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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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<   2016年 06月 ( 38 )   > この月の画像一覧



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「へぇ〜、グラスゴウかぁ〜。やっぱりノリコはワーキングクラスなんだね」。
イギリスに住んでいたり、今もちょこちょこ出かけている私。たいがい友人宅に泊まるから、他愛ない会話も交わす。
これは、訪問したイギリスの場所でどこがよかったか、という話題になったとき(相手が変わりつつ、たまにこういう話になる)。

「何がよかったの? だって観光スポットってほとんどないじゃない。一応、移動の拠点にはなるけど。スコットランドなら、むしろエディンバラじゃないの? 日本人、好きでしょ?」
「たいていのイギリスに来る日本人はそーかもね。でも、私はエディンバラは全然ダメだった。カールトン・ヒルはそこからの景色がよかったし未完成のパルティノン神殿風のナショナル・モニュメントもその中途半端さがもおもしろいな、と思ったけれど、なんかエディンバラにいると、サイズの合わない服を着ているみたいで心地よくなくって、すぐにグラスゴウに移動した」
「ははは。で、グラスゴウはよかったんだ」
「うん。後にも先にも私の人生のなかで本気で住みたい!って強く思ったところってグラスゴウなんだよね」
「へえええええ〜」
「街がさ、空気感っていうのかな、が妙に肌にすーっとなじんで、しっくりきたんだよね。だから、あっ、ここなら気分よく暮らしていける、って思ったの」
「ほかにも気に入ったところある?」
「マンチェスター」
「(笑)」
「街としておもしろいな、って感じた。住む、というのとは違うけど。ここもおそろしく庶民の街で、そこに文化的なこともあって、それが高尚ではなくって親近感が持てた。グラスゴウにしてもマンチェスターにしても、リアルに人々の暮らしが息づいてて、そこがいいんだよね」
「どっちにしてもワーキングクラス・タウンだ〜」
「そーなの。結局さ、生まれとか育ちってそういうもんなのかもね。なじんだものにシンパシーを感じるっていう」
「やってることはミドルクラスだけど、ね」(私は、イギリスの食研究にしろ、編集(出版)/ディレクション(広告)/ライティング/情報発信にしろ、軸はメディアの仕事なのです)
「うん。それはあなたも一緒でしょ。ワーキングクラス出身でミドルクラスの仕事してるっていう。あっ、でも私の場合、仕事はミドルクラスでも収入はワーキングクラスだよっ!」
「ははは〜」


類は友を呼ぶ。
私がずっと仲良くしているイギリス人の友人は、ワーキングクラス出身、職業はミドルクラスという人たちがほとんどだ。

グラスゴウは、本気で住もうと思った。それは初渡英でグラスゴウを訪ねた1996年のこと。
でも、それなりの期間暮らすには、何らのヴィザが必要だし、何か目的がないとな。
ちょうど時代は紙からデータ、DTPに移行するときで、そして仕事柄グラフィックデザインも一度体系的に学びたかったので、グラスゴウ・スクール・オブ・アートもしくはグラスゴウ・ユニバーシティ(どちらもとても制限はあるものの中に入ることができ、雰囲気がとてもよかった)でそれに類するコースはないかな、と探した。

問題発生。
今ほどではないにせよ、外国人、イギリス国民でもEUシチズンでもないとなると、とにかく授業料が高い、とりわけアートスクールは。
それで断念し、同時にいろんな側面から合理的な判断をくだして、イギリスの別のところで別のことを学ぶことにしたんだけど。

お金が(充分に)ないことは、人生の選択を狭める。それは、人生の可能性を狭めることも意味する。


「ねえ、私たちはワーキングクラスで、でも仕事はミドルクラスだから、リアルなミドルクラスの人たちともずっと接しているでしょう。違いってなんなのかな?」
「う〜ん。あっ、ミドルクラス(そしてそれ以上)の人たちってインテレクチュアルな人が多いよ、やっぱ」
「そういう素地があるってことね」
「うん、インテレクチュアルになるためには、一にも二にも教育なんだよね。学校にしろ家庭にしろ、そういう環境に身をおいてないと。教養を身につけるってそりゃお金がかかるわけだから」
「それってインテリジェントとは、違うもんね」
「そうそう」
「そういえば、オノ・ヨーコがジョン・レノンのことをインテレクチュアルって言ってたな」
「そりゃそうよ。彼自身はワーキングクラスの生まれかもしれないけれど、育った環境はミドルクラスだもん、ロウワーだけどさ」
「私はインテレクチュアルでもインテリジェントでもないなぁ」
「そのへんはよくわからないけど、ただ、ノリコは相当オブザーヴァントだな、って思う。物事をじ〜っとみたり実際に体験したりして、その積み重ねから、自分の意見を導いてることは強く感じる」
「へぇ〜」
「だから、ときどき、はっとするようなこと言うんだよね。それが机上の空論じゃなくって、地に足がついているから、納得させられるし。だからこそ、今の仕事してんじゃないの」


