レシピ

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私自身は、クリスマスのあのうきうきした感じは決して嫌いではないのだれど、
クリスマスは毎年いつもと変わらない、いつもの一日です。

そのあたり、キリスト教圏の人はなかなか大変だなぁ、と思うわけで
(クリスマスは家族が集まる(とされる)日本のお正月に近い。それぞれにプレゼントを用意したりが加わるので、日本のお正月より余計に大変な気が。。。面倒くさい親戚がいたり、は一緒か(笑))、
私だったら、クリスマス休暇を利用して、国外逃亡しちゃうだろーなー(笑)。
実際、お正月に実家に帰らないこともあったしな〜。

昔、イギリスでホームステイをしていたときのこと。
12月に入ると居間に大きなクリスマスツリーが飾られ、小さな子どもたちがアドヴェントカレンダーを毎日開けて、チョコレートを頬張っている姿は、それはそれはかわいらしいものでした。
12月なかばにその家を離れたのだけれど、そのとき、クリスマスカード(その家の一番下の子、当時5歳だったかな?は10何枚もカードをくれた(笑))とちょっとしたプレゼント(センスのいいバスフォームだった)をもらって、そんなこと期待してなかったから、ちょっとじ〜ん、としてしまいました。
確かにイギリスでは、クリスマスディナーを囲む家族らだけでなく、身近な人にもプレゼントを贈り合うんだけど、実際に体験すると、ね。


身近な人にプレセントを渡すのは、ロイヤル・ファミリーとて同じこと。
毎年、エリザベス女王とフィリップ殿下は、バッキンガム・パレスなどに勤務する1500人ものスタッフに、プレゼントを渡すようです(大変だなぁ。。。)。

そのクリスマス・プレゼントはクリスマス・プディングで、
な、な、なんとテスコ/Tescoのもの!
Finest, 12-month matured Christmas puddingで、お値段£8。

ひつこいようですが、な、な、なんとテスコですよ!
テスコはイギリス国内最大規模のスーパーマーケット。
あらゆるものに階級が存在するイギリスでは、スーパーマーケットも同様で、
テスコは庶民、ワーキングクラス(労働者階級)をおもなターゲットとしています。

エリザベ女王とフィリップ殿下がスタッフに贈るクリスマス・プディングはさすがに、テスコのなかのハイブランド、Finest。
でもね、王室御用達スーパーマーケットはちゃんとあって、それはウェイトローズ/Waitrose
いくら高品質ブランドのFinestを展開していても、そこはテスコなわけです。

なので、庶民派の代表スーパーマーケットのテスコクリスマス・プディングが選ばれたこともそうだけど、
王室御用達のウェイトローズじゃない、ってことにも驚いてしまったわけです。

かつては、ハロッズ/Harrodsフォートナム&メイソン/Fortnum & Masonクリスマス・プディングが贈られていたわけで、
これは王室の財政緊縮の一環か、アルディ/Aldiリデル/Lidlといったドイツ勢に押され消沈気味のイギリスのスーパーマーケットを鼓舞するためか(そのために業界大手のテスコを選んだのか)、
その理由はわかりませんが、ともあれクリスマスのびっくりニュース、ということで。


このニュースの出典元は、2017年12月13日(水)づけの「Hello!」(王室やセレブリティのゴシップ満載の週刊誌。数年前に路線を変えたらしい、けど、ほんと? 未確認)よりこちらの記事から(↓)。
Find out which gift the Queen and Prince Philip give to their staff every Christmas
https://www.hellomagazine.com/royalty/2017121344771/christmas-gift-queen-staff/


2017年12月15日(金)づけの経済メディア「Business Insider」では、上記「Hello!」の記事を元に、こんな記事(↓)を掲載しているので、こちらもご参考に。
The Queen gives a Tesco Christmas pudding to every member of her staff each year
http://www.businessinsider.com/queen-gives-staff-tesco-christmas-pudding-every-year-2017-12



