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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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イギリスの学校で習った料理のひとつ。
もともとはキャセロール料理で、最後の煮込みはオーブンで行います。
習ったレシピはちょっと油が強いので、そこも含めてアレンジしてみました。

通常、オレンジといえば鴨など鳥類のジビエに合わせることが多いようです。
豚肉は、というと、リンゴなど酸味のある果物とよく合わせます。
ですが、このオレンジと豚肉の組み合わせもなかなかです。

付け合わせはお米がよく合います。
でも、日本米のもっちりしたものではなく、ロンググレインライスなどぱらりとしたもの。
ちょっと歯ごたえを残して固めにたいたものでもよし、バターライスでもお米のサラダでもよいと思います。

チキンストックは顆粒や固形でOK。その場合、8のチキンストックは水におきかえ、あとでオレンジの皮などと一緒に入れればよいです。
使うオレンジによっては、味がぼんやり甘い感じになるかもしれません。また、味をより引き締めたい場合などには、少しレモン汁を加えるとよいでしょう。
実は隠し味に醤油を、ほんの少し(あくまでもほんの少し)使ってもいけるのです。
ぐっとヨーロピアン・オリエンタルな感じにするのであれば、バターやオリーブオイルの代わりにサラダ油を使い、醤油を少々(お好みでどうぞ。足りないかなぐらいがちょうどいいかと思います)加えるとよいでしょう。

オレンジ色には緑がよく映えます。
仕上げにはパセリを飾ったり、あさつき(チャイブだとなおよいかも)の小口切りをふりかけるときれいです。
ズッキーニ、さやえんどうのソテーを合わせても。

<材料(2人分)>
豚肉(テンダーロイン/フィレ、ロースでもOK)……200g
オレンジ……1個
バター……10g
オリーブオイル……大さじ1/2
小麦粉……大さじ1/2
オレンジ・キュラソー……大さじ1/2
チキンストック……150ml
塩・胡椒……少々
パセリ……少々
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<作り方(調理:35分 煮込み:20分)>
1. オレンジの皮をおろし、ちょうど横半分のところで、飾り用に1枚スライスしつつ、半分に切る。オレンジを絞る。スライスしたオレンジはさらに半分に切る。
※よりきれいに仕上げたければ。オレンジの飾りとなりそうな部分の皮はおろさない。
※オレンジの皮をおろすのに、私はゼスターを使っていますが、おろし金でももちろんOK。絞るのも器具がなければ手でギュッと。
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2. 豚肉を2.5cmの厚さに切る。
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3. ラップを大きめに切り、キッチンペーパーなどを使って水で軽くぬらす。
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4. 3のラップで豚肉をはさみ、めん棒などで叩いて約半分ぐらいの厚さにのばす。
※ラップを水でぬらすのは、豚肉をくっつきにくくするためです。
※豚肉をのばすので、ラップにはさむときは、周囲に余裕をもたせて。
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5. 豚肉に塩・胡椒をふる。
6. フライパンにオリーブオイルとバターを入れ、熱くなったら豚肉を入れ、中火で両面をこんがり焼き色がつくまで焼き、いったん取り出す。
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7. 肉汁が残ったフライパンに小麦粉を入れ、約1分かき混ぜる。
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8. フライパンを火からおろし、チキンストックを少しずつ加える。1のオレンジの皮をおろしたものと絞り汁、オレンジ・キュラソーを加える。
※チキンストックは必ず少しずつ加えること。そうしてとろみをのばしていきます。
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by ricoricex | 2008-12-27 02:41 | イギリス菓子・レシピ

9. 8を火(弱火)に戻し、表面がぷつぷつしてきたら、約2〜3分かき混ぜながら、濃縮させる。
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10. とろみがつき始めたかな、というぐらいを目安に、6の豚肉を戻す。
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11. くしゃくしゃにして水でぬらしたクッキングシートを10を覆うようにかぶせ、アルミホイルでふたをし、とろ火で約20分火にかける。
※煮詰まったら、クッキングシートとフライパンの間から水を適宜加える。
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12. 皿に盛り、オレンジのスライスを飾る。




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by ricoricex | 2008-12-27 02:38 | イギリス菓子・レシピ

もう何度読み返したかわからない。
折りにつけ読み返している、一番好き(というよりしっくりくるという方があてはまる)小説。

碾臼

この「碾臼」、クリスマスを回想するシーンに始まりクリスマスに終わります。
発表されたのは65年。
なので、シングルマザーというシチュエーションは、
今となっては珍しくもなんともないし、中に出てくる社会環境/情勢も今と違う。
それでも、本質的な、社会とどう対峙するか、というのが、
この小説が発表される少し前の世代の、怒れる若者たち
のような単純なNO(もちろん彼らも決して単純ではわけでないけれど)ではなく、
より複雑な心情ゆえ、しっくりするのです。

