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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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昨日、2017年3月28日(火)、イギリスの1ポンド硬貨が新しくなりました。
その大きな理由は偽コイン防止。
なんでも流通している1ポンド硬貨の2〜3%が偽造だとか。
単純計算すると30〜50枚に1枚は偽造ということで、1ポンド硬貨は使う機会も多いですから、渡したり、おつりで受け取ったりの頻度を考えると、知らず知らずのうちに使っている可能性はあるんですよね。

で、新しい1ポンド硬貨,
当局曰く、“世界で一番偽造されにくい”んだそう。
形は一見、円に見えますが、12角形。
ほかにも細かく細かく、新しいコインならではのデザインが施されています。
直径は、これまでのものよりやや大きくなる一方で、重さは少し軽くなるそう。
イギリスのコインは日本のものよりうんとかさばるんですよ。。。
なので、少し軽くなるのはありがたい。
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(これは、これまでの1ポンド硬貨です。使い込まれてるなぁ)

自動販売機やロッカーなどの仕様が変更(すべて終わったのだろうか?)など負担は多いものの、新しいビジネスが参戦し、結果として上々、ってことでしょうか。
まあ、なにより、偽コイン阻止が大事、ですしね。。。

そうそう、肝心なことを!
これまでの1ポンド硬貨は、今年2017年10月15日(日)をもって使用終了となります。
ちなみに、昨年2016年9月13日(火)に新しくなった5ポンド紙幣は、今年2017年5月5日(金)に廃止となります。
どちらも現時点では並行して使用できますが、
つまり、“使えなくなる”ってことです。
ご注意を!

新1ポンド硬貨について、もっと詳しい情報を知りたい方は、以下の記事でご確認ください。

英国王立造幣局(The Royal Mint)の記事
The new £1 Coin
https://www.thenewpoundcoin.com/



BBCの記事
New 12-sided pound coin to enter circulation in March
http://www.bbc.com/news/uk-38480180


Metroの記事
The new pound coin arrives tomorrow: Here’s 5 things you need to know
http://metro.co.uk/2017/03/27/the-new-pound-coin-arrives-tomorrow-heres-5-things-you-need-to-know-6535732/



新しい1ポンド硬貨、描かれているのは現女王のエリザベス2世と、各国を代表する植物。
各国? そう、各国。
イギリスって、正式な国名はグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国。
英語で、The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland。
Unitedってあるように、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの連合国なんですよね。

これらの国々の国花は、以下のとおりです。
・イングランド → バラ
・ウェールズ → ラッパ水仙
・スコットランド → アザミ
・北アイルランド → シャムロック(三つ葉のクローバー。四つ葉ではありません)
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e0038047_19383268.jpgところが、ウェールズのシンボルとして1ポンド硬貨に描かれているのは、ラッパ水仙ではありません。これ、これまでのこれまでの硬貨にも同様。
じゃあ、何が描かれているかというと、
リーク。

日本でいうと下仁田ネギが近いかなぁ、太い長ネギ(粘りはありません)で、フランスではポワローと呼ばれるネギです。
ウェールズを代表する植物ときいてイギリス人が真っ先に思い浮かべるのは、ラッパ水仙ではなくリークなんですよね〜。
なので(ちゃんと理由はあるのですが、とりあえず)、状況によって、ラッパ水仙が使われたり、チークが使われたりする次第。

そして、おもしろいことに、こういう国花として描かれるときのリークは茎と葉が対象。花は含まれないんです。


おまけにひとこと。
紙幣は、billでも通じるけど、イギリスではnote。
5ポンド紙幣はfive-pound note、ですが、
話し言葉ではfiver(ファイヴァー)と言うことの方が多い。
(poundはポンドじゃなくて、発音はむしろパウンド、パウンドケーキのパウンドです)
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(現在流通している新しい5ポンド紙幣。プラスチック製で破れにくく、水にも強い!)

1ポンドの補助単位のペニー、複数形のペンス(1ポンド=100ペンス)は、
話し言葉では、p(ピー)。
ピーと言っても○○っ○ではありません(笑)。

こういう言葉、さほど使わないように思えるかもしれませんが、意外と使います。
スーパーマーケットではセルフレジが随分増えたものの、有人のレジをはじめお金のやりとりが発生するところでは、
「ファヴァー2枚で10ポンドね」
「2ピーくれれば、おつりはちょうど1ポンド(硬貨)になりますよ」
なんていうやりとりは珍しいことではありません(有人のところでは、黙ったままで会計というのは珍しく、How are you?みたいな常套句をはじめ、2言3言何気ない会話を交わしたりするので)。

イギリス人は計算ができない、みたいなこと言う人もいますが、必ずしもそうとは限らない。
計算ができない、っていうのはかつて10進法ではなく12進法だったことも大きいんじゃないかなぁ(12進法の時代は1971年で終わりました)。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○湖水地方=ピーターラビットじゃないの、私の場合 → http://ricorice.exblog.jp/24192631/
○リーク【Leek】 → http://ricorice.exblog.jp/3600076/




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by ricoricex | 2017-03-29 00:00 | イギリス社会

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この雑誌を形容するとき、どうしても私は“ヒップでポッシュな旅行マガジン”って言いたくなっちゃうんですよね〜。
それは、アメリカの雑誌「コンデ・ナスト・トラベラー/Condé Nast Traveler」。(ちなみにイギリス版もあります。)