人を喰ったような発言も多いものの、おそろしいまでの聡明さを感じるのは、ジョン・ライドンが卓越したオブザーヴァントだから、なんだろうな〜。


「そういえばボーンマスに5カ月ぐらい住んでたじゃない? どうだった?」
「そのときは基本、猛勉強してたから、あんまりどうこうはないんだけど。街としては退屈だな、って思った」
「ははは。年寄りばっかだからね。気候がいいからリタイアしたあとに住みたい場所として人気があるわけだし。でもって、典型的なミドルクラスの白人の街なんだよな〜」
「そうそう、ミドルクラスってこーなんだな、って思ったこといろいろあったよ」
「何、何?」
「う〜んとね、私のホームステイ先も超ミドルクラスで、奥さんがバリバリ仕事してて、出張が多い人だったの。彼女はさばさばしていて、話してて楽しかったな。でね、ダンナがほぼ専業主夫で、実際に日々世話をするのは彼の方。そこで、うっすらと軽蔑/差別されてるのを感じたの」
「何か言われたりされたりしたの?」
「全〜然。だから、一見わからないのよね。ミドルクラスだから差別的な発言はしないし、基本親切なの。でも、毎日顔を突き合わせているでしょう。そしたら、たま〜に、あっ、この人、腹の中は見下してるな、って感じることあったよ」
「へぇ〜」
「その家は最大3人をホームステイさせることができたのね。ドイツ人とかスイス人にはコンプレックスというか、頭が上がんない感じが伝わってくる。ジョージアから来ていた人がいたこともあったんだけど、彼女と私に対しては、微妙に態度が違うの。あからさまに差別とかっていうのはなかったし、表面上は本当に親切なんだけどね」


あるとき、大学に通うのに奨学金を得たと言ったら、「ご家庭の教育がしっかりしてらっしゃるのね」。
あるとき『自虐の詩』(漫画の方ね)とか西原理恵子の『この世でいちばん大事な「カネ」の話』とか読むと、くすりと笑いつつ、でも胸がしめつけられて涙が出る、と言ったら「あら、そうなの? そんな感動するようなポイントあったかしら。正直言うと、なんだかよくわからかったのよ、私」。


日本のミドルクラスの人たちは(も)基本親切で邪気がない。なので、一緒にいると不愉快な思いをしない。
でも、ときどきうっすらとした居心地の悪さを覚える。
そして、先のボーンマスの例ではないけれど、ぼんやりと、ときにあからさまに見下されることも否めない。「あなた、なにもないじゃない」ってね。

私に実力がないから、と言ってしまえばその通りで、身も蓋もないんだけれど、ほかの要因としては、ひとつには、私がバカと思われた方がラク、実際のところ、決してインテレクチュアルでもインテリジェントでもないし、という姿勢だからかもしれない。
でもって、それを覆せるスペック(生まれ、育ちetc)がないから、つまりワーキングクラス出身だからってことは間違いないだろーな。
(見下されていることに対しては、ただ、この人は私をこう評価してるんだ、と認識するだけで、だから何なんだ?とは思ってるんだけど。)


先日のイギリスのEU離脱/残留の国民投票
インテレクチュアルでもインテリジェントでもない私は、明確な意見を持てずにいる(そして、持ったところで公言するつもりはないし、その必要もないのだけれど。オブザーヴァントな視点としては、離脱に投票した心情には強いシンパシーを感じてはいるが)。
私はテレビをおいていないし、新聞もとっていないし、で認識が違っているかもしれないが、日本での論評、ネットで叫んでいる人たちの意見が、あまりにもワーキングクラス=バカ/考えなしの図式が基本となっていて、その憎悪にも近いヒステリックさにただただ驚く。

“離脱の風潮に誘導されたワーキングクラス(私の見方は、むしろ流れに屈しなかったと捉えている。イギリスのマスコミなどは明らかに残留に走っていた。残留派は多くのセレブリティを投入し、そして投票1週間前のあの悲劇。EU残留を主張した労働党下院の議員、ジョー・コックスの殺人事件で同情票が残留に流れてもおかしくなかったのに)”、“愚衆であるワーキングクラスに投票なんかさせちゃいけない”、“然るべき人たちで物事は決定せねば!”。

ワーキングクラスは、確かにインテレクチュアルでもインテリジェントでもないだろう。
でも、程度の差こそあれ、オブザーヴァントであることは可能だし、実際のところ、物事を目の前で起こっていることの積み重ねで判断する。そこには絵に描いた理想が入る余地はほとんどないが。


今回、イギリスのワーキングクラスを酷評している日本の評論家、ネットで声高に物申している人たちは、日本で同じようなことが起こったときに、やはり同じようにあからさまに庶民を蔑むような発言をするのだろうか。
イギリスのEU離脱/残留の国民投票の結果を通して、日本の知識層(と呼ばれる)、そしてミドルクラスの人たちの大半が、実際のところ庶民に対してどういった感情を抱いているのかが露呈された形となった。
これが私にとって、日本での論調を眺めていての最大の収穫である、皮肉なことだけれど。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○EU 離脱! これがイギリス国民が出した答 → http://ricorice.exblog.jp/24481123/




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by ricoricex | 2016-06-30 12:00 | イギリス社会

