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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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私がイギリスのクッカリーコースで学んだのは2007年。とてつもないポンド高だった頃で、その年のお盆頃は1ポンド=280円台だったような(2015年3月31日現在1ポンド=約177円)。。。
私の受講がスタートしたのは10月下旬。そのときはお盆ほどではなかったにせよ、それでもポンド高であることには変わらず、1ポンド=260円台だったと記憶しています。
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ただでさえ、資料や道具など買うものが満載だったので、余計なものを購入するゆとりが、金銭的に、もっと大きかったのは気持ちとしてなかったのですが、それでも、このボウルの3点セットを見たときに、そのウキウキするような色合いにノックアウトされてしまいました。
プラスティック製なので万能に使えるわけではないのですが、底にゴムがついているので、すべることなく作業台に固定できること、片口のように注ぎ口があるので、これも液だれがしにくくなかなか気持ちのいいものでした。

e0038047_065890.jpgキッチン用品って、機能優先でそのシンプルな美しさもあるけれど、こういうカラフルなものがさし色にあると、なんだかうれしくなります。
3つある中で使用頻度が高いのは、一番大きな赤。
ここにきて、酷使したせいか、底にヒビが入っているのが見つかりました。残念ですが、寿命です。今までありがとう!




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by ricoricex | 2015-03-31 00:00 | 買ったもの

2015年1月8日(木)づけの、ロンドンの情報メディア、Time Outに以下の記事がありました。
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ロンドンのおすすめサンデーランチ・スポット
London's best Sunday lunches
http://www.timeout.com/london/food-and-drink/londons-best-sunday-lunches

選ばれたお店は以下の通りです(2行目は予算の目安)。

<ロンドン中心部>
Dean Street Townhouse(ソーホー)
予算:£££

The Delaunay(アルドウイッチ)
時間と予算:日曜11:30〜23:00 約70ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

Duke of Wellington(ベイカー・ストリート)
予算:££

Hawksmoor Seven Dials(レスター・スクエア)
時間と予算:日曜12:00〜16:30 約60ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

The Modern Pantry(ファーリンドン)
時間と予算:日曜11:00〜16:00 約60ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

National Dining Rooms(レスター・スクエア)
予算:££

Old Red Cow(スミスフィールド)
時間と予算:日曜12:00〜 約45ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

Orange Public House & Hotel(ピムリコ)
予算:££

Restaurant at St Paul's(シティ)
予算:££

Vinoteca(マーブル・アーチ)
予算:££

<ロンドン北部>
Adam & Eve(ミル・ヒル)
時間と予算:日曜12:00〜21:00 約45ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

Bull & Last(ハムステッド)
予算:££

Horseshoe(ハムステッド)
時間と予算:日曜12:00〜21:00 約55ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

Heirloom(クラウチ・エンド)
時間と予算:日曜12:00〜17:00 約50ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

Queens Pub & Dining Room(ストロウド・グリーン)
時間と予算:日曜12:00〜21:00 約50ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

Red Lion & Sun(ハイゲイト)
時間と予算:日曜12:00〜21:00 約50ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

The Vine(ケンティッシュ・タウン)
時間と予算:日曜12:00〜21:00 約50ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

<ロンドン南部>
The Bobbin(クラパム・コモン)
時間と予算:日曜12:00〜16:00 約40ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

Camberwell Arms(カンバーウェル)
時間と予算:日曜12:00〜15:45 約75ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

Canton Arms(ランベス)
時間と予算:日曜12:00〜16:00 約60ポンド(2人分、飲み物とティップ込み)

Dog & Fox(ウィンブルドン)
時間と予算:日曜12:00〜16:30LO 約55ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

Joanna's(ジプシー・ヒル)
予算:££

Old Brewery(グリニッジ)

Rookery(クラパム)
予算:££

Trinity(クラパム)
予算:約85ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

<ロンドン東部>
Carpenter's Arms(ブリック・レイン)
時間と予算:日曜13:00〜17:00 約50ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

Culpeper(ブリック・レイン)
時間と予算:日曜12:00〜19:30LO 約50ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

Galvin La Chapelle(スピタルフィールズ)
時間と予算:日曜12:00〜15:00 約75ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

King Edward VII(ストラトフォード)
時間と予算:日曜12:00〜22:00 約40ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

Marksman(ハガーストン)
時間と予算:日曜12:00〜16:00/18:00〜22:00 約55ポンド(2人分、2コース、飲み物とサービス料込み)

The Princess of Shoreditch(オールド・ストリート)
時間と予算:日曜12:00〜21:00 約65ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