この本国アメリカ版の「コンデ・ナスト・トラベラー」の2017年3月17日(金)づけであったのはこの記事(↓)。
「コンデ・ナスト・トラベラー」USが選ぶロンドンのレストラン・ベスト20
20 Best Restaurants in London
http://www.cntraveler.com/gallery/best-restaurants-in-london


選ばれたのは、以下のレストランです。

e0038047_1646833.jpg01. Caravan(キングス・クロス)
02. Brawn(ベスナル・グリーン)
03. Clove Club(ショーディッチ)
04. The Barbary(コヴェント・ガーデン)
05. Morito(ハックニー)
06. St. JOHN Bread and Wine(スピタルフィールズ)
07. The River Café(ハマースミス)
08. Gymkhana(メイフェア)
09. Chiltern Firehouse(メイフェア)
10. Polpo(ソーホー)

e0038047_1646273.jpg11. The Wolseley(メイフェア)
12. Kiln(ソーホー)
13. Bao(ソーホー)
14. Dishoom(ショーディッチ)
15. Spring at Somerset House(トラファルガー・スクエア)
16. The Magazine at Serpentine(ハイド・パーク)
17. Ottolenghi(イズリントン)
18. Rochelle Canteen(ショーディッチ)
19. Dinner(ナイツブリッジ)
20. Clipstone(フィッツロヴィア)


いつもイギリス発の情報をみている私にとって、ときどきチェックするアメリカ発のイギリスの情報は新鮮です。
お店のセレクションもさることながら、テキストが!
イギリスのメディアの場合は、多少なりとも“イギリスの地理や食シーンを知っている”ことが暗黙の了解で話が進められますが、アメリカのメディアによるイギリスの紹介では、この前提は成立せず、“イギリスの地理や食シーンを知らない”人を対象に話が進められる。
なので、噛み砕いたような親切さがあります。
外部の人間は情報をこう取り扱うべし、のひとつのお手本、かもなぁ。

そして、セレクションでいうと、だからこそ、07のThe River Caféのような店が選ばれているんだろうなぁ。
この店がナチュラルテイストで本格イタリアンを打ち出したのは1980年代後半。
一躍話題になり、また、ここで働いていたジェイミー・オリヴァー/Jamie Oliverが抜擢されて、BBCで『The Naked Chef』が制作されたのは有名な話。
実際に行ったイギリス人の評判は、少なくとも私の周りは、う〜〜〜〜ん。。。

とはいえ、この企画で取り上げられたり、また、イギリスのレストランガイド『Harden’s』のランキングで常連だったりするってことは、どこかしら魅力があるわけで。
重い腰をあげて、やっぱ行くとするかな。
問題は足! アクセスがよくないのよねぇ。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○最新・ロンドンで行くべきレストラン30選 → http://ricorice.exblog.jp/24603418/
○2016年話題になったロンドンのレストラン、カテゴリー別・トップ10 その2 → http://ricorice.exblog.jp/25015433/
○2015年話題になったロンドンのレストラン、カテゴリー別・トップ10 その2 → http://ricorice.exblog.jp/23959945/
○割包@バオ/Bao(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/24188784/
○日本風アフタヌーンティー@マガジン・レストラン/The Magazine Restaurant(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/22477020/
○朝食@オトレンギ/Ottolenghi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/24033167/
○テイクアウェイ@オトレンギ/Ottolenghi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/18365143/




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by ricoricex | 2017-03-28 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

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だからぁ、言ったじゃん!な気分に陥ってしまいましたよ。

イギリスにはウェイトローズ/Waitroseというスーパーマーケットがありまして。
何ごとも、クラス分けがある(法律で決まっているわけじゃないけど)イギリスにはスーパーマーケットにも、階級があります。
これ、値段が安いとか高いとかじゃないんですよね。高級スーパーマーケットのセール品が安いスーパーマーケットの通常値段よりも安い、ってこともよくある話で。

で、ウェイトローズは、っていうと、立派な高級スーパーマーケット。なんせ王室御用達ですから。
このウェイトローズが無料で飲めるコーヒーマシーンを据えたのは2015年。
今、日本でコンビニにセルフのコーヒーマシーンがあるでしょ、あれが無料でOKってもんです。

このニュースを知ったときのイギリス人の友人と私の会話。
「ねえ、これってウェイトローズ会員じゃなくても、買い物しなくても、タダでコーヒー飲んでいいの?」
「もちろん!」
「こんなことしたら、これ目当てに人がたくさん押し掛けてきちゃうんじゃないの?」
「あのさぁ、腐ってもウェイトローズだよ〜。そんなお客、いるわけないじゃん(笑)」(半分、冗談です)
「え〜、顧客は地元民だけじゃないでしょ? 私みたいなビジターも使うわけで。なかにはビンボー旅行をしてる人だっていっぱいいるよ。しめた!ってもんじゃん」
「そりゃ、まあね」
ハロッズ/Harrodsの向かいにもウェイトローズがあるわけじゃない。こんな立地だと、お客って観光客が多いんじゃないの? こんなサービス打ち出して大丈夫かなぁ」
「う〜ん」
「(ここからやけに強気な私)あのね、NHS(イギリスの国民医療サービス)も昔は、イギリスに住んでいようがいまいが、イギリスを訪問した旅行者にも医療費(&薬)無料提供したがために、ヨーロッパ大陸からたくさん人が来たじゃない(○○目的が多かった、らしい。そしてそれは近年も。。。)。それで見直ししたじゃん。ウェイトローズのコーヒーの無料サービスだって、同じことだよ。そんな性善説に基づいちゃって、大丈夫? きっと二の舞だね。こんなサービス、すぐにダメになるよ」
(筆者注:現在のNHSは変わっています。ただし、今も、合法的に一定期間以上住んでいれば日本人も、無料のNHSは適応されます。ただ、これが本当にすぐれたシステムかどうかは別問題で、私はしびれを切らして、全額自己負担のプライベートにかかったことあり)
「ははは。EU離脱の気運と一緒、か」
「そうよ! だいたい人がよすぎるのよ。それでパンクしちゃうなんて! 学習しないなんて! あ〜あ」

