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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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<   2017年 01月 ( 35 )   > この月の画像一覧



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チャイニーズ・ニューイヤーズ・デイには間に合わなかったものの、
興味のある方、そして実際に足を運ばれる方も多いだろう、ということで、
ロンドンの飲食メディア“Hot Dinners”の2016年2月8日(月)づけであった、こんな記事をご紹介します。

ロンドン・チャイナタウンで行きたいお店はココ!
The Hot Dinners guide to the best restaurants in Chinatown
http://www.hot-dinners.com/Features/Hot-Dinners-recommends/the-hot-dinners-guide-to-the-best-restaurants-in-chinatown?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=170126



○Best for hand-made noodles/手づくり麺
01. Joy Luck Restaurant
02. Gourmet Kitchen

○Best for Malaysian/マレーシア料理
01. Rasa Sayang
02. C&R Cafe
03. Hung’s

○Best for spice/スパイス使いに脱帽
01. Ba Shan
02. Baozi Inn's skewer stall

○Best for dumplings/飲茶もしくはダンプリング
01. Dumplings Legend
02. Joy King Lau
03. Jen Café

○Best for noodle soups/麺(汁)もの
01. Wong Kei

○Best for classic Cantonese/伝統的広東料理
01. Four Seasons
02. Old Town 97


“飲茶”のカテゴリーのDumplings Legendのように、すっかりおなじみのお店もあれば、私にとっては初見のお店もちらほら。
選者は、両親を中国人とイギリス人にもつ、フードライター&ブロガーのリジー・マボット/Lizzie Mabbott
彼女はまだ20代ってこともあって、これまでよくみるセレクトよりも、フレッシュでより本格的な印象です。


にしても、“麺(汁)もの”のカテゴリーで唯一エントリーした、Wong Kei/ワン・ケイ(英語だと、ウォン・キーの方が近い、かなぁ)。
ここ、私も20年ほど前に一度行ったきり。
とにかく安いので、貧乏学生は必ずお世話になる!と言っても過言ではないほど、のお店です。

値段の安さもですが、この店を有名にしているのは、その接客態度。愛想のなさといったら、ありゃしない!(笑)。
店に入ったら、にこりともせず「ハウメニ?」(ハウメニーではない)と訊かれ、あれこれ身振り手振り + 命令口調で席を指示される怖さといったら!
お客との喧嘩も珍しくないというのも納得の殺伐感です。
久しぶりに、怖いものみたさで行ってみようかしらん(笑)。

数年前に経営者が変わったとかなんだかで、サービスが丸くなったとかなんとか聞いたような。。。(うろ覚え)
今、ぐぐってみたけれど、該当するものにヒットしないなぁ。
ご存知の方、教えてください!


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンの中国料理店・ベスト24 → http://ricorice.exblog.jp/24728496/
○東アジア料理で試したい5品。イギリスで食べるならここ! → http://ricorice.exblog.jp/24485252/
○ロンドンで食べる飲茶・ベスト8 → http://ricorice.exblog.jp/24255530/
○シェフがすすめるお手軽アジアン in ロンドン → http://ricorice.exblog.jp/22863075/
○ロンドンのチャイナタウン、どこで食べる? → http://ricorice.exblog.jp/21620615/




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by ricoricex | 2017-01-31 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

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イングリッシュワインが産業として成長を続け、人気(もしくはそれを飲むことやふれていることに対するステイタス)を得ていることは、こんなところでもみてとれます。

それは、エリザベス2世(エリザベス女王)が、ウィンザー城にブドウ畑を有していること。
その名もThe Windsor Great Park Estate。
2011年、7エーカーの敷地に、16700本のシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエが植栽されました。

これらのブドウが初収穫されたのは、2013年10月下旬。
ブドウ栽培こそ、女王陛下が有するブドウ畑で行われていますが、醸造を請け負っているのは、イングリッシュワインの牽引役で今や大御所とも言えるリッジビュー/Ridgeview
2年かけての熟成やブレンドを経て、3000本造られたスパークリングワインが
初めて売り出されたのは3カ月前の2016年10月。
レイスウェイト/Laithwaite’sのオンラインで3本セット、£75で売り出されるやいなや即完売!となった次第です。
http://www.laithwaites.co.uk/product/White-PRD+Sparkling+Wine/Windsor+Great+Park+Vineyard-2013/50823

で、この女王陛下のスパークリングワイン、気になる味は、
“ふくよかで洗練された味わい。柑橘類やアプリコット、ブリオッシュなどの香りが豊か”だとか。

以上のニュース、ニュースソースは以下の3つの記事です。
最初の2つ、デイリー・メール/Daily Mailデイリー・テレグラフ/Daily Telegraphは2017年1月22日(日)づけ、ジャンシス・ロビンソン/Jancis Robinsonは2017年1月23日(月)づけでリリースされました。


Liz’s fizz...but no, you can’t get it at Majestic: Queen joins the English sparkling wine craze – and all 3,000 bottles have been snapped up
http://www.dailymail.co.uk/news/article-4144226/Queen-joins-English-sparkling-wine-craze.html


Queen turns winemaker, producing 3,000 bottles of fizz from her Windsor Great Park estate
http://www.telegraph.co.uk/news/2017/01/22/queen-turns-winemaker-producing-3000-bottles-fizz-windsor-great/


The vines of Windsor Great Park
http://www.jancisrobinson.com/articles/the-vines-of-windsor-great-park