<ロンドン西部>
The Dock Kitchen(ケンサル・ロード)
時間と予算:日曜12:00〜15:30 約50ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

Cadogan Arms(チェルシー)
予算:££

Le Café Anglais(ベイズウォーター)
時間と予算:日曜12:00〜15:30 約65ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)、2コース 25ポンド、3コース 30ポンド、キッズメニュー(2コース) 12.50ポンド

Cow(ウェストボーン・パーク)
予算:££

The Crabtree(フラム)
予算:££

Eelbrook(フラム)
時間と予算:日曜10:00〜22:00 約65ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

Harwood Arms(フラム)
時間と予算:日曜12:30〜16:00 約60ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

Hereford Road(ウェストボーン・パーク)
時間と予算:日曜12:00〜16:00 約55ポンド(2人分、飲み物とサービス料込み)

Launceston Place(グロスター・ロード)
予算:£££

Royal China(ベイズウォーター)
予算:££


ロンドンでサンデーランチというと、サンデーローストを思いがちで、確かに選ばれた店はパブランチが多いものの、飲茶などを提供する店もチョイスされています。
時間帯が記された店をチェックする限り、夕食でもOKの遅い時間までランチ提供する店があり、うれしい限りです。




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by ricoricex | 2015-03-30 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

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このお菓子がなかったらベイクウェルという小さな町の名は
広く知られることはなかったかもしれません。
ベイクウェル・タートは、ダービーシャーの小さな町、
ベイクウェルの名を冠したお菓子で、
ほかのイギリスのお菓子同様、その由来については諸説あります。
一番有名なものは、19世紀にホテルの厨房で起こったアクシデントとする説。
間違ってジャムの上に卵液を入れてしまい、
タートを作るつもりがプディングになってしまったとするものです。

そう、もともとはベイクウェル・プディングでしたが、
現在では、ベイクウェル・タートとして知られています。
そして、ベイクウェルだけでなく、イギリス全土で広く愛されているお菓子です。

私のレシピはタートの底生地として使うことの多い
ショートクラスト・ペイストリーで作ります。
いわゆるパイ生地に該当するパフ・ペイストリーを使ったレシピもあります。
ジャムも、ラズベリーではなくイチゴでもよし。

フィリングにアーモンドパウダーを使うこともあり、
表面にアーモンドフレークをあしらいましたが、
これは省いても構いません。
それはそれで素朴な温かみがあります。
また、タートが焼き上がって冷めてから粉糖をふって仕上げてもきれいです。

ちなみに、当レシピでは英語読みで“タート”としていますが、
同じ綴りでフランス語読みの“タルト”で、
“ベイクウェル・タルト”とする方が日本ではわかりやすいかもしれません。

<材料(直径18cmのパイ皿1枚分)>
ショートクラスト・ペイストリー……225g
 薄力粉……170g(6オンス)
 バター……85g(3オンス)
 水……大さじ2〜3
 塩……小さじ1/4
ラズベリージャム……大さじ2
バター……50g
グラニュー糖……50g
卵……1個
アーモンドパウダー……50g
アーモンドフレーク……10g
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<作り方(調理:30分 オーブン:35分)>
下準備
*ショートクラスト・ペイストリーを作って、冷蔵庫で休ませておく
(ショートクラスト・ペイストリーの作り方はこちら → http://ricorice.exblog.jp/21363785/)。
*バターをとかしておく。
*オーブンを180℃に温めておく。
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1. パイ皿にバターを塗る。
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2. ショートクラスト・ペイストリーを2mmほどの厚さにのばし、1のパイ皿に敷き、はみ出した部分を切り取る。
※パイ皿との間にすき間ができないように、ショートクラスト・ペイストリーをしっかり敷く。
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3. フォークで穴をあけ、使うまで冷蔵庫で(20分)休ませる。
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4. ボウルに卵とグラニュー糖を入れ、もったりするまで泡立てる。
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5. 4にとかしたバターとアーモンドパウダーを入れ、混ぜる。
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6. 3を冷蔵庫から取り出し、ラズベリージャムをのばす。
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7. 5を6に入れる。
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8. アーモンドフレークを表面に散らす。
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9. 180℃のオーブンで35分焼く。
※途中、表面が焦げそうになったら、アルミホイルで覆う。
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10. 粗熱がとれたらパイ皿から外し、網の上で冷ます。
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(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!




