イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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これ、オリジナル記事のイントロに思わず膝を打ちました!
2002年にフランスからイギリスに上陸したポワラーヌ/Poilâneのサワードウ・ブレッド(フランスでは、パン・オ・ルヴァン。日本だとこっちの方が通りがいいかな?)は、一種のパン革命だった、と。
ポワラーヌに対して、£10もする酸っぱいパンなんて、という嘲笑にも似た冷ややかな視線があったのも、今は昔。
すっかり認知されているのが、今のイギリス、というよりはロンドンのブレッドシーンです。

で、このサワードウ・ブレッド、今では立派に(?)イギリスのスーパーマーケットでも売っています。
で、2016年3月31日(木)づけのイギリスの新聞、ガーディアン/The Guardianにあったのはこんな記事。

イギリスのサワードウブレッド食べ比べ
Sourdough taste test: can supermarkets do artisan bread?
http://www.theguardian.com/lifeandstyle/wordofmouth/2016/mar/31/sourdough-taste-test-can-supermarkets-do-artisan-bread


スーパーマーケットで売っているサワードウ・ブレッドを食べ比べた、その内容をみてみましょう。


01. Morrisons sourdough bloomer £1.47(400g)
4点(10点満点中)

02. Waitrose white sourdough £2.65(400g)
3点(10点満点中)

03. Tesco Tesco Finest white cob £1 (800g)
0点!(10点満点中)

04. Sainsbury’s Taste the Difference San Francisco-style sourdough £1.50(400g)
6.5点(10点満点中)

05. Marks & Spencer San Francisco-style sourdough £1.90(400g)
5点(10点満点中)

06. Tesco stonebaked sourdough £1.50 (420g)
3点(10点満点中)

07. Asda Chosen By You sourdough batard £1.40 (約420g)
6点(10点満点中)


容赦なし!
03のテスコのサワードウブレッドは、なんと0点!

で、よくよく考えてみれば、私はスーパーマーケットでパンを基本的に買わない、イギリスでも日本でも。
主義、じゃないんだけど、ね。無意識にそういう行動パターン。
今は、イギリスのスーパーマーケットの中にインストア・ベーカリーがあったりするけれど、だったら、多少お金を出しても、パン屋さんに行くよ、って気分になっちゃうし、実際そうなのよねぇ。
スーパーマーケットで買うのって、チープなトースト用(&サンドイッチ)のパン。あとはクランペットぐらい、か。

それでもって、イギリスのパン屋さん、アルチザン・ベーカリーのパンは本当においしい。小麦が香る、大地が香る。どっしりと腰が座っているんですよね〜。
なので、渡英の楽しみのひとつでもあります(その一方で、グレッグス/Greggsみたいなチープなパンもときどき無性に食べたくなるけど)。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○<イギリス・レシピ> クランペット【Crumpets】 → http://ricorice.exblog.jp/24055864/
○サンドイッチ@グレッグス → http://ricorice.exblog.jp/21970638/
○イギリスのベイクドビーンズ食べ比べ → http://ricorice.exblog.jp/24408774/
○イギリスのチョコレート・ダイジェスティブ・ビスケット食べ比べ → http://ricorice.exblog.jp/24386928/
○イギリスのクラシックケーキ・食べ比べ → http://ricorice.exblog.jp/24318663/




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by ricoricex | 2016-05-31 00:00 | 順位&セレクト

ちょっと前ですが、、、
2016年5月16日(月)〜22(日)は、イギリスのヴェジタリアン週間/National Vegetarian Weekでした。
http://www.nationalvegetarianweek.org/

そんなわけで、ロンドンの情報メディア、Time Outにあったのはこんな記事。

ロンドンのベジーバーガー・ベスト7
London’s best veggie burgers
http://www.timeout.com/london/restaurants/londons-best-veggie-burgers


選ばれたのは以下の7つです。


01. サツマイモ、ハルーミ、アボカド・バーガー/Sweet Potato, Halloumi and Avocado Burger £6.50
Advisory(サウス・ハックニー)

02. ハルーミ&キムチ・バーガー/Halloumi and Kimchi Burger £9
The Blacksmith and the Toffeemaker(フィンズベリー)