これ、EU離脱の国民投票以前の会話だったけど、結果は周知のとおり。
そして、ウェイトローズよ、お前もか!にいたったのです。

私はむしろ、ウェイトローズが今まで継続したことに驚愕!です。
この誰にでもコーヒー無料サービスは、来月頭、2017年4月3日(月)をもって終了となり、
今後は買い物をした人に、このコーヒー無料サービスは適応されます。

ってことは、ウェイトローズはレジ精算を済ませた場所にコーヒーマシーンを移動させるのかな?
コーヒーマシーンの設置場所は店によってまちまちで、それこそ前述のハロッズの向かいのウェイトローズは、入ってすぐの右手に据えてあったような。。。おいおい、タダでコーヒー出してるから飲みに来てね!って言ってるようなもんじゃん! 大丈夫?って心配したのは、あながち間違っていなかったようで。。。


そんなわけで、このニュース、2017年3月21日(火)づけのイギリスのメディアでは、以下のように伝えていまます。

City A.M.の記事
Waitrose to stop free tea and coffee deal next month - unless you buy something
http://www.cityam.com/261366/waitrose-stop-free-tea-and-coffee-deal-next-month


ガーディアンの記事
Waitrose axes free coffee for shoppers – unless they buy something first
https://www.theguardian.com/business/2017/mar/21/waitrose-axes-free-coffee-for-shoppers-unless-they-buy-something-first?CMP=fb_gu


ロンドン・イヴニング・スタンダードの記事
Waitrose facing backlash after new free tea and coffee rule forces customers to buy items first
http://www.standard.co.uk/news/uk/waitrose-facing-backlash-after-new-free-tea-and-coffee-rules-forces-customers-to-buy-items-first-a3495106.html



それぞれ、その理由をいろいろ解説しているけれど、原因はもっとシンプルで、要は、私の危惧したことが肝なんじゃないか、って気がしますが。。。ねぇ。


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ところで、この写真は(↑)、ウェイトローズのコーヒーマシーンをメンテナンス中の模様。
たまたま出くわし、つい写真を撮ってしまった(笑)。
で、ものすごい発見をしました、私!(私が知らなかっただけかも〜)

見えづらいかもしれませんが、この方の首もとにUCCのロゴが!
ウェイトローズのコーヒーってUCCがやってんの?
うわっ、話を聞きたい!


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○EU 離脱! これがイギリス国民が出した答 → http://ricorice.exblog.jp/24481123/
○イギリス人が好きなスーパーマーケットはこの店! → http://ricorice.exblog.jp/25399519/
○英スーパーマーケット、ウェイトローズがスシバーを設置 → http://ricorice.exblog.jp/24053536/
○イギリスの高級スーパー、ウェイトローズが選ぶイングリッシュワイン6選 → http://ricorice.exblog.jp/24005896/




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by ricoricex | 2017-03-27 00:00 | イギリスの食ニュース

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もとはエジプトなど北アフリカの料理ですが、
イスラエルやサウジアラジアといった中近東の国々でも愛されている一品。
辛味をきかせたトマトソースに卵を落とし、火を加えた料理です。
簡単に作れ、ピリ辛&卵のマイルドさが、シンプルで飽きのこない味わいです。

e0038047_16363869.jpgイギリスのフードマガジンや食関連のウェブサイトを眺めていると、
しばしばお目にかかる一品で、
まずは食べてからね!ということで訪ねたのは、
ロンドンのモダン中近東料理店、オトレンギ/Ottolenghiスピタルフィールド店
ここではシャクシュカを朝食メニューのおすすめとして提供していて、
しばしばメディアに取り上げられています。

シャクシュカはランチでも夕食でもいいのですが、
地中海沿岸では国々では、実際に朝食で食べることが多いようです。

食べるときは、クラストはパリッと香ばしく、
クラムはやわらかいカンパーニュが合うかなぁと感じます。
e0038047_16365046.jpgまた、、オトレンギのシャクシュカは、
レブネ/Labnehというヨーグルトから作るクリーミーな中近東のチーズがのっかっていましたが、
日本では入手がむずかしいので、
手軽なところでカッテージチーズなんかがいいんじゃないかな、と思います。

<材料(2人分)>
タマネギ……1個
ニンニク……1片
チョップドトマト缶……1缶(正味250g)
オリーブオイル……大さじ1/2
トマトケチャップ……大さじ1
レモン汁……大さじ1
赤トウガラシ……1本
カイエンヌペッパー……小さじ1/4
クミンパウダー……小さじ1/2
塩・コショウ……適量
コリアンダー(みじん切り)……大さじ1/2
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<作り方(調理:40分)>
1. 赤トウガラシは種をとりみじん切りにする。タマネギは粗みじん切りに、ニンニクはつぶしてみじん切りにする。
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2. 鍋にオリーブオイル、1のタマネギとニンニクのみじん切りを入れ、弱火でやわらかくなるまで5分炒める。
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3. 2に1のみじん切りにした赤トウガラシ、カイエンヌペッパー、クミンパウダーを加えて炒める。
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4. チョップドトマトを汁ごと、レモン汁、塩・コショウを加え混ぜ、とろ火で10分煮る。
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5. コリアンダーをみじん切りにする。卵は1つずつ小皿に割り入れる。
※卵はあらかじめ1つずつ小皿に割り入れておくと、6の作業がやりやすい。
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6. 4にくぼみを作り、5の割り入れた卵をおとす。
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7. 6にふたをし、5分火を通す。
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8. 7に6のコリアンダーを散らす。
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by ricoricex | 2017-03-26 00:00 | イギリス料理・レシピ