そして、ついに!
女王陛下のスパークリングワイン第2弾!
今年の出荷となる、2014年のプレオーダーがスタートしました。
気になる値段は、セット販売ではなく、1本£35。販売本数は現在、未定です。
以下、2017年1月23日(月)づけのデカンタ/Decanterより。
Pre-orders begin for second vintage of Queen’s English wine
http://www.decanter.com/wine-news/queen-english-wine-sell-out-353512/



今後6〜7年の間に、年間2万本まで生産の拡大が期待されます。
まあ、最初は投資目的で然るべき人たちが購入するでしょうから、一般に出回り飲めるようになるのは、もう少し先、2025年頃になりそうです。


ひとつ、トリヴィア。
ウィンザー城で最初にブドウ畑を所有したのはエリザベス2世(エリザベス女王)ではなく、
12世紀、ヘンリー2世の時代だったとか。へぇ〜。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○英王室とイングリッシュワイン → http://ricorice.exblog.jp/22969516/
○イギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/23361253/
○リッツ・ロンドンのワインリストにイングリッシュワインが加わる → http://ricorice.exblog.jp/24583385/
○リッジビューとチャペル・ダウン、イギリス政府の公式ワインに選ばれる → http://ricorice.exblog.jp/24427401/
○習近平を迎えての晩餐会の乾杯は、イングリッシュ・スパークリングで → http://ricorice.exblog.jp/23805000/




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by ricoricex | 2017-01-30 00:00 | イングリッシュワイン

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名前のとおり、スコットランドの朝食に欠かせなかったパン。
焼き上がったらすぐにサーヴし、温かいうちに食べるのが鉄則で、
家庭で作ることが少なくなっても、
パン屋さんをはじめ、ニュースエージェントやコーナーショップなどでも売られ、
現在ではスコットランドのスーパーマーケットで陳列されているほどの、おなじみのパンです。

ハンバーガーのバンズのようなやわらかい小型パンで、
バップ/Bapsなどとも呼ばれます。

非常に使い勝手のいいパンで、
目玉焼きやベーコンと一緒に、もちろんバターやジャムをのせて朝食にしてもいいし、
真横に半分に切り、ソーセージなど好きなものをはさんでサンドイッチにして、
ブランチやランチにわしわし食べてもよし。
自由自在、お好きなスタイルでどうぞ。

<材料(10個分)>
強力粉……450g+適量
インスタント・ドライイースト……小さじ2
塩……小さじ1
牛乳……150ml+適量
水……150ml
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<作り方(調理:40分 発酵:1時間45分 オーブン:15分×3回)>
下準備
*大きいボウルにバターを塗っておく。
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1. 牛乳と水は合わせて人肌程度に温める。
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2. 強力粉450gと塩を合わせてふるい、インスタント・ドライイーストを加えて混ぜ、真ん中にくぼみを作る。
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3. 2のくぼみに1の温めた牛乳と水を注ぐ。
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4. 生地をこねる。最初はべたべたするが、だんだんまとまってくる。
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5. 生地がボウルにくっつかなくなったら、弾力が出てきてなめらかになるまで、5〜10分こねる。
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6. 指で押してしっかり戻るようになったら、バターを塗っておいたボウルに移し、軽くラップをして、暖かい場所で約1時間、生地が2〜2.5倍になるまで発酵させる。
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7. 天板にクッキングシートを敷く。作業台に強力粉をふるう。
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8. 6の生地をひとこね(ガス抜き)し、生地を10等分にする。
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9. 8の生地を7の作業台の上で直径9cm程度の円型にのばす。
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10. 7の準備しておいた天板に、9の生地を少し間隔をあけて並べる。
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11. 大きいビニール袋に入れ、暖かい場所で約45分発酵させる。
※ビニール袋にふわっと入れ、空気が入らないようにする。
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12. オーブンを200℃に温める。
13. 11の生地の表面に牛乳を塗り、強力粉をふる。
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14. 200℃のオーブンで15分、表面にうすく焼き色がつくまで焼く。
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15. 焼き上がったら網の上で冷ます。
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(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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by ricoricex | 2017-01-29 00:00 | イギリス菓子・レシピ

イギリスのレストランガイドのひとつ、

Harden's』の、2016年12月24日(土)づけであったのはこんな記事。

ロンドンのイギリス料理店・トップ10
Top 10 Great British Venues
http://www.hardens.com/uk-london/24-12-2016/top-10-great-british-venues/?inf_contact_key=206702e92958c79f0fb7a5000ecf05621d31334257848a7e9c6fcd9d67d49f6d


選ばれたレストランは以下のとおりです(↓)。

01. St John
予算: 3コース+ワイン £65

02. Rules
予算: 3コース+ワイン £78

03. The Quality Chop House
予算: 3コース(肉)+ワイン £48

04. Shepherd’s
予算: 3コース+ワイン £54

05. Wiltons
予算: 3コース+ワイン £95

06. Corrigan’s
予算: 3コース+ワイン £92

07. Dinner, Mandarin Oriental
予算: 3コース+ワイン £106

08. Sweetings
予算: 3コース+ワイン £75

09. Boisdale
予算: 3コース+ワイン £63

10. Piebury Corner
予算: フル料理+ビール £19


イギリス料理店にフォーカスを当てると、
01のSt Johnといった“今”のモダン・ヨーロピアンな店だったり、
03のThe Quality Chop Houseといった近年多くみられる肉に注力したレストランだったり、
もしくは10のPiebury Cornerのgreasy spoonといった風情の、古くから地域で愛されている食堂然としたところだったり、
が前面に出ることが少なくないのですが。
このラインナップでは、クラシカルな店が大半!