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by ricoricex | 2015-03-29 00:00 | イギリス菓子・レシピ

e0038047_084927.jpgいや〜、おもしろい!
そうなの、そうなの、そうなのよ〜!と思わず膝を打つ記事が、ロンドンの情報メディア、time outにありました。

レストランにおける言葉の意味を読み解け!
Giles Coren: ‘Fine dining: the two most dreaded words in the business’
http://now-here-this.timeout.com/2015/03/17/giles-coren-fine-dining-the-two-most-dread-words-in-the-business/

つまり、ファインダイニングでサービススタッフが発する言葉、そのすましたあるいは親切な表情の裏で彼らが何を考えているのか。
例として挙がっていたものをご紹介します。

‘Do you have a reservation?’(こんばんは。ご予約は頂戴しておりますででしょうか)
 ↓
‘This restaurant is too posh for you.’(おいおい、ここは君たちが食事できるようなカジュアルな店じゃないんだよ。分かってる?)

‘How are you spelling that name?’ (お名前の綴りを教えていただけますか?)
 ↓
‘It’s obvious from your shoes that you cannot afford our prices.’(安物の汚い靴で来やがって。うちのレストランで払えるの?)

‘Let me show you to your table.’ (席までご案内します)
 ↓
‘I’m going to put you at the wobbly one between the bogs and the till to make you feel really unwelcome.’(君たちの席は、もちろんトイレと会計の間の、居心地の悪い場所だよ。わかってるよね。だってうちの店は君たちを歓迎していないもの)

‘Would you care for an aperitif? ’(“アペリティフ”(食前酒)はいかがですか?)
 ↓
‘I bet you don’t know what that means and you can’t afford one anyway.’( “アペリティフ”って言っても何のことか知らないだろ? まっ、知っていたところでオーダーできるほど予算に余裕はないだろうから、知っていようが知らなかろうが同じことだけどね)

‘Shall I explain the menu?’(メニューを説明いたしましょうか?)
 ↓
‘You muppets look like you’ve never been to a restaurant before.’(おどおどして人形劇の人形みたいにするんじゃない! まったく、一見さんはこれだから困る!)

‘Are you ready to order?’(ご注文をおうかがいしましょうか?)
 ↓
‘Come on, losers, we don’t want you here all night.’(ちんたらちんたらしてんじゃねーよ。頼むから、さっさと食べて、とっとと帰ってくれ)

‘I recommend the steak.’(おすすめはステーキです)
 ↓
‘It’s the most expensive thing.’(おすすめは、もちろん一番高いやつ)

‘Here’s your bill.’(お会計はこちらです)
 ↓
‘It’s shit-your-pants time, scumbag.’(くれぐれもうちは安い店じゃないんでね。金額見て、ちびるじゃねーぞ)

‘Can I order you a taxi?’(タクシーをお呼びしましょうか?)
 ↓
‘Enjoy the night bus, benefits boy.’(もう財布はすっからかんだろ。深夜バスで帰んな)


ご紹介されていたのはこれらがすべてではないのですが、自粛しました(笑)。
表向きの言葉とその真意のほどは大袈裟としても、まあ、ウソでもないかな、と(笑)。

この記事が書かれたのは、マンチェスターで店と客の罵倒合戦があったことがきっかけ。
まあ、SNSのおかげで/せいで、この手のニュースは瞬く間に広がるわけで。。。
新婦とその女友達がヘン・パーティ(結婚式前に開催される花嫁とその友達によるパーティ。パーティというと聞こえがいいが、べろんべろんに酔って羽目を外すことママあり)を、よりによってスタイリッシュなファインダイニングで行ったことで悲劇が起こった、というわけです。
このあたりもクラス(階級)ってものが浮き彫りになるなぁ。今は、(お金さえ払えば)階級が下でも上の場所に出入りはできるけれど、お金で解決できないものが立ち居振る舞いってことでしょうか(上品に乙にすませる、という意味ではなく、その場に合ったふるまいができるということ)。

そう、これらの例に挙がったファインダイニングのセリフではないのですが、クラスが上になればなるほど、こういう社交の場のふるまいは叩き込まれているので、
・ 誰とでも親しく、ときにユーモアを交えて話ができる
ことができるのです。
誰とでも、というのが肝で、初めての人とでも、共通の話題がなく退屈そうな相手にも、ということになります。
そんな会話においては、表情はにこやかで、その腹のうちは読めないのです(もちろん時代とともにフランクにはなってきてはいますが)。

よく、英語はダイレクトな表現と言われますが、日常会話のなかにも丁寧語はちゃんとあるし、ましてやクラスが上の人たちは、そんな具合で実際のところは分からず、腹を探るわけだし。
その代表的な表現のひとつが、以前当ブログでもご紹介した
(this tastes) interesting. かなって思います
(こういった意味です
  ↓
 http://ricorice.exblog.jp/3563736/)。
なわけで、ねえ、英語がストレートな表現って一体誰が言ったの?