年齢を重ねても宵っ張りの私のような人には、大変役立つ情報です(とはいえ、私はイギリスではいい子なので、早寝早起きです。まあ、単に昼間動き回るので夜早く眠くなるだけですが)。
2016年3月16日(水)づけのロンドンの情報メディア、Time Outにあったのはこんな記事。
ロンドンで夜遅くまで開いている飲食店28選
Late-night restaurants in London
http://www.timeout.com/london/restaurants/londons-best-late-night-restaurants


ロンドンを5つのエリアに分け、それぞれから選ばれたお店は以下の通りです。
1行目は店名、かっこの中はジャンル、そしてエリア、2行目は閉店時間(かっこ内は最終入店時間)です。


<ロンドン中心部>
01. Balthazar(フランス/コヴェント・ガーデン)
閉店時間:月〜木曜0.00(23.30)、金・土曜0.30 (0.00)、日曜23.30(23.00)

02. Bob Bob Ricard(イギリス/ソーホー)
閉店時間:日〜水曜0.00、木〜土曜1.00 (月〜木曜22.00、金・土曜23.00、日曜21.30)

03. La Bodega Negra(メキシコ/ソーホー)
閉店時間:月〜土曜1.00、日曜0.00 (連日23.30)

04. Brasserie Zédel(フランス/ピカデリー・サーカス)
閉店時間:月〜土曜0.00(23.30)、日曜23.00 (22.30)

05. Café TPT(中国/チャイナタウン)
閉店時間:1.00 (0.30)

06. Dean Street Townhouse(イギリス/ソーホー)
閉店時間:月〜木曜0.00、金・土曜1.00、日曜23.00(月〜土曜0.00、日曜22.30)

07. The Delaunay(ブラッセリー/コヴェント・ガーデン)
閉店時間:月〜土曜0.00(23.30)、日曜23.00(22.30)

08. Dishoom(インド/コヴェント・ガーデン)
閉店時間:日〜水曜23.00(22.45)、木〜土曜0.00(23.45)

09. Duck & Waffle(ヨーロッパ/ムーアゲイト)
閉店時間:5.00(430)

10. Hakkasan Mayfair(モダン・アジア/メイフェア)
閉店時間:月〜水曜0.30(23.15)、木〜日曜1.30(0.15)

11. Herman ze German(ドイツ/ソーホー)
閉店時間:日〜木曜23.30(23.15)、金・土曜0.00(23.45)

12. Maoz Falafel(ヴェジタリアン/ソーホー)
閉店時間:月〜木曜1.00(0.50)、金・土曜2.00(1.50)、日曜0.00(23.50)

13. Meat Liquor(ハンバーガー/メリルボーン)
閉店時間:月〜木曜0.00(23.00)、金・土曜2.00(1.00)、日曜22.00(21.30)

14. Spuntino(ダイナー/ソーホー)
閉店時間:月〜水曜0.00(0.00)、木〜土曜1.00(1.00)、日曜23.00(23.00)

15. Tinseltown Farringdon(ダイナー/ファリンドン)
閉店時間:月〜土曜4.00(3.30)、日曜3.00(2.30)

16. The Wolseley(ブラッスリー/セント・ジェイムズ)
閉店時間:月〜土曜0.00(0.00)、日曜23.00(23.00)


<ロンドン北部>
17. Hala(トルコ/ソーントン・ヒース)
閉店時間:2.00(1.30)

18. Mangal II(トルコ/ストーク・ニューイントン)
閉店時間:月〜土曜1.00(0.30)、日曜0.00(23.30)

19. Pizza East Kentish Town(イタリア/ケンティッシュ・タウン)
閉店時間:月〜木曜23.00(22.30)、金・土曜0.00(23.30)、日曜22.30(22.00)


<ロンドン東部>
20. Lahore Kebab House(パキスタン/ホワイトチャペル)
閉店時間:1.00(1.00)

21. Mangal Ocakbasi(中東/シャクルウェル)
閉店時間:0.00(23.30)

22. Pizza East Shoreditch(イタリア/ショーディッチ)
閉店時間:日〜水曜0.00(23.00)、木曜1.00(0.00)、金・土曜2.00(1.00)

23. Tayyabs(インド/ホワイトチャペル)
閉店時間:0.00(23.30)


<ロンドン南部>
24. Mamuska!(ポーランド/エレファント・アンド・カースル)
閉店時間:日〜水曜23.00(22.00)、木〜土曜0.00(23.00)

25. VQ(カフェ/チェルシー)
閉店時間:24時間営業


<ロンドン西部>
26. Brilliant(東アフリカ/サウソール)
閉店時間:火〜木・日曜23.30(23.00)、金・土曜0.00(23.30) ※月曜休

27. Maroush I(レバノン/パディントン)
閉店時間:2.00(1.30)

28. Ranoush Juice(レバノン/パディントン)
閉店時間:3.00(2.30)


ほかのセレクションだとほとんど登場しない店舗が続々とピックアップされているのがおもしろい!
ここに挙がっている店は1軒を除いて、定休日なしってのも、もちろんエスニックな飲食店が多いにせよ、なんだか隔世の感があるなぁ。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンで週末遅い時間までブランチを楽しめる店5選 → http://ricorice.exblog.jp/22896384/



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by ricoricex | 2016-06-30 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