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仕上げにハーブを散らしたり、途中で調味料をふりかけたり、ってときに使う言葉は、前回の“英語でレシピを読む! ~単位 37:散らす~”でご紹介した
散らす/sprinkle

今回はこれをちょっと押し進めた言葉をみます。
英語ビギナー向けではなく中級者用なので、「頭痛くなりそうで、関係ないわ!」って向きは、すっ飛ばしてください(笑)。

今回取り上げる言葉は、
scatter/スカッター

例をみてみましょう。

scatter over the small basil leaves
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これ、
小さなバジルの葉を散らす
という意味。

ん? じゃあ、前回の散らす/sprinkleとどう違うの?という声が当然きこえてきそうですね。

明確な差というのはありません。

ただ、散らす/sprinkleが“散らす”という行為そのものに重きをおいているのに対し、
scatter/スカッターの場合は、同じ“散らす”でも広い範囲に、を主眼にしているように思えます。
空間とか広がりを伴う、“散らす”といえばいいのでしょうか。
レシピの場合にふさわしい日本語かどうかわかりませんが、“まき散らす” “ふりまく” “ばらまく”といった感じです。

“散らす”よりも広い範囲に重きをおく、となると、先の例に出した
小さなバジルの葉を散らす(scatter over the small basil leaves)
であれば、バジルの葉を(料理)全体に散らす、といったところでしょうか。
なので、sprinkleとの違いを明瞭にするなら、日本語として若干こなれていないものの、

小さなバジルの葉をふりまいたふりまく/まち散らす

と捉えるのがいいでしょうね。


何に対してふりまいたりまき散らしたりするかをはっきりさせたい場合は、
overのあとに、その対象を示します。こんな具合に。

サラダにそれらをふりまく/まき散らす(scatter them over the salad)
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文法的なことを言うと、前回の散らす/sprinkle
sprinkle A over B
の構造と同じく、
scatter A over B
で、
AをBにふりまく/まき散らす
となります。


そこまで、広範囲に“ふりまく/まき散らす”を強調しない場合は、
これまた散らす/sprinkleと同様、withを使います。
こんな風に。
残りの刻んだパセリをふりまく/まき散らす(scatter with the rest of the chopped parsely)
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さらに、この“ふりまく/まき散らす”という行為は仕上げにすることが多いので、scatteringと名詞化させてこんな使い方も。

コリアンダーをふりまいて/まき散らして仕上げる(finish by scattering over the coriander leaves)
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ふう、疲れましたね(笑)。


というわけで、
scatter → ふりまく/まき散らす
と覚えてくださいね。

ではでは~!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~単位 37:散らす~ → http://ricorice.exblog.jp/25609410/
○英語でレシピを読む! ~単位 16:ドロップ~ → http://ricorice.exblog.jp/25518638/
○英語でレシピを読む! ~工程 12:ノブ~ → http://ricorice.exblog.jp/25227721/
○英語でレシピを読む! ~単位 13:ピンチ~ → http://ricorice.exblog.jp/25281992/
○英語でレシピを読む! ~単位 14:ダッシュ~ → http://ricorice.exblog.jp/25347251/
○英語でレシピを読む! ~単位 15:スプラッシュ~ → http://ricorice.exblog.jp/25422376/
○英語でレシピを読む! ~工程 19:刻む~ → http://ricorice.exblog.jp/24409518/




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by ricoricex | 2017-03-25 00:00 | 英語でレシピを読む!

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昨年2016年から今年2017年のイギリスの外食トレンドのひとつに、“タコス”があります。
言わずと知れたメキシコのお手軽カジュアルフードです。

そんなわけで、2017年3月2日(木)づけのロンドンの情報メディア、Time Outにあったのはこんな記事。

ロンドンで食べるタコス・ベスト15
London's best tacos
https://www.timeout.com/london/restaurants/londons-best-tacos


選ばれたのは、以下のお店です。

01. Bad Sports Taqueria(ホクストン)
02. Breddos Tacos(オールド・ストリート)
03. Cielo Blanco(クラーケンウェル)
04. Club Mexicana at Pamela(キングスランド)
05. Corazón Taqueria(ソーホー)
06. DF Mexico(スピタルフィールズ)
07. El Pastor(サウス・バンク)
08. Killer Tomato(シェパーズ・ブッシュ)
09. La Bodega Negra(ソーホー)
10. Lemlem Kitchen(サウス・ハックニー)

