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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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<   2016年 08月 ( 31 )   > この月の画像一覧



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学生のときに好きだった教科は数学。
理科は自然科学はダメで、物理が楽しいなぁ、と思っていました。
(要は暗記ものが苦手だったのです)。
数学にしろ物理にしろ問題を解く、というよりも、世の中にあることに法則性を見出し、それをシンプルに誰が見ても理解できるように定式を打ち出す、ということにいたく感動していたのです。

そんなわけで(なのかな?)、文字を読むよりデータや数字を眺める方がぐっと楽しい。
そして、だから、なのかな、過去のノスタルジーよりも、近未来的な世界が好き。モダン建築が好きなのは、コンクリートが近未来を夢見ていたから。サイバーパンクとか、映画だと「時計じかけのオレンジ」とか「未来世紀ブラジル」とか、小説だと『一九八四年』『銀河ヒッチハイク・ガイド』が大好き。

そんな素地があるせいか、熱心な読者ではないけれど、「未来がどうなるのか」というコンセプトをもつ「WIRED」が好きで、創刊の頃から付かず離れずのゆるい付き合い。
日本版はたまに雑誌を買い、イギリス版はウェブサイトで読んでいます。


「未来がどうなるのか」には当然食も含まれていて、イギリス版を眺めていると、いかにもイギリスらしい記事に出合うことがあります。
そのひとつが2016年7月24日(日)づけで投稿されていたこれ。
ダンキングにもっとも適したビスケットはどれだ?
What's the best biscuit for dunking?
http://www.wired.co.uk/article/the-ultimate-biscuit-dunk-test



ダンキングとは、dunk+ing。
浸すってことで、イギリスのみならずヨーロッパで見たことないですか? 紅茶やコーヒーにビスケットを浸して食べる姿を。あれのことです。

この「Wired」の記事で、やるなぁ!さすが、科学的アプローチ!と感心したのが、ロボットを用い、客観的なデータから割り出した、ってこと。
10種類のおなじみのビスケットを、15秒、紅茶に浸し、デジタル計測器で浸透具合をチェックして順位をつけたもの。
実験は一度だと偶然の可能性が否定できないので、それぞれ3回行い、平均値を割り出しています。

結果は、ダンキングに適したものから順に、以下のとおりです。


e0038047_173576.jpg01. マクヴィティ・リッチ・ティー/Mcvitie’s Rich Tea
02. マクヴィティ・ダイジェスティブ/Mcvitie’s Digestives
03. フォックス・パーティー・リング/Fox’s Party Rings
04. マクヴィティ・ミルクチョコレート・ダイジェスティブ/ Mcvitie’s Milk Chocolate digestives
05. マクヴィティ・ホブノブ/Mcvitie’s Hobnobs
06. Bourbon Creams
07. フォートナム&メイソン・ピスタチオ・クロテッドクリーム/Pistachio and Clotted Cream
08. オレオ/Oreo
09. セインズベリー・ジンジャースナップ/Sainsburys Ginger Snaps
10. メリーランド・チョコチップ・クッキー/Maryland Choc Chip Cookies


ちょっと前の記事ですが、イギリスの新聞、デイリー・テレグラフ/Daily Telegraphでもダンキングに適したビスケットについてフィーチャーしていまして、それがこの記事(↓)
Chocolate digestive is nation's favourite dunking biscuit
http://www.telegraph.co.uk/foodanddrink/foodanddrinknews/4927255/Chocolate-digestive-is-nations-favourite-dunking-biscuit.html


ロボットによる結果と若干違いますね。
私自身は、ダンキングをしてビスケットを食べることは好まないのですが、個人的に一番適しているのはロボットの結果同様、比較的パキッとしたかたい食感でコーティングなどのない、シンプルなビスケットのリッチティーだと思います。

このダンキングに適した能力のことを、「Wired」のオリジナル記事では、
dunk + abilityで'dunkability'なんて命名しちゃってます!
いやはや、こんなこと、真剣にやるって、ほんと、すごいよっ!


でもって、2016年8月24日(水)にシリーズ7が始まった、イギリスの超人気テレビ番組「The Great British Bake Off」。
初回でいきなり1000万人の視聴者を獲得し、放送終了後、ささいなことがきっちりレポートされる、というのは人気番組の宿命で、そのなかでおもしろかったのが、まさにこのダンキングが議論のテーマになったからです。

e0038047_1101374.jpgというのも、この回の課題のお菓子にジャファケーキがあり、ジャッジのポール・ハリウッドがこのジャファケーキダンキングしながら食べるのを、もうひとりのジャッジのメアリー・ベリーが眉をしかめて眺めたのに端を発してのこと。
こーんな感じで取り上げられました(↓)。

Bake Off’s ‘Jaffagate’ just ramped up a notch as McVities got involved…
http://metro.co.uk/2016/08/25/bake-offs-jaffagate-just-ramped-up-a-notch-as-mcvities-got-involved-6091289/#ixzz4IYLxbOuT


People Had Very Strong Feelings About Paul Hollywood Dunking A Jaffa Cake On “Bake Off”
https://www.buzzfeed.com/jasminnahar/everyone-was-losing-their-shit-over-the-jaffa-cake-challenge?utm_term=.spWKW4oP1&bffbuk#.qh3YMLBpq


‘The Great British Bake Off’ First Episode Stirs Up #JaffaGate Scandal As Viewers Debate Is It A Cake Or A Biscuit (And Should It be Dunked)?
http://www.huffingtonpost.co.uk/entry/great-british-bake-off-first-episode-jaffa-cakes-jaffagate_uk_57be9189e4b0ba22a4d337e8?ncid=fcbklnkukhpmg00000001



それにしても、「Wired」のオリジナル記事を眺めていてひとつ気になったことが。
実験に使われたビスケットは基本スーパーマーケットとかで買えるお手頃なもの。
そのなかにあって、値段が一桁違う、ポッシュな“フォートナム&メイソン・ピスタチオ・クロテッドクリーム”(結果は7位)が紛れ込んでいるんですよね〜。なぜじゃ〜?