おまけ。
ハリー(ヘンリー)王子の婚約者、メーガン・マークルも、
ノーフォークにあるサンドリンガムハウスで行われるエリザベス女王らロイヤルファミリーが参加するクリスマスに招待され、出席する模様。
正式に結婚するまで、婚約の時点では参加できない慣習で、キャサリン妃も婚約者であった時分には招待されていなかったため、異例なこととされていますが、
これも時代の流れで、まあ、そんなもんじゃない。婚約もしたわけで、今の時代、それが妥当でしょう。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○<イギリス菓子・レシピ> クリスマス・プディング【Christmas Pudding】 → http://ricorice.exblog.jp/23889715/
○イギリスのスーパーマーケットのミンス・パイ食べ比べ → http://ricorice.exblog.jp/26231153/
○イギリスのスーパーマーケットのクリスマス食品を評価する! → http://ricorice.exblog.jp/25067699/
○2016年のイギリスのクリスマスは、どこもかしこもパネトーネ → http://ricorice.exblog.jp/25062218/
○イギリスのクリスマスのお菓子 → http://ricorice.exblog.jp/21446958/




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# by ricoricex | 2017-12-23 00:00 | イギリスの食ニュース

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昨日お届けした“イギリスの新聞「The Guardian」が選ぶ2017年のベスト・フードブック11選”に続き、同じく2017年12月1日(金)づけのイギリスの新聞、「The Guardian」から本日お伝えするのはこれ(↓)。
2017年のベスト・ドリンクブック10選
The best books on drink of 2017
https://www.theguardian.com/books/2017/dec/01/the-best-books-on-drink-of-2017

選ばれた10冊は以下のとおりです。


01. 『A short History of Drunkenness』Mark Forsyth(Viking)


02. 『9000 Years of Wine: A World History』Rod Phillips(Whitecap)


03. 『Georgia: A Guide to the Cradle of Wine』Miquel Hudin and Daria Kholodilina(Vinologue)
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04. 『The Wine Dine Dictionary』Victoria Moore(Granta)


05. 『Bursting Bubbles』Robert Walters(Quiller)


06. 『That S*it Will Never Sell!』David Gluckman(Prideaux)
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07. 『The Way of Whisky: A Journey Around Japanese Whisky』Dave Broom(Mitchell Beazley)


08. 『Whiskies Galore: A Tour of Scotland's Island Distilleries』Ian Buxton(Birlinn)


09. 『Miracle Brew』Pete Brown(Unbound)


10. 『20th Century Pub』Jessica Boak and Ray Bailey(Safe Haven)
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ワイン、ウィスキー、ビールなどからまんべんなく。
選ばれたリストを眺めると、ジョージア(グルジア)ワイン、日本のウィスキーといった、おなじみの生産国だけじゃないよ!と広がりを見せているのかな、といった印象。だからこそ本も出るんだろうし。
ただ、個人的には、今年は、おおお〜、これは!といったドリンク本には出合わなかったなぁ。。。

とはいえ、こういうリストを通して新しい発見もあるわけで。
6の『That S*it Will Never Sell!』がそれ。挑発的なタイトル含め、これはおもしろそーだっ!
ウェブサイト(↓)からサンプルをダウンロードできるので、冬休みに読もうっと!
http://www.thatshitwillneversell.com/


また、この『That S*it Will Never Sell!』もですが、大手のみならず、ブティック出版からの本も選ばれていて、なんだろう、この既視感、と思ったら、
四半世紀前、90年代前半、イギリスの音楽業界で同じことが起こっていて、メインストリームとオルタナティヴ(インディー)の区分が、実際の売上げ含め、曖昧になってきたんですよね。

音楽メディアのNMEもまだバリバリのタブロイド紙発刊で、
ナショナルチャート、インディーチャートと明確に分けていたのが、それが無意味になっていったのがこの頃。
インディー・レーベルから出たものの、売上げも評価も高いものとなった、ビョークの実質ソロデビュー・アルバムの『デビュー』はその象徴でした。