11. Molé Taco Bar(メリルボーン)
12. Taqueria(ウェストボーン)
13. Temper(ソーホー)
14. Wahaca(ソーホー)
15. Casa Morita(ブリクストン)


メトロポリタンなロンドンなので、メキシコ料理自体は珍しくないのですが、ここに来て、タコスを前面に出したお店がぐっと増えたなぁという印象です。
個人的には、14のWahacaの存在抜きにして、このブームは考えられないんじゃないか、って思っています。

e0038047_033581.jpg2007年にオープンしたこのメキシコ料理チェーン店、
・ポップでカラフルなインテリア
・カジュアルで気軽
・予約をとらない
・野菜をたっぷり使ってヘルシー(それまではメキシコ料理はジャンクフードという認識が大きかった)
というのを打ち出した戦略が功を奏し、ロンドン市内のみならず、イギリス各地に店舗展開しています。
ロンドンでタコスを食べるなら店舗が多く、値段も手頃な、まずはここからがいいんじゃないかな。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○2017年イギリスのフードトレンドを予測する! → http://ricorice.exblog.jp/25358568/
○2017年ロンドンのレストランシーンはこうなる(かも?) → http://ricorice.exblog.jp/25269524/
○食のプロが予想する、2017年イギリスのフードシーンはこうなる! → http://ricorice.exblog.jp/25192988/
○「Hot Dinners」が選ぶ、2016年ロンドンのベスト・フード&レストラン → http://ricorice.exblog.jp/25092675/
○「ロンドン・イヴニング・スタンダード」が選ぶ、2016年ロンドンのベスト・レストラン → http://ricorice.exblog.jp/25091317/
○2016年のイギリスのレストラン・トレンド、8つのポイント → http://ricorice.exblog.jp/24064708/
○発表! レストラン&バー・デザイン・アウォーズ2014/15 → http://ricorice.exblog.jp/23811822/
○イギリスの女性料理人16人が選ぶ“私の好きな食材” → http://ricorice.exblog.jp/23718769/




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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/アドバイザー”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2017-03-24 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

キンクス/The Kinksって日本では過小評価されている、というよりも評価の対象として俎上にあがることが少ないんじゃないか、っていうのが私の見解。

山椒は小粒でぴりりと辛い。
長唄や端唄に通じるような、大仰なことはせずに、短い曲の中にユーモアだっりシニカルな視点だったり皮肉だったりをさらりと織り込む。
これって、江戸っ子っぽいのかなぁ、って思ってみたり。
だって、キンクスはロンドンの庶民の出身なんだもん。

キンクスの中心人物はレイ・レイヴィス。
レイ・レイヴィスは、2004年にエリザベス女王から大英帝国勲章第三位のCBE(コマンダー)を授与。
2016年に英王室よりナイトの爵位が授与され、
つい先日、2017年3月16日(木)、バッキンガム宮殿で式典が行われ、チャールズ皇太子より贈られました。
Kinks Frontman Ray Davies Has Been Knighted
http://ultimateclassicrock.com/ray-davies-knighted/?trackback=fbshare_top_flat_3

この手のニュース、見聞するたびにびっくりしてしまう私です。

というのもですね、レイ・レイヴィスは反体制、王室を揶揄した歌も作っているので。
でも、まあ、それも込みで受け止めるのが、いかにもイギリスだなぁ、という気もしますが(笑)。


レイ・デイヴィスのおもしろいところは、
反体制、政治批判をするのと同時に、えらく保守的な、ここでいう保守的というのは政治的なことではなく、ノスタルジックなイギリスの生活の中にテーマを見出す、というのかな、この相反する面を持ち合わせているところで、
しかも、どちらをとってもイギリス社会を鮮やかに切り取ってて、キンクスは私にとって一番イギリスを感じる音楽なのです。
(「ダウントン・アビー/Downton Abbey」なんかのアッパーなメロドラマの世界じゃなくってね)
市井の人々の生活をたぐるなら、非常に貴重な学術的資料になりうるんじゃないかな。
キンクスの歌の世界にきちんと向き合うのが、私の目標です。


で、そののどかな側面、イギリスの田舎の人々の暮らしを正面からテーマに据えたアルバムがちゃんとあるんです。
タイトルは『ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ/The Kinks are the Village Green Preservation Society』。


このアルバム、2年にわたってレコーディングされ、1968年11月に発売されました。
当時はサイケデリックムーブメントのまっただ中( → http://ricorice.exblog.jp/25393074/)、そんなシーンとは一線を画したこのアルバム、出た当初は、まったく売れなかったみたいです。
まあ、もっとも私は、発売当時は生まれてなく、20年後とかに後追いで聴いたわけで、なんだ、これっ!ってこともなく、デビューした頃から順番に聴いていったなかの一枚。
アルバムの世界を素直に聴いたのは、変に時代が邪魔をしなかったからでしょう。

で、その当時は気づかなかったけれど、これってよく考えたらものすごいパンクですよね。
世の中は革命だのの嵐が吹き荒れ、当時のロンドンは“スウィンギング・ロンドン”なんて言われて、ユースカルチャー花盛りだったときでしょ。
そんな中、イギリスの田舎ののどかな生活にスポットを当てるって、やっぱりレイ・デイヴィスというひとはひとくせもふたくせもあるなぁ、と思わざるをえません。


アルバム『ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ』は、興味のある方は聴いていただくとして、ここではタイトルチューンの「ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ」が歌の中で保護しようと掲げているものをピックアップします。
ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティとは、直訳すれば“村の共有緑地保存会”。
歌詞で一貫しているのは、“古き佳きものを守るべし!”という本気なのか皮肉なのかわからないものになっています。
で、この曲で“保存しよう”とうたわれているのはこんなものです(固有名詞で???なものもあるかもしれませんが、とりあえず当記事では説明は割愛)。