こういう古くからある店は料理もですが、店構えや、今程イギリスがフーディーではなかった時代のミドル〜アッパークラスの社交場としての趣、そしてイギリスの食の歴史を感じることができます。
そういう意味で、備忘録として残しておきたい貴重なラインナップです。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ロンドン&イギリスのベスト・モダンブリティッシュ店 → http://ricorice.exblog.jp/24371058/
○ロンドンのイギリス料理店・ベスト10 → http://ricorice.exblog.jp/23896382/
○ロンドンのガストロパブ・ベスト22 → http://ricorice.exblog.jp/23032061/




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by ricoricex | 2017-01-28 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

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もはやイギリスのみならず、観光アトラクションとして人気の高いアフタヌーンティー。
私の持論は“アフタヌーンティーは幕の内弁当である”。
いろんなものを少しずつ食べられる、がポイントなのではなかろうか、と。

このアフタヌーンティー、問題は摂る時間。
アフタヌーンティーというように、食べるのは午後。そう、おやつの時間、です。
昨今の、特にロンドンなど都市部のアフタヌーンティーはぐっとボリューム控えめですが、
それでも種類があるだけ、お腹にたまる。

なので対策が必要になります。
お昼、もしくは夕食は控えめにする。


これとは別に、午後、ぐっとお腹がすき、夕食までもたない!ということもあります。
この日、オランジェリー/The Orangeryに立ち寄ったのも、まさにこれが理由。
オランジェリーケンジントン・ガーデンズ/Kensington Gardensの中、故ダイアナ妃が住んでいたケンジントン・パレス/Kensington Palaceの近くにあります。
ケンジントン・ガーデンズの北側、地下鉄駅のクイーンズウェイ(少し西へ向かえばノッティング・ヒル・ゲイト)があるベイズウォーター・ロードから、南側のケンジントン・ハイ・ストリートへ抜けるには、ケンジントン・ガーデンズをまっすぐ縦断すればよく、その遊歩道(って言うのかな?)から少し入ったところにオランジェリーは位置。
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夕方4時半頃、ベイズウォーター・ロードにいて、ケンジントン・ハイ・ストリートに行きたかった私は、ものすごおくお腹もすいていて、1〜2時間ぐらいの時間の余裕もあったし、「あっ、そうだ、この時間ならオランジェリーでアフタヌーンティーにしよう」と向かった次第。

オランジェリーは私のように散策がてら立ち寄るのにちょうどいいし、アフタヌーンティー・スポットとしても名が知られているし、予約も入れていないし、行列だったら?と思いましたが、杞憂に終わりました。
まあ、季節もあるし(夏場はやっぱ、ね)、平日だし、もう日が暮れそう、という時間帯だったし。
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e0038047_0134112.jpgオーダーしたのは、ベーシックな“イングリッシュ・オランジェリー・アフタヌーンティー/English Orangery Afternoon Tea”に、「ご一緒に冷たいお飲物はいかがですか?」の声に呼応して、ピムス/Pimme’sをプラス。
ピムスはジンベースのさわやかリキュールで、ウィンブルドンの時季にカクテルにしてよく飲まれます。
たっぷり歩いて喉乾いていたから、ね!

肝心の「イングリッシュ・オランジェリー・アフタヌーンティー」の内容は、以下のとおりです。
お決まりの3段トレイで提供!
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<上段/お菓子>
ヴィクトリア・サンドイッチ
チョコレート・ポット(ムースよりも濃いタイプ)
・エクレア
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<中段/スコーン>
・カランツ入りオレンジ風味のスコーン2個 コーニッシュ・クローテッドクリームとイギリス産イチゴジャム添え
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<下段/サンドイッチ>
・卵とクレソンのロールパン・サンドイッチ
コロネーション・チキンとローストハムのラップ
・スモークサーモンとクリームチーズをのせたミニベーグル
キュウリとミントのサンドイッチ
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お茶は、紅茶(茶葉!)は6種類から、ほかハーブティー4種、そして中国茶というセレクション。
私は、最初にオンリストされていたロイヤル・ロンドン・ブレンド/Royal London Blendにしました。
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というのも、濃い紅茶をミルクティーで飲みたいんですよね〜。
典型的なイギリスのミルクティーが、いわゆるアフタヌーンティーにはやっぱり最適だと思うし、当然お店側もそれは承知しているので。

こういうミルクティー用紅茶はたいがい最初に、“なんちゃらブレンド”とか“なんちゃらオリジナル”とか“(店名つき)”とかに掲げられ、そのあとに香りが個性的なダージリンのファーストフラッシュとかアール・グレイと続きます(何種類も揃えている場合、ね)。

このミルクティー用紅茶、違いはあるようなないような(笑)。
いや、あるんですよ、ちゃんと。
でもね、紅茶目的の人以外は、ううう〜ん、と悩む必要はありません(大した差はない)。
細かい説明を読む(たいがい産地とか茶園とかメインで、肝心の味がわかりづらい)のが面倒なので、濃いのがいいとか、やわらかいタイプが、とか好みを伝えるのが早いか、と。


周囲を見渡すと、ポッシュな方々や、アクセントや服装からアメリカ人観光客が多いなぁという印象。
アメリカ人は、自国にないからでしょう、こういうの、好きよねぇ。
隣りの席にいた男女のカップルがまさにそれで、それぞれ“イングリッシュ・オランジェリー・アフタヌーンティー”をオーダーしていました。
っと、ひとつは私と同じだけれど、もうひとつは上段のお菓子3つのうち2種類が違う!