当時は、インターネットはまだ一般にゆきわたっておらず、今みたいに情報があふれていなかったので、自分からとりに行くしかなくって、(ファン)ジンとかを輸入盤屋とかに足繁く通って、買って読んでたんだよなぁ
(私は相当のアノラック、洋楽インディーオタクだったので)。
もちろん方法は変わるわけだけど、ニッチだけれど凝縮された情報を本当に伝えたい人が本当に欲しい人に届ける、という図式はいつの時代も健在なんだな、と思ったりして。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスの新聞「The Guardian」が選ぶ2017年のベスト・フードブック11選 → http://ricorice.exblog.jp/26233052/
○2017年イギリスでよく売れた料理本・トップ10 → http://ricorice.exblog.jp/26218882/
○注文しとく? 2017年注目の料理本15選 → http://ricorice.exblog.jp/25215183/
○イギリスの新聞「The Guardian」が選ぶ2016年のベスト・フードブック20選 → http://ricorice.exblog.jp/25106290/
○イギリスの新聞「The Guardian」が選ぶ2015年のベスト・フードブック → http://ricorice.exblog.jp/23979936/
○イギリスの新聞「The Guardian」が選ぶ2015年のベスト・ドリンクブック → http://ricorice.exblog.jp/23982729/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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# by ricoricex | 2017-12-22 00:00 | 順位&セレクト

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イギリスの新聞「The Guardian」の2017年12月1日(金)づけであったのは以下の記事。
2017年のベスト・フードブック11選
The best books on food of 2017
https://www.theguardian.com/books/2017/dec/01/the-best-books-on-food-of-2017

選ばれた11冊は以下のとおりです。


01. 『The Comfort Food Diaries』Emily Nunn(Simon & Schuster)


02. 『Chai, Chaat & Chutney』Chetna Makan(Mitchell Beazley)


03. 『Sweet』Yotam Ottolenghi and Helen Goh(Ebury)


04. 『At My Table』Nigella Lawson(Chatto)


05. 『The Modern Cook's Year』Anna Jones(4th Estate)


06. 『The Little Library Cookbook』Kate Young(Head of Zeus)


07. 『The Christmas Chronicles』Nigel Slater(4th Estate)


08. 『The French Country Housewife』Cora Millet-Robinet(Prospect Books)


09. 『On Eating Insects』Nordic Food Lab,‎ Joshua Evans,‎ Roberto Flore and‎ Michael Bom Frøst(Phaidon)


10. 『Kaukasis The Cookbook: The culinary journey through Georgia, Azerbaijan & beyond』Olia Hercules(Mitchell Beazley)


11. 『Syria: Recipes from Home』Itab Azzam and Dina Mousawi(Trapeze)



一口に食、といってもさまざまなジャンルからまんべんなく選ばれていて、そのジャンルこそが2017年を象徴しているなぁ、と感じます。
たとえば、05の『The Modern Cook's Year』はヴェジタリアンやオーガニックを包括するクリーン・イーティングだったり、09の『On Eating Insects』は北欧だったり。

また、メディアに出演することの多い料理家やレストランシェフらの書籍ももちろん選ばれているものの、
ベストセラー(↓)が入っていないのがおもしろいところ
2017年イギリスでよく売れた料理本・トップ10(※11月まで)http://ricorice.exblog.jp/26218882/)。
発売日の関係や、クリスマス商戦で、最終的には、批評家からの評価が高く、かつよく売れた本、が出てくるかもしれませんけど、ね。

昨年の“イギリスの新聞「The Guardian」が選ぶ2016年のベスト・フードブック20選”で選ばれた『Cook for Syria』(↓)に続き、

11にシリアにまつわる食の本『Syria: Recipes from Home』がピックアップされていることも見逃せないポイントです。
社会問題への取り組みが日常の風景となっているイギリスならではといえるでしょう。