イギリスのみならず、世界のワインメディアの権威といえばデカンタ/Decanter
このデカンタの2016年6月23日(木)づけで以下の記事がありました。

ロンドンで自然派ワインが楽しめるワインバー6選
Best natural wine bars in London
http://www.decanter.com/wine-travel/wine-bars/best-natural-wine-bars-london-307222/?platform=hootsuite


選ばれた6軒は以下の通りです。

01. Terroirs
02. The Remedy
03. The Winemakers Club
04. 40 Maltby Street
05. Naughty Piglets
06. Elliot’s Café

おなじみのところがピックアップされている一方で、あれっ、ここが入っていないってところも。。。
んっ、まあ、いいや。


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○プロが選ぶロンドンでワインが楽しめる店・ベスト37 → http://ricorice.exblog.jp/24201101/
○ロンドンで自然派ワインが楽しめる店7選 → http://ricorice.exblog.jp/23907077/
○最新・ロンドンのワインバー&ワインに注力したレストラン → http://ricorice.exblog.jp/23240436/
○ロンドンのワインバー・トップ10 → http://ricorice.exblog.jp/22561650/




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by ricoricex | 2016-06-29 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

気象病(って言うんですね、最近知りました)持ちの私にとって、日本の梅雨は最悪。湿気が高く、気圧が低いと起き上がることすらしんどかったりするんだなぁ。
(なので毎年のことながら、高飛びしたくなる)
この時期は大事をとって、気候と相談しつつ、アルコール摂取を控えています。
なので、夏よ、早く来い!な心境です。

そんな高気圧待ちに拍車をかけるような記事をロンドンの新聞、London Evening Standardの2016年5月19日(木)づけで発見!
題して、
夏に飲みたいイングリッシュワイン7選
7 of the best English wines for summer
http://www.standard.co.uk/lifestyle/foodanddrink/7-of-the-best-english-wines-for-summer-a3251471.html

選ばれた7本のイングリッシュワインは以下の通りです。

01. Danebury, Madeleine Angevine 2011 (ハンプシャー)
参考価格:£10.99

02. Ridgeview, Blanc de Noir 201 (サセックス)
参考価格:£40

03. Coates and Seely, Brut Reserve NV (ハンプシャー)
参考価格:£27.95

04. Chapel Down, Sparkling English Rosé Brut NV (ケント)
参考価格:£22

05. Albury Estate, Classic Cuvée 2013 (サリー)
参考価格:£29

06. Camel Valley, Bacchus Dry 2013 (コーンウォール)
参考価格:£13.99

07. Hush Heath Balfour Brut Rosé 2011 (ケント)
参考価格:£35.99


ややポッシュなラインナップかな、という気もしますが、まあ、いいでしょう。
涼を誘う、すっきりとしたイングリッシュワインを早く、心おきなく飲みたいなぁ。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○この夏試したいイギリスのワイン9選 → http://ricorice.exblog.jp/24444416/
○あるパブ・オーナーによるイングリッシュワイン・トップ10 → http://ricorice.exblog.jp/24317007/
○イギリスのメディアが選ぶワイン・ベスト10 → http://ricorice.exblog.jp/24002899/
○イギリスの高級スーパー、ウェイトローズが選ぶイングリッシュワイン6選 → http://ricorice.exblog.jp/24005896/
○最新! イングリッシュワイン・ベスト10 → http://ricorice.exblog.jp/23882073/
○イギリスのワイナリー ~チャペル・ダウン/Chapel Down~ → http://ricorice.exblog.jp/23052004/




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by ricoricex | 2016-06-28 00:00 | イングリッシュワイン

ますます国際化が進んでいるイギリスの食シーン。
そんな状況を反映して、イギリスのフードマガジン、Olive Magazineにあった記事がおもしろい!
東アジア料理で試したい5品。イギリスで食べるならここ!
The five best East Asian dishes and where to eat them in the UK
http://www.olivemagazine.com/restaurants-and-travel/the-five-best-east-asian-dishes-and-where-to-eat-them-in-the-uk/14660.html?utm_content=buffereb0c8&utm_medium=social&utm_source=facebook.com&utm_campaign=buffer


5つの料理ごとにピックアップされたのは以下の店舗です。

<フォー(ベトナム)>
01. Tampopo(ロンドン)
メイン:£7.95〜

02. Cây Tre(ロンドン)
メイン:£6.50〜

03. Vietnam House(エディンバラ)
メイン:£8.99〜

04. Vnam(マンチェスター)
メイン:£7.35〜

<ラーメン(日本)>
01. Shoryu(ロンドン)
ラーメン:£9〜

02. Sticks ‘n’ Broth(ブリストル)
ラーメン:£11〜

03. Edamamé(オックスフォード)
ラーメン:£8〜

04. Minmin(バーミンガム)
メイン:£6.50〜

<ソムタム(タイ)>※ソムタムとは青いパパイヤのサラダのこと
01. Buddha Belly(バーミンガム)
メイン:約£6.50〜

02. Som Saa(ロンドン)
小皿:£5〜

03. Bangkok Café(カーディフ)
メイン:£9.25〜

04. Siam Smiles(マンチェスター)
メイン:£6.50〜

<割包(台湾)>
01. Bao(ロンドン)
小皿:£3.50〜

02. Dim Sum Su(マンチェスター)
各割包:£4

03. Yum Bun(ロンドン)
各割包:£4

04. Little Bao Peep(カーディフ)
割包:2個£7

<ビビンバ(韓国)>
01. Bibimbap(ロンドン)
メイン:£7〜

02. Kimchi Cult(グラスゴウ)
メイン:£6〜

03. Bibimbap House(ケンブリッジ)
メイン:£12〜

04. Namul(ブライトン)
メイン:£4.95〜


ほかにも、こんなのもあるよ〜、ってのがこちら。

<バインミー(ベトナム)>
01. Banh Mi Bay(ロンドン)

