イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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e0038047_018171.jpg冬になるとお目見えする、炭火焼きの焼き栗の出店も楽しいもの。
そして、お菓子と言えば、チェルシー・バンズ
表面は砂糖がけされ、スパイスのきいたこの菓子パン、
17世紀にオールド・チェルシー・バン・ハウスで売り出され、以来、現在まで人気がある。
ジョージ3世はことのほか、このチェルシー・バンズがお気に入りで、
しばしば買いに出かけたとか。
同時に、このチェルシー・バンズを売っていた店の成功をなんとか阻止しようとしたが、
人気には勝てず、今もその味わいは受け継がれている。

e0038047_0183972.jpgさて、ここで街中に目を向けてみよう。
ロンドンの中心、ピカデリー・サーカスからちょっと入ったところにある
セント・ジェームズは、
ロンドンで親しまれている、そして昔から雰囲気の変わらないエリアである。
ラグジュアリーな食品を扱うデパートとして知られるフォートナム&メイソンは、
このエリアのランドマーク。
創業は1707年。メアリー女王の使用人だった人物によって開業した。

このエリアが整備されたのは17世紀。ヘンリー・ジェルミンによってなされた。
1666年のロンドン大火のあと、王室に仕える人たちの居住地区として人気を博した。
今日では、オーダーメイドのテイラーを中心に、
英国紳士たらしめるショップやクラブが軒を連ねる。
セント・ジェームズに加えて、
ウエストミンスターやバッキンガムパレスにも
ブードルズ、RAC、リフォーム、カールトンといったクラブが点在した。
これらは、エリートたちが名を連ねたそうそうたる集まりであった。

e0038047_0232690.jpgクラブの集まりでは、肉のローストやシチュー、ミックルグリルといった食事が供された。
今でも、このクラブの食事として残っているものに、
リフォームカツレツ、ブードルズ・オレンジ・フール、フルーツケーキなどがある。
カクテルの一種として知られるバックス・フィズ
クラブのメニューから生まれたものだ。
(・・続 く・・)

**********
これまでの“イギリスの地方料理 ロンドン 01&02”はこちら(↓)
イギリスの地方料理 ロンドン 01 http://ricorice.exblog.jp/20158450/
イギリスの地方料理 ロンドン 02 http://ricorice.exblog.jp/20268685/



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by ricoricex | 2013-04-30 00:00 | イギリスの地方料理

パンラボ


ブログがあるのは知っていたけれど、訪ねていませんでした。
それが先日、偶然たどり着いて、
本と出合ったときとはまた違う衝撃を受けてしまいました。

e0038047_22382259.jpgパンラボ。
パンの研究所で、パンのあれこれを追求。
もとは雑誌の連載だったのが書籍になったのが、2012年。
書籍化にあたって、大幅な書き下ろしも加わったといいます。
初版は2012年2月で、私がこの書籍の存在を知ったのは、2012年初秋。
パラパラめくり、情報量はもちろんだけれど、
パンへの強い愛情をひしひし感じ、圧倒されてしまったのです。
机上で作り上げたものではなく、パンを通じた体験が誌面になって、
こうだったよ、ああだったよと迫ってくるのです。
同時に、私は、編集者です。同じような本をとは思わないけれど、
創作意欲をおおいに刺激し、奮い立たせてくれたのです。

そして、巡り合ったブログ。
本とはまた違って、またしてもガツンとやられてしまいました。
もちろんパンのレポートもそうなのですが、
ああ、やり方はいくらでもある、と。

ご存知の通り、出版不況が言われて久しい。
私自身も紙媒体の仕事を、
DTP(デスクトップパブリッシング、平たく言うとデジタル)に移行する前から
やっていますから、アナログの、手作り感のようなものは何ものにも代え難い。
しかし、同時に、インターネットに比較的早くとびついたのも事実
(1995年に始めました)。
厳密には違うのですが、インターネットの世界では、
マスメディアも個人も同じ位置に立てるのだなぁ、
人やメディアが情報を媒介するのではなく情報が人を媒介するのだなぁ、
というそれまでの情報伝達の根底をひっくり返すような存在であることに感動し、
誰がこんなエポックメイキングなことを思いついたのだろう、と始めたのです。

あくまでユーザーとして利用していて、
自身のメディアを持てればなぁ、とスタートしたのがブログです。
どうしてもイギリスの食のことをやりたくって、
でも、思うようなことはなかなか進まなくって、
同時に自分ももっと知らないといけない、その過程も含めて公開しよう、
(なんせラフでもメイキングをさくさくと見せられるのが、インターネットの強味ですから)、
まずは自分でやってみよう、と。
今は、イギリスの食に加えて、シュガーロード/長崎街道も同様です。