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ダンキングにふさわしいビスケット → http://ricorice.exblog.jp/21782293/
○ダンク【Dunk】 → http://ricorice.exblog.jp/21267771/
○イギリスのレトロなビスケット・トップ27 → http://ricorice.exblog.jp/23802191/
○ ガストロフィジックスがこれからの味覚を創造する → http://ricorice.exblog.jp/23723788/
○「The Great British Bake Off」シリーズ7始まる! → http://ricorice.exblog.jp/24612081/
○ジャファケーキってケーキ? ビスケット? → http://ricorice.exblog.jp/22954872/
○人気ベイカー、ポール・ハリウッドへの一問一答 → http://ricorice.exblog.jp/22037113/
○ケーキの女王、メアリー・ベリーへの一問一答 → http://ricorice.exblog.jp/21409015/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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by ricoricex | 2016-08-31 00:00 | 順位&セレクト

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毎年夏、ファインフード協会/the Guild of Fine Foodで組織されているグレイト・テイスト/Great Tasteがイギリスの優れた食品に対して賞を与える、グレイト・テイスト・アウォーズ/Great Taste Awards
http://greattasteawards.co.uk/

今年も2016年8月に、そのなかでさらに厳選した、ベストな50アイテムが発表されました。
イギリスの2016年ベストフード“Great Taste”50選
The Top 50 winners of Great Taste 2016
http://greattasteawards.co.uk/top-50/


e0038047_0412561.jpgこの、グレイト・テイスト・アウォーズ、協会曰く、食のオスカー、ブッカー賞。とはいえ、正直、日本では知名度はまだまだですが、すぐれた農産物や加工品を評価し、食品産業の底上げを図るために設けられたものです。
今年2016年は、フードライターら400人以上の審査員により、3〜7月の49日かけて審査が行われました。
入賞したアイテムには、リテイラーや消費者が購買の際の手助けとなるべく、それを証明するシールが貼られます。

選ばれた50アイテムは以下のとおりです。


01. Holycross Original Butterscotch Sauce@THE TIPPERARY KITCHEN
02. Monsoon Espresso@MONSOON ESTATES COFFEE COMPANY
03. Simply Better Irish Handmade All Butter Sticky Toffee Pudding@DUNNES STORES
04. Anchovies@CONSERVAS CATALINA
05. Huitres Amelie@HUITRES AMELIE
06. Organic Lemon Verbena Tea@ANASSA ORGANICS
07. Tewkesbury Hot Mustard@THE TRACKLEMENT CO
08. Ridings Reserve Marbled Standing Rib@DAWN MEATS
09. Coconut Jam@COCONUT MERCHANT
10. Azada Pistachio Nut Oil@DELICIOSO UK

11. Bali 45% Milk Chocolate with Fleur de Sel & Coconut Blossom Sugar@ÅKESSON’S ORGANIC
12. Waddling Free – Free-Range Duck Eggs@THE TRADITIONAL FREE RANGE EGG CO
13. Bermondsey Street Honey@BERMONDSEY STREET BEES
14. Melitheon Vanilia Special Reserve Fir Tree Honey PDO@VASILIKI KRITSIDIMA & CO
15. Smoked Abernethy Butter@ABERNETHY BUTTER
16. Dabinett Medium Cider@APPLE COUNTY CIDER CO
17. Stories of Greek Origins Organic Thyme Honey, Crete@ARTION GREEK FOODS
18. The General Cider@SANDFORD ORCHARDS
19. Delfino Colatura Di Alici@LA CREDENZA
20. Melitheon Mastic Honey@VASILIKI KRITSIDIMA & CO

21. Sweet Vermouth@BRAMLEY & GAGE
22. 6 O’clock Gin@BRAMLEY & GAGE
23. National Trust Passionfruit Curd@THURSDAY COTTAGE
24. Heritage Cure Ham@JAMES WHELAN BUTCHERS
25. Organic Pork Belly@GOODWOOD ESTATE CO
26. Organic Double Cream@JESS’S LADIES ORGANIC FARM MILK
27. Black Saffron@BLACK SAFFRON
28. Glenarm Shorthorn 4 Rib Roast@HANNAN MEATS
29. Organic Mountain Tea@ANASSA ORGANICS
30. Longhorn Topside@MARTIN’S MEATS

31. Madagascan 75% Criollo Cocoa Chocolate@ÅKESSON’S ORGANIC
32. Piave Vecchio Selezione Oro D.O.P.@CIBOSANO
33. Sugar Pit Beef Brisket@HANNAN MEATS
34. Glenarm Shorthorn Wing Rib Sirloin@HANNAN MEATS
35. Longhorn Wing Rib / Sirloin on the Bone@MARTIN’S MEATS
36. Pacific Oysters@ROONEY FISH
37. Pure Maple 100% Canada Grade-A Golden Delicate Taste Maple Syrup@GREAT WHITE NORTH
38. Seeded Cracker@THE BREAD FACTORY
39. ‘Wild’ Voatsiperifery Pepper@ÅKESSON’S ORGANIC
40. Méli – Heather Honey from Ios Island@TRESORS DE GRECE