まあ、内容はさておき、食の箇所もなかなか興味深いのです。
65年発表なので、今と若干違うものの、変わってないことも多いかもしれません。
クリスマスにターキーを調理、
ハーブやらワインやら、マッシュしたクリを使うとか出てきます。
あと、家で食べるものはゆで卵やらベーコンエッグやらぐらいで、
(シングルのせいなのか)料理しないなぁ、
卵使ってさっと簡単に作って食べてるんだろうなぁ、とか、
ミドルクラス出身の主人公の義姉が
セルフリッジでディナーパーティーのためのキジ料理を買うとか、
家でミル使ってコーヒーいれるってのもミドルクラスだなぁetc。
主人公の友人で育ちが貧しいことを表現するのに
豆とゼリー、パンに肉汁をつけて食べて育った、
というくだりが出て来ます。
肉や野菜やバランスのとれた食事をして育っていない、
ゆえに肌の色が不健康だと。
今も、体型はある意味、クラスを体現している面もあるし。
子どものころにケロッグのコーンフレークを食べていた、ともあり、
コーンフレークってアメリカから入ってきたと思うんだよなぁ、
いつどうやって入って来て、あんなに広まったのか、
(今、一般的な朝食はシリアルなんじゃないかなぁ)
調べてみたいもんです。



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by ricoricex | 2008-12-25 23:50 |

ここんところ(といっても十年以上、か。。。)のワーキング・タイトルの映画、例えば「ラブ・アクチュアリー」とか、個人的にはふう〜〜〜ん、って感じで、「ブリジット・ジョーンズの日記」も然り。
でも、そういう面はあるものの、この「ブリジット・ジョーンズの日記」は、あまりにも、いい意味で分かりやすくって軽くって、いつもははいはいって気になるレニー・ゼルウィガーの、私、一生懸命演じてます、イギリス英語にもチャレンジしてるわ、という押し売り的な演技も、ヒュー・グラントの人を小馬鹿にしたようなやる気半分ぐらいの演技も、かえってそれが功を奏した感があります。
何も考えず、へらへら観るのにちょうどいい。(コレ、ほめてるんです)

オープニングはブリジットの実家でのニュー・イヤー・パーティー。
メニューはターキー・カレー・ブッフェ、と、いや〜、本当にカレーはイギリス人の国民食だなぁ、と感じます。
チキン・ティカ・マサラに代表されるように、マイルドでクリーミーなものが人気のように思えます。

映画の終盤、ブリジットがクリスマスを実家で過ごすシーンの頭で、
日記の内容を読み上げるのですが、そこで
ミートパイ42個
とあるけれど、どうにも
ミンスパイ
に聞こえる。
で、英語のサブタイトルを見ると、やはり
mince pies
じゃないですかぁ〜!
そりゃそうだ、クリスマスだし。
ミートパイとミンスパイじゃえらい違いです!
ミンスパイはクリスマスのときに食べる直径4〜5cmの小さなパイ。
昔はひき肉も入っていたようですが(今は入っていないんじゃないかなぁ)、
レーズン、サルタナ、カラントなどのドライフルーツに、
それにシナモンやナツメグ、クローブなどのスパイシーな香りが持ち味のお菓子。

揚げ足をとるつもりはないけれど、
この手の間違いは、本当に多いです。
米語=英語ではないし、
字幕は単に言葉だけでなく、文化背景も分かっている人にやって欲しい、
切に願います!
おそらくイギリス以外の英語圏のものでも同じことが起こっているでしょうし。
同様のことで、最近、テレビではクイズ番組が多く、
目玉焼きは英語でsunny side up(これは米語、英語ではfried egg)
茄子は英語でeggplant(これは米語、英語ではaubergine)
などと言っていて、ひえええ〜、と思ってしまいました。。。
by ricoricex | 2008-12-24 22:17 | 映画

先日、友人がわが家に遊びに来た際にオーストラリアワインを2本あけました。

初めに飲んだのは、
ジェイコブス・クリーク スパークリング・ロゼ
Jacob's Creek Sparkling Rose
きれいな淡いピンク色、やわらかい泡立ち。イチゴとかベリー系の香りがするかな。とても飲みやすい。シュワシュワ感はそんなにないけれど、口当たりもいいので、弱い人でも大丈夫そう。
なわけで、3人であっという間に開けてしまいました。
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続いては、
ルーウィン・エステート シブリングス ソーヴィニヨン・ブラン・セミヨン 2006
Leeuwin Esate Siblings Sauvignon Blanc Semillon 2006
このワイン、初めて飲んだときにとっても衝撃的で、一生ついていきます!という味わいでした。
で、先日かもすさんに伺ったときに購入したのですが、あれっ、ラベルの色が青からベージュに変わってる。すると、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンの割合が変わったらしいよ、だから味も変わったと思うよ、と。
このボトルのブドウの割合は、ソーヴィニヨン・ブラン68%、セミヨン32%。
確かに。前のときほどのインパクトはないけれど、それでも、骨がありながら、シトラス系のさわやかな香りとすっきりした味わいは健在。切れ口もいいかも。
ルーウィン・エステート、一度ぜひとも訪ねてみたいワイナリーです。
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by ricoricex | 2008-12-23 21:30 | オーストラリアワイン