03. ベジーバーガー/Veggie Burger £6
Bleecker St(スピタルフィールズ)

04. ザ・ヴェジタリアン/The Vegetarian £6.50
Bukowski Grill(ブリクストン)

05. ヴェリー・グッド・ヴァラパウ/Very Good Vara Pau £6
Devi’s

06. フリッター/Fritter £7.50
Honest Burgers(ソーホー)

07. シュルーム・バーガー/‘Shroom Burger £5.50
Shake Shack(コヴェント・ガーデン)


私自身は普段は肉をそんなに食べないのですが、ときどき、血の滴るような肉をむしゃぶりつきたくなるときがあり(風邪のひき始めにも、なぜかステーキを食べたくなる)、まあ、ヴェジタリアンでもヴィーガンでもないので、その心情はわからないのですが、個人的にはハンバーガーは肉!ってのを食べたいんですよね。
野菜は野菜でよくって、ハンバーガーに野菜を求めていない、というか。

なので、自分自身が食べることはないだろーなーと思うのですが、こういう店が紹介してあって便利だなぁと思うのは、ヴェジタリアンやヴィーガンの友人と食事に行くとき。
ハンバーガーのように、一見、肉のイメージのところに、ヴェジーメニューがあるってのはとっても助かる!
とはいえ、これってもはや珍しいことでもなんでもなく、当たり前とまではいかないけれど、肉好きもヴェジタリアンも共存できるメニューが、ハンバーガーショップでも不可欠になったんだなぁ、と思ったりして。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンで食べたいハンバーガー8選 → http://ricorice.exblog.jp/24344835/
○イギリスで食すべきハンバーガー17選 → http://ricorice.exblog.jp/22878825/
○イギリスのべジタリアン・レストラン・ベスト20 → http://ricorice.exblog.jp/24086985/
○グルメも納得!のイギリスのベジタリアン・レストラン・ベスト15 → http://ricorice.exblog.jp/23061126/
○ イギリスでおすすめのベジタリアン・レストラン・ベスト29 → http://ricorice.exblog.jp/22977151/




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by ricoricex | 2016-05-30 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

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何度も繰り返し言っているような気がしますが、私は
ロンドンで食べるモダン中近東料理が大、大、大好き。
野菜の使い方や、ハーブやスパイスの組み合わせにはっと驚くものが多く、とても刺激的なのです。
ロンドンで発達したモダン、というのがミソ。
どローカルでないので、インターナショナルにアピールできる料理の数々は、
すっとなじめるのがいい。

これも、そんな中近東料理のひとつ。
Foul Moukalaというソラマメを使った料理。
モダンな店でも、古くからある街の食堂然とした店でもラインナップしているところが多い。

私のレシピでは、ソラマメをゆでるやり方をとっていますが、
焼いてもよし、さらには内皮ごと炒めてもおいしい。

この手の料理は、メゼ/mezzeと呼ばれる、おつまみというか軽食というか前菜というか、
スペインのタパ(ス)、のようなもの。
私はたいして飲めないくせに、こういうのが大好きなんですよねぇ。

<材料(4人分)>
ソラマメ(さやつき)……700g
ニンニク……1片
コリアンダー(葉)……大さじ2
オリーブオイル……大さじ1 1/2
レモン汁……大さじ1(レモン約1/2個分)
クミンシード……小さじ1
塩・コショウ……適量
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<作り方(調理:25分)>
1. コリアンダーは粗みじん切りにする。ニンニクはみじん切りにする。レモンを搾る。
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2. 鍋に水と塩を入れてわかす。
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3. ソラマメはさやから外し、黒い部分の反対側に浅く切り込みを入れる。
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4. 2が沸騰したら3のソラマメを入れ、強火で3分ゆでる。
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5. ソラマメをザルにあけて、水気を切り、内皮から取り出しながらボウルに入れる。
※黒い部分をつまむと簡単に押し出せる。
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6. 5にオリーブオイル、1のレモン汁、みじん切りにしたコリアンダーとニンニクを加え、混ぜ合わせる。
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7. 塩・コショウで味を調える。
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by ricoricex | 2016-05-29 00:00 | イギリス料理・レシピ