41. Lemon Verbena Tea@AROMA FARMS
42. Presa Iberica@BASCO FINE FOODS
43. Mausitxa Idiazabal Ahumado@ARTZAI GAZTA ELKARTEA
44. Gloucester Old Spot Gammon Steak@MARTIN’S MEATS
45. Robiola@FINE ITALIAN FOODS
46. Under Milk Wood Espresso@DARK WOODS COFFEE
47. English Muffin@THE FLOUR STATION
48. Hazelnut Gelato@IL GELATO DI ARIELA
49. Free Range Whole Cornish Duck@THE CORNISH DUCK COMPANY
50. Jaffy’s Kippers@J LAWRIE & SONS


入賞アイテムをつくっているほとんどのところは、大企業ではなく、個人経営の小さなところ。
規模の大きさと品質は比例も反比例もしないと思っていますが、小さなところはいくらSNSが発達したとはいえ、いいものをつくっていてもなかなか知る機会がなかったりします。
こういう賞は、これをきっかけに、知られざるアイテムにいろいろ出合える、そこに大きな意義があるなぁと感じます。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスの2015年ベストフード“Great Taste”50選 → http://ricorice.exblog.jp/23661249/
○イギリスの2014年ベストフード“Great Taste”50選 → http://ricorice.exblog.jp/22367459/
○食の生産者賞2015 → http://ricorice.exblog.jp/23394813/
○読者が選ぶフード大賞 2015 → http://ricorice.exblog.jp/23393955/




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by ricoricex | 2016-08-30 00:00 | 賞/アウォード

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今年、2016年のイングリッシュワインの動向をひと言でいえば“飛躍”。
その事柄についてダイジェストにまとめた記事が、イングリッシュワインの生産者サイト、The English Wine Producersの2016年8月17日(水)で紹介されていました。
2016年夏は、イングリッシュワインにとって飛躍のシーズン
English wines celebrate a sizzling summer of success
http://www.englishwineproducers.co.uk/news/latest/english-wines/


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○品質に信頼がおけるワイン生産国でイギリス(イングランド)が4位に!
・イギリスで2000人以上を対象にきいた調査によると、品質の高いワインを造っている国で、フランス、イタリア、オーストラリアに次いで、イングランドという結果に。
・11%はイングランドが世界で一番すばらしいワインを造っていると回答。ミレニアル世代(1980年代から2000年代初頭に生まれた世代。この調査では25〜34歳)でその傾向は顕著である。
・ロンドンに住んでいる人ほど、イングリッシュワインを世界のベストとする傾向が強い。
・7割は、ワイン購入の際にイングリッシュワインを視野に入れている。
・9割以上の人が、イングリッシュワインの品質はおしなべてよいと回答。

e0038047_1982011.jpg○スーパーマーケットでのイングリッシュワインの売上げも好調
マークス&スペンサー/Marks & Spencerの今年度の第2四半期は74%の伸び。同スーパーマーケットでは、現在、37のイングリッシュワインとウェルシュワインを取り扱っている。
ウェイトローズ/Waitroseでは、イングリッシュ・スパークリングワインは昨年一番売上げが伸びたカテゴリー。イングランドのスパークリングワインは、昨年49%の伸び、スティルも7.5%増加している。同スーパーマーケットが現在扱っているのは、イングリッシュワインとウェルシュワインを合わせて107種。
・近年、イギリスで勢力を伸ばしているドイツ発のディスカウント・スーパーマーケットのリドル/Lidlでは、PB商品のイングリッシュワイン“Broadwood's Folly”に着手。スパークリングワイン、白、ロゼの3種で醸造を請け負うのはサリーにあるワイナリー、デンビーズ/Denbies Wine Estate
e0038047_19193152.jpg・ケミストショップ(ドラッグストア)でもあるブーツ/Boothsでも、ウィストン/The Wiston Estateチャペル・ダウン/Chapel Downキャメル・ヴァレー/Camel Valleyナイティンバー/Nyetimberリッジビュー/Ridgeviewライム・ベイ/Lyme Bayといったイングリッシュワインを扱う。詳細はこちら(↓)
Explore English Wine at Booths
http://www.booths.co.uk/explore-english-wine-at-booths/


e0038047_19145490.jpg○イギリスを代表する高級ホテル、リッツ・ロンドン/The Ritz Londonのワインリストにイングリッシュワインが加わる
(詳細はこちらを → http://ricorice.exblog.jp/24583385/

イングリッシュワイン、世界へ。
現在、世界15カ国に輸出され、2016年8月後半にはアメリカ合衆国へ過去最大量を輸出。
Breakthrough for English fizz as largest wine shipment sets sail to US
http://www.englishwineproducers.co.uk/news/latest/breakthrough-for-english-fizz-as-largest-wine-shipment-sets-sail-to-us/



といった具合で、イングリッシュワインが、ますます大きく成長していることがよ~~~くわかります。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○リッツ・ロンドンのワインリストにイングリッシュワインが加わる → http://ricorice.exblog.jp/24583385/
○データに見る2016イギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/24623353/
○イギリスのスパークリングワインはシャンパーニュより上? → http://ricorice.exblog.jp/24393939/
○英国スパークリングワインの売上げが急上昇! → http://ricorice.exblog.jp/23982747/
○ところで、イングリッシュワインって何? → http://ricorice.exblog.jp/22889149/
○イングリッシュワインの歴史 → http://ricorice.exblog.jp/22925146/
○イギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/23361253/
○イギリスの白ワイン → http://ricorice.exblog.jp/23742812/
○イギリスの赤ワイン → http://ricorice.exblog.jp/24027024/
○イギリスのワイナリー ~チャペル・ダウン/Chapel Down~ → http://ricorice.exblog.jp/23052004/
○リッジビューの思い出 → http://ricorice.exblog.jp/22585783/




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by ricoricex | 2016-08-29 00:00 | イングリッシュワイン