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by ricoricex | 2015-03-28 00:00 | イギリス的表現

2015年3月15日(日)づけのイギリスの新聞、The Observer(The Guardianの日曜版)にこんな記事がありました。
The Observerが選ぶ50のフードトレンド
The OFM 50: the 50 hottest places, people and trends in food
http://www.theguardian.com/lifeandstyle/2015/mar/15/ofm-50-hottest-trends-people-places-in-food-for-2015

選ばれた50の事項は以下の通りです。
ちなみにオリジナルタイトルにあるOFMとは“Observer Food Monthly”のことで、The Observerでの食に特化した特集連載があります。

01. ヤギ/ Goat and kid
02. 進化系ケバブ/‘New’ kebabs
03. アマンダ・コーエン/Amanda Cohen
04. ポール・ボキューズ/Paul Bocuse: god of French food
05. Tock(レストラン予約アプリ)/The Tock reservations app
06. “ノマド・シェフ” ジョック・ゾンフリロ/Nomadic chef Jock Zonfrillo
07. Le Chabanaisとシェフのイナキ・エズピタルト/Le Chabanais and Inaki Aizpitarte
08. ベルファストの食シーン/Belfast’s food scene
09. セッラッギア(イタリア・シチリアの島にあるエリア)のワイン/Serragghia wine
10. 30ポンドランチ@Fera/£30 lunch at Fera
※Feraはロンドンのクラリッジ(・ホテル)に入っているファインダイニング。本拠地はカンブリアのL’Enclume。ちなみにFeraの前はゴードン・ラムジィだった。

11. NY発、雑誌「Cherry Bombe」とそのイベント「Jubilee」/Jubilee and Cherry Bombe
12. Smoking Goatのフィッシュソースウィング/Fish sauce wings at Smoking Goat
13. State Bird Provisions/State Bird Provisions
14. オンラインマガジン「The Gannet」/The Gannet website
15. Peppermongersの華北山椒/Peppermongers’ Sichuan pepper
16. Isabel Soaresによる規格外の果物に対する取り組み/Isabel Soares’s fruita feia
17. ロビン・ギルによるThe DairyThe Manor/The Dairy and The Manor’s Robin Gill
18. ソーホーにオープンしたBar Termini/Soho’s Bar Termini
19. アドゥリーヌ・グラタールの店、yam’Tcha/Adeline Grattard’s yam’Tcha
20. Barrafinaのラムのキドニー料理/Kidneys at Barrafina

21. テディントントンのImperial Chinaの飲茶/Dim sum at Imperial China, Teddington
22. レストランで高級ワインをグラスでオーダー/Fine wine by the glass
23. カルロス・イェスカ/Carlos Yesca
24. 東欧ワイン/ Wines from the eastern Mediterranean
25. トモス・パリーとKitty Fisher’s/Tomos Parry and Kitty Fisher’s
26. ハードウィックの羊飼い/The Herdwick shepherd
27. オースティン、テキサス/Austin, Texas
28. “インスタグラム・シェフ”バート・ヴァン・オルフセン/Bart van Olphsen, Instagram chef
29. Les Thés de Constance /Les Thés de Constance
30. Wormwoodのロブスター・クスクス/Wormwood’s lobster cous cous

31. 『Hog』リチャード・ターナー著/Hog by Richard Turner
32. クレア・スマイス/Clare Smyth
33. ニコール・ピサーニ/Nicole Pisani
34. ボーン・ブロス(ブロード)/Bone broth
35. 人工食材/Lab-grown produce
36. アメリカのセレブリティ・シェフ、ジェレマイア・タワーの復帰/The return of Jeremiah Tower
37. ジョン・ブロードレイ/John Broadle
38. Otto’sのダック・プレス(+ロブスター・プレス)/Pressed duck (and lobster) at Otto’s
39. カラメルカスタードとハニカムのドーナッツ/Caramel custard and honeycomb doughnut
40. 書籍『Mikkeller’s Book of Beer』/Mikkeller’s Book of Beer