っと、私自身のthe best book on food of 2017がここでも見当たらない!
人の好みはそれぞれだし、これはこれで、うっしっし!です。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○2017年イギリスでよく売れた料理本・トップ10 → http://ricorice.exblog.jp/26218882/
○注文しとく? 2017年注目の料理本15選 → http://ricorice.exblog.jp/25215183/
○イギリスの新聞「The Guardian」が選ぶ2016年のベスト・フードブック20選 → http://ricorice.exblog.jp/25106290/
○イギリスの新聞「The Guardian」が選ぶ2015年のベスト・フードブック → http://ricorice.exblog.jp/23979936/
○イギリスの新聞「The Guardian」が選ぶ2015年のベスト・ドリンクブック → http://ricorice.exblog.jp/23982729/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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# by ricoricex | 2017-12-21 00:00 | 順位&セレクト

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2017年秋。
ロンドンの食の専門書店でスタッフの方と話したときのこと。
「そうですねぇ、baking(オーヴンでbakeするもの。ケーキ、焼き菓子、パンの類のこと)だとここのところ動きが活発なのは北欧です」と。

確かに、そう。
年に一度の頻度で、私はたまにイギリスに行くから気づきやすい、ってのは大いにあり、
大型書店の料理本コーナーをのぞくと、
北欧のライフスタイル“ヒュッゲ”(の中での食の立ち位置) → 北欧料理/ベイキング
と、より細分化されていっている印象です。
細分化される、ということは、それだけ興味が持つ人が増え、広がりを見せるようになり、それぞれの枝葉に見合った細かい内容が求められている、ってなわけで。


もちろん以前からロンドンに北欧料理や食材店はあったのだけれど、
今のシンプルモダンの先駆けとなったひとつは間違いなく、
ずばり、“北欧のパン屋”を店名に掲げた、
このノルディック・ベーカリー/Nordic Bakeryでしょう。
http://nordicbakery.com/
(ノルディック、ではなく、ノーォディックの方が英語の語感としては近いのですが、便宜上)

ノルディック・ベーカリーがあるのは、ロンドンのソーホー。
そうきくと繁華街のなかであって賑やかな立地を想像しますが、
Golden Squareという小さな公園に面し、店内はリラックスできる落ち着いた空気感に包まれています。

地下鉄ピカデリー・サーカス駅から近いながらも(歩いて5分ぐらいかな)、
目的がないとなかなかここには来ないだろうし、
また小さな店なので知らなければ前を通っても気づかないかもしれないので、
ノルディック・ベーカリーは繁華街の穴場的なカフェかも知れません。


私が最後に訪ねたのは4年前((!) もうそんなに経つのか。。。)
日曜日の午後、2時を回り、お昼には遅い時間だし、
がっつり食べたいわけではないけれど、小腹は満たしたい。
そのとき、ピカデリー・サーカス駅とオックスフォード・サーカス店の真ん中ら辺にいたので、
あっ、そうだ!と向かったわけです。

日曜日の午後、ということで、着席できるのは20人ほどの店内は大賑わい。
2人かけテーブルは満席でしたが、相席の大テーブルにあきがあったので、
3人ほど並んでいた列に加わり、注文し、席へ。
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この日、私がオーダーしたのは、
・スモークサーモンのオープンサンドイッチ/Smoked Salmon Sandwich £4.20
・カスタードとココナッツのパン/Skoleboller £2.40
・カフェラテ/Latte £2.50
しめて£9.10。
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スモークサーモンのオープンサンドイッチはライ麦パンの上にスモークサーモンとディル、そしてコショウで味を引き締めたオープンサンドイッチ。そう、スモーブローってやつです。
直径10cmほど。いくらスモークサーモンをたっぷり広げているといえ、これで£4.20って、ほかのパンやドリンクメニューと比較すると、高くない?と思いきや、土台はどっしりしたライ麦パン。
いくら薄く切ってあるとはいえ、一口ごとにずんずんずんと胃に積もっていく感じ。
なので食べ終わるころには、お腹は相当満たされ、見た目よりもずっと食べ応えがあります。
だったら、この値段は妥当かぁ〜。