・ドナルドダック/Donald Duck
・ヴォードヴィル/Vaudeville
・ヴァラエティ/Variety
・イチゴジャム/strawberry jam
・あらゆる種類のジャム/all the different varieties
・お掃除おばさん/Mrs. Mopp
・善良な年老いたライリーかあちゃん/good Old Mother Riley
・フー・マンチュー/Fu Manchu
・モリアティー/Moriarty
・ドラキュラ/Dracula
・ジョージ十字勲章/the George Cross
・ジョージ十字勲章受勲者たち/all those who were awarded them
・個人商店/little shops
・陶器のカップ/china cups
・処女性/virginity
・チューダー様式の屋敷/Tudor houses
・アンティークのテーブル/antique tables
・ビリヤード台/billiards
・村の共有緑地/the Village Green

また、歌のなかに登場する、これらを保護しようとしているのは、こんな団体
・村の共有緑地保存会/the Village Green Preservation Society
・デスペレート・ダンの愛読者会/the Desperate Dan Appreciation Society
・ドラフトビール保存会/the Draught Beer Preservation Society
・カスタード・パイ愛好会/the Custard Pie Appreciation Consortium
・オフィスビル追放連絡会議/the Office Block Persecution Affinit
・摩天楼建設反対支部会議/the Skyscraper condemnation Affiliate

でもって、こんな言葉を挿し込んでくるんです。
“ぼくたちが使うのはシャーロック・ホームズの流れを汲む英語
昔ながらの流儀をぼくは守る
ぼくはぼくやきみたちのために、新しいシステムは断固拒否する
ええと、ほかに何ができるっていうんだい?”


キンクスはつくづくおもしろい!
じっくり研究する!ですねぇ。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○〜イギリスの紅茶のある風景〜 キンクス「Have a Cuppa Tea」→ http://ricorice.exblog.jp/20975204/
○ザ・キンクス「Have a Cuppa Tea」 → http://ricorice.exblog.jp/5512495/
○断言する! 村上春樹はノーベル賞を獲れない → http://ricorice.exblog.jp/25393074/




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by ricoricex | 2017-03-23 00:00 | 音楽

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昨年、2016年秋にケンジントンに移転しましたが、いまだにデザイン・ミュージアム/Design Museumといえば、テムズ川沿い、シャッド・テムズ/Shad Thamesはタワーブリッジ/Tower Bridgeの近くにあった印象が強い。
デザイン・ミュージアムザ・コンランショップ/The Conran Shopでおなじみ、テレンス・コンランによる私設ミュージアム。モダン建築の展示をよくやっていて、私がロンドンを訪問するたびに向かうスポットでもあります。
これまでで一番素晴らしい展示だったのは、2001年春のルイス・バラガン展。貴重な展示を惜しみなくなされ、1日充分時間をとって行ったのに足りず、後日再訪した次第。

デザイン・ミュージアムの1Fにはカフェ、2Fにはブループリント・カフェ/Blueprint Caféというレストランがあるのですが、目と鼻の先、よりタワーブリッジに近いところに、同じくコンランが経営するレストランのひとつ、ル・ポン・デ・ラ・トゥール/Le Pont de la Tourがあります。
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e0038047_1433688.jpgこれは、デザイン・ミュージアムがまだ元の場所、テムズ川沿いのシャッド・テムズにあったときのこと。
この日、デザイン・ミュージアムの展示はルイス・カーン。オープン間もなく入館し、ミュージアムを出たときはちょうどお昼頃。
本当は移動先でお昼を食べるつもりだったのですが、前を通ったときに声をかけられ、また、この店はいかにも気持ちよさそうなテラス席が広がっていて、天気がよかったこともあり、つられて中へ。
ファインダイニングとまではいかずとも、カジュアルでは決してない、やや敷居の高そうな店で、声かけるって(大声を張り上げないにしても、要は呼び込みですね)、どういういことよ!という好奇心に負けたかも(笑)。

中に通され、担当してくれたスタッフのお姉さんも気さくでフレンドリーでした。
このお姉さんが村上春樹の大ファンで、あなたどこから来たの? 日本なの? 私ね、と話し始め、こないだあったサイン会に行きたかったけど行けなかったのよ、と喋ること!
(私自身は村上春樹は得意でないのですが、小説然り、音楽然り、映画然り、こういう文化の共通言語があるってのはいいもんです)
飲み物を運んでくれたお兄さんも親しみやすかったなぁ。
なんだろう、この店の見た目とスタッフの接客のギャップは!(笑)


私がオーダーしたのは、3コースランチ£30。
これにお水(午後の予定があったので、お酒はぐっと我慢!)と、エスプレッソをつけて、サービス料込みで、しめて£45近く。
メニューは前菜、メイン、デザート数種からそれぞれ選べるプリフィクスで、私が選んだのは、
・前菜:ビーツのサラダ/Salad of Beetroot, Endive, Cobnuts, Goat's Cheese & Olive Mousse
・メイン:ヨークシャー・ダック/Duo of Yorkshire Duck, Sweet Potato Fondant, Baby Turnip, Mushroom Broth
・デザート:ストロベリー&シャンパーニュのスープ仕立て、パンナコッタ添え/Strawberry & Champagne Consommé, Vanilla Pannacotta
ミニャルディーズ/プティフールもついて、なんだか得した気分です。
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料理は、ひと言でいうとソツのないもの。
コテコテしていなくって、味つけもあっさりしているので、スムーズに食べられます。