41. Mast Brothersロンドン上陸/Mast Brothers come to London
42. 映画「Man in the Maze」/Man in the Maze
43. リアル・ジャンクフード・プロジェクト/The Real Junk Food Project
44. 太った牛祭り/Fat Cow festival
45. クラフト・サイダー/Craft cider
46. 大阪/Osaka, Japan
47. Savage Salads/ Savage Salads
48. Mr Vikki’sのホット・バナナ・ハバネロ/Mr Vikki’s hot banana habanero
49. レストランの長期休暇/Gastronomic sabbaticals
50. Loco’l’のファストフード革命/Loco’l’s fast food revolution


シェフあり、レストランあり、事象あり、場所もイギリスに限らず、アメリカ合衆国やフランスなどヨーロッパについてもふれてあります。
46には大阪が入っていて、日本でリアルフードといえばここでしょう!と記してあります。

それにしても、久しぶりに、がっつり読み応えのある記事に出くわしました。
おそらくここ最近の記事から抽出して、修正加筆、新たに加えものは加え、全体を整えて、みたいな工程だったと想定され、そのため前述のように、幅広い見地からのフードトレンドがどっちゃり集まっています。
ひとつひとつの説明は決して長い文章ではないので、気になる方はオリジナル記事を読んでみてください。



・当ブログ内の文章、写真、その他の無断転用、転載を固く禁じます。
by ricoricex | 2015-03-27 00:00 | イギリスの食ニュース

先日、当ブログにてご紹介したものに
シェフがすすめるお手軽アジアン in ロンドン
http://ricorice.exblog.jp/22863075/

があります。
ここで言うシェフとは、HakkasanYauachaHKKといった店を運営するHakkasanグループのヘッドシェフ、トン・チー・ウィーのこと。
そのときにいろいろ調べていたら、こんな記事に出くわしました。
トン・チー・ウィーへの一問一答
My Life in Food: Tong Chee Hwee
http://www.independent.co.uk/life-style/food-and-drink/features/my-life-in-food-tong-chee-hwee-8413472.html