そして、現在。
出版不況だからインターネットを重点的に、ということではなく、
与えられたことをこなすのも大事だけれど、
そろそろ、自分自身の、私でしかできない仕事を持ちたい。
そう強く思っている私には、パンラボのブログを見た時、
ああ、できることはあるんだ、と納得したのです。
自分を媒介として、私の視点で伝えることはやっていけるんじゃないか、
そしてそれは、今すでにあるものでできるのだ、と。

まっ、たまには、こうやって思うところを表明することで、
自分に発破をかけるわけです。



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by ricoricex | 2013-04-29 00:00 | 日常

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チーズスコーンを食べているときに、
もちろんそのままでもいいのだけれど、何か合わせたいなと思って作ったレシピです。
クレソンとスモークサーモンを入れ、イギリスらしく仕上げました。

お酒、特に白ワインやスパークリングワインのおつまみに合います。
先に述べたように、チーズスコーンに添えたり、
クラッカーやバゲットと一緒に食べるのもおすすめです。
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<材料>
クリームチーズ……50g
レモンの皮……1/2個分
レモン汁……大さじ1/2
スモークサーモン……50g
クレソン(葉)……5g
塩・コショウ……適量
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<作り方(調理:20分)>
下準備
*クリームチーズを室温でやわらかくしておく。

1. レモンの皮をおろし、レモン汁を搾る。クレソンの葉はみじん切りに、スモークサーモンは粗みじん切りにする。
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2. ボウルにクリームチーズ、レモンの皮とレモン汁を入れ、なめらかになるまでよく混ぜ合わせる。
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3. 2に、1のみじん切りにしたクレソンの葉、塩、コショウを加えて混ぜる。
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4. 1の粗みじん切りにしたスモークサーモンを加えて混ぜる。
※味見をして、足りないようなら、塩・コショウを加える。
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by ricoricex | 2013-04-28 00:00 | イギリス料理・レシピ

屋久島茶


普段、私は日本茶をあまり飲みません。
これは子どもの頃からの習慣で、
朝はお米を食べないし、夕食などもドクダミなどの薬草茶を飲むことが多かった。
なので、職場でお客さまにお茶を出すことがあったのですが
(新卒で入った会社ではお茶汲みを廃止していました)、
どのくらい使えばいいのか、茶葉の加減が分からなかった、という。。。

好き/嫌いではなく、日本茶を飲むことが私の中で習慣として定着しておらず、
なんせ経験値が少ない。
だからこそ、いちいち新鮮、というメリットもあります。

e0038047_14291093.jpg先日、東京・荏原中延のきりんストアさんで開催した「春の小さなお茶会」。
このとき、九州ならではの、シュガーロードと関わりの深いものをはじめたとしたお菓子、
そして日本茶を3種類ご用意しました。

先に述べたように、なんせあまり明るくない日本茶。
あれこれ回り、お店の人にいろいろうかがったなかで、
非常に印象的なお茶に出合いました(「春の小さなお茶会」でもお出ししました)。

それは屋久島茶。しかもちょうど新茶が入荷されたときでした。
淹れるとグリーンが濃く、飲むと違いは歴然。
とても生っぽくつややかで、大地の生命力を感じます。
茶葉なのに、茎や幹っぽい。どかっと構えたところのあるお茶です。
しかも、余韻が緑の余韻がしっかりしており、長く残ります。
飲みながら深い森の中で森林浴をしている気分です。
茶葉そのものも、どっしりとしています。
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このようなお茶を作り出す屋久島そのものにも興味を抱きました。
現地で飲むとより自然との一体感が味わえるような気がします。



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by ricoricex | 2013-04-27 00:00 | 九州の味

シースサンド@ローソン


日本語こそ通じるものの、
20年以上、東京で暮らした身にとっては、
実家が関門海峡を越えたところとはいえ(18歳までしかいなかったし)、
九州は外国です。
加えて自営で、テレビをおいておらず、クライアントさんもほとんどが東京とあって、
どっぷり地元、とは大きくかけ離れている。
地元の感覚とはほど遠い。