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カプレーゼを思わせる、赤、白、緑が鮮やかなサラダ。
材料を切って並べるだけなので、手間入らず。
それでいて、鮮やかな色味と目を引く盛り付けで、食卓が華やかになります。

決め手は仕上げに振るオレガノ。
なくてもいいのですが、あると俄然、味わいも風味も締まる気がします。
乾燥ハーブは一度にたくさん使うことはないので、ついつい余らせてしまいがちですが、
こんなシンプルなサラダなどにほんの少し使うと、
その実力を発揮してくれます。

<材料(2人分)>
トマト……2個
アボカド……1個
モッツァレラチーズ……50g
オレガノ……ひとつまみ
コショウ……適量

〜〜ドレッシング〜〜
オリーブオイル……大さじ1
白ワインビネガー……大さじ1/2
粒マスタード……小さじ1/2
ハチミツ……小さじ1/2
塩・コショウ……適量
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<作り方(調理:15分)>
1. ドレッシングの材料をすべて混ぜ合わせる。
※ジャムなどの瓶に入れ、かける前にシャカシャカする。
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2. トマトを1cm幅にスライスする。モッツァレラチーズを1cm幅にスライスする。
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3. アボカドは半分に包丁を入れ、種をとり、皮をむき、縦半分に切り、上部を少し残し、縦に5mm程度に包丁を入れる。
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4. 3のアボカドを扇状に広げておき、2のスライスしたトマトとモッツァレラチーズをあしらう。
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5. 4に1のドレッシングを回しかけ、オレガノを振る。
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by ricoricex | 2016-08-28 00:00 | イギリス料理・レシピ

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前回の“Time Outによるロンドンのアフタヌーンティー26選 〜クラシック編〜”に続き、今回はお届けするのは“変わり種編”。

Time Outによるロンドンのアフタヌーンティー23選 〜変わり種編〜
Afternoon teas in London; Quirky Afternoon Tea
http://www.timeout.com/london/food-drink/afternoon-teas-in-london#tab_panel_2

選ばれたのは以下のアフタヌーンティーです。


01. グルテンフリー・ティー/Gluten free tea £28~
108 Brasserie(メリルボーン)

02. アフタヌーンティー・バスツアー/Afternoon Tea Bus Tour £45
BB Bakery

03. プレタ・ポルティー/Pret A Portea £45~
The Berkeley(ベルグレイヴィア)

04. グレート・ギャツビー/Great Gatsby £30(10人以上で予約の場合)
Betty Blythe Vintage Tearoom(ブルック・グリーン)

05. バーガーリシャス・アフタヌーンティー/Burgerlicipus Afternoon Tea £17
Brgr.co(ソーホー)

06. スクウィッフィ・ピクニック/Squiffy Picnic £46~
Cahoots(ソーホー)

07. トレジャー・チェスト・アフタヌーンティー/Treasure Chest Afternoon Tea £24.95~
Columbia Restaurant(ロザーハイス)

08. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £28~
Drink, Shop & Do(キングス・クロス)

09. カフェ・ウント・クーヘン(コーヒーとケーキ)/Kaffee und Kuchen £8~
German Gymnasium(キングス・クロス)

10. アメトーサ・アフタヌーンティー/Ametsa Afternoon Tea £32
The Halkin(ベルグレイヴィア)


11. グラムロック・アフタヌーンティー/Glam Rock Afternoon Tea £22.50~
K West Hotel & Spa(シェパーズ・ブッシュ)

12. モロッコ・アフタヌーンティー/Moroccan Afternoon Tea £22~
Momo(メイフェア)

13. ティプシー・ティー/Tipsy Tea £38~
Mr Fogg's(メイフェア)

14. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £26.50~
House@the National Theatre(サウス・バンク)

15. ジェントルマン・アフタヌーンティー/Gentlemen’s Afternoon Tea £50
No. 20@Sanctum Soho(ソーホー)

16. 「チャーリーとチョコレート工場」ティー/Charlie and the Chocolate Factory tea £39~
One Aldwych(コヴェント・ガーデン)

17. スキャンダル・ウォーター/Scandal Water £35
Punch Room@the London Edition(フィッツロヴィア)

18. グレイト・ブリティッシュ・ジェントルマン・アフタヌーンティー/The Great British Gentleman’s Afternoon Tea £26.50
The Reform Grill@Mandeville Hotel(メリルボーン)

19. トラディショナル・アフタヌーンティー/Traditional Afternoon Tea £17.50〜
The Saatchi Gallery Mess(チェルシー)

20. “狂った帽子屋”のアフタヌーンティー/Mad Hatter’s Afternoon Tea £48〜
Sanderson(フィッツロヴィア)


21. イッツ・オール・イン・ザ・ゲーム・アフタヌーンティー/It’s All in the Game Afternoon Tea £40〜
St James’s Hotel(セント・ジェイムズ)

22. “真夏の夜の夢”アフタヌーンティー/Midsummer Night’s Dream Afternoon Tea £24.50〜
Swan@the Globe(サウス・バンク)

23. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £25〜
Teanamu Chaya Teahouse(ウェストボーン)


男性向け、エキゾチック、テーマ性を持たせたものなど、文字どおり“変わり種”が集結。
ひときわユニークなのが、2の“アフタヌーンティー・バスツアー”。
真っ赤なダブルデッカーにのって、観光スポットを窓の外に眺めながら、アフタヌーンティーを、という趣旨のもので、このツアーが始まって間もない頃に参加したことがあります。
これ、観光もアフタヌーンティーもロンドンらしさも一挙に楽しめて、特に初ロンドンの人におすすめ!( → http://ricorice.exblog.jp/22451445/

e0038047_143947.jpg私の印象に残っている変わり種アフタヌーンティーといえば、ロンドン・ケンジントン・ガーデンズにあるサーペンタイン・ギャラリーのレストラン、マガジン・レストラン/The Magazineで提供していた日本風アフタヌーンティー
箱庭のようなスタイルで提供され、エキストラで日本酒もつけられ、とおもしろかったのですが、私が9月に訪問したあと、2014年12月にシェフが代わり、アフタヌーンティーの内容も変わったので、今はこの日本風アフタヌーンティーは提供されていません、あしからず。。。


e0038047_155242.jpgそういえば、この手の企画でおなじみの、ヨーロッパ一の高層ビル、ザ・シャード/The Shardは、シャングリ・ラ/Shangri-LaにあるTingのオリエンタルムードたっぷりのアフタヌーンティーが選ばれていない! あら、不思議!