<ブン(ベトナム)>
01. Pho

<お好み焼き(日本)>
01. Abeno(ロンドン)

<串焼き(日本)>
01. Tosa(ロンドン)

<おにぎらず(日本)>
01. Kojawan(ロンドン)

<洋食(日本)>
01. Shackfuyu(ロンドン)

<おかゆ(日本)>
01. Koya Bar(ロンドン)

<プルゴギ(韓国)>
01. Sorabal(サリー)

<火鍋(中国)>
01. Shuang Shuang(ロンドン)

<発酵茶/紅茶キノコ)>
01. Raw Duck(ロンドン)


e0038047_13203080.jpgちゃんとした食事というよりも、リアルフード/ストリートフードに焦点を当てています。
ここでも紹介されている、割包(台湾)の店、Bao
私は昨年2015年秋に行ったのですが、心が震えるほど感動してしまった。その目眩のしそうなおいしさときたら。思い出すだけでヨダレが。。。(味覚は個人的嗜好に拠るところが大きいので、あくまで私の舌にフィットしたってことです)
そのときの模様はこちら → http://ricorice.exblog.jp/24188784/

あと、私が非常に気になっているのが、タイのソムタイでピックアップされていた、ロンドンのSom Saa
ソムタイを食べるかどうかはおいておいて、試したいなぁと願ってるところです。

ほかにもあるよ〜ってことでピックアップされていたなかで、かねがねいけるんじゃないの、って感じてるのがお好み焼きと洋食(カレーもそうだし、コロッケとかいいと思うんだよね〜)。


それにしても、Olive Magazineさん、記事に投稿された日付があると、とっても助かるんだけど、な(情報は発信された途端に古くなるから。。。)。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○割包@バオ(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/24188784/
○イギリスでの、次なる日本食の目玉はカツカレー? → http://ricorice.exblog.jp/24226785/
○ロンドンでもカツカレーが食べられます! さあ、どこで? → http://ricorice.exblog.jp/24228872/
○ロンドンの日本料理店・ベスト7 → http://ricorice.exblog.jp/23870307/
○イギリスのタイ料理店・ベスト10 → http://ricorice.exblog.jp/23593976/
○シェフがすすめるお手軽アジアン in ロンドン → http://ricorice.exblog.jp/22863075/




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by ricoricex | 2016-06-27 00:00 | 順位&セレクト(イギリスの店)

今週末、2016年6月22日(水)〜26日(日)は音楽フェスティバル、グラストンベリー・フェスティヴァル(以下、グラスト)が開催。
http://www.glastonburyfestivals.co.uk/

グラストはイギリスを代表する屋外フェスティバルで、その規模は世界最大級。
あいにく、日本ではネットで観られないけれど、BBCはiPlayerで聴けるので、ありがたい、ありがたい。

このグラストのバックステージで、イングリッシュワインが提供される、って話。
グラストンベリーでもイングリッシュワインがふるまわれる
English wine making a welcome return to Glastonbury … by popular demand
http://www.englishwineproducers.co.uk/news/latest/english-wine-making-a-welcome-return-to-glastonbury-by-popular-demand/


これ、某アーティストの意向によるもので、提供されるのは以下の2つのワイン。いずれもワイナリーはイングランド南西部にあります。

白:Oatley Vineyard, Jane’s 2014(サマセット)
マデレーヌ ・アンジュヴィーヌ100%

赤:Sharpham Vineyard, Sharpham Red 2014(デヴォン)
ピノ・ノワール100%


昨年もワインを納品したOatley Vineyardは今年もオーダーを受けたそう。
その際に、白だけでなく赤も欲しいとのリクエストがあり、Oatley Vineyardでは生産していないので、Sharpham Vineyardに頼んだ、とのこと。

オーダーしたのが某アーティスト、とあり、誰がかは明らかになっていません。気になるなぁ。
ピラミッドステージのみならず、ほかの会場のバックルームにも納品されるとのこと。
ピラミッドステージ、ってことは、メイン会場なわけで、大物がオーダーしたってことかしらん。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○リッジビューとチャペル・ダウン、イギリス政府の公式ワインに選ばれる → http://ricorice.exblog.jp/24427401/
○習近平を迎えての晩餐会の乾杯は、イングリッシュ・スパークリングで → http://ricorice.exblog.jp/23805000/




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by ricoricex | 2016-06-26 12:00 | イングリッシュワイン

e0038047_2194697.jpg
我ながら、つくづくメゼ/mezze好きだなぁ、と思いつつ完成させたのがこのレシピ。
とりわけ、暑くなっていく季節に恋しくなるのです。