でも、これでいいのだと思っています。
私が関わっている(イギリス菓子や食はそうでもないのですが)
編集者・ライター、フードアドバイザーとしての仕事の場合、
その対象は、九州だけでなく日本中ですから(世界中、としたい!)、
よそ者の視点がないと成立しない。

e0038047_2225454.jpg東京に居を構えていた時、外の人間の眼に非常におもしろく映ったのが
シュガーロード/長崎街道。
長崎街道は江戸時代に整備された脇街道のひとつで、
福岡県北九州市小倉・常磐橋を始点に長崎まで続く道。
江戸時代、鎖国体制の中、海外との唯一の窓口であった出島に届いた砂糖は、
この長崎街道を経て、京・大坂、そして江戸へと運ばれていきました。
長い年月の中で、街道沿いの菓子文化も大きく開花しました。
ちょっと調べると、菓子や店がまだまだ健在。
2011年夏に福岡に移り、2012年秋、やっと現地に赴くことを始めました。
(シュガーロード/長崎街道に関するこれまでの記事はこちら http://ricorice.exblog.jp/i26/

e0038047_22151435.jpg2月16日(土)、旧正月のお祭り、長崎ランタンフェスティバルで賑わう長崎に出かけました。
メインは新春のお菓子、桃カステラ
そして、ひと休みにと入ったのが、梅月堂(ばいげつどう)
ここは、シースクリームと呼ばれる
ショートケーキ(私にはトライフル)のようなお菓子が名物です。

e0038047_22152384.jpge0038047_22153589.jpge0038047_22154759.jpgこのシースクリームを気軽に手軽に食べられる商品が、
ローソンから九州限定で2013年1月29日に販売されていました。
それが、先の梅月堂さん監修によるシースサンド
ブッセ生地に、生クリーム、カスタードクリーム、桜桃とパイナップルをはさんだ商品で、
仕上げに粉糖もふられています。
長崎市内のローソンで見つけました。
九州限定ということですが、後にも先にもここでしか見なかった。
まあ、普段、私はローソンに限らずコンビニをほとんど利用しないからなのかもしれませんが。
(少し前のことですので、今も販売されているかどうかは???)


e0038047_22151029.jpg梅月堂さん監修とはいえ、シースクリームとシースサンドはまったく別物です。
いい悪いではなく。
シースサンドには、シースクリームで感じたトライフルを思わせるテキスチャーはなく、
誰にでも喜ばれそうなブッセサンドのひとつ、といった印象でした。

sat 16/02/13



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by ricoricex | 2013-04-26 00:00 | 九州の味

イングランドにワインがあるんだなぁ、と認識したのは2000年代半ば。
そのときは、ただ事実として受け止めていたのが、
俄然興味がわき、これはぜひ訪ねたいと思ったのが、2007年秋。
現地のクッカリースクールを受講していたときでした。
平日はその学校に泊まり、週末はロンドンの知人のフラット。
その人は休暇の都合で、途中でコースをやめられたけれど、
彼がクッカリースクールに通っている間、月曜の朝、ロンドン某所で落ち合い、
学校まで車で連れて行ってもらっていました。
すると、vineyardとかwineryという標識をぽつぽつと目にしたのです。
訊くと、そう、イングリッシュワインは産業として成長中なんだ、
地球温暖化の影響でブドウにいい環境になったし、ワイナリーも増えているし、と。
へぇ〜、と感心し、次こそは!と決心しました。

e0038047_1843770.jpgその後、体調を崩したりして、3年もの間があき、
イギリスに訪問したのは2010年秋。
このとき、以下の4軒(ジャージー島含む)のワイナリーを回りました。
(それぞれのワイナリー名に、訪ねたときを綴ったブログ記事をリンクさせています)
La Mare(in jersey)
Ridgeview
Breaky Bottom
そして、もう1軒。あっ、まだブログをアップしていない。。。
(写真はBreaky Bottom)

e0038047_1862328.jpg現地で消費し、日本へは連れて帰らなかったのですが、
おもしろかったので、日本でも飲みたいと思い、
Ridgeviewで教えていただいたワイン屋さんを訪ねました。
それが、東京・御徒町にあるワイン・スタイルズさん。
初訪問が2010年末だったか、2011年年明けだったか。
2011年7月に私が福岡に移って、縁遠くなっていましたが、
なんとfbでワイン・スタイルズさんとつながり、
今年の1月には、東京・荏原中延のきりんストアさんで
一緒にイングリッシュワイン・イベントもさせていただきました。
そのときの様子はこちら。(→) http://ricorice.exblog.jp/19579273/
同時期の、ワイン・スタイルズさんのマリアージュ・テイスティングでは、
イギリスらしいおつまみを提供させていただきました。(↓)
http://ricorice.exblog.jp/19652758/