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○アフタヌーンティー・アウォーズ2016 → http://ricorice.exblog.jp/24585472/
○Time Outによるロンドンのアフタヌーンティー26選 〜クラシック編〜 → http://ricorice.exblog.jp/24615585/
○Time Outが選ぶロンドンのアフタヌーンティー ~クラシック編~ → http://ricorice.exblog.jp/24240941/
○ Time Outが選ぶロンドンのアフタヌーンティー ~変わり種編~ → http://ricorice.exblog.jp/24242386/
○ 「Olive Magazine」が選ぶ2016年ロンドンのアフタヌーンティー・スポット → http://ricorice.exblog.jp/24347679/
○ Harden’sによるイギリスのアフタヌーンティー・ベスト20 → http://ricorice.exblog.jp/24185469/
○アフタヌーンティー・バスツアー(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/22451445/
○日本風アフタヌーンティー@マガジン・レストラン → http://ricorice.exblog.jp/22477020/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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by ricoricex | 2016-08-27 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

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イギリスにはアフタヌーンティー週間/afternoon tea weekなるものが存在し、今年2016年は、8月8日(月)〜14日(日)がそうでした。
これを受けて、2016年8月8日(月)づけのロンドンの情報メディア、Time Outにあったのは、こんな記事。

Time Outによるロンドンのアフタヌーンティー26選 〜クラシック編〜
Afternoon teas in London; Classic Afternoon Tea
http://www.timeout.com/london/food-drink/afternoon-teas-in-london

選ばれたアフタヌーンティーは以下のとおりです。


01. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £42~
Aqua Shard(ロンドン・ブリッジ)

02. マリー・アントワネット・アフタヌーンティー/Marie Antoinette Afternoon Tea £35~
Pont St(ベルグレイヴィア)

03. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £22.50~
Bluebird(チェルシー)

04. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £58~
Claridge's(メイフェア)

05. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £19.75~
The Delaunay(コヴェント・ガーデン)

06. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £44~
Diamond Jubilee Tea Salon at Fortnum & Mason(セント・ジェイムズ)

07. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £49~
The Dorchester(メイフェア)

08. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £47.50~
English Tea Room@Brown's Hotel(メイフェア)

09. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £29~
Gilbert Scott(ユーストン)

10. 祝・女王90歳! アフタヌーンティー/HM The Queen's 90th Birthday Afternoon Tea £42.50~
The Goring(セント・ジェイムズ・パーク)


11. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £35~
Harvey Nichols’ Fifth Floor(ベルグレイヴィア)

12. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £25~
Hunter 486, Arch London(メリルボーン)

13. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £19.75~
The Ivy Kensington Brasserie(ケンジントン)

14. イングリッシュ・アフタヌーンティー/English Afternoon Tea £27.50~
Kensington Palace Orangery(ケンジントン)

15. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £30~
Lancaster London(ベイズウォーター)

16. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £18~
Le Chandelier(イースト・ダリッジ)

17. ローズマリー・サマー・アフタヌーンティー/The Rosebery Summer Afternoon Tea £53~
Mandarin Oriental(ベルグレイヴィア)

18. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £31.50(2人分)
Muriel's Kitchen(ソーホー)

19. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £19.95
Orange Pekoe(バーンズ)

20. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £18.50〜
Peyton & Byrne’s The Wallace(メリルボーン)


21. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £52〜
The Ritz(セント・ジェイムズ)

22. ル・ティー・アン・ローズ/Le Tea en Rose £32〜
The Rose Lounge@Sofitel London(セント・ジェイムズ)

23. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £45〜
Sketch Gallery(メイフェア)

24. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £22.50〜
The Soho Hotel(ソーホー)

25. ロンドン・ロイヤルティー/The London Royal Tea £42〜
Ten Room@Hotel Café Royal(ピカデリー・サーカス)

26. アフタヌーンティー/Afternoon Tea £52.50〜
The Thames Foyer@The Savoy(チャリング・クロス)


ズラズラズラと並ぶのは、ホテルを中心とした王道どころ。
そんな中、£10台で楽しめるところもエントリー! 若者層も視野に入れたTime Outならではです。

今年、2016年はエリザベス女王が90歳のお誕生日を迎えられました。
そんなわけで、10.のメニュー名は“祝・女王90歳! アフタヌーンティー”。
このアフタヌーンティーを提供するザ・ゴーリング/The Goringは、ウィリアム王子との結婚の前に、キャサリン妃が家族と過ごしたホテル。
そんなこともあって、エリザベス女王ゆかりのメニューを提供しているのかな?


今回の“クラシック編”に続いて、次回は、“変わり種編”をお届けします。こっちが個人的にはぐっと楽しみ!