チョコレート・ポット/エクレア → レモン・ポセット/バッテンバーグ・ケーキ
になっていました。


肝心の味は、というと、まあ、こんなもんかな(笑)。
量は今どきらしく、スモールポーション。
お腹パンパン!には及ばず、これなら軽い夕食はOKです。

でね、アフタヌーンティーはダントツで一番よく出る(であろう)人気メニューだから、すぐ出せるよう並べてスタンバイさせているだろうから仕方ないんだろうけど、
サンドイッチ類の食パンを使うタイプやトッピングされたスモークサーモンは、表面がややぱさっとしていて、残念!
日本でいうバターロールみたいなパンを使ったサンドイッチがよかった。
表面がぱさつかないから、だろうけど(笑)。
あっ、4種類あるサンドイッチ類、パンのタイプをそれぞれ変えているのは、見た目含め、具のみならずパンの食感も味も違って楽しい。


オランジェリーのアフタヌーンティーは、シャンパンやスプマンテをプラスしたり、グルテンフリー・メニューもあります。
朝食やランチの利用も可能。


“オランジェリー”って言葉、直訳すると“オレンジ用温室”のこと。
その昔、富裕層たちがオレンジとかレモンとかの柑橘類を冬の寒さから守るために作った設備のこと。
その名残りで天井が高く、このオランジェリーを再利用した施設は、イギリスのところどころにあります。
あっ、そうそう、フランス・パリのオランジュリー美術館/Musée de l'Orangerieはまさにそれ!(フランス語なので、日本語表記が若干変わりますが)


で、支払いは、£32.50(サーヴィス料込みで£36.56)。
(2017年1月時点では少し値上がりして、£34.00(これにサーヴィス料を加算)
高級ホテルよりはぐっと安いけど、お菓子屋さんよりは高いかな。

ホテルのアフタヌーンティーにしてもそうですが、アフタヌーンティーそのものにお金を払っているわけじゃないんですよね。
豪華な空間とか、美しい食器とか、丁重なサーヴィスとか、ラグジュアリーな非日常に対する金額だと思っています。
なかでも丁重なサーヴィス、ね。
マダム、マダム、と気を遣ってくれるし、のんびりしてても急き立てられないし。
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オランジェリーの場合は、絢爛豪華な空間というわけではないけれど、天井が高く、窓も大きい。
エントランスに横に細長く建物があり、その真ん中が通路、窓側と壁側に円テーブルを設置、というスタイルで、開放感があるんですね。
ロンドンのど真ん中にいながら、ここだけコロニアルな雰囲気のゆったりした趣なんですよ〜。
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まっ、ときにはこういうのもいいでしょう!


tue 27/10/15


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○日本風アフタヌーンティー@マガジン・レストラン/The Magazine Restaurant(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/22477020/
○アフタヌーンティー・バスツアー by BBベーカリー/BB Bakery(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/22451445/
○アフタヌーンティー@ベアズ・オブ・ブルームズベリー/Bea's of Bloomsbury(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/19438004/
○アフタヌーンティー@スケッチ/Sketch(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/19376254/
○2017年ロンドンのアフタヌーンティースポット・トップ10 → http://ricorice.exblog.jp/25173571/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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by ricoricex | 2017-01-27 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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2000年、イギリス南西部の街、ボーンマスのミドルクラスの家庭にホームステイしていたとき。
この家は、両親に子どもが3人、ホームステイ外国人留学生が2〜3人、それにホストマザーの弟とそのガールフレンドがひとつ屋根の下に暮らしていました。

ホストマザーは舞台の演出だったかの仕事で、出張の日々、泊まりで不在のことの方が多かった。
普段の家事はホストファーザーがやっていました。
ダイニングテーブルは8人がけ、だったかな?
基本、子ども3人とホームステイ外国人留学生が一緒に食べ、夕食は6時過ぎにスタート、ホストファミリーの大人たちはときどき、8時頃からワイン飲んでわいわいやるといった様相。

ホストマザーは不在が多い、ホストマザーの弟とそのガールフレンドは食事は自分たちで、ではあるものの、なんせ頭数が多い。
そんなわけで、この家では、普段の買い物は、スーパーマーケット、テスコ/Tesco(この頃はまだ元気だったなぁ)のオンラインショッピングを利用していました。
ホストマザーがときどきキッチンで伝票と真剣ににらめっこをしていて、その姿が脳裏に焼き付いています。


そんなわけで、日常の食糧品のオンラインショッピングが日本よりぐっと早い段階で普及した(と思われる)イギリス。
オカド/Ocadoというオンライン専門のスーパーマーケットもあり、街でよくその車を見かけるし。
(ただし、これ、日本とは単純に比較できないんですよね。
なぜなら、イギリスではそれぞれの家庭で利用するスーパーマーケットが決まっている、新聞にチラシは入らない(よって値段を比較して、今日はここへ、という習慣がない)、とかいろんな要因があっての、オンラインショッピングの一般化なので)


一方、食事のデリバリーは、というと、さほど盛んではなかったんですよね、せいぜいピザぐらいか。
それはエスニック系の店(インドとか中国とかタイとか、日本も含む)では持ち帰り/テイクアウェイが当たり前のようにできる、ってことがあったからでしょう。

それが、数年前から、その慣習に風穴をあける恰好で急成長したのが、フードデリバリーのデリバルー/Deliveroo
https://deliveroo.co.uk/

e0038047_0184626.jpgお腹の袋に入れて運ぶイメージなのでしょう、カンガルー/kangarooがキャラクターとして描かれていました(今は、一番上の写真にあるように、人の顔を想起させるピースサインみたいなの)。