先週末、東京へ出向いた際に、日本橋タカシマヤさんの「世界のワインフェア」に
ワイン・スタイルズさんが出店なさっているとのことで、出かけました。
そこで購入したのは、私がまだ飲んだことのないワインを2本。
24日に届きました!
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e0038047_1822776.jpg購入したワインは、デンビーズの「ROSE HILL」と「Flint Valley」。
「ROSE HILL」はロゼワイン。試飲させていただくと、
イチゴやラズベリーなどレッドフルーツのアロマが、やさしく甘く、とてもチャーミングです。
味そのものは中辛口。
チキンや豚肉をハーブでロースト、グリルした料理や
ベトナム料理、スイートチリを使うアジア料理によさそうです。
そして、これはサマー・プディングに合う! 間違いない!
(サマー・プディングは日本で材料を手に入れるのはちょっと大変なので、
 イチゴのプディングを作って合わせようと思います)
「Flint Valley」は辛口の白ワインとのことで、今後のお楽しみ。
タラの芽の天ぷらとか、菜の花など少しえぐみのあるものと油との組み合わせ、
そして、それこそフィッシュ&チップスのフィッシュにいけるのでは、と睨んでいます。

e0038047_1810871.jpg日本橋タカシマヤさんで、ワイン・スタイルズさんにうかがったところによると、
私が2010年秋に訪問したRidgeview、今は人気が非常にあがり、
本業に専念するため、ワイナリーを一般に開放していないそうです。
このとき、Nyetimberにも行きたく、でもNyetimberは一般開放しておらず、
ダメもとで打診したのですが、やはりダメだった(笑)思い出があります
(非常にていねいなお断りをいただき、印象がよかったです)。

<ワイン・スタイルズ>
東京都台東区台東3-40-10 大畑ビル1F
tel: 03-3837-1313
http://www.winestyles.jp/



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by ricoricex | 2013-04-25 00:00 | イングリッシュワイン

e0038047_1153164.jpg小城羊羹は、佐賀・小城の銘菓で、外側はしゃりっと、中はやわらかいのが特徴。
シュガーロード/長崎街道を代表するお菓子のひとつでもあります。
小城には羊羹を作っている店が20軒以上あり、
中でも有名なのは、村岡総本舗さんでしょう。

福岡市の浄水通りにもお店があり、ここで「シュガーロード講座」をやってらっしゃるので、
2月9日(土)に引き続き、参加してきました。
月に一度の講座、3月9日(土)は最終回でもありました。
(2月9日のレポートはこちら http://ricorice.exblog.jp/19777634/

e0038047_11532033.jpg村岡総本舗さんの社長は、熱心なシュガーロード研究者でもあり、
寄稿や講演なども精力的になさっています。
この日のテーマは、“桜の菓子”。
3月限定のお菓子、桜色の外郎「岡の花」をはじめ、
ほかにも桜にちなんだお菓子をいただきました。
季節を愛でるだけでなく、バレンタイン、ホワイトデーに向けて、
高級ショコラの販売方法をヒントにしたお菓子など、
シュガーロードの本筋とは離れますが、そういうお話も興味深かったです。

e0038047_11533273.jpgこの日は特別に、砂糖菓子で作られた「金華糖」も見せていただきました。
鯛がかたどられ、見るからにおめでたい。
サイズも大きく、30cmほどあったでしょうか。
「金華糖」は、南蛮菓子のひとつ、有平糖から発展したお菓子ともいわれています。
現在でも佐賀・唐津には「金華糖」を作ってらっしゃるお菓子屋さんがあるそうです。
佐賀では、大正時代から昭和40年代まで、
結納時に「寿賀台」と呼ばれる砂糖細工が使われ、
「金華糖」は、「寿賀台」のお飾りだったとか。
なんとも風雅です。
同時に、やはり佐賀は砂糖王国なのだなぁと改めて感じさせられました。



**********
【シュガーロード(長崎街道)】江戸時代に整備された脇街道のひとつで、小倉・常磐橋を始点に長崎まで続く道。江戸時代、鎖国体制の中、海外との唯一の窓口であった出島に届いた砂糖は、この長崎街道を経て、京・大坂、そして江戸へと運ばれて行きました。長い年月の中で、菓子文化も大きく開花しました。

sat 09/03/13



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by ricoricex | 2013-04-24 00:00 | シュガーロード/長崎街道