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○アフタヌーンティー・アウォーズ2016 → http://ricorice.exblog.jp/24585472/
○Time Outが選ぶロンドンのアフタヌーンティー ~クラシック編~ → http://ricorice.exblog.jp/24240941/
○ Time Outが選ぶロンドンのアフタヌーンティー ~変わり種編~ → http://ricorice.exblog.jp/24242386/
○ 「Olive Magazine」が選ぶ2016年ロンドンのアフタヌーンティー・スポット → http://ricorice.exblog.jp/24347679/
○ Harden’sによるイギリスのアフタヌーンティー・ベスト20 → http://ricorice.exblog.jp/24185469/
○アフタヌーンティー@スケッチ → http://ricorice.exblog.jp/19376254/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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by ricoricex | 2016-08-26 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

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子どもの頃からそういう傾向があり、周囲に咎められることがほとんどなかったので(と、本人は感じている。呆れられることは多いけれど)、どうも私は一般的な知識に欠ける。
正確には、興味を抱いたことしか知ろうとしない。それに全力を注ぐので、それ以外はそっちのけ。
「みんな知っているよ」「それって常識だよ」って言われても、そんなもんかな、と思うぐらいで、同じエネルギーを注ぐなら知りたいことを優先したいので、手つかずなのよね〜。
先日も相撲の話題になったときに、力士とか行司とかという言葉がとっさに出てこなくって、相撲選手とかアスリートとか、審判とかジャッジとか言って、びっくりされたのであります(相撲が嫌いなわけではなくって、興味がないんですよ。。。)

そんなわけで、自然、花とかハーブとかにも疎い。
きれいな花が目に入ったり、緑のある空間は好きなのだけれど、だからといってその花のことを知りたい、とか思わないし、ましてや育てることにはまったく興味がないのです。


だから、この言葉を知ったのは、レシピに登場したから。
sprig

ちょっと植物を知っている人なら、当たり前の言葉かもしれません。
私はこんな感じなので、はて、なんだろう?と思った始末。
前後で判断するに、枝か束か、どっちか。
仕上がりをイメージすると、そうだな、前者かな?

そう、sprigは“小枝”って意味。
一体レシピ本のどこに出てくるのかって?
材料で登場するんですよ、こんな感じで。

1 sprig of fresh rosemary(生のローズマリーを1枝)
e0038047_2193284.jpg


2 sprigs of fresh thyme(生のタイムを2枝)
e0038047_2195611.jpg
※sprigsとsprigにsがついているのは複数形だから(以下同)

4 sprigs of fresh sage(生のセージを4枝)
e0038047_2202351.jpg


a few sprigs of fresh basil(生のバジルを数枝)
e0038047_220435.jpg


すべてフレッシュなハーブ!
頭では理解していたのですが、こうやってレシピ本をとおして目の当たりにすると、イギリスってハーブが日常生活にとけこんでいることを実感します。


sprigはほとんどの場合、材料の分量を示すときに登場しますが、ときにプロセスにも出てきます。
たとえば、以下みたいに。

pick some leaves off a few sprigs of fresh mint(生のミントの数枝から葉っぱをとる)
e0038047_221521.jpg



ところで、小枝というと、樹木の幹から派生しているものを思ってしまい、その感覚は正しい。
でも、この真っ先に思い出される小枝は、英語でtwig/ツイッグ。
この小枝のようにやせっぽっちだったことから名付けられたのが、1960年代を代表するイギリスのモデル、ツイッギーです。
e0038047_20512129.jpgさらにこのツイッギー来日をきっかけに誕生したのが、森永製菓の「小枝」らしい、です。

日本語で小枝に置き換えられるものはほかにもあり、果物とか花がついた小枝の場合は、spray/スプレイ。
ではsprigはなにかというと、葉を伴う(枝の)先端の部分。小さい小さい小枝といったところでしょうか。

さくっと日本語で表現しようとするといずれも小枝になっちゃいますが、sprigもtwigもsprayも意味合いが違うのです。


というわけで、
sprig → (小)枝
と覚えてくださいね。
ではでは〜。


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~単位 07:ひとつかみ~ → http://ricorice.exblog.jp/23933872/
○英語でレシピを読む! ~単位 06:山盛り~ → http://ricorice.exblog.jp/23902472/




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by ricoricex | 2016-08-25 00:00 | 英語でレシピを読む!

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先週からイギリスのメディアがかしましい。
というのも、いよいよ本日、2016年8月24日(水)20:00〜、あのテレビ番組の新シリーズがスタートするから。

それは、「The Great British Bake Off」。
頭文字をとって“GBBO”と紹介されることも多く、腕に覚えのあるお菓子作りの得意な人たち(プロはNG)が腕を競い合う番組。
毎年秋にBBCで放送され、今年2016年で7回目を迎えます。

放送局であるBBCの番組紹介ページ
http://www.bbc.co.uk/programmes/b013pqnm

制作会社による番組紹介ページ
http://thegreatbritishbakeoff.co.uk/


The Great British Bake Off」は、今やイギリスきっても超人気テレビ番組。
シリーズを重ねるごとに、これでもか!と視聴者を増やし続け、昨年、2015年の最終回の視聴者は、なんと1505万人! イギリスの人口が日本の半分ちょいと考えれば、いかにものすごい数の視聴者を獲得しているのかがよ〜く分かります。
2015年シリーズ6の最終回の模様はこちら → http://ricorice.exblog.jp/23753687/


で、なぜ、先週、ざわざわざし始めたかっていうと、今回、「The Great British Bake Off」シリーズ7の参加者が発表されたからです。

BBC
http://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-37083631

The Guardian/ガーディアン(イギリスの新聞)
https://www.theguardian.com/tv-and-radio/2016/aug/16/the-great-british-bake-off-meet-the-2016-contestants?CMP=fb_gu

