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イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


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ロンドンでグルテンフリー・メニューのある飲食店・ベスト29_e0038047_16122789.jpg

2018年12月13日(木)づけのロンドンの情報メディア、Time Outにあったのはこんな記事。

ロンドンでグルテンフリー・メニューのある飲食店・ベスト29
The best gluten-free restaurants in London
https://www.timeout.com/london/restaurants/the-best-gluten-free-restaurants-in-london


選ばれたお店は以下のとおり、
1行目は店名、かっこの中はジャンル、そしてエリアです。

01. Andina(ペルー/ショーディッチ)
02. Apres Food Co(カフェ/ファーリンドン)
03. Ardiciocca(イタリア/フラム・ブロードウェイ)
04. Beyond Bread(ベーカリー/キャノンベリー)
05. Dishoom(インド/コヴェント・ガーデン)
06. Duck & Waffle(ヨーロッパ/ムーアゲート)
07. Ethos(ヴェジタリアン/フィッツロヴィア)
08. Farmacy(グローバル/ロイヤル・オーク)
09. Farmstand(グローバル/コヴェント・ガーデン)
10. The Good Life Eatery(カフェ/ベルグレイヴィア)

11. Granger & Co(フュージョン/キングス・クロス)
12. Hawksmoor Seven Dails(イギリス/コヴェント・ガーデン)
13. Hemsley + Hemsley(オーガニック/メリルボーン)
14. Honest Burgers(ハンバーガー/ソーホー)
15. Indigo at One Aldwych(イギリス/テンプル)
16. Island Poké(ハワイ/ソーホー)
17. Leggero(イタリア/ソーホー)
18. Le Relais de Venise l'Entrecôte(フランス/メリルボーン)
19. Locanda Locatelli(イタリア/メリルボーン)
20. Modern Pantry(グローバル/クラーケンウェル)

21. Mommi(ペルー/クラパム)
22. Niche(ヨーロッパ/フィンズベリー)
23. NOPI(グローバル/ソーホー)
24. Pearl & Groove(カフェ/ノース・ケンジントン)
25. Temple of Hackney(ヴィーガン/ハックニー)
26. Theo's Pizzeria(ピザ/クラーケンウェル)
27. Where the Pancakes Are(クレープリー/ザ・ボロー)
28. Yorica(アイスクリーム/ソーホー)
29. Zia Lucia(イタリア/ロウアー・ホロウェイ)


ヴィーガンやオーガニック専門店だけでなく、
肉がウリのレストランやハンバーガーショップなど、
へえ〜、このお店、グルテンフリー・メニューあるんだ〜!というお店も選ばれています。
私も友人がヴェジタリアン(ほとんどヴィーガン)なので、
共存したメニューがあるお店は、ほんと、ありがたい!


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンでヘルシーな料理を食べられる店・ベスト40 → https://ricorice.exblog.jp/27219190/
○ロンドンでグルテンフリーの朝食&ブランチが食べられる店 → https://ricorice.exblog.jp/24129253/
○イギリスでグルテンフリーメニューのある飲食店・ベスト30 → https://ricorice.exblog.jp/23153267/
○ロンドンのヘルシーレストラン・ベスト37 → https://ricorice.exblog.jp/24543893/
○ロンドンでヴィーガン・オートミルク・コーヒーが楽しめるスポット11選 → https://ricorice.exblog.jp/26183475/




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# by ricoricex | 2019-01-22 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

Run is Fun? マラソンを楽しみ、アルコールを楽しむ世界の大会6選_e0038047_08192459.jpg

2019年1月14日(月)づけのイギリスの料飲メディア“The Drinks Business”にあったのはこんな記事。

マラソンを楽しみ、アルコールを楽しむ世界の大会6選
The World’s Top Six Booziest Runs
https://www.thedrinksbusiness.com/2019/01/the-worlds-top-six-booziest-runs/


紹介されたのは、以下の大会です。

01. メドック・マラソン/Marathon du Médoc(ワイン/フランス)