2012年初夏、6月27日~7月4日(水)の1週間のイギリス滞在。
ちょうどセールの時期で、つい買い物スイッチがオンになってしまいました。
libertyで一目惚れしたのが、この紙皿です。
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エリザベス女王の即位60年、ダイヤモンド・ジュビリーの後に訪ねたこともあり、
関連グッズもたくさんありました。
この12枚入りの紙皿もそんなグッズのひとつです。
イラストもですが、模様やデザインなどなかなか凝っています。

ところで、エリザベス女王は2つの誕生日を持っていることをご存知でしょうか?
ひとつは公人としてで、6月16日。
もうひとつは私人として。
こちらは4月21日で、つい先日87歳のお誕生日を迎えられました。
それにしても、いつまでもお元気でお若いですねぇ。

mon 02/07/12




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by ricoricex | 2013-04-23 00:00 | 買ったもの

ナタ・デ・クリスチアノ


当ブログでご紹介しているのは、
好き(嫌い)というよりは、興味深い、おもしろい、と感じたところやもの。
しかし、今回ばかりは、思いっきり個人的趣味です(笑)。

行きつけとかリピートとかほとんどないのですが、
そんな私が、続けて行った店が東京・富ヶ谷にあります。
ポルトガル料理店、クリスチアノ
ガチガチの料理ではなく、いい意味での抜け感があり、
店の雰囲気と相俟って、心をほどいて、楽しく食事とワインが楽しめるのです。
2010年12月にオープンして、2011年1月&2月に訪問。
(そのときの記事はこちら http://ricorice.exblog.jp/13992543/)
その3月に東日本大震災が起こり、私自身、7月に東京から福岡に引っ越して、
次に東京に行ったときは!と思いながら、お店にうかがえていないのが、とても残念!

e0038047_2332050.jpg今回も、あいにくレストランにはうかがえなかったのですが、
今年の1月に、ポルトガル菓子店、ナタ・デ・クリスチアノをオープンされたと聞き、
わくわくしながら訪問しました。

ポルトガルのお菓子と言えば「エッグタルト」。
でも日本でよく知られているのは、中国・広東省、香港スタイルの
イギリススタイルの生地にカスタードを流して焼いたもの。
ナタ・デ・クリスチアノの「エッグタルト」は、ポルトガル式。
ザクザク(というよりバリバリ!)のパイ生地で、玉子のクリームと焼いたパイです。
イタリア・ナポリのパイ、スフォッリャテッラを思わせる生地のザクザク感、
といえば分かりやすいでしょうか。
もっと焼きが強くて、見た目もしっかり色がつき、食感はバリバリに近い。
高温で焼かれているので、香ばしさも加わっています。
コーヒーや紅茶でもいいのですが、
ポルトガルの、ちょっとやぼったくって、くいくい飲める
土着品種を使ったワインにも合いそうです。

「チキンパイ」は、イギリスのポークパイのチキン版を想像していたら、
まったく違いました。
こちらもバリバリの生地。
中のチキンも味つけ、というより、ダシがきっちりきいています。
鶏肉はほぐしてあるので、食べやすい。
パイ生地に少し塩をきかせてあり、これがいいアクセントで、
食べ飽きないし食べ疲れしない。
それこそ、ポルトガルの微発泡ワイン、ヴィーニョ・ヴェルデが飲みたくなります。
私はポルトガルに行ったことがないせいもあり、知らなかったのですが、
「チキンパイ」はなんでもポルトガルの店では定番メニューなのだとか。
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(写真左が「チキンパイ」、右が「エッグタルト」)

ナタ・デ・クリスチアノは、お菓子屋さんなのですが、
店というより工房。
小さな窓から顔をのぞかせて注文し、商品を受け取るシステム。
次から次へとお客さんがやってきて、
ひとりで10個とか、たくさんの「エッグタルト」を買って行く人の姿も。
私がお店に到着したのは13時過ぎで、「チキンパイ」はぎりぎりセーフ。
一日に何度か焼かれる「エッグタルト」は目の前で売り切れ、
次の焼き上がりのものをいただきました。

sat 20/04/13



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by ricoricex | 2013-04-22 00:00 | 店レポート(日本)

春の小さなお茶会


本日、東京・荏原中延のワイン喫茶「きりんストア」さんで
春の小さなお茶会を開催しました。
九州のお菓子やお茶をお楽しみいただきました。
お越しくださった方々、本当にありがとうございました!
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by ricoricex | 2013-04-21 01:35 | イギリス菓子の会&イベント