ちょっと古い、2012年12月13日(木)のものですが、なかなか興味深いものでしたので、そのインタビュー内容をご紹介したいと思います。
また、彼自身の簡単なプロフィールも記載されていたので、併せてお伝えします。


~~~~~~~~
トン・チー・ウィー/Tong Chee Hwee
1963年生まれ。18歳で料理人のキャリアを、シンガポールのハッピー・ヴァレー・レストランからスタート。マレーシア・クアラルンプールで働いた後、シンガポールに戻る。
リッツ・カールトン・シンガポールで主厨として活躍していたところを、Alan Yauに見出される。Hakkasanグループのヘッドシェフになるよう説得され、2001年渡英。
一年も経たないうちにミシュランスター・シェフに。ロンドン・シェフ・オブ・ザ・イヤーに選ばれたことも。
Hakkasanグループは躍進を続け、現在、トン・チー・ウィーはグループのエグゼクティグ・ヘッドシェフを務める。


- 厨房で一番よく使うものは? 逆にほとんど使用しないものは?
もっとも使用頻度が高いのは中華鍋。焼く、揚げる、蒸す、燻す、何にでも対応できる便利な道具なんだ。基本的な西洋料理もこれがあればOK。調理中にほとんど出番がないのはフォーク。もっぱら箸だね。

- もし10ポンドを食べ物に使うとしたら、何に払う?
ボロー(バラ)・マーケットに向かって、とにかく旬の食材を買い込むね。真冬のこの時季ならカキに6ポンド。あとのお金で野菜や果物、調味料類を買う。洋梨、コブナッツ、デーツ、レモン、タバスコといったところかな。これでごちそうができ上がるよ!

- リラックスしたいときに食べるものは?
ナシ。みずみずしくって歯応えがいいから、1日の仕事が終わったあとに食べると最高。デトックスのためにも1日1個食べてるよ。冬はビターアーモンドと一緒に火に通して食べたりもする。風邪予防や喉が痛いときにも効果がある気がして。

- 今後の人生で、パンかジャガイモしか食べられないとしたら、どっちを選ぶ?
どっちもなしだなぁ。そもそもパンもジャガイモも滅多に食べないからね。それよりもお米だよ、僕の血となり肉となっているのは間違いなくお米だから。でも、もしどっちか選ぶとしたら、う〜ん、ジャガイモかなぁ。なぜならパンは完成した食べ物だけど、ジャガイモはあくまで食材だから。食材となると、いろんな料理に変化させることができるよね、だから飽きないと思うんだ。あっ、サツマイモは大好きでよく食べてるよ。

- 無人島で料理をするとしたら何を作る?
魚の蒸し物。ショウガを入れるのがポイントだよ。仕上げに小口切りにしたアサツキを散らして落花生オイルをかければバッチリさ。食べるときは上質な醤油をかけるとさらにおいしさが増す。これは本当にごはんによく合うんだ。それぞれの素材の旨みが融合して深みのある味わいになる、僕好みの一品。

- 好きなレストランは?
チェルシーにあるゴードン・ラムジィの旗艦店。食事もサービスも申し分なし! いつ訪ねても素晴らしい時間を過ごせる貴重なレストランだよ。お気に入りは仔豚のロースト。パリッと焼き上がって、添えてあるシューファルシ(ロールキャベツ)とポテトもぬかりなし!

- 好きな料理本は?
料理本を見ていると素材使いにはっとすることがよくある。一番想像力をかき立てられるのは、テレビ番組シリーズで本も出ている「Market Trotter」。マレーシア出身香港で活躍するライター、Chua Lam(日本では「料理の鉄人」や香港グルメガイドなどで知られる)が手がけてるんだ。彼はアジアのマーケットでの買い出しにスポットを当てていて、それがとても楽しい。豚のドリッピング(脂)とか、今ではあまり使わない昔の食材に目を向けるあたりもいい。『The Cook's Book of Ingredients』もときどき眺める一冊。

- 料理を教えてくれたのは誰?
家族。特に祖母。プロとしては、1980年代の広東料理のマスターシェフ、香港出身のChenシェフ。彼は14年にわたって、僕に基礎となる技術を叩き込んでくれたんだ。今日の僕があるのは彼のおかげだよ。

〜〜〜〜〜〜〜〜
同じ(東〜東南)アジアということで納得できる事項も多いのではないでしょうか。
フォークではなく箸を使う、というのもよく分かります。たとえば卵を溶きほぐすとか、箸文化圏では調理補助道具として箸(菜箸)を使うことが当然かと思いますが、ナイフ&フォークの文化圏では箸(菜箸)をフォークに置き換えて使っているんですね。
これ、当たり前といえば当たり前ですが、私はクッカリーコースで箸(菜箸)の代わりになんでもかんでもフォークを使うのを目の当たりにしたとき、また、基本調理道具リストにフォークが入っていたときに、おおお〜、こりゃ本当に違う世界に来ちゃったなと痛感しました(もっともフォーク使いにはすぐ慣れましたが)。そして、実に器用にフォークを使うんですよね〜。

それにしてもトン・チー・ウィーっていい顔してるね。
人相学のことはわからないけど、福顔というかいろいろ積んできたんだろうなぁって感じ。



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by ricoricex | 2015-03-26 00:00 | 食の人

2015年3月中旬、イギリスの新聞、The Independentに以下の記事がありました。
美しきイギリスのデザイン10選
The top 10 British designs of all time
http://i100.independent.co.uk/article/the-top-10-british-designs-of-all-time--lydcOs4g0g

選ばれた10アイテムは次の通りです(順不同)。

01. 電話ボックス/Red phone box
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02. ルートマスター(ダブルデッカー・バス)/Routemaster double-decker bus
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03. ユニオンジャック/Union flag
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04. スピットファイア(戦闘機の一種)/Spitfire
05. ロールス・ロイス/Rolls-Royce
06. ロンドン・タクシー/London taxi
07. ロンドン地下鉄マップ/Map of the London Underground
08. ミニクーパー/Mini Cooper
09. コンコルド/Concorde
10. 郵便ポスト/Red pillar box