02. バフース(バフース)・マラソン・ハーフマラソン/Bacchus Marathon and Half Marathon(ワイン/Denbies Wine Estate、サリー、イングランド)

03. ランサローテ・ワインラン/Lanzarote Wine Run(ワイン/スペイン)

04. ウィンザー・ラン&ワイン/The Windsor Run & Wine(ワイン/カリフォルニア、アメリカ合衆国)

05. ハープーン・5マイラー/Harpoon 5-Miler(ビール/The Harpoon Brewery、ボストン、アメリカ合衆国)

06. ドラマソン/The Dramathon(ウィスキー/スコットランド)


正直、アルコールを摂取しながら走る(食べながら、も)、に理解不能な私です。
マラソンですら、その楽しさがわからないのにぃ。

なので、メドック・マラソンは知っていたけれど、イングリッシュワイン最大級のエステイト、Denbies Wine Estateでワインマラソン大会を開催しているなんて、知らなかったよ。。。

スコットランドは、やはり、というべきか、ウィスキーなんですね。
いやぁ、まわりが速そうだなぁ。人によっては罰ゲーム、ですねぇ。。。

自分に興味がないことは引っかからないので、無意識にスルーしてしまいがちですが、
こうやってチェックすると、新しい発見がありますね。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○休日に出かけたいイギリスのヴィンヤード(ブドウ畑)はここ! → https://ricorice.exblog.jp/27572904/
○訪問したいイギリスのヴィンヤード(ブドウ畑)はここ! → https://ricorice.exblog.jp/27514898/
○保存版! 活用したいイギリスのヴィンヤードマップ → https://ricorice.exblog.jp/27116137/
○ロンドンから2時間以内、訪問したいイギリスのワイナリー → https://ricorice.exblog.jp/26476583/
○イングリッシュワイン用、ユニークなブドウ畑10選 → https://ricorice.exblog.jp/25071276/




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# by ricoricex | 2019-01-21 00:00 | イングリッシュワイン

<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13302045.jpg

一般的な呼び方としては、レモン・アイスド・バン/Lemon Iced Buns、
つまりレモンがきいた小型パン、ということになりますが、
ウィットビー・レモン・バンと呼ぶのは、ウィットビーというヨークシャーの町の名物だから。

1860年代から、この地のE. Botham & Sonsの名物ですが、この店に限らず、ほかのお店でも作られています。

私のレシピでは、生地にレモンピールを加えましたが、
サルタナを使ってもよし。
大事なのは、レモンのアイシングで仕上げること。
私がレモンピールを使うのは、よりレモン感を演出するためです。

実際にイギリスに住んだり、とりわけ現地でクッカリークラスを受講したりすると、
パンにしろ菓子にしろ料理にしろ、レモンをよく使うなぁ、と思わされます。
これのウィットビー・レモン・バンはその最たるものでしょう。

10の工程は、
あらかじめベーキングシートを敷いた天板に生地をくっつけて並べて発酵を行ってもよいのですが、
発酵具合はそのときによって変わるもの。
見通しを立ててきれいに仕上げたいので、分割して発酵させた生地を、
くっつけながら天板にのせています、

<材料(8個分)>
強力粉……225g
インスタント・ドライイースト……小さじ1
塩……小さじ1/2
グラニュー糖……大さじ1
バター……15g
牛乳……75ml
水……75ml
レモン……1/2個
レモンピール……50g
粉糖……75g
<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13304608.jpg


<作り方(調理:45分 発酵:1時間45分 オーブン:20分)>
下準備
*大きいボウルにバターを塗っておく。
<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13303161.jpg


1. 強力粉と塩を合わせてふるう。インスタント・ドライイーストとグラニュー糖を混ぜる。バターを適当な大きさ(3cm角より小さいとよい)にカットする。牛乳と水は合わせて人肌程度に温める。
<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13315125.jpg