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毎年眺めているだけで、なかなかな現地に飛んでいけないのがつらいところですが、今年2016年は5月28日(土)~6月5日(日)はイングリッシュワイン・ウィーク/Engrish Wine Weekです。
http://www.englishwineproducers.co.uk/news/eww/
この9日間(+前後)は、イングリッシュワイン・プロモート強化週間で、イングランド各地でさまざまなイベントも開催されます。

ワイナリーや販売店でのイベント、レストランでのワインメーカーズ・ディナーなど、一括して大きくどんと、というよりも、イングリッシュワインに関わってるそれぞれがそれぞれのやり方でイベントを行う、といったやり方。
イベントについては、こんなものが(↓)
http://www.englishwineproducers.co.uk/news/eww/

一番気になるのは、6月7日(火)にロンドンのデパート、ジョン・ルイス/John Lewisのフードホールで行われるフリー・テイスティング。
ジョン・ルイスはイギリスの高級スーパーマーケット、ウェイトローズ/Waitroseと同じ系列で、このウェイトローズこそが、イングリッシュワインの躍進を後押ししてきた立役者。
ここがどんなワインを用意するのか、そしてロンドン中心部、オックスフォード・ストリートに立地とアクセスもいいので、行けるものなら飛んで行きたい!


イングリッシュワインのあれこれについては、当ブログの過去記事を見ていただくとして(↓)、今回、ほうほうと気づいたことが(今さらですが)。
http://ricorice.exblog.jp/i23/


このイングリッシュワイン・ウィーク、イングランドのスプリング・バンク・ホリデイ(休日)、そしてハーフ・ターム(イギリスでは、学期の真ん中に1週間ほどの中休みがあります)にリンクさせているんですね〜。
なので、この時期はこれから夏へ向かうことを感じさせ、気候もいいし、なんせ休みなので、浮かれ気分で参加しやすい(笑)。
ブドウ畑もブドウ成長中、緑がきれい、と訪問するにうってつけ。
そうね、そうね、イングリッシュワイン・ウィークにぴったりの時期じゃないの!
嗚呼、ますます行きたくなるじゃないの!


ちなみに、2016年5月23日(月)〜29日(日)はロンドン・ワイン・ウィーク/London Wine Weekでもあります(↓)。
https://drinkup.london/wineweek/


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イングリッシュワイン・ウィーク2015 → http://ricorice.exblog.jp/23128814/
○イングリッシュワイン・ウィーク2014 → http://ricorice.exblog.jp/22041277/
○イングリッシュワイン・ウィーク2013 → http://ricorice.exblog.jp/20551435/
○ロンドン・ワイン・ウィーク2014 → http://ricorice.exblog.jp/22075788/
○ロンドンでワインを飲むならここ! → hhttp://ricorice.exblog.jp/24404353/




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by ricoricex | 2016-05-28 00:00 | イングリッシュワイン

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“切る”に相当する英語表現はいろいろあり、“英語でレシピを読む! ~工程 17:切る(まとめ)~“では、その概要をお伝えしました(→ http://ricorice.exblog.jp/24357522/

“切る”という言葉で真っ先に思い出される英語の言葉は、前回の“英語でレシピを読む! ~工程 18:切る~“でご紹介した“cut”ですが、実はイギリスのレシピ本で登場する頻度がもっとも高い“切る”を意味する言葉は別にあると、私は思っています。

その言葉とは、“chop”。

どういう風にレシピに登場するかというと、こんな感じ。

オリーブを(切り)刻む(chop the olives)
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コリアンダーを細かく切り刻む/細かいみじん切りにする(finely chop your coriander)
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※finelyはfine(よい)+ly、つまりこの場合は、細かく、ってこと

タマネギを粗く切り刻む/粗みじん切りにする(roughly chop your onion)
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※roughlyはrough(粗い)+ly、つまりこの場合は、粗く、ってこと