これもお手本にしたのは、ロンドンのモダン中近東料理。
赤トウガラシを加えて、ほんの少し辛味があるのもまたよし。

タコは、もちろん生をゆがいて使うにこりたことはないのですが、
日本では加熱済みのもの、ゆでタコを売っていますから、
ぱぱっと作るならこれを使わない手はありません。

メゼとしておつまみでもよし、
フムスヒヨコ豆の平パンなどとあわせれば立派な一食となります。

<材料(3〜4人分)>
ゆでタコ……150g
紫タマネギ……1/2個
トマト……130g
イタリアンパセリ……大さじ1

〜ドレッシング〜
オリーブオイル……大さじ2
レモンの搾り汁……大さじ2(レモン1個程度)
赤トウガラシ……1本
ニンニク……1片
塩・コショウ……適量
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<作り方(調理:1時間)>
1. イタリアンパセリは粗みじん切りにする。
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2. ドレッシングを作る。レモン汁を搾る。赤トウガラシは種をとりみじん切りにする。ニンニクはみじん切りにする。
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3. ドレッシングの材料をすべて混ぜ合わせる。
※ジャムなどの瓶に入れ、かける前にシャカシャカする。
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4. 紫タマネギは1cm角に切る。トマトは1.5cm角に切る。ゆでタコは一口大のぶつ切りにする。
※切りながらボウルに入れる。
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5. 2のドレッシングを4にかけ、1の粗みじん切りにしたイタリアンパセリと混ぜ合わせる。
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by ricoricex | 2016-06-26 00:00 | イギリス料理・レシピ

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ここのところ、英語の“切る”表現についていろいろみています。
(まとめはこちら(→) “英語でレシピを読む! ~工程 17:切る(まとめ)~

今回取り上げるのは“shred”。
シュレッド。
これだけきいてもピンとこない方もいるかもしれませんが、
シュレッダーとかシュレッドチーズだとどうでしょう。
どちらも共通しているのは細長く切るってこと。
そう、“shred”とは、“細切りにする”という意味なのです。
たとえば、こんな感じで使われます。

ニンジンを細切りにする(shred tha carrots)
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実のところ、レシピ本で、そうそう頻繁に出てこないよなぁという気がしますが、たとえば、クリスマス・ディナーに登場する紫キャベツ(酢で蒸し煮にする)とか、キャベツの細切りを使うジャガイモのパンケーキ、バブル・アンド・スクィークなんかでは、必ずしもいつもshredという言葉が使われるわけではないものの、目にします。
ここで千切りではなく細切りとしているのは、千切りほど細くないから。
ぐっと細い千切りって、イギリスの料理には出て来ないんですよね〜。


ところでこのshred、サーフィンをする、スノウボードをするっていう意味でも使われます。
波や斜面を切る感じ、から、ってことみたい。ふむふむ。

shred guitarだとギターの速弾き。

ところで、最近の私はギターが弾ければなぁ、って思いがぶくぶくと再熱してきているのだけれど、問題は左利きってことなのよね。。。
(ペンとカトラリーと包丁は右です。それまでは全面的に左利きだったようですが、幼稚園のときに、自分で勝手に矯正したみたい。。。)
以前、ギターをくれる人が周りにいたんだけど、右利き用はやっぱり使いづらいし、じゃあ左利き用を使うとなったら今度はスコアが読みづらいし、で、や〜めた!ってなったんだよなぁ。
まあ、ギターに限らず、ほかの弦楽器も同様、管楽器なんかもどっちの手が上か下か毎度混乱してたし。
レフティー/leftyはつらいよ!


話が脱線しましたが、
というわけで、
shred → 細切りにする
と覚えてくださいね。
ではでは〜。


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 17:切る(まとめ)~ → http://ricorice.exblog.jp/24357522/
○英語でレシピを読む! ~工程 18:切る~ → http://ricorice.exblog.jp/24381739/
○英語でレシピを読む! ~工程 19:刻む~ → http://ricorice.exblog.jp/24409518/
○英語でレシピを読む! ~工程 20:薄切りにする~ → http://ricorice.exblog.jp/24429812/
○英語でレシピを読む! ~工程 21:角切りにする~ → http://ricorice.exblog.jp/24459416/
○英語でレシピを読む! → http://ricorice.exblog.jp/i33/
○<イギリス・レシピ> バブル・アンド・スクィーク【Bubble and Squeak】 → http://ricorice.exblog.jp/22698677/




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by ricoricex | 2016-06-25 00:00 | 英語でレシピを読む!