<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13315283.jpg

<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13315227.jpg

<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13315260.jpg

<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13315376.jpg

<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13315319.jpg

<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13315338.jpg

2. フードプロセッサーに1の粉類とバターを入れ、そぼろ状になるまで回す。
※フードプロセッサーが小さい場合は、適度な量の粉類とバターを回し、その後でフードプロセッサーに入らなかった粉類と合わせる。
<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13330262.jpg

<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13330234.jpg

<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13330339.jpg

3. 2をボウルにあけ、1のインスタント・ドライイーストとグラニュー糖を合わせたものを加えて混ぜ、真ん中にくぼみを作る。
<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13333735.jpg

<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13333786.jpg

<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13333797.jpg

<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_13333814.jpg

4. 3のくぼみに、1の人肌程度に温めた牛乳と水を注ぐ。
<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_19330291.jpg

<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_19330268.jpg

5. 生地をこねる。最初はべたべたするが、だんだんまとまってくる。弾力が出てきて、なめらかになるまで、5〜10分こねる。
<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_19335889.jpg

<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_19335842.jpg

<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_19335979.jpg

6. バターを塗っておいたボウルに移し、軽くラップをして、暖かい場所で約1時間、生地が2〜2.5倍になるまで発酵させる。
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<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_19342475.jpg

7. レモンの皮をおろす。レモンピールを粗みじん切りにする。ぬれふきんを天板/トレイの上におく。
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8. 6の生地に1のレモンの皮のすりおろしと粗みじん切りにしたレモンピールを加え、ひとこね(ガス抜き)し、生地を8等分にする。
※半分、半分、半分とカットする。きっちりやりたい場合は、この時点で生地の重さを量り、8等分した重さに分割する。
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<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_19354354.jpg

9. カットした生地を丸め、丸めた面を下にし、少し間隔をあけ、ぬれふきんの上に並べる。
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10. ぬれふきんで覆い、大きいビニール袋に入れ、暖かい場所で約45分、生地が約2倍になるまで発酵させる。
※ふきん1枚で生地の底と上に覆うちょうどよい大きさ。
※ビニール袋にふわっと入れ、空気が入らないようにする。
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<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_19370433.jpg

11. 天板にクッキングシートを敷く。オーブンを200℃に温める。
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12. 10の生地を丸め直し、11のクッキングシートを敷いた天板にくっつけながら並べる。
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<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_19394194.jpg

13. 200℃のオーブンで20分、表面に焼き色がつくまで焼く。
<イギリス菓子・レシピ> ウィットビー・レモン・バン【Whitby Lemon Buns】_e0038047_19395652.jpg

14. 焼き上がったら網の上で冷ます。
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15. アイシングを作る。レモンを搾り、粉糖とよく混ぜ合わせる。
※レモン汁は大さじ1必要。
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16. 14のパンが充分に冷めたら、手で分け、15のアイシングにつける。
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# by ricoricex | 2019-01-20 00:00 | イギリス菓子・レシピ

2001〜2017年にイギリスで発売された料理本・ベスト20_e0038047_09354451.jpg

イギリスの新聞は週末になると、どっちゃり小冊子(雑誌)がはさまれ、これが重いのなんの。
おっ!と思うような食の情報もここから拾うことが少なくなく、
何よりエディトリアルデザインが優れていて、かさばるのはわかっていながら、
つい、買っちゃうんですよね〜。

私がよく買うのは、「ガーディアン/The Guardian」(日曜版は「オブザーバー/The Observer」)、「タイムズ/The Times」、「ファイナンシャル・タイムズ/The Financial Times」。

後者2紙は、ネットで読むには有料、ってこともあるのですが、
とりわけ「オブザーバー」の小冊子(雑誌)の「Observer Food Monthly」(略称はOFM)、
ファイナンシャル・タイムズ」の小冊子(雑誌)の「FT Magazine」が気に入っています。