なんとなく、感覚がつかめるでしょうか?
“chop”の語感にあるのは、リズミカルに連続する切る動作。

そう、“chop”のトントントンと“切る”は、前回、お伝えした“英語でレシピを読む! ~工程 18:切る~“の“cut”の場合のストンと“切る”感じとでは、ちょっと違うのです。

実際に台所に立って調理するときを思い出すと分かりやすいのですが、ストンと切る作業よりもトントントンとリズミカルに切る作業の方が、下準備では多い。
だからこそレシピ本で登場する機会が多いのです。

となると、そういう作業をするための板、つまりまた板は
chopping board
と表現されます。
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cutting boardでも間違いではないけれど、こっちだと、たとえばチーズだったりパンだったり、cutが意味するところである、つまり連続した“切る”ではなく、ストン、ストンと、連続するにしてもやや間をおいて“切る”目的が明確なものの場合にみられます。

もちろん、まずのとっかかりで、chop=切り刻む/みじん切りにする、と直訳して覚えてもいいのですが、語感やニュアンスを知っておくと、料理以外でもうんうん、と頷くことが多く、理解が速い。


でもって、chopというのは動詞ですから、活用させた形、chopping、choppedとしてもレシピ本に登場することがあります。
こんな具合に。

切り刻み始める/みじん切りを始める(start chopping)
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刻み続ける/みじん切りを続ける(continue chopping)
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刻んでおいた唐辛子(the chopped chilli)
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以下、上級者編。
finely chop(細かく切り刻む/細かいみじん切りにする)を受け身で、“細かくみじん切りにした”と言う場合、
is(be) well chopped
と表現されることも。
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そう、“細かい/よい”を表現するのがfinely→wellとなるわけです。
で、こういう風に、受け身(過去分詞)を伴うwell、日常表現に頻繁に出てきます。
well known(よく知られている→著名な)
なんて具合に。

このあたりのニュアンスは、chopとcutの違いに近く、机上でどうのこうを頭で理解するよりも、実際の体験を通して感覚でぼんやりながらでもつかむ方がわかりやすいとは思うのですが、へ〜、そうなんだな、と頭の片隅にでも入れておくと、あっ、そういうことか!と気づくこともあるかな〜、ということで。


というわけで、あれこれ言ったものの、まずは
chop → 刻む/みじん切りにする
と覚えてくださいね。
ではでは〜。


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 17:切る(まとめ)~ → http://ricorice.exblog.jp/24357522/
○英語でレシピを読む! ~工程 18:切る~ → http://ricorice.exblog.jp/24381739/




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by ricoricex | 2016-05-27 00:00 | 英語でレシピを読む!

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格段好きってわけではないのですが、半年に1回ぐらいかなぁ、無性に食べたくなるものがあります。
その筆頭はベイクドビーンズ。運よく食べたいタイミングで食べることができたときは、体が、細胞レベルで喜んでいるのがよくわかる。

とはいえ、このベイクドビーンズクリスマス・プディングマーマイトなどと同様、非常にイギリス的な食べ物だけれど、一般的な日本人の嗜好に合うか、と問われるとはなはだ疑問です。
好きな人は大好き、なんでしょうが。。。(抹茶フレイヴァーも同じ、ような気がする。とても日本的だけれど、そのシャープな苦味は、何も知らないビギナーには、きつい、と思います。なので、日本の食べ物を熟知しているイギリス人でない限り、おみやげに持参することはおすすめしません)

話がそれましたが、2016年4月27日(水)づけのイギリスの新聞、ガーディアン/The Guardianにあったのはこんな記事。

イギリスのベイクドビーンズ食べ比べ
Baked beans taste test: can anything beat Heinz?
http://www.theguardian.com/lifeandstyle/2016/apr/27/baked-beans-taste-test-heinz-v-supermarket-own-brands