もうひとつは、デザート代わりの甘いパン。
Skolebollerは英語にするとschool bun、日本語にすると学校のパン。
ノルウェーを代表する菓子パンで、その名のとおり学校給食でおなじみなんだとか(パン屋さんでも販売されるらしいです)。
発酵生地の真ん中にカスタードを詰め、表面にアイシングをかけ、刻んだココナッツをのっけたもの。
こっくりしたカスタードとココナッツの相性がよく、
“学校パン”だからでしょうか、ノスタルジックな甘さがあります。

あ〜、カフェオレよりフィルターコーヒーとかブラックの方がよかったな(笑)。


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ノルディック・ベーカリーは、カフェオレの入ったマグのように、落ち着いた濃紺、グレー、ベージュが基本色。
壁は木の板。通りに面した大きな窓の向こうは公園。
店内はシンプルな造りで、BGMがなく、これが気持ちが落ち着く理由かも。
Norwegian Wood(ノルウェーの森)ならぬ、Nordic Woods(北欧の森)かも。
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ノルディック・ベーカリーを訪ねると、
お店の窓に大きく、
Dark rye bread
Cinnamon buns
Coffee
1行あけて
Nordic Bakery
とあるのが目に入ります。
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これ、とてもうまいな!と思いました。
というのも、“ノルディック・ベーカリー(北欧のパン屋)”ときいてどんなパンを提供するのかピンとこない人もいるはず。そこで、

Dark rye bread(ライ麦パン) → 食事パンの総称として、また小麦以外の穀類を使っていることも表現
Cinnamon buns(シナモンパン) → 甘いパンの総称として。シナモンパンは北欧を代表するパンで、これで北欧の甘いパンの類が、イメージできる人も多いかと。かつ、ノルディック・ベーカリーの看板メニュー
Coffee(コーヒー) → コーヒー、つまりドリンクメニューもありますよ、カフェ利用もOK
を語らせているんですね。

そして、その後に初めて店名のノルディック・ベーカリーを持ってきて、
まずはどんな店なのか、その内容を具体的に知らせることに重きをおいているのが、素晴らしい!

人間の視線は上から下に移動します。
なので、店名が先に来ると、北欧のパン屋さんね〜、というぼんやりとしたもので、あまりひっかからないかもしれないところを、
“これがありますよ!”を最初に見せるやり方ってのは、頭いいな、と思ったのです。

ぐぐっても同様。
Nordic Bakery: Dark rye bread, Cinnamon buns & Coffee in London
と店名だけでなく、上記と同じ内容も表示されるってのは、相当、意識的にやっている表れ。
しかも、同じ内容ってのがポイントで、ぶれてない、ってのは戦略として実に正しい!
(えてして、統一しきれいないこと&ところが多いのです)

飲み食いするだけでなく、店の雰囲気を体感するだけでなく、こういう気づきは実に楽しい!


さて、冒頭にお店はソーホーにあると記しましたが、気づけば支店が3店舗できていた。。。
あとの3軒は、Neal Street(コヴェント・ガーデン)、New Cavendish Street(メリルボーン)、Dorset Street(ベイカー・ストリート。ここもメリルボーンだけど、便宜上)にあります。

また、なんせ4年前の情報ですから、値段は上昇、メニューが変わっている可能性があること、ご承知おきください。
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sun 10/11/13


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○軽食@プリンチ/Princi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26117223/
○スコーン@フリート・リヴァー・ベーカリー/Fleet River Bakery(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25964233/
○パン@ベイカー・アンド・スパイス/Baker & Spice(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25675717/
○お茶@ブルーバード・フードストア/The Food Store at Bluebird(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25903912/
○ランチ@フリント・アウル・ベーカリー/Flint Owl Bakery(ルイス) → http://ricorice.exblog.jp/26079388/