ちなみに、2コースの場合は£25。
今回私が選ばなかったほかのメニューはこんな感じ。
・前菜:Parsnip Velote, Slow Cooked Hen's Egg, Smoked Bacon, Trompette Mushroom
   Loch Var Salmon Ceviche, Pomegranate, Red Onion, Lime, Chilli
・メイン:Pan Fried Sea Trout, New Potatoes, Peas, Beurre Blanc
   Stuffed Piquillo Pepper, Tomato Cous Cous, Fried Courgette, Sauce Verte
・前菜:Caramelised Apple, Calvados Crème Fraîche, Artlette, Apple Blossom
   Sorbets Maison

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この店で特筆すべきは、はっきり言って立地です。
テムズ川を正面に、遮るものなく眺められるのが最高のごちそう。
ル・ポン・デ・ラ・トゥールはテムズ川に沿って横に細長い造りになっていて、めいっぱいテラス席があります。
この日、やや風があったので、中の席にしたのですが、中の席ですら大きな窓が配され、開放感いっぱいなので、テラス席の快適さは申し分ないでしょう。
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料理の値段も驚くほど高くなく、しかもこの立地。
私は、肩肘張らないデートで使うのにいいんじゃないかなぁ、と思っています。

また、このレストラン、ル・ポン・デ・ラ・トゥールで扱っているパンは自家製。建物の川側がレストランで、内陸側にはベーカリー&ショップ。ここでパンを焼いて販売、食材も売っています。
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デザイン・ミュージアムが移転したので、こちらのエリアは足が遠のきそうですが、タワーブリッジを訪問されるみなさん、このエリアにはル・ポン・デ・ラ・トゥールを筆頭にしゃれた飲食店がいくつもあり、何より川景色が楽しめ、旅気分を盛り上げてくれますよ。
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mon 15/09/14


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○新、デザイン・ミュージアム、本日オープン!(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/24966210/
○ 断言する! 村上春樹はノーベル賞を獲れない → http://ricorice.exblog.jp/25393074/
○ 私と村上春樹 → http://ricorice.exblog.jp/22460048/
○7日目<2010年11月04日(木)> → http://ricorice.exblog.jp/16294945/
○ランチ@テロワール/Terroirs(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25260314/
○ランチ@ソム・サー/Som Saa(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25151358/
○ランチ@ブックス・フォー・クックス/Books for Cooks(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/23968640/
○ランチ@クロブタ/Kurobuta(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/23936417/




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by ricoricex | 2017-03-22 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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イギリスのEU離脱、Brexitを受けて、国は何をすべきか。
そのひとつとして、自国の産業の強化、国もサポートすべし、そのなかにはイギリス産のワイン、つまりイングリッシュワイン、ウェルシュワインも含まれると主張するのは、下院議員のNusrat Ghani。
というのも、彼女の選挙区は、名だたるイングリッシュワインのワイナリーが点在する、サセックスだから、ってこともあるのですが。
イギリスのヴィンヤード協会は当然、これに賛成の意を表明。

イギリス国内の、イギリスでのイベントで、イングリッシュワインが採用されることは随分と増えました。
しかし、国際的な会合の場では、まだまだリストに加わっていないのが現状。
これを打破する必要がある、というのです。
同時に、パリやベルリン、マドリードといった海外の都市でもイングリッシュワインを飲んだり買ったりできる場が必要、と。

さて、この提言を受けて、国がどう動くのか、見守るとしましょう。

こちらのニュースの出典は、
2017年3月14日(火)づけのBBC、および3月15日(水)づけのデカンタ/Decanterで、
リンク先は以下のとおりです(↓)。

Serve English wine to help oil wheels of Brexit, urges MP
http://www.bbc.com/news/uk-politics-39270720


New Bill to make British embassies serve English wine
http://www.decanter.com/wine-news/new-bill-make-british-embassies-serve-english-wine-357634/



ちなみにイギリス政府のセラーから開けられたワイン(2015-16)はこんな感じ(↓)
UK ministers drink less wine and sell off Latour 1961 – figures
http://www.decanter.com/wine-news/uk-government-wine-figures-335396/


イングリッシュワイン(とウェルシュワイン)は、
Ridgeview Grosvenor Brut 2009
Breaky Bottom Brut Reserve
Camel Valley Brut from the 2008 vintage
Nyetimber Classic Cuvee 2007
が含まれていて、それなりに消費されている印象ですが、それよりもボルドーが圧倒的な気が。。。
アキテーヌだった時代のイギリスとのつながり、ボルドーの赤ワインをほかと区別してクラレット/Claretという呼び名がついているあたり、ボルドーのワインは今も近しいことの表れなのかもなぁ、って思ったりして
(かつて、サンテ・ミリオンを訪ねたとき、実際にはほとんどできないにもかかわらず、「English Spoken(英語できます)」の看板を掲げているショップなどが多かったのも、それだけイギリス人が訪ね、買っているからなのでしょう)
こういうデータ、いろいろと推量できて、おもしろいですね!