Daily Telegragh/デイリー・テレグラフ(イギリスの新聞)
http://www.telegraph.co.uk/tv/0/the-great-british-bake-off-2016-meet-the-contestants/

Daily Mail/デイリー・メイル(イギリスの新聞)
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3742068/The-farmer-s-daughter-hairdresser-PE-teacher-hopefuls-trying-avoid-soggy-bottom-year-s-Great-British-Bake-line-revealed.html

Great British Chef(イギリスの料理人をフィーチャーしたウェブサイト)
http://www.greatbritishchefs.com/features/great-british-bake-off-2016-the-contestants?utm_source=Facebook&utm_medium=PagePost&utm_content=GBBO2016Contestants&utm_campaign=Recipes

BBC Good Food(イギリスのフードマガジン)
http://www.bbcgoodfood.com/howto/guide/who-are-great-british-bake-2016-contestants

ってな具合に主だったものだけを拾いましたが、メディアがこぞってめいっぱい紹介しています。
Daily Telegraghなんて、参加者ひとりひとりでページに設けているんですよ! そこまでやるかぁ!
いつも思うけれど、性別も人種も職業もいろいろなのがいいね!
年齢層も幅広く、10代も60代も混じって同じ土俵で参戦するって、ね。
まあ、これは今や移民大国でもあるイギリスゆえ、偏らないよう意識的にやっていると捉えて間違いないのでしょうが。

もひとつおもしろかったのは、Daly Mailを見ると顕著なのですが、参加者の職業をクローズアップするんですよね。
これ、何を意味するかっていうと、この番組をきっかけに職業がbaker/ベイカー、焼き菓子などをつくる人、つまりプロの料理家になる可能性を秘めているってことなんです。


事実、「The Great British Bake Off」歴代の優勝者やそれに近いところにいたり目立っていた人は、プロの料理家として活躍しています。
昨年、2015年優勝したナディア・フセイン/Nadiya Hussain
表情豊かなキャラクターが立っていたせいもあって、今やメディアに引っ張りだこ(リオ・オリンピックに出場した中国競泳代表の傅園慧/Fu Yuanhui選手を見て(彼女、いいよなぁ。見ているだけで元気がもらえる)、ナディアを思い出した)。
本の出版をはじめ、ルーツを辿るみたくバングラデシュの食にスポットを当てたテレビ番組が作られたり(彼女はバングラデシュ系イギリス人です。しかも、この番組、「The Great British Bake Off」に続けて放送)、今年2016年のエリザベ女王の個人としての90歳の誕生日のケーキを作ったのも彼女( → http://ricorice.exblog.jp/24314237/)。

もはや、通常の料理家がかなわないほどの活躍ぶり。私生活もクローズアップされるし、ね。
これって、もちろん読者&視聴者が求めているってことが大きく、意地悪な見方をすれば人気のあるときこそが将来への正念場、なのかもですが、ともあれ、マンモス番組と化した「The Great British Bake Off」の影響力の大きさに圧倒されるのです。

で、このナディアによる、「The Great British Bake Off」を勝ち抜くための秘訣、なんて記事も登場したりして(笑)。
http://www.bbcgoodfood.com/howto/guide/how-win-great-british-bake


The Great British Bake Off」はシリーズ7参加者発表の記事を眺めたとき、ん?と感じ、すぐさま、あ〜、指摘されるぞ!と思ったら案の定そうでした。
なにかっていうと、参加者ひとりひとりが片手で色付きアイシングの入ったボウルを抱え、もう一歩の手でスパチュラでアイシングを引き上げてるってものなんだけれど、アイシングの色が男性が青、女性がピンクだったんですよ〜。
(その後、BBCはアイシングの色を変えました)
いかにもな、もはや古典的な性別による色分けに、一回りしてものすごい冗談なのか、話題作りのために意識的にやったのか、理想論や建前がぼろっとはがれたのか。

日本のメディアは無意識なのか、当たり前のように性差の役割やステレオタイプを堂々とやってのけるけれど(たとえば、有名人が結婚したときに、女性に家事役割を訊ねる、みたいな。私は家事は誰がやろうと、その当事者のカップルじゃなくアウトソーシングしても、その家のことであって、そんなプライヴェートなどーでもいいことを質問すること自体がそもそも変なの〜って感じている)、そのあたり、イギリスのメディアはものすごく敏感なはずなのになぁ。

この顛末については、ぐぐれば簡単に出てきますので、気になる方はどうぞ。


ともあれ、今年も熱い戦いが始まります!


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○「The Great British Bake Off」のすごさを見たっ! → http://ricorice.exblog.jp/23951455/
○「The Great British Bake Off」シリーズ6終了! → http://ricorice.exblog.jp/23753687/
○「The Great British Bake Off」シリーズ6始まる! → http://ricorice.exblog.jp/23520984/
○「The Great British Bake Off」シリーズ5終了! → http://ricorice.exblog.jp/22459636/
○エリザベス女王の90歳のバースデー・ケーキを手がけるのはこの人! → http://ricorice.exblog.jp/24314237/
○買ったもの ~製菓アクセサリー 11〜 → http://ricorice.exblog.jp/21404300/




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by ricoricex | 2016-08-24 00:00 | イギリスの食ニュース

夏にイギリスを訪問される方は、この言葉、覚えておいた方がいいかもしれません。
それは、alfresco。
カタカナにすると、アルフレスコ。
もとはイタリア語で、戸外、屋外、オープンエアって意味。
日本でも使っているところ、ぼちぼちありますね。

イギリスの飲食店も、もともとパブは夏は屋外でパラソル立ててってところがあったりしたのですが、近年目立つのは食事ができるところ。
一番の理由は、夏が暑くなったからでしょう。
そして、そんなスポットを取り上げるときに、alfresco/アルフレスコって言葉、使われるのです。