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1の赤い電話ボックス、2のルートマスター、10の郵便ポストは、大いに同意。
本当に美しい。見ているだけでほれぼれします。
郵便ポストは時代によってデザインが異なり、常に意識して、というわけではないのですが、目にとまったおもしろい郵便ポストは写真に撮ることがあります。
2014年秋、ナショナルトラスト開催のロンドンのモダン住居建築ツアーに参加したときも、移動のときに、おっ、と思った郵便ポストをの写真を撮っていたら、「君、ポスト好きなの?」 「いいよねぇ、デザインがさ〜」「これは○○時代のものだね」など話しかけられたので、やはりこういうものを美しいと思う心情は万国共通だなぁと感じ入ったわけです(もっともこれは私ではなく彼のセリフでしょうが(笑))。

3のUnion flagは、日本ではユニオンジャックと呼ばれることが多いのですが、本国ではユニオンフラッグ。
それぞれの国(イングランド、スコットランド、アイルランド、旗にはないけれどウェールズ)が合わさって構成された旗なので、ユニオンフラッグ。ですが、ユニオンジャックでも間違いではないようです。
ちなみにユニオンジャックは、船において国を示す旗のことです。
ユニオンジャックも優れたデザインですよね。国のPRに大きな役割を果たしているなぁと思います。

7のロンドン地下鉄マップもよくできています。特に色。メインの色が濃紺ってところがポイント。黒だと重くなるし、青だとそこまで立たない。
地下鉄線の引き方も熟考されているなぁと感心します。

8のミニクーパーはねぇ、、、残念ながら、BMWの傘下以降ではないと思うんですよ、私! BMWが悪いわけじゃなくって、大きい企業で大きな市場をあらかじめ狙うと、おおむねデザインは凡庸になる、ってことの例証だと受け止めています。
e0038047_016455.jpgミニクーパーもいいけれど、モーリス・トラベラー(合ってる?)もいいね! 木枠に胸がキュンキュンします。荷物を後ろに積み込んで、週末とかの長期でない日程で田舎を旅行する時に本当によさそうなんですよね(画になる、という意)。
余談ですが、2014年秋に1日3回も、ロンドンの街中(住宅街ではありますが)で駐車してあるのを目撃し、こんな日もあるのね〜と思ったりしました。

この10選、9のコンコルドが英仏共同開発なので(のはず)、純粋にイギリスと呼んでいいのかどうかはではありますが、納得の結果ではないでしょうか。
あと、6のロンドン・タクシーはおそらく、昨今よく見る広告でラッピングされたタクシーではなく、昔ながらのブラック・キャブ、黒塗りのオースチンのカーデザインのことを指しているのではと思われます。
e0038047_017522.jpgタクシーついでに。
この優れたデザインリストにもうひとつ付け加えることができるなら、タクシー運転手さんたちの休憩所、キャビーズ・シェルターを強く、強く推したい!です。
キャビーズ・シェルターについてはこちら 
  ↓ 
 http://ricorice.exblog.jp/20911411/



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by ricoricex | 2015-03-25 00:00 | 建築&デザイン

2015年2月25日(金)付けのイギリスの情報メディア、time outのウェブサイトに、以下の記事がありました。
ロンドンのパイ&マッシュの店7選
London's best pie and mash
http://www.timeout.com/london/restaurants/londons-best-pie-and-mash-1

選ばれたのは、以下のお店です(順不同)。

01. Arments Pie & Mash(ウォルワース)
http://armentspieandmash.com/

02. Cockneys Pie & Mash(ラドブローク・グローヴ)
http://www.timeout.com/london/restaurants/cockneys-pie-mash

03. F Cooke(ロンドン・フィールズ)
http://www.timeout.com/london/restaurants/f-cooke-1

04. Harringtons Pie and Mash Shop(トゥーティング)
http://www.timeout.com/london/restaurants/harringtons-pie-and-mash-shop

05. G Kelly(ボウ)
http://gkelly.london/

06. Manzes(クラーケンウェル)
http://www.timeout.com/london/restaurants/manzes

07. M Manze
http://www.manze.co.uk/

パイ&マッシュとは文字通り、甘くない食事パイとマッシュポテトがどどんと皿にのり、グレイヴィーなどのソースが惜しみなくべちゃっとかかっている(敷いてある)という代物です。
パイ&マッシュの店は、日本で言うと、う〜〜〜〜ん、めし屋、丼物屋といったところでしょうか。濃紺に白く大きな水玉のゆのみや沢庵入れで出すようなお店で、小銭でお腹いっぱい食べられる。
こういうお店、日本ではすっかり見なくなってしまいました。
イギリスでも同様で、ここで取り上げられたような伝統的なパイ&マッシュの店は、オリジナル記事にも記してあるように、もはや絶滅危惧種です。
とはいえ、パイ&マッシュは、こういった店そのものは減少しているもののなんだかんだで食べられるのですが、上記のパイ&マッシュの店の中には、料理そのものを見なくなったウナギのゼリー寄せも出すところもあります。怖いものみたさでチャレンジしてみる?




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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2015-03-24 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

2015年2月20日(金)づけのイギリスの新聞、The Independentにこんな記事がありました。
ロンドンで週末、飲み放題ブランチを楽しめる店5選
The rise of the bottomless brunch
http://www.independent.co.uk/life-style/food-and-drink/the-rise-of-the-bottomless-brunch-10017513.html