さっそくその内容をみてみましょう。


01. Tesco baked beans 32p
4点(10点満点中)

02. Aldi Corale baked beans 27p
5点(10点満点中)

03. Waitrose Duchy Organic baked beans 62p
7点(10点満点中)

04. Co-op Loved By Us baked beans 52p
3点(10点満点中)

05. Morrisons baked beans 32p
8点(10点満点中)

06. Marks & Spencer Simply baked beans 34p
4点(10点満点中)

07. Asda Chosen By You baked beans 31p
6点(10点満点中)

08. Sainsbury’s baked beans 35p
6点(10点満点中)


上記では、スーパーマーケットのプライベートブランドで比較していますが、実は、ベイクドビーンズの味や質の基準となるのは、圧倒的に、アメリカからやって来たハインツ/Heinzなんですよねぇ。
第二次世界大戦に前後してイギリスに到着したと思いきや、イギリス・デビューは1886年。
でも、やっぱり、イギリスの国民食という位置づけにおさまったのは、戦後、だと推察されます。

ベイクドビーンズ=ハインツ。
それもそのはず、ハインツのベイクドビーンズは一日150万缶の売上げがあり、ベイクドビーンズ・シェアの65〜70%を占めるそう。すごい!

私は、ハインツがスタンダードに異論はありませんが、一番好きなのは、もとい、好きだったのは、今はなき、8のセインズベリーが展開していたエコノミー/economyシリーズのベイクドビーンズ
エコノミーというだけあって、廉価がウリ。
ベイクドビーンズは、その汁(っていうのかな?)がやや厚みがあってやや粘りがあるのですが、エコノミーの場合は、しゃばしゃば。味つけも薄めで、その淡白さがいたく気にいっていました。


にしても、こんなどーでもいい記事に心血を注ぐから、ガーディアンは青色吐息なんだよねぇ、って思ったりして(笑)。
でも、こういうどーでもいい記事ばかりを愛読している私のような読者もいるんで、なんとかこの路線を突き進んで欲しい、と切に願うばかりです。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ベイクドビーンズ【Baked Beans】 → http://ricorice.exblog.jp/5406965/
○イギリスのチョコレート・ダイジェスティブ・ビスケット食べ比べ → http://ricorice.exblog.jp/24386928/
○イギリスのクラシックケーキ・食べ比べ → http://ricorice.exblog.jp/24318663/
○<レシピ> クリスマス・プディング【Christmas Pudding】 → http://ricorice.exblog.jp/23889715/
○マーマイト【Marmite】 → http://ricorice.exblog.jp/4688599/




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by ricoricex | 2016-05-26 00:00 | 順位&セレクト

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なんちゃらデイやらなんちゃらウィークやら、いちいちチェックしていたらきりがないのですが、それでも気になるものはなるべくピックアップしたい。
というわけで、今週、2016年5月23日(月)〜29日(日)はロンドン・ワイン週間/London Wine Weekです(↓)。
https://drinkup.london/wineweek/

これをふまえて、2016年5月16日(月)づけの、イギリスのワインメディア、デカンタ/Decanterが以下の記事を掲載していました。

ロンドンでワインを飲むならここ!
London Wine Week 2016: Where to go
http://www.decanter.com/wine-travel/wine-bars/london-wine-week-300785/


選ばれたのは以下8軒のワインバー&レストランです。

01. Sager & Wilde
02. The 10 Cases
03. Noble Rot
04. The Remedy
05. Bar Pepito
06. Terroirs
07. Social Wine & Tapas
08. 28º – 50º


なかには、ロンドン・ワイン週間に合わせてスペシャルオファーをしているところも!
一部、シェリーに特化した05のBar Pepitoのようなお店もありますが、ほかはおおむね幅広い範疇から上質なワインを取り揃えていることで評価の高い店舗です。
フードメニューに注力しているところもちらあるので、ロンドン・ワイン週間でなくても、ワインだけでなく食事とのペアリングを楽しみに訪問してみてはどうでしょうか。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○プロが選ぶロンドンでワインが楽しめる店・ベスト37 → http://ricorice.exblog.jp/24201101/
○最新・ロンドンのワインバー&ワインに注力したレストラン → http://ricorice.exblog.jp/23240436/
○ロンドンで自然派ワインが楽しめる店7選 → http://ricorice.exblog.jp/23907077/
○ロンドンのワインバー・トップ10 → http://ricorice.exblog.jp/22561650/




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by ricoricex | 2016-05-25 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