このデリバルー、飲食店のデリバリー部門を専門に請け負う、というのかな。
直接デリバリー・サーヴィスを提供していないレストランに、オンデマンドのサーヴィスを代行するというスタイル。ここには、そうそうたるレストランも登録しています。
注文を受けたら、自転車やバイクで配達してくれます。


2013年創設のデリバルー、あっという間に広がり、配達している自転車やバイクはすっかり街の風景の一部に。
急成長を続けているスタートアップです。

で、このデリバルーが2億6500億ドルの資金調達をし、さらにサーヴィスを拡大していくことが、2016年8月5日(金)づけの「Wired UK」が報道(↓)。
Deliveroo raises $275m to continue global expansion
http://www.wired.co.uk/article/deliveroo-raises-275-million-investment


2015年11月の資金調達ラウンド以降、実に400%の成長を遂げ、29都市で新たにサーヴィスを開始。9000の飲食店がラインナップに加わり、トータル84都市、12カ国で展開されることに。

今回の上記報道では、フードデリバリーのみならず、キッチンスペース提供への投資も計画。
飲食店におけるフードデリバリーの余力がない部分を補っているのが、デリバルーのそもそもの始まりですが、レストランの厨房などのキャパシティの問題解決に乗り出そうってわけです。
同じ料理でも、レストランではお皿にきれいに盛り付けることも大事で、そのためのスペースを縮小するわけにはいかない、フレッシュな状態で食べるのと、デリバリーでは味つけなどを変える必要もあり、であれば、デリバリー専用の厨房があった方が現実的で便利だ、と。
デリバリーに侵食されて、本来のレストラン業務が疎かになったら元も子もないわけで。


この2カ月ほど前、タクシーの新アイディアといえる配車サーヴィス、ウーバー/Uberがロンドンでも、フードデリバリーのウーバーイーツ/UberEatsのサーヴィスを開始。
https://www.ubereats.com/london/

それを伝える、「Wired UK」の2016年6月16日(木)づけの記事はこちら(↓)。
Uber launches UberEats food delivery service in London
http://www.wired.co.uk/article/uber-eats-launch-london



ちなみにウーバーイーツ、日本でも東京で2016年9月29日(木)からサーヴィスを開始しています。
UberEATS、東京で開始!
https://newsroom.uber.com/japan/ubereats/



2016年秋、私のロンドン滞在時では、とにかくデリバルーをしょっちゅう見て、瞬く間にこんなに浸透したんだ!という驚き。
初めて私が目にして意識したのが2014年で、そのときと比べて明らかに格段の普及ぶりです。
一方のウーバーイーツについては、ちらちら出くわしたな、といった印象です。


上記の記事、いずれも2016年の夏で、ここにあげるのが随分遅くなりました。
年末年始に、その年の振り返り&来る年の予想といった記事で、フードデリバリーについて触れられていたので(↓)、ああ、そうだ、記録として残しておこうと思って綴った次第。

食のプロが予想する、2017年イギリスのフードシーンはこうなる!
http://ricorice.exblog.jp/25192988/



私自身は日本在住なので、フードデリバリーには慣れ親しんでいますが、こういうスタートアップ系は未体験。
まずは東京のウーバーイーツから始めますか、ね。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○食のプロが予想する、2017年イギリスのフードシーンはこうなる! → http://ricorice.exblog.jp/25192988/
○2016年のイギリスのレストラン・トレンドはこうなる(かも?) → http://ricorice.exblog.jp/24048065/
○イギリスから帰国しました!(2016年) → http://ricorice.exblog.jp/24951295/
○ロンドンのフードデリバリー・ベスト23 → http://ricorice.exblog.jp/23833572/




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by ricoricex | 2017-01-26 00:00 | イギリスの食ニュース

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2017年1月22日(日)、スコットランド・エディンバラでワールド・プレミアが行われ(その様子はこちら(↓))、

Stars appear at Trainspotting sequel premiere
http://www.bbc.com/news/uk-scotland-edinburgh-east-fife-38710168


そして、いよいよ今週末、本国イギリスでは2017年1月27日(金)に公開される
映画『T2: トレインスポッティング 2/Trainspotting 2』。

文字どおり、20年ほど前に公開され世の中を席巻した『トレインスポッティング/Trainspotting』の続編です。


トレインスポッティング』は映画そのものも、なんだけれど、この映画を観たシチュエーションが強烈に記憶に残っていて、それは1996年6月。初渡英で、現地のイギリス人の友人宅に数日滞在したとき。
「サイコーにおもしろい映画があるから、行こう!」と連れていってもらったのがコレでした。
前情報がほとんどないなか、映像と音楽の疾走感と時代の切り取り方とあまりのスコットランドなまりにやられてしまったワタクシ。

このインパクトの大きさは私だけではなかったようで、
その後、多かれ少なかれ、『トレインスポッティング』に影響を受けた映画が多数誕生しています。

そんなわけで、2016年4月7日(木)づけのイギリスの音楽メディア、NMEにあったのはこんな記事。
折りにつけ、FBで何度かシェアされました。

『トレインスポッティング/Trainspotting』なくしては誕生しなかった(であろう)映画10本
Trainspotters: Ten Movies That Wouldn’t Have Been Made Without ‘Trainspotting’
http://www.nme.com/blogs/nme-blogs/trainspotters-ten-movies-that-wouldn-t-have-been-made-without-trainspotting-9655