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ついに! やっと? イギリスのスパークリングワインがブリティッシュ・エアウェイズに登場! → http://ricorice.exblog.jp/25560066/
○売り切れ必至! 正真正銘、女王陛下の英スパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/25251854/
○過去最大量のイギリスのスパークリングワイン、アメリカに輸出される → http://ricorice.exblog.jp/24646719/
○リッツ・ロンドンのワインリストにイングリッシュワインが加わる → http://ricorice.exblog.jp/24583385/
○グラストンベリーでもイングリッシュワインがふるまわれる → http://ricorice.exblog.jp/24484454/
○リッジビューとチャペル・ダウン、イギリス政府の公式ワインに選ばれる → http://ricorice.exblog.jp/24427401/
○イギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/23361253/
○EU 離脱! これがイギリス国民が出した答 → http://ricorice.exblog.jp/24481123/




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by ricoricex | 2017-03-21 00:00 | イングリッシュワイン

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今や食都となったロンドン。
世界から人が集まることもあり、人気店ともなると予約がとりづらく、かつ値段も張ります。
そこでおすすめなのが平日ランチ。

2017年1月31日(火)づけのロンドンの飲食メディア、“Hot DInners”にあったのは、まさにこんなレストランをピックアップした記事。
題して、
セットランチを狙え! ロンドンの人気レストラン40軒
The best London restaurants with set lunch deals
http://www.hot-dinners.com/Features/Hot-Dinners-recommends/the-best-london-restaurants-with-set-lunch-deals?utm_campaign=170131&utm_medium=email&utm_source=newsletter


選ばれたのは以下のレストランのセットランチです。

01. Alain Ducasse at the Dorchester
3コース(アミューズブーシュ、ミニャルディーズ付き) + グラスワイン2杯 + ミネラルウォーター・ハーフボトル + コーヒーまたは紅茶 £65
提供日:火〜金曜

02. Alyn Williams at The Westbury
3コース £30(火〜金曜)、£40(土曜)
提供日:火〜土曜

03. Aqua Shard
2コース £32、3コース £36
提供日:月〜金曜

04. Aquavit
2コース £24、3コース £28.50
提供日:月〜金曜

05. Bar Boulud London
2コース £18、3コース £21
提供日:月〜土曜/12.00〜18.30

06. Bernardi's
2コース £18、3コース £21(コーヒー付き)
提供日:月〜金曜/12.00〜15.00

07. Corrigan's Mayfair
2コース £28、3コース £34、4コース £40
提供日:月〜金曜/12.00〜15.00

08. Craft London
3コース £35
提供日:毎日

09. Dabbous
3コース £36

10. Dinner by Heston
3コース £40
提供日:月〜金曜/12.00〜14.00


11. Elystan Street
2コース £35、3コース £42.50
提供日:月〜金曜/12.30〜14.45

12. Fera
3コース £42
提供日:毎日

13. Frenchie
2コース £26、3コース £29
提供日:月〜金曜

14. Galvin at Windows
2コース £30、3コース £35、3コース + ワイン・ハーフボトル + 水 + コーヒー £55

15. The Greenhouse
2コース £29、3コース £36

16. Gymkhana
2コース £25、3コース £30

17. Hawksmoor
2コース £25、3コース £28
提供日:月〜土曜/〜18.30

18. Helene Darroze at the Connaught
セイヴォリー2種 + スイーツ1種 + グラスワイン2杯 + 水 + コーヒーまたは紅茶 £52

19. Hereford Road
2コース £13.50、3コース £15.50
提供日:月〜金曜

20. Hix Soho
2コース £19.50、3コース £23.50
提供日:毎日/12.00〜18.30


21. HKK
3コース £38

22. The Ledbury
4コース £70
提供日:水〜日曜

23. Le Gavroche
3コース + ワイン・ハーフボトル + ミネラルウォーター・ハーフボトル + プティフール + コーヒー £56.80
提供日:火〜金曜 ※2017年3月より火曜のランチはなし

24. Lima Floral
3コース £32
提供日:週末のみ/10.30〜14.30

25. Marcus
5コース £55
提供日:月〜土曜

26. Murano
2コース £28、3コース £33

27. Noble Rot
2コース £16、3コース £20
提供日:月〜土曜

28. Oldroyd
2コース £16、3コース £19
提供日:月〜土曜/12.00〜16.00

29. Pollen Street Social
2コース £32、3コース £37
提供日:月〜土曜/12.00〜14.30

30. Quaglino's
2コース + グラスワイン1杯 £20、3コース + グラススパークリングワイン1杯 £30


31. Restaurant Gordon Ramsay
3コース £65
提供日:月〜金曜

32. Sartoria
2コース £26.50、3コース £32.50

33. Savoy Grill
2コース £26、3コース £30

34. Sketch
2コース + プティフール £35、3コース + プティフール £40

35. Socal Wine and Tapas
5タパス £20
提供日:月〜金曜/12.00〜14.30、土曜/12.00〜15.30

36. Spring
2コース £27.50、3コース £31.50
提供日:毎日

37. Story
£45
提供日:火〜木曜

38. StreetXO
£25 ※2人から
提供日:火〜金曜

39. The Square
3コース £40、6コース・テイスティングメニュー £65
提供日:月〜土曜

40. Typing Room
2コース £27、3コース £32
提供日:月〜土曜


ロンドン随一のファインダイニングと名を馳せるレストランもちらほら。
もっともレストランの神髄はディナーにあるのですが、まずはのお試しやちょっとおしゃれして、そしてあまり時間をかけず、のランチはうってつけ。
ざっと値段を見てみると、ほとんどのところはお試しとして適性価格ではないでしょうか。
むしろ、この値段でこの店で食べられるんだ〜、ってところもあるぐらいです。
こうしてまとめてあると非常に便利なので、私自身の備忘録の意味も込めて、ご紹介しました。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンのサンデーロースト・ベスト28 → http://ricorice.exblog.jp/24676088/
○ロンドンのおすすめサンデーランチ・スポット → http://ricorice.exblog.jp/22913526/
○ロンドンのブランチスポット・ベスト73 → http://ricorice.exblog.jp/24599371/
○ロンドンのベスト・ブランチ27選 → http://ricorice.exblog.jp/24261059/




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