OFM」は2001年にスタート。
“Monthly”とあるように「OFM」は月に一度発刊され、
2018年1月に200号を迎えました。

これを記念して過去の号を振り返り、
2001〜2017年のベストな料理本、20冊が選ばれました(↓)。

2001〜2017年にイギリスで発売された料理本・ベスト20
The 20 best food books from 2001-2017
https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2018/jan/21/20-best-food-books-2001-to-2017


なぜ2018年が含まれていないのか、は、
このオリジナル記事が掲載されたのは、2018年1月21日(日)と1年前で、
最近になって、この記事の存在に気づいた、という。。。

気を取り直して、っと。
選ばれた20冊は以下のとおりです。


01. 『Moro: The Cookbook』Sam & Sam Clark
(Ebury/2001年刊) £20


02. 『Sichuan Cookery』Fuchsia Dunlop
(Michael Joseph/2001年刊) £20


03. 『Thai Food』David Thompson
(Pavilion Books/2002年刊) £30


04. 『The Pedant In The Kitchen』Julian Barnes
(Atlantic Books/2003年刊) £7.99


05. 『The Handmade Loaf』Dan Lepard
(Mitchell Beazley/2004年刊) £14.99


06. 『McGee on Food and Cooking』Harold McGee
(Hodder & Stoughton/2004年第2版刊(初版1984年)) £39.99


07. 『The Kitchen Diaries』Nigel Slater
(4th Estate/2005年刊) £30


08. 『The Omnivore's Dilemma』Michael Pollan
(Bloomsbury/2006年刊) £10.99


09. 『Made in Italy』Giorgio Locatelli
(4th Estate/2006年刊) £26


10. 『Breakfast, Lunch, Tea』Rose Carrarini
(Phaidon/2006年刊) £19.95



11. 『Beyond Nose to Tail: A Kind of British Cooking: Part II』Fergus Henderson
(Bloomsbury/2007年刊) £18.99


12. 『A Platter of Figs』David Tanis
(Artisan Books/2008年刊) £25


13. 『Plenty』Yotam Ottolenghi
(Ebury/2010年刊) £27


14. 『The Food of Morocco』Paula Wolfert
(Bloomsbury/2011年刊) £35


15. 『Blood, Bones and Butter』Gabrielle Hamilton
(Vintage/2011年刊) £10.99


16. 『Salt Sugar Smoke』Diana Henry
(Mitchell Beazley/2012年刊) £25


17. 『The Food of Spain』Claudia Roden
(Michael Joseph/2012年刊) £30


18. 『A Modern Way to Eat』Anna Jones
(4th Estate/2014年刊) £25


19. 『Fresh India』Meera Sodha
(Fig Tree/2016年刊) £20


20. 『Salt, Fat, Acid, Heat』Samin Nosrat
(Canongate/2017年刊) £30



あれっ、あの本が入っていない、はあるにはあるけれど、20冊に絞り込むとなると仕方あるまい。
とはいえ、さすが!ともいえる名著揃いです。

歳月を経て、内容の価値が大きくなることもあるので、
こういう風になんらかの区切りをきっかけに振り返って検証する意義は大きいなあ、と感じます。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリス発、今年目を通しておきたい新刊料理本・ベスト11 → https://ricorice.exblog.jp/27706802/
○イギリスの新聞「The Guardian」が選ぶ2018年のベスト・フードブック → https://ricorice.exblog.jp/27688691/
○イギリスの新聞「The Guardian」書評家が選ぶ2018年のフードブック12選 → https://ricorice.exblog.jp/27679697/
○Stylistが選ぶ食の本・ベスト50 その1 → https://ricorice.exblog.jp/24207871/
○Stylistが選ぶ食の本・ベスト50 その2 → https://ricorice.exblog.jp/24207872/
○イギリスの食のプロがあかす、ずっとそばにおいている食の本 → https://ricorice.exblog.jp/23744850/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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# by ricoricex | 2019-01-19 00:00 | 順位&セレクト

これはおもしろい切り口!
イギリスの飲食メディア、“Big Hospitality”の2019年1月11日(金)づけで掲載されたのは、こんな記事。

シェフが望む、2019年ロンドンに上陸して欲しい世界のレストラン
Who or what do chefs want to see come to the UK in 2019?
https://www.bighospitality.co.uk/Article/2019/01/11/2019-chef-restaurant-trends-predictions-UK


ロンドンで活躍するシェフがこんなレストランの上陸を望んでいます!