そこでピックアップされたのは、以下の10本の映画です。

01. 『ツイン・タウン/Twin Town』(1997)
02. 『24アワー・パーティー・ピープル/24 Hour Party People』(2002)
03. 『アシッドハウス/The Acid House』(1998)
04. 『ヒューマン・トラフィック/Human Traffic』(1999)
05. 『家族のかたち/Once Upon A Time In The Midlands』(2002)
06. 『フットボール・ファクトリー/The Football Factory』(2004)
07. 『アウェイデイズ/Awaydays』(2009)
08. 『フル・モンティ/The Full Monty』(1997)
09. 『ザ・ビーチ/The Beach』(2000)
10. 『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ/Lock, Stock And Two Smoking Barrels』(1998)


このなかで私がダントツに好きなのは、02の『24アワー・パーティー・ピープル』。


なんせ、マッドチェスターの洗礼を受けてますからねぇ、私。
この映画で取り上げられているのは、1980年代のマンチェスターの音楽シーンを牽引した、ファクトリー・レコード/Factory Records。ニュー・オーダーがいたレーベルといえばいいかな。
もうね、ビジネスとしてはまったくダメダメなんですよ、ファクトリー・レコード。

でもね、レコードのみならずハシエンダ(クラブ)とか本社屋とか、訴訟問題にまで、ファクトリー・レコードが携わった作品はナンバリングして作品番号をつけていく、とか、それこそニュー・オーダーのアルバム・ジャケットを手がけていたピーター・サヴィルの斬新でシャープなグラフィックデザインとか、レーベルの創造性ってものに、そりゃもう刺激を受けまくったわけです。


トレインスポッティング』にベグビー役で出演のロバート・カーライル。
1996年の公開時、前述したようになにも前知識なく観に行ったので、最初、ロバート・カーライルだってわからなかったんですよ。
好きなタイプの役者かどうかって訊かれるとそうでもないのだけれど、うまいなぁ、って唸っちゃいます。

いい役者だなぁ、って認識したのは、ケン・ローチの『リフ・ラフ/Riff Raff』(1990)で。
やるせなさと怒りをこんなふうに表現できるのか、ってね。

1990〜2000年代って、ロバート・カーライルって映画によく出ていて、上記リストでも
05の『家族のかたち』、08の『フル・モンティ』に出演しています。
ほかにも、『アンジェラの灰』とかね(これはエミリー・ワトソンがよかったな)




私、家で映画を観るのが得意じゃなくって(理由は集中できないから)、
なので、観ている映画って映画館で体験したものがほとんどなのですが、私が20代のとき、1990年代の東京は、現在のようにシネコンの時代じゃなくって、まだちょこちょこ名画座が残っていたり(見る見るうちに減っていったけれど)、ミニシアターも頑張っていたり、それらにわざわざ遠出するほどの距離でなくふらっと行けるところに住んでいたことは、私にとって幸せなことだったのかもしれません(シネコン育ちはそれはそれで、家観賞もそれはそれで、よさや適性があるのは言うまでもないのですが、タイミングと適性という意味でね)。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ


○『T2: Trainspotting 2(トレインスポッティング 2)』に登場する曲はコレ!(かも) → http://ricorice.exblog.jp/25151309/
○ユーロ2016フランス、ですよ〜! → http://ricorice.exblog.jp/24442438/




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by ricoricex | 2017-01-25 12:00 | 映画

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日本語のレシピって便利だなぁ、と思うのが、
“適量”という言葉が使えること。

たとえば炒め物などでフライパンに油をひくとき。
きっちり“大さじ1”とかって記す場合もあるけれど、
“適量”や“適宜”としているレシピもよくみます。
これは、フライパンの性格によって必要な量が変わってくるし、
テフロン加工のものではサラダ油が必要でなかったりもするから。

では、“適量”や“適宜”に該当する簡潔な英語の言葉は、というとないんですよね。
あとは、特に分量を記さない、というやり方か。。。

では、分量を表記する場合、どういう表現の仕方をするのか、というと、
例えばバターの場合。
野菜炒めみたいな料理はイギリスの典型的な料理にはないけれど、
スープを作ったりするときに、タマネギのスライスをバターでじっくり火を通す、
という作業はしょっちゅう発生します。
また、仕上げにバターを少量落とすことも少なくない。

そんなときのバターはレシピの分量でどう表記されているか、っていうと

バターを適量(a knob of butter)
e0038047_0412730.jpg
と、knobを伴い、直訳すれば“小さなかたまりほどのバター”という言い方をします。
バターを少し切り取ったかたまりの状態、といえばいいのかな。
なので具体的な量にすると大さじ1ないかな〜、ぐらいのイメージです。

多めに欲しいときは、largeを伴い、こうなります。
バターを多めの適量(a large knob of butter)
e0038047_042423.jpg


e0038047_0424813.jpgところで、このknob、ノブと読み、
そうドアノブなどのノブと同じです。
ノブはほかにも木のコブなんて意味があり、
そこに共通しているのは、小さな出っ張り。

この連載で何度か言っているように
ある程度英語ができる段階にきたら、
英語を直接日本語の単語に置き換えるのではなく、
その言葉の持つ概念を知ろうとすること。
すると、言葉のイメージがぐっと広がり、理解も深くなります。


というわけで、
knob → 小さなかたまり(の適量)
と覚えてくださいね。

ではでは~!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 02:バター~ → http://ricorice.exblog.jp/23631569/
○英語でレシピを読む! ~単位 01:大さじ小さじ~ → http://ricorice.exblog.jp/23158480/
○英語でレシピを読む! ~単位 06:山盛り~ → http://ricorice.exblog.jp/23902472/
○英語でレシピを読む! ~単位 07:ひとつかみ~ → http://ricorice.exblog.jp/23933872/
○英語でレシピを読む! ~工程 27:一口大~ → http://ricorice.exblog.jp/24593454/




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by ricoricex | 2017-01-25 00:00 | 英語でレシピを読む!