なんせ私は、味覚がおこちゃまですからねぇ〜。
年齢こそ重ねても、蒸留酒の類がまったく飲めないのです。香りを嗅ぐぐらいで(なもんで、WSETのウイスキーのクラスでは、終始目を白黒させていたのであります)。
なもんで、焼酎も泡盛も飲めません。。。

こんな私、そして同類の方々にこれは朗報でしょうか?
イギリスのフードマガジン、Olive Magazineにあったのはこんな記事。

初心者向きスコッチウイスキーはこの5本
Top 5 Scotch whiskies for beginners
http://www.olivemagazine.com/just-in/top-5-scotch-whiskies-for-beginners/11987.html?utm_content=buffer4ad73&utm_medium=social&utm_source=facebook.com&utm_campaign=buffer


選ばれたのは以下の5本です。

01. Glenmorangie 10 Year Old
02. Glenlivet 12 Year Old
03. Chivas Regal 12 Year Old
04. Balvenie Doublewood 12 Year Old
05. Johnnie Walker Black Label

おなじみのウイスキーもありますね。
オリジナル記事には、簡単なテイスティングノートも記載されていますので、気になる方はご一読を。

あっ、ちなみにスコッチウイスキーの場合のウイスキーの綴りはwhisky、アイリッシュの場合はwhiskeyと、kとyの間にeが入ります。っと、これは有名なことかとは思いますが。


世の中にはいろんな記念日がありまして、ウイスキーも然り。
世界ウイスキー・デイ/World Whisky Dayなるものもあり、今年2016年は、先日の5月21日(土)がその日でした。
http://www.worldwhiskyday.com/


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンのバー&パブ・ベスト100 → http://ricorice.exblog.jp/23789415/
○お疲れさまの1杯はココで。ロンドンのバー&パブ18選 → http://ricorice.exblog.jp/23584202/
○ロンドンのウイスキーバー・ベスト5 → http://ricorice.exblog.jp/22593793/
○ロンドンのお疲れさまの1杯のスポット・トップ20 → http://ricorice.exblog.jp/22431162/




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by ricoricex | 2016-05-24 00:00 | 順位&セレクト

今年、2016年は、5月8日(日)〜14日(土)が、イギリス・サンドイッチ週間/British Sandwich Weekでした(嗚呼、ブログのアップと同時進行にできない!)
http://www.britishsandwichweek.com/

そんなわけで、ロンドンの情報メディア、Time OutのFBでこんな記事がシェアされていました。

ロンドンでアイスクリーム・サンドイッチはいかが?
The best ice-cream sandwiches in London
http://www.timeout.com/london/restaurants/the-best-ice-cream-sandwiches-in-london


投稿されたのは、2015年6月24日(水)と約1年前ですが、最近になってシェアされたってことは、内容がさほど変わっていないんだろーな、ってことで、当ブログでもご紹介する次第。
イギリス・サンドイッチ週間には間に合わなかったけれど、これから夏に向かっていくし、ね。
そんなわけで、選ばれたのは以下の9軒のアイスクリーム・サンドイッチです。


01. ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチ/Peanut butter and jelly sandwich £6
Spuntino(ソーホー)

02. ブラウンバター・チョコチップ・クッキーのココナッツとブラックチェリー・アイスクリーム挟み/Coconut and black cherry with brown butter choc chip £4
Blu Top(キングス・クロス)

03. エルヴィス・プレスリー・サンドイッチ/Elvis Presley sandwich £5.25
Foxlow Clerkenwell(ファーリンドン)

04. シナモン・サンドイッチ/Cinnamon sandwich £5
Cinnamon Parlour at Anise(ムーアゲート)

05. チョコチップ・クッキーのチェリー・アイスクリーム挟み/Chocolate chip cherry swirl £4
Milo and Hector's(バーモンジー)

06. ホーリック・アイスクリーム/Fried Horlicks ice cream £4
Bao(ソーホー)
※ホーリック/Horlicksはイギリスやイギリス連邦(インドとかオーストラリアとか)でポピュラーな粉末の麦芽飲料(ココア味じゃないミロ、みたいなもの、といえばいいのかな?)。子ども向け、というイメージはない。安眠促進に役立つとされていて、就寝前に飲む人が多い(んじゃなかろうか)。