選ばれたのは以下の5軒です。

01. HotBox(スピタルフィールズ)
毎週日曜11:30〜17:00

02. Avenue(メイフェア)
毎週土曜

03. Flesh and Buns(コヴェント・ガーデン)
毎週日曜12:00〜17:00

04. One Canada Square(カナリー・ワーフ)
毎週土曜9:00〜17:00

05. Bourne & Hollingsworth Buildings(クラーケンウェル)
毎週土・日曜11:30〜17:00

ウィークデイの仕事をしている人が、週末の朝ぐらいは遅く起きて、たっぷりブランチを食べてスタートさせたい。そこにお酒があると、なおうれしい
そこで、bottomless、つまり飲み放題ブランチを設定している店が増えているのだとか。
これ、もともとはニューヨークの昨今のトレンドで、それをロンドンに引っ張ってきたんだそう。
イギリス、特にロンドンはアメリカ、とりわけ東海岸のことがいち早く飛んで来るというか乗っかるというか。。。その意識の仕方って、食業界だけでなく、ほかの業界でもいちいち見え隠れするよなぁ。




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by ricoricex | 2015-03-23 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

ポーリッジというのは、簡単に言うとオートミールのおかゆで、甘くしても塩味にしても食べます。
塩味で食べるのがスコットランド風で、ニシンの燻製などと一緒に朝食に食べたりします。一方、イングランドでは、ジャムやハチミツなどで甘くして食べるのが主流。
毎日食べたいとは思わないけれど、寒い日の朝食にはとてもうれしい一品です。
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e0038047_0363146.jpge0038047_0364923.jpg昨秋、2014年秋のイギリス滞在時に、コーヒーチェーンショップや国鉄の駅にあるコンビニのような店で朝、ポーリッジを提供していて、あれっ、今までもあったっけ? 世の中がヘルシー志向になっているからそれで?なんて思っていました。
・ 健康食材としてオートミールを使う
・ アルコール摂取量の減少→深酒をしない→朝起きる→朝食を食べる→朝食メニューの拡充
などの理由でポーリッジにスポットを当てているのかなぁ、とぼんやり考えました。
昨年12月には、朝食の主流であるシリアルにテーマにしたカフェも登場しました。このニュース、私が推測したポーリッジが見受けられる理由と同じように感じられました。
http://now-here-this.timeout.com/2014/12/09/in-pictures-the-cereal-killer-cafe-opens-on-brick-lane/

そして、今年、2015年3月2日(月)、ロンドンはショーディッチにポーリッジ・カフェがオープン。
店名は、その名もズバリ、ポーリッジ・カフェ
ポップアップ、つまり期間限定店です(今のところ)。
以下のように、いろいろなメディアで報道されています。

Oat cuisine: UK's first pop-up porridge cafe opens for business
http://www.theguardian.com/lifeandstyle/2015/mar/03/oat-cuisine-uks-first-pop-up-porridge-cafe-opens-for-business


Porridge cafe to open in London
http://www.telegraph.co.uk/foodanddrink/foodanddrinknews/11415042/Porridge-cafe-to-open-in-London.html


London's Porridge Cafe Is Making Oats More Interesting
http://www.huffingtonpost.co.uk/2015/03/02/porridge-cafe-shoreditch_n_6783488.html


Oats so simple! Britain's latest single-item hipster restaurant opens in London serving breakfast staple PORRIDGE... for £7 a bowl!
http://www.dailymail.co.uk/femail/food/article-2975988/Britain-s-latest-single-item-hipster-restaurant-opens-London-serving-breakfast-staple-PORRIDGE-7-bowl.html


Step aside cereal! London’s getting a porridge café
http://now-here-this.timeout.com/2015/02/12/step-aside-cereal-londons-getting-a-porridge-cafe/


We try out Shoreditch’s new Porridge Café
http://now-here-this.timeout.com/2015/03/03/we-try-out-shoreditchs-new-porridge-cafe/


このポーリッジ・カフェで提供している穀類は11種、メニューは25種。チョリソーなど、通常はポーリッジに使わないトッピングも。
シンプルなものは2.5ポンドですが、あれこれ選ぶと7ポンドかかり、これって高くない?という意見も見られます。
店舗は朝から夕方まで開いており、会社の近所にあれば朝食に週に1〜2度行くのはありだと思う、夕食に固形物を食べないってどうかな、
オートミールの可能性を広げた、という声もある一方で、オートミールを人目をひく食材にするのはむずかしいという声もあり、その反響はなかなかカラフルです。

オーナーさんは、北欧のポーリッジの再評価を見て、これはいける!と思ったそうで、うまくいけば、ポップアップではなく、ちゃんとした店舗として展開したいのだとか。
さて、どうなるでしょうか?




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by ricoricex | 2015-03-22 00:00 | イギリスの食ニュース