○選んだ人:ガブリエル・プライス/Gabriel PryceRita’s & Bodega Rita’s創設者)
El Califaのようなメキシコ料理店、Gjusta(ロサンゼルス、アメリカ合衆国)のような今を体現する飲食店、Uncle Paulie's(サンドイッチ、デリ/ロサンゼルス、アメリカ合衆国)、Vivant(パリ、フランス)

○選んだ人:ネイヴド・ナシール/Naved Nasir(Dishoomヘッドシェフ)
Impossible Burger/Impossible Foods (植物合成肉ハンバーガー/植物由来の肉・乳製品)

○選んだ人:ベン・ティッシュ/Ben TishThe Stafford London料理ダイレクター)
Estela(ニューヨーク、アメリカ合衆国)

○選んだ人:ジェイムズ・クナペット/James Knappett & サンディア・チャン/Sandia ChangBubbledogs & Kitchen Table創設者)
Belles Hot Chicken(シドニー、オーストラリア)、手頃な寿司屋、手頃な天ぷら屋、北京ダックの店、フィラデルフィア・チーズステーキ・サンドイッチ

○選んだ人:アラン ウィリアムズ/Alyn Williams(Alyn Williams at The Westburyオーナーシェフ)
Thomas Keller

○選んだ人:リック・トゥーグッド/Rick Toogood & ケイト・トゥーグッド/Kate ToogoodPrawn on the Lawnオーナーシェフ)
Saint Peter((ムダのない)シーフード料理店/シドニー、オーストラリア)

○選んだ人:リー・ウェストコット/Lee WestcottPensonsオーナーシェフ)
Yardbird(焼き鳥店/香港)、René Redzepiの店

○選んだ人:ニール・ランキン/Neil RankinTemperオーナーシェフ)
Club Mexicanaのようなヴィーガン・レストラン、Taco Bellの店舗をもっと、David Changの店、ナポリ風でないピザをアメリカ合衆国かイタリアから

○選んだ人:スティービー・パール/Stevie ParlePalatinoCraft LondonPastaio & Sardineオーナー)
Tim Ho Wan/添幸運(香港)に代表される点心


イギリスという国の性格から、食のフィールドでもアメリカ合衆国の動向に目が向くのは当然として、
オーストラリア、香港の店舗が具体的にあがってくるあたり、
イギリスとの関係性の近さ、その歴史的背景はいったんおいておいて、イギリス連邦は健在なんだなぁ、と思わされます。

私も切望するのは、Momofuku(本拠地はアメリカ合衆国・ニューヨーク)を運営するDavid Changのお店。
いや、店舗でなくても、“Lucky Peach”のようなメディアを、雑誌でなくもいいから、やってくれるとうれしいなぁ。
まあ、これはロンドンでなくてもいいんだけど、ね。
“Lucky Peach”終了(↓)から約2年、そろそろお願いしますよ!
(ってあるのかな?)



~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○食のプロが選ぶロンドンの安くて旨い店・マイベスト10 〜シェフ&レストラン経営者編〜 → https://ricorice.exblog.jp/25993919/
○食のプロが選ぶロンドンの安くて旨い店・マイベスト10 〜ライター&ブロガー編〜 → https://ricorice.exblog.jp/25993921/
○トップシェフが告白! “実はこの料理、作るの好きじゃないんです” → https://ricorice.exblog.jp/23667680/
○イギリスの食のプロがあかす、ずっとそばにおいている食の本 → https://ricorice.exblog.jp/23744850/




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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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# by ricoricex | 2019-01-18 00:00 | 順位&セレクト