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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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# by ricoricex | 2017-12-20 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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イギリスの新聞は、私は「ガーディアン/The Guardian」(日曜日はオブザーヴァー/The Observer)がお気に入り。
なんで好きかっていうと、ニュースや論説ではなく、知らなくてもまったく困らないであろう、どーでもいいことを、大マジメにぐぐっと掘り下げてくれるから(ほめてますっ!)
ウェブで記事が自由に読めて(寄付を募ったりはしているけれど、2017年12月現在、無料)、なんともありがたい限りです。

この「ガーディアン」で楽しみにしている連載に、
“イギリスのスーパーマーケットの食品・食べ比べ”
があります。

2017年12月10日(日)づけであったのはこれ(↓)。
イギリスのスーパーマーケットのミンス・パイ食べ比べ
Mince pies taste test: seasonal sensation or festive flop?
https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2017/dec/10/mince-pies-taste-test-seasonal-sensation-or-festive-flop

そう、クリスマスが近いということで、ミンス・パイが取り上げられました。
気になる結果は以下のとおりです(温めて試食)。

01. Ocado Daylesford organic mince pies £7.99(6個入り/300g)
4点(10点満点中)

02. Co-op Irresistible mince pies £2(6個入り/396g)
4点(10点満点中)

03. Waitrose All butter mince pies £2.50(6個入り/365g)
6点(10点満点中)

04. Marks & Spencer The Collection mince pies £2.50(6個入り/323g)
7.5点(10点満点中)

05. Asda Extra Special luxury all butter mince pies £1.85(6個入り/420g)
4点(10点満点中)

06. Tesco Finest* mince pies £2(6個入り/390g)
8点(10点満点中)

07. Morrisons The Best all butter mince pies £2(6個入り/360g)
4点(10点満点中)

08. Aldi Selected Mince Pies £1.49(6個入り/390g)
2点(10点満点中)

09. Sainsbury’s All butter mince pies £2(6個入り/370g)
4点(10点満点中)


私がこの「ガーディアン」の“スーパーマーケット食品の食べ比べ”連載を楽しみにしている理由は、
単に評価するだけでなく、総論として、イギリスとその食品の関わりを示している点。
現在の市場状況や歴史などが記され、これが実に興味深い!

ミンス・パイについては、イギリスでは年間3億7000万個ものが販売され、うち半分に近い1億8000万個がこの時期に、1日230万個が消費されている計算になります。
(私は、この時期以外で半分以上のミンス・パイが消費されていることに驚き!)
そして、張り切って買うにも関わらず、7400万個のミンス・パイが捨てられてしまっている模様です。。。
季節ものだし、人も集まるし、高い買い物じゃないし、とりあえずとついつい買うけど、実際はそんなに食べなかった、なのかもしれません。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスのスーパーマーケットのクリスマス食品を評価する! → http://ricorice.exblog.jp/25067699/
○2016年のベストなミンス・パイ8選 → http://ricorice.exblog.jp/25046095/
○2016年のイギリスのクリスマスは、どこもかしこもパネトーネ → http://ricorice.exblog.jp/25062218/
○イギリスのクリスマスのお菓子 → http://ricorice.exblog.jp/21446958/




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# by ricoricex | 2017-12-19 00:00 | 順位&セレクト

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どこもかしこもクリスマスモード、そしてこの一年を統括する情報があれこれアップされています。
イギリス産ワインに特化したウェブサイト、Great British Wineとて同じ。
2017年12月1日(金)からアドヴェント・カレンダーよろしく毎日1つずつ、テーマごとに今年の注目ワインが、計12本紹介され、クリスマスのテーブルにいかが?という趣旨のこんな記事でした(↓)。

2017年のイングリッシュワインを総決算! この12本がオシ!
The 12 Wines of Christmas
http://www.greatbritishwine.com/articles/the-12-wines-of-christmas/


テーマごとに選ばれた12のイングリッシュワインは以下のとおりです。

01. アート&イングリッシュワイン好きに/For the art & English Wine lover:
Polgoon Art Bacchus 2016

02. 紅白のスパークリングワインを選ぶなら/A duo of Dorset sparkling wines:
Langham Rosé & Classic Cuvée 2014