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はぁ、今日はまったくもって仕事にならなかった。。。

本日2016年6月24日(金)は、前日23日(木)の、EUを離脱か残留するかを問う国民投票の結果が出る日だから。
現地時間だと朝、結果がわかろうものの、日本にいると時差の関係で経過が逐一わかる、しかも本日は外に出る案件がなかったので、結果、ネットにかじりついてしまったという。。。


拮抗していてどちらに転ぶか予想がつかず(マーケットは残留と見込んだように記憶しています)、実際に開票されてすぐは残留の方が上回っていました。
が、途中から情勢が逆転し、結果は離脱に。

Brexit. The UK has made its decision.
EU 離脱! これがイギリス国民が出した答


他の国のことをとやかくいうつもりはさらさらないのですが、やむなし、というのが正直な感想です。
もし、自分がイギリス国民だったら、う〜ん、どうだろう、離脱に投票した可能性が高かったかもなぁって思うから。

それは、ずばり移民問題。
ここのところ、年に2〜3週間しか滞在しない私でさえ、東欧諸国からの大量の移民(近年では難民も)をみるにつけ、雇用の問題だけでなく、誰が彼らの生活を支えているのか(イギリスは社会保障が手厚い、そして、それらは当然、国民の税金でまかなわれている)、生活が不便になったこと(病院や学校はぎゅうぎゅう。住居不足、そしてそれにより賃料/不動産価格が高騰)を知ると、感情としては、もうたくさん!ってなってもおかしくないよなぁ、と思うから。
そのすさまじさは、現地で目の当たりにしないとなかなか理解できないでしょう。いくら渡英しても、庶民のリアルライフにふれづらい旅行やビジネスでは、実感としてつかみづらいかと。
(だからUKIPなんて政党が躍進したわけだし)

あっ、イギリスが外国人を受け入れたくない、というのとは違いますよ。
むしろ寛容。
寛容がゆえに、東欧諸国がEUに加盟したときに制限をつけず、EU圏内で世界の共通語でもある英語の国ってイギリスだから、当然、貧しい国の人たちはイギリスを目指すわけで(EU圏内は居住にあたりビザは不要)。
で、蓋をあけてみれば、こんなにたくさんの人が来て住み着くなんて思ってなかったことの結果が、今の事態となったのでしょう。
加えて、トルコのEU加盟の動きも憂慮していることは想像にかたくない(トルコには多くの難民がいます。加えてテロリズムの問題も)。

国の立ち位置など大きな視点では残留が有利(とされる)、だけど、上記を目撃しちゃうと、日常生活レベルで考えた場合には、離脱に傾いておかしくないんじゃないかというのが私の見解。
現実は、自分の生活が侵食されるとなると、きれいごとでは済まされないからね。
そして、物事には常にメリット、デメリットがあるわけですが、離脱して本当のところはどうなるのか、誰も明確に予測できない、論理的に説明できない、というのも大きかったように思えます(であれば、とにかく現状を変えたい、という動きにつながるわけで)。


以下に、イギリスの主要メディアによる、この国民投票についての記事をリンクしておきます。
EU Referendum
http://www.bbc.com/news/politics/eu_referendum/results?SThisFB%2F%2F%2F%2F%2F%2F%2F%2F%2F%2F&post_id=927832203951028_1115361278531452#_=_


Brexit: What happens now?
http://www.bbc.com/news/uk-politics-eu-referendum-36420148


Britain backs Brexit: local and regional results in full
http://www.thetimes.co.uk/article/eu-referendum-follow-the-results-live-np32xpkh5?shareToken=e30af2e153b96ca70e4953d0ddd67059


EU referendum full results – find out how your area voted
http://www.theguardian.com/politics/ng-interactive/2016/jun/23/eu-referendum-live-results-and-analysis


What happens now the UK has voted Brexit - and what is Article 50?
http://www.telegraph.co.uk/news/2016/06/24/britain-votes-to-leave-the-eu-what-happens-now-that-brexit-is-a/


EU referendum results live
http://www.independent.co.uk/news/uk/politics/eu-referendum-live-latest-poll-news-brexit-results-leave-remain-when-date-vote-odds-uk-britain-a7094741.html


Brexit referendum live – UK votes out
http://blogs.ft.com/westminster/liveblogs/2016-06-22/



この投票結果を受けて、キャメロン首相は辞意を表明
Brexit: David Cameron to quit after UK votes to leave EU
http://www.bbc.com/news/uk-politics-36615028


市場の動き。ポンドは1985年来、最安値に
Shares and pound plunge on Leave vote
http://www.bbc.com/news/business-36611512


さて、これから
Brexit – what would happen if Britain left the EU?
http://www.theguardian.com/politics/2015/may/14/brexit-what-would-happen-if-britain-left-eu-european-union-referendum-uk?CMP=fb_gu


そもそもEUって?
What is the EU and how does it work?
http://www.bbc.co.uk/guides/zgjwtyc


EU Referendum
http://www.bbc.com/news/politics/eu_referendum/results?SThisFB%2F%2F%2F%2F%2F%2F%2F%2F%2F%2F&post_id=927832203951028_1115361278531452#_=_
では投票結果の様子をライブで報道していて、今日は逐一これを見ていました。
私があっ!と思ったのは、
スコットランド独立の動きが再燃するんじゃないか、ってこと。
やっぱり、イギリスって連合国なんだよね、スコットランドってその意識がイングランドとは全然違う。自分たちはイングランドとは一緒にしないでくれ、でもヨーロッパだよ、ってことの表れかもなぁ、とつくづく(まあ、それだけじゃないけど)。