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昨年末、2016年12月30日(金)づけのロンドンの新聞「London Evening Standard」にあったのはこんな記事。

今年、2017年の開業が待たれるロンドンのレストラン30選
30 restaurants to look forward to in 2017: from big name chefs to hot new trends
http://www.standard.co.uk/goingout/restaurants/30-restaurants-to-look-forward-to-in-2017-from-big-name-chefs-to-hot-new-trends-a3426951.html


選ばれたのは以下の30軒です(かっこの中はジャンル、スラッシュの後はエリアです)


01. Jan(中近東/クラパム)
2017年1月開店

02. Mere(フランス/フィッツロヴィエア)
2017年1月開店

03. Duck Duck Goose(中国/ブリクストン) ※ポップアップ
2017年1月開店

04. Six Storeys(ダイニング・コンプレックス/ソーホー)
2017年1月開店

05. Pique-Nique(フランス/サザーク)
2017年1月開店

06. Bala Baya(イスラエル/サザーク)
2017年1月開店

07. Hai Cenato(イタリア/ヴィクトリア)
2017年2月開店

08. The Cheese Bar(チーズバーガー/カムデン)
2017年2月開店

09. Palatino(イタリア/クラーケンウェル)
2017年2月開店

10. The Other Naughty Piglet(ワインバー/ウェストミンスター)
2017年2月開店


11. Hawksmoor Borough(肉/バラ・マーケット)
2017年2月開店

12. The Ned(ホテル/シティ)
2017年4月開店

13. Red Rooster London(アメリカ/ショーディッチ)
2017年5月開店

14. Francesco takes on The Almeida(イタリア/イズリントン) ※店名?
2017年春開店予定

15. The Game Bird(アメリカ/メイフェア)
2017年春開店予定

16. Bibendum(フランス/サウス・ケンジントン)
2017年春開店予定

17. Jean-GeorgesVongerichten at the Connaught(フランス/メイフェア)
2017年春開店予定

18. Henrietta(ホテルレストラン/コヴェント・ガーデン)
2017年開店予定

19. Jamie Oliver’s dining destination(ダイニング・コンプレックス/キングス・クロス)
2017年開店予定

20. Street Feast at Crossrail Place(ストリートフード・マーケット/カナリー・ワーフ)
2017年春開店予定


21. Aster(北欧/ヴィクトリア)
2017年開店予定

22. Clare Smyth restaurant(フランス?/ノッティング・ヒル)
2017年開店予定

23. Le Dame de Pic(フランス/シティ)
2017年開店予定

24. Stein’s Trading Limited(シーフード/バーンズ)
2017年開店予定

25. Tom Kerridge at the Jumeirah Carlton Tower(イギリス/ナイツブリッジ)
2017年開店予定

26. Martha Ortiz at the InterContinental(メキシコ/メイフェア)
2017年開店予定

27. Bob Bob Exchange(イギリス/シティ)
2017年開店予定

28. Sushisamba 2(ブラジル&日本/コヴェント・ガーデン)
2017年開店予定

29. Dumpy Lynn(ダンプリング/クラーケンウェル)
2017年開店予定

30. Fatty Crab(マレーシア/場所未定)
2017年開店予定


ちょっと前にお伝えした、
今年、2017年の開業に期待大! ロンドンのレストラン・ベスト15
今年、2017年の開店が待ち遠しい! ロンドンのレストラン10
とかぶる店がいくつもありますが(当然ですね)、ピックアップした店舗数が多いこともあって、これが一番網羅しているので、広く見るにはまずはコレ!といったところでしょうか。


19でジェイミー・オリヴァーのJamie Oliver’s dining destinationが取り上げられていますが、ひと足早くピカデリーにBarbecoa(↓)がオープン!
http://www.barbecoa.com/

Jamie Oliver's Barbecoa to open on Piccadilly
http://www.hot-dinners.com/Gastroblog/Latest-news/jamie-oliver-s-barbecoa-to-open-on-piccadilly


e0038047_206235.jpgBarbecoaはセント・ポールにあるステーキなどの肉料理を中心としたレストラン。
この2号店が2017年2月13日(月)にピカデリーに開業します。


今年に入ってすぐに
ジェイミー・オリヴァー、6つのレストランを閉鎖へ
http://ricorice.exblog.jp/25138762/

というニュースがかけめぐったものの、
19のJamie Oliver’s dining destination然り、Barbecoa Piccadilly然り、新店がオープンし、ひとつのレストラングループの中も絶えず流動しています。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○今年、2017年の開業に期待大! ロンドンのレストラン・ベスト15 → http://ricorice.exblog.jp/25158103/
○今年、2017年の開店が待ち遠しい! ロンドンのレストラン10選 → http://ricorice.exblog.jp/25111559/
○食のプロが予想する、2017年イギリスのフードシーンはこうなる! → http://ricorice.exblog.jp/25192988/
○ジェイミー・オリヴァー、6つのレストランを閉鎖へ → http://ricorice.exblog.jp/25138762/
○exゴードン・ラムジィのヘッドシェフ、ノッティング・ヒルに自身の店舗をオープン! → http://ricorice.exblog.jp/25184272/




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by ricoricex | 2017-01-24 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