03. スパークリングワインをサイズ違いで3本/A trio of Exton Park brut sizes:
Exton Park Brut Reserve

04. 熟成感のある美しいピノ・グリ/A ripe & delightful Pinot Gris:
Greyfriars Pinot Gris 2016

05. ナッツの香りが印象的。インパクトあるスパークリングワイン/An intense and nutty sparkling wine:
Lyme Bay Blanc de Noirs 2014

06. パーティを彩る華やかな食前酒/The perfect festive aperitif:
Hattingley Sparkling Red Pinot Noir 2015

07. リッチでなめらかなデザートワイン/A rich and unctuous dessert wine:
Denbies Noble Harvest Ortega 2016

08. イングリッシュワインのシャルドネといえばこれ/England's finest Chardonnay:
Chapel Down Kit’s Coty Chardonnay 2014

09. 廃退感さえ漂う大人なロゼ/A mature & decadent rosé:
High Clandon Aurora Cuvée Rosé 2011

10. リッチで口当たりのしっかりしたスパークリングワイン/A rich a textural journey:
Wiston Blancs de Noirs 2010

11. 食事に合わせたい腰のあるスパークリングワイン/A decadent sparkling wine for food lovers:
Hambledon Premiere Cuvée

12. 複雑味のあるイギリスのスパークリングワイン/The most complex English sparkling wine so far?:
Sugrue Pierre Cuvée Dr Brendan O’Regan


どちらかというと清涼感のある印象が強いイングリッシュワインですが、
ここでは一年を統括するにふさわしい、より重厚なものが選ばれています。
いろんな種類があるし、種類があるってことは、それだけ層が厚くなったんだなぁ〜、としみじみ。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○2017年、この秋ベストなイングリッシュワイン7選 → http://ricorice.exblog.jp/26098303/
○イギリスのスーパーマーケットのシャンパーニュ&スパークリングワインを評価する! → http://ricorice.exblog.jp/25998219/
○2017年夏 この6本が今飲みたいイングリッシュワイン → http://ricorice.exblog.jp/25927604/
○第1回UKワイン・アウォーズ2017・結果発表! → http://ricorice.exblog.jp/25856663/




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# by ricoricex | 2017-12-18 00:00 | イングリッシュワイン

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直訳すると、コーンウォールのお祭りの食べ物。
そう、フェアリング/faringとは、もともとはお祭りで出る食べ物全般のこと。
しかし、時間の経過とともに、お祭りで人気のあったお菓子、
ショウガ風味のビスケットを指すことになります。

イギリスではお菓子にショウガを使うことが少なくなく、とりわけ多いのがビスケット。
ジンジャー・スナップジンジャーブレッド・マンがその代表格で、
コーニッシュ・フェアリングもそんなビスケットのひとつです。

実は私、ショウガ自体は苦手ではないのですが、
ショウガ風味のお菓子を好んで食べることはありません。
でも、このコーニッシュ・フェアリングは別。
それは、ショウガだけでなく、オールスパイスやシナモンなども使い、
いろいろなスパイスが合わさって、やさしく香るビスケットだから。

フェアリアングはイングランド各地で売られていましたが、
なぜコーンウォールと名前が付いていて、今の時代まで愛されてきたのか。
それは19世紀後半、コーンウォールでTruroという土地でティールームを経営していた
John Cooper Furnissという人物のアイディアにあります。
1986年、自身のティールームでビスケットを販売したところ大きな人気を獲得。
ついには、メールオーダーでの遠方の人々にまでその味わいが届けられるようになります。

彼のティールームがコーンウォールにあり、
コーンウォール(から)のフェアリング、ということで、
コーニッシュ・フェアリングという呼び方が定番化したと考えられています。

コーニッシュ・フェアリングは、粉類をふるい、バターを合わせ、ゴールデンシロップでまとめ、
オーブンで焼く、という、簡単に作れる部類のビスケット。
当レシピでは、ゴールデンシロップではなく入手しやすいハチミツで代用しています。