今日という日は、のちのち振り返ったときに、歴史の大きな潮目になるかもしれません。
なので、普段はこういったことに介入しない態度をとっているのですが、記録として残しておこうと思いました。




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by ricoricex | 2016-06-24 18:00 | イギリス社会

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先日、3回にわたって、イギリスが誇るワインメディア、Decanter/デカンタが世界の優良なワインに賞を授与する、2016年のDecanter World Wine Awards(略してDWWA) 2016の結果について、以下のようにお届けしました(イギリスのワインに絞ってですが)。
「Decanter」アウォーズ2016 その1http://ricorice.exblog.jp/24469914/
「Decanter」アウォーズ2016 その2http://ricorice.exblog.jp/24471745/
「Decanter」アウォーズ2016 その3http://ricorice.exblog.jp/24474411/


さて、このDWWAでは、イギリスのスーパーマーケットで買えるお値打ちワインのみを集めたものも紹介されていました。

イギリスのスーパーマーケットで買えるお値打ちワイン
Which supermarket wines won top awards? DWWA 2016
http://www.decanter.com/wine-news/dwwa-2016-triumphs-supermarket-wines-305682/


そんなわけで、スーパーマーケットで取り扱っているワインのうち、DWWAでプラチナ賞を獲得したワインは以下のとおりです。


○プラチナ賞(ベスト・オブ・ベスト)/Platinum – best in show
Asda, La Moneda Reserva Malbec 2015 (セントラル・ヴァレー、チリ)
http://awards.decanter.com/DWWA/2016/Wine/119719?name=Asda-La%20Moneda%20Reserva%20Malbec-2015

De Martino, Marks & Spencer Colinas Del Itata Old Vine Field Blend 2014 (イタタ・ヴァレー、チリ)
http://awards.decanter.com/DWWA/2016/Wine/119719?name=Asda-La%20Moneda%20Reserva%20Malbec-2015


○プラチナ賞(カテゴリー別)/Platinum – best in category
Marks & Spencer, Finest Reserve NV (ポート、ポルトガル)
http://awards.decanter.com/DWWA/2016/Wine/122116?name=Marks%20And%20Spencer-Finest%20Reserve-NV

Marks & Spencer, Florent Rouve, Viré-Clessé 2014 (ブルゴーニュ、フランス)
http://awards.decanter.com/DWWA/2016/Wine/121369?name=Marks%20%26%20Spencer-Florent%20Rouve-2014

De Bortoli, Tesco Finest* Dessert Semillon, Riverina 2011 (ニュー・サウス・ウェールズ、オーストラリア)
http://awards.decanter.com/DWWA/2016/Wine/121870?name=De%20Bortoli-Tesco%20Finest*%20Dessert%20Semillon-2011

C.V.N.E., The Society's Exhibition, Rioja Gran Reserva 2004 (スペイン)
http://awards.decanter.com/DWWA/2016/Wine/121371?name=C.V.N.E.-The%20Society%27s%20Exhibition-2004

Kumeu River, The Society's Exhibition Chardonnay, Kumeu/Huapai 2014 (オークランド、ニュージーランド)
http://awards.decanter.com/DWWA/2016/Wine/121364?name=Kumeu%20River-The%20Society%27s%20Exhibition%20Chardonnay-2014


とりわけ、Asdaのチリワインは発表された際は、5ポンド以下(通常でも5ポンドちょい)という販売価格が衝撃的で、ワイン専門誌以外でもニュースとして取り上げられました(↓)。

This £5 supermarket Malbec has been named the world's best red wine
http://www.cityam.com/243143/you-might-want-to-sit-down-you-can-only-buy-one-of-the-worlds-best-red-wines-at-asda


This bottle of red wine has been voted one of the world’s best - and it’s under £5
http://www.stylist.co.uk/life/recipes/4-37-bottle-malbec-red-wine-asda-wins-prestigious-wine-award-decanter-supermarket-cheap-budget



なんだかんだ言ってこういうのが一般消費者にはいちばん使い勝手のいいニュースってことの表れでしょうね。
にしても、Asdaかぁ〜、私の行動範囲にはないのよねぇ、西っ子だから。
Asdaはウォルマートの傘下だし、日本でも西友あたりで取り扱ってくんないかな〜。

このオリジナル記事で、Tescoがデ・ボルトリとタグを組んでいることを初めて知りました。
デ・ボルトリといえば貴腐ワインのノーブルワンでその名を知られるようになったオーストラリアのワイナリーで、やはりここでもデザートワインが! しかも15ポンド以下! 
うんうん、これは、買い!でしょう。


これまでもイギリスのスーパーマーケットがワインに力を入れているという印象はあったのだけれど、ますますそれが強まっちゃった。
次はしっかりチェックして買って飲もうっと!


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○「Decanter」アウォーズ2016 その1 → http://ricorice.exblog.jp/24469914/
○「Decanter」アウォーズ2016 その2 → http://ricorice.exblog.jp/24471745/
○「Decanter」アウォーズ2016 その3 → http://ricorice.exblog.jp/24474411/
○イギリスの高級スーパー、ウェイトローズが選ぶイングリッシュワイン6選 → http://ricorice.exblog.jp/24005896/




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by ricoricex | 2016-06-24 00:00 | 順位&セレクト