かのJamie Oliver/ジェイミー・オリヴァーが手がけている雑誌、その名も「Jamie Magazine」。

この雑誌、ウェブサイトでも展開しており、2016年8月2日(火)づけであったのはこんな記事。

屋外が気持ちよいイギリスのスポット・ベスト7
The UK’s best alfresco eateries
http://www.jamieoliver.com/magazine/take-it-outside/

以下のスポットです。


01. The Alfred Le Roy(ハックニー・ウィック、ロンドン)
※ボートレストランで運河クルーズ(ツアーの時間は2時間)。週末のみ営業。チケット £20

02. Sager + Wilde(ロンドン)

03. Pergola on the Roof(ロンドン)

04. The Gardening Society@John Lewis Oxford Street(ロンドン)
※2016年9月4日まで

05. Belgrave Music Hall & Canteen(リーズ)

06. Bambalan(ブリストル)

07. One Square Pickering’s Gin Terrace(エディンバラ、スコットランド)
※2016年9月30日まで


9月に入ると終了するところもあり、この手の特集も今年もそろそろ終わりかな〜。
気になるのは1のボートレストランのThe Alfred Le Roy
ニールズヤード/Neil’s Yard Dairyのチーズやシャルキュトリー、アルチザンベーカリー、E5ベイクハウス/E5 Bakehouseのパン、クラフトビールなども用意されているとか。コンブチャ(紅茶キノコ/発酵紅茶)のカクテルがあるってのも今どきですね!


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスのビアガーデン・ベスト11 → http://ricorice.exblog.jp/24595319/
○イギリスのガーデンカフェ・ベスト5 → http://ricorice.exblog.jp/24528089/
○イギリスの屋外レストラン・ベスト10 → http://ricorice.exblog.jp/24510484/
○ロンドンの屋上バー・ベスト30 → http://ricorice.exblog.jp/24574735/
○ロンドンで紅茶キノコを楽しむなら → http://ricorice.exblog.jp/24521543/




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by ricoricex | 2016-08-23 00:00 | 順位&セレクト(イギリスの店)

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最初に(具体的な)発表があったのが2014年9月。当初予定されたいた2015年9月より1年近く遅くなったものの、先週末、2016年8月19日(金)、ロンドン地下鉄の24時間運行が始まりました!
その詳細はこちら(↓)
https://tfl.gov.uk/campaign/tube-improvements/what-we-are-doing/night-tube
思ったより頻繁に走っています! ありがたいなぁ、ほんとに!

初日はこんな感じだった模様(↓)
View from the carriage: On board London's Night Tube
http://www.bbc.com/news/uk-england-london-37138319?SThisFB


実施にいたるまでの経緯はこちら(↓)
Night Tube begins in London, bringing 'huge boost' to capital
http://www.bbc.com/news/uk-england-london-37108375



これを受けて、2016年8月12日(金)づけのイギリスのレストランガイド、Harden’sでは、こんな特集が!
宵っ張りにうれしいロンドンの飲食スポット12選
Late night eats for the 24-hour tube era
http://www.hardens.com/uk-london/12-08-2016/late-night-eats-for-the-24-hour-tube-era/

選ばれたのは以下のお店です。

<24時間オープン/Open around the clock>
01. Duck & Waffle
02. VQ
03. Bar Italia
04. Brick Lane Beigel Bake
05. Polo Bar

<夜遅くまで営業/Open ’til late>
06. New Mayflower(〜4.00 am)
07. Tinseltown(〜4.00 am)
08. Soho Diner(〜3.00 am)
09. Café Bohèmer(〜2.45 am)
10. MEATliquor(〜金・土1.00 am)
11. Sushisamba(ラストオーダー1.00 am)
12. Maroush(オーダー提供12.30 am)


これまでもバスは、ナイトバスは走っていました。ただ、そんなに頻繁でなくて、真冬の風が吹きすさぶ中、バスを待ったこともありました。

なんで、そんな夜中にうろうろしてるかって?
今はイギリスにいるときは早寝早起きですが、元来、私は宵っ張り。
ナイトクラビングに出かけたりもしていました。
で、ですね、今もかなぁ、クラブによるでしょうが、3時とかに終わっちゃうんですよ〜。
そんなときにナイトバスにお世話になったのです。
でも、それほど頻繁に運行していなかったし、路線も限られているから、乗り継ぎながらようよう戻った、という。。。

これ、最初出くわしたとき衝撃でした!
東京・渋谷とかで行っていたクラブはたいがい5時頃終了。
つまり始発とリンクしていたんですよね〜。
ときどき、2時とか3時とか睡魔が襲って来たり、疲れたりしたときは、ハコでまったりすることもあったけれど、外に出て、道玄坂のモスバーガーだったかなぁ、24時間やってるところで始発を待ったりした記憶。
今ならマン喫に駆け込むところだろうけど、ね。

なので、東京のナイトクラブは始発までやっていることが当然だったから、ロンドがそうではなかったことに面喰らったんですよ。。。
こんな時間に放り出されても、ねぇ。

トラウマってわけじゃないけれど、戻るのが大変だったな、という記憶がしっかり刻み込まれているので、ナイトチューブ万歳!なわけです。


でね、終電を気にしなくていい、ってなると、こういうことだけでなくって、それこそHarden’sの特集じゃあないけれど、飲食店の営業時間とか、いろいろ変わっていきそうだな〜。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンで夜遅くまで開いている飲食店28選 → http://ricorice.exblog.jp/24491781/
○ロンドンで週末遅い時間までブランチを楽しめる店5選 → http://ricorice.exblog.jp/22896384/




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