スパイスがやさしく香るコーニッシュ・フェアリングは、
イギリスのお茶の時間、カジュアルなマグのミルクティーにぴったり。
材料さえあれば、すぐに作れる手軽さもうれしいお菓子です。

<材料(24個分)>
薄力粉……100g
重曹……小さじ1/2
ドライジンジャー……小さじ1/4
オールスパイスー……小さじ1/4
シナモン……小さじ1/4
ナツメグ……ひとつまみ
バター……40g
グラニュー糖……40g
ハチミツ……大さじ2
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<作り方(調理:25分 オーブン:10分×2回)>
下準備
*天板にクッキングシートを敷いておく。
*オーブンを180℃に温めておく。
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1. 薄力粉とベーキングパウダー、ドライジンジャー、オールスパイス、シナモン、ナツメグを合わせて2〜3度ふるう。バターを適当な大きさ(3cm角より小さいとよい)にカットする。
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2. フードプロセッサーに1の粉類とバターを入れ、そぼろ状になるまで回す。
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3. 2をボウルにあけ、グラニュー糖を加えて混ぜ、真ん中にくぼみを作る。
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4. 3のくぼみに、ハチミツを注ぐ。
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5. 手で生地をひとつにまとめる。
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6. 5の生地を24個に分割し、準備しておいた天板に丸めて置く。
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7. 180℃のオーブンで10分焼く。
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8. 焼き上がり、粗熱がとれたら網の上で冷ます。
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(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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# by ricoricex | 2017-12-17 00:00 | イギリス菓子・レシピ

2017年12月5日(火)、飲食メディア“ロンドン・イーター/London Eater”による、
今年2017年のロンドンのフードシーンを彩ったレストランやシェフを讃える賞、
ロンドン・イーター・アウォーズ/London Eater Awards”が発表されました。
London’s Eater Awards Winners 2017
https://london.eater.com/2017/12/5/16734304/best-london-restaurant-chef-design-delivery-eater-awards-2017


5つの部門から、編集部、および読者によって選ばれた受賞は以下のとおりです。

○レストラン賞/Restaurant of the Year 2017
P. Franco
 読者によるレストラン大賞… XU

○シェフ賞/Chef of the Year
Andrew Wong@A. Wong
 読者によるシェフ賞… David Gingell@Westerns Laundry

○デザイン賞/Design of the Year
Isabel
 読者によるデザイン賞… XU

○支店賞/Restaurant Expansion of the Year
Rochelle Canteen at the ICA
 読者による支店賞… Red Rooster

○デリバリーフード賞/Food Via Delivery of the Year
Motu
 読者によるデリバリーフード賞… CHIK’N

万人にまんべんなく評価されている、ではなく、
よりコアなファンを獲得している店が選ばれた印象です。

レストラン賞に選ばれたP. Francoについては、なぜ選ばれたのかを分析した記事がありますので、
こちらをご参考に(↓)。
Why This Clapton Wine Shop Is London’s Restaurant of the Year
https://london.eater.com/2017/12/11/16761088/p-franco-best-london-restaurant-of-the-year-eater-awards-2017



それにして、わずか5部門のうちのひとつに、デリバリーフード賞があるとは!
いかに高い市民権をデリバルー/Deliverooウーバーイーツ/UberEatsといったフードデリバリーが得ているのかが、こういったことにも表れます。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○オブザーバー・フード・マンスリー・アウォーズ2017 → http://ricorice.exblog.jp/26085869/
○発表! F&Mフード・アンド・ドリンク・アウォーズ2017 → http://ricorice.exblog.jp/25783230/
○Harden’sロンドン・レストラン・アウォーズ2017 → http://ricorice.exblog.jp/26051639/
○イギリスのフードデリバリー、デリバルー/Deliverooがパブに食事を運んでくれる! → http://ricorice.exblog.jp/26214927/




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# by ricoricex | 2017-12-16 00:00 | 賞/アウォード