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最初にひと言。
ここでご紹介する本は、本国イギリスでもまだ発売になっていません。

イギリスの新聞、「London Evening Standard」の2017年1月16日(月)づけであったのはこんな記事。
注文しとく? 2017年注目の料理本15選
The 20 best food books of 2016
http://www.standard.co.uk/shopping/esbest/food-drink/cookbooks/the-best-cookbooks-to-look-forward-to-in-2017-a3441591.html#gallery

選ばれたのは、以下の本たちです。


<大注目の1冊>
01. 『Adventures of a Terribly Greedy Girl』Kay Plunkett-Hogge(Mitchell Beazley) 2017年2月発売


02. 『Zoe's Ghana Kitchen』Zoe Adjonyoh(Mitchell Beazley) 2017年4月発売
03. 『Kaucasia』Olia Hercules(Mitchell Beazley) 2017年8月発売
04. 『Supra: The Art of Georgian Feasting』Tiko Tuskadze(Pavilion) 2017年7月発売
05. 『East, is Wild Honey and Rye: Recipes from a Modern Polish Kitchen』Ren Behan(Pavilion) 2017年9月発売
06. 『Oklava: Recipes from a Turkish-Cypriot Kitchen』Selin Kiazim(Mitchell Beazley) 2017年5月発売
07. 『Two Kitchens』Rachel Roddy(Headline) 2017年7月発売
08. 『Acquacotta』Emiko Davies(Hardie Grant) 2017年3月発売
09. 『Grape, Olive, Pig』Matt Goulding(Hardie Grant) 2017年3月発売
10. 『Sabor: Flavours from a Spanish Kitchen』Nieves Barragán Mohacho(Fig Tree) 2017年7月発売

11. 『Green Kitchen at Home: Quick and Healthy Vegetarian Food for Everyday』David Frenkiel and Luise Vindahl(Hardie Grant) 2017年4月発売
12. 『Whole Food Heaven in a Bowl』David & Charlotte Bailey(Pavilion) 2017年4月発売
13. 『Prime: The Beef CookBook』Richard H. Turner(Mitchell Beazley) 2017年3月発売
14. 『The Red Rooster Cookbook: The Story of Food and Hustle in Harlem』Marcus Samuelsson(Pavilion) 2017年5月発売
15. 『Citrus: 150 Recipes Celebrating the Sweet and the Sour』Catherine Phipps(Quadrille) 2017年2月発売


ウクライナやジョージアから、トルコ、イタリアやスペインといったエリアに特化したものをはじめ、今の時代だもの、ベジタリアンなどヘルシー/Eat Well系、その一方で牛肉についての本が選ばれています。

London Evening Standard」記者のイチオシの01の『Adventures of a Terribly Greedy Girl』は料理本というよりは、食エッセイ。

私自身が気になるのは、14の『The Red Rooster Cookbook: The Story of Food and Hustle in Harlem』と15の『Citrus: 150 Recipes Celebrating the Sweet and the Sour』。

14の『The Red Rooster Cookbook: The Story of Food and Hustle in Harlem』は、今年2017年4月ロンドンにも店舗がオープンし(↓)、本のタイトルにも冠されているThe Red Roosterの料理本。
今年、2017年の開業に期待大! ロンドンのレストラン・ベスト15
http://ricorice.exblog.jp/25158103/


このお店、NYハーレムが本店で、アフリカやアジアのテイストをぐっと現代風のアメリカ料理に落とし込んで提供するレストラン。
スパイス使いや食材との組み合わせが楽しそうで、まずは食べなきゃね!ではありますが、本でも楽しみたいな。

15の『Citrus: 150 Recipes Celebrating the Sweet and the Sour』はタイトルとおり、柑橘類についての本。柑橘類でめぐる料理の世界一周みたいな側面もあり、こちらも気になる1冊です。


ところで、これらの本、まだ発売されていません。
なかには今年後半のものもあるのに、すでに書評されているというこの事実。
一体、どういうシステムになっているんだ? 
夏発売のものもすでに形になってるのかなぁ?
少なくともアマゾンなどにはベースとなる情報を早めに流しておくから、一部はそこで評価してるの、か?
(私自身は、もはや情報は、できるものはどんどんオープンにしちゃえばいい、と思っているのですが、制作サイドにいるとそうはいかない現実があり(これ、クライアントによって考え方は異なり、どこまで、というのも違ってきます)、私は現時点では、自分が関わっているプロジェクトは制作段階では情報は開示していません、あしからず。)

でもって、オリジナル記事には、“これを参考に料理を作ったり、寝る前に眺めて楽しんだり”とあり、後者の“寝る前に眺めて楽しんだり”ってのがより大事、大事! 
こういうことだよね〜!(↓)と実感。
レシピ本はどこへ向かっているのか?
http://ricorice.exblog.jp/23686319/



~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスの新聞「The Guardian」が選ぶ2016年のベスト・フードブック20選 → http://ricorice.exblog.jp/25106290/
○オールタイム・ベスト食の本10冊 → http://ricorice.exblog.jp/23638565/
○イギリスの食のプロがあかす、ずっとそばにおいている食の本 → http://ricorice.exblog.jp/23744850/
○レシピ本はどこへ向かっているのか? → http://ricorice.exblog.jp/23686319/
○今年、2017年の開業に期待大! ロンドンのレストラン・ベスト15 → http://ricorice.exblog.jp/25158103/
○今年、2017年の開店が待ち遠しい! ロンドンのレストラン10選 → http://ricorice.exblog.jp/25111559/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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by ricoricex | 2017-01-23 00:00 | 順位&セレクト