07. ロッキーロード・アイスクリーム・サンドイッチ/Rocky road ice-cream sandwich £4.50
Rita's(サウス・ハックニー)

08. ブラウンイッチ/The Brown-wich £4.95
Chin Chin Laboratorists(カムデン・タウン)

09. アイスクリーム・サンドイッチ各種/Any of the sandwiches £5
Ruby Violet(ケンティッシュ・タウン)


アイスクリームパーラーやサンドイッチ専門店(5のMilo and Hector'sはアイスクリーム・サンドイッチ専門店です)を攻めるのは比較的簡単なのですが、こうやって飲食店のデザートが並んでいたりすると、しかも、ブリオッシュ・コン・ジェラート(イタリア・シチリア島あたりでポピュラーな、ブリオッシュにジェラートを挟んで食べるもの)といったわかりやすいものではなく、こういう店のオリジナリティのあるものを探してくる、そしてまとめる編集側に頭がさがります(私も企画・編集の仕事をしているので、この大変さはよおおおおおおくわかる)。

私自身は、アイスクリームはアイスクリーム単体で食べたい方ですが、06のBaoのアイスクリーム・サンドイッチは気になるなぁ。
その理由は、とにかく、この台湾割包の店がいたく気に入っていることと(→ http://ricorice.exblog.jp/24188784/)、ホーリックを使っているってことに、そそられるのです。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○割包@バオ(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/24188784/
○サンドはサンドイッチの略にあらず → http://ricorice.exblog.jp/24092432/
○ベストなアイスクリームを提供するロンドンの店28選 → http://ricorice.exblog.jp/23468089/
○ロンドンで食べたいアイスクリーム・ベスト10 → http://ricorice.exblog.jp/23370452/
○ロンドンでアイスクリームを食べるならココ! → http://ricorice.exblog.jp/22166309/
○<レシピ> パン粉のアイスクリーム【Bread Crumb Ice Cream】 → http://ricorice.exblog.jp/23587515/




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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ライター/アドバイザー”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2016-05-23 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

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イギリス人は概してチョコレートが好きな人たちです。
なので、チョコレートを使ったお菓子が多く、ケーキの種類も豊富です。

ここでご紹介するのは、シンプルなチョコレート・ケーキ。
ラム酒を入れることで、全体の味わいを引き上げます。
そのまま食べてもよし、ウイップクリームを添えていただいてもおいしいです。

<材料(直径18cmの円型1台分)>
薄力粉……120g
ベーキングパウダー……小さじ1
バター……100g
グラニュー糖……100g
卵……4個
チョコレート……120g
ラム酒……大さじ1
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<作り方(調理:30分 オーブン:30〜40分)>
下準備
*バターを室温でやわらかくしておく。
*型にバターを塗り、クッキングシートを敷いておく。
*オーブンを180℃に温めておく。
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1. 湯煎の準備をする。 鍋に水を入れ火にかける。
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2. 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて、2〜3度ふるう。卵をときほぐす。
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3. ボウルにチョコレートを割り入れ、1の鍋にのせ湯煎でとかす。
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4. ボウルにバターを入れ、クリーム状になるまでやわらかくする。グラニュー糖を加え、軽く白っぽくなるまでさらにかき混ぜる。
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5. 4に2のふるった薄力粉とベーキングパウダーを少し入れ軽く混ぜ、卵を3〜4回に分けて入れ、混ぜる。
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6. 残りのふるった薄力粉とベーキングパウダーを入れて混ぜる。
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7. 3のとかしたチョコレートとラム酒を加えて混ぜる。
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8. 7の生地を型に入れ、表面をならす。
※型を軽くゆすると、表面をならすことができる。
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9.180℃のオーブンで30〜40分焼く。
※途中、表面が焦げそうになったら、アルミホイルで覆う。
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10. オーブンから取り出したケーキは型に入れたまま10分以上、そのままにしておき、その後型から出し、網の上で冷ます。
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(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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by ricoricex | 2016-05-22 00:00 | イギリス菓子・レシピ