この季節に気になること


もうすぐクリスマスですね。
この季節になると毎年毎年気になって気になって仕方がないことがあります。
X'mas
という表記。
Xmas
と、アポストロフィー(’)は不要なはず、です。
だってChristをXに置き換えているだけで、略しているわけではないから。
X'デーとは言わないでしょう。

この手の気になることはいろいろあって、
あげる
も気になる言葉です。
ペットにえさをあげる、お年玉をあげる
これにすっごく違和感があるんです。
あげる
というのは与える、やるのへりくだった言い方、つまり敬語なわけで
祖母に贈り物をあげる
とかだといいのですが、ペットや子どもに対しては、う〜ん。。。
まあ、最近はあえてそういう使い方をしてもおかしくない様相ではありますが。

うじゃうじゃ
も人に対して使われると、そしてその中に自分も含まれていると、
本来小さい虫がうごめいている様を表しているので、
そうですか、私は虫ですか、と思ってしまうのです。
この言葉に関しては、私が所有している国語辞典にもその用例として
人がうじゃうじゃいる
とありますが、個人的にはなじめないんです。

テレビのテロップの漢字の間違いも気になりますね。
もちろん言葉というのは変わっていくものだし、
それに対してあーだこーだ言うつもりはないし、
そもそも自分自身がきちんと言葉を使えていないという自覚があるので、
自戒を込めて。
まあ、上記の言葉の使い方に違和感があるというのは、
非常に個人的で感覚的なものではあるのですが。
by ricoricex | 2008-12-22 18:56 | 日常

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牛肉とスタウト(ギネスに代表される黒ビール)は最高のコンビネーション。牛肉はシチュー用のスネ肉、ビールは必ずスタウトを。ラガーなどのビールでもいいのでしょうが、これは断然スタウトがおすすめです。

元々はキャセロール料理でオーブンで作ります。なので、煮込みはオーブンに入れてもOK。
ブラウンシュガーを加えたり、タイムやニンニクを入れるようですが、個人的にはなくてもいいかなと思います。
また、マッシュルームやニンジン、セロリと一緒に煮込んでもよいようです。
あらかじめ、食べる日を決めて、スタウトとローリエに2晩ぐらいマリネ(漬ける)させるもよし。
スタウトはわざわざ開けなくても、飲み残しで十分に量があれば、それを使えばよいでしょう。

付け合わせは、コルキャノン(マッシュドポテトをアレンジしたもの)か、パセリのみじん切り、もしくはマスタードを加えたマッシュドポテトをぜひ。
シンプルなマッシュドポテトよりは、ちょっとアクセントのある方がよりマッチすると思います。
さらにソーダブレッドがあれば文句なしです。

スタウトを使うし、典型的なイギリス/アイルランドの料理であるのは議論の余地はないと思うのですが、この牛肉をビールで煮込む料理は、古くからフランドルに伝わるレシピにもあり、Carbonnade de bouef a la flamandeというオリジナルネームをもつようです。
この場合、ビールはエール。仕上げにクルトン(というよりバゲットをスライスしてトーストしたもの)とチーズを散らし、チーズがブクブクと泡が出るまで温めでもよいようです。
伝統的なフランドルの供し方は、牛肉のビール煮込みの上にオニオングラタンスープをかけ(これもクルトン/バゲットの薄切りをトーストしたものとチーズをトッピング)、チーズがきつね色になるまでグリルしてサーヴするようです。

<材料(2人分)>
牛スネ肉……200g
タマネギ……1/2個
ビール(ギネスなどスタウト)……150ml(+適宜)
水……200ml(+適宜)
トマトケチャップ……大さじ1/2
サラダ油……適量
薄力粉……適量
バター……大さじ1/2
ローリエ……1枚
塩・コショウ……適量
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<作り方(調理:20分 煮込み:1時間)>
1. タマネギはみじん切りにする。
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2. 牛スネ肉は余分な脂の部分を取り除き、3〜5cmの角切りにする。
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3. 牛スネ肉に塩・コショウをふり、薄力粉をまぶす。
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※新聞紙で袋を作り(ビニール袋でもよいのですが、この方がゴミの分別により気を回さない)、薄力粉を入れ、そこに塩・コショウをふって軽くもみ合わせた牛スネ肉を入れ、口の部分をもってシャカシャカふると、簡単かつ台所が汚れません(あらかじめ薄力粉に塩・コショウをふっておくという手もあります)。
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4. 鍋にサラダ油をひき、3の牛スネ肉を並べ、(中火で)焼き色を付けたらいったん取り出す。
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5. 弱火にし、バターを入れ、とけたら1のタマネギのみじん切りを入れ、軽く塩をふり、肉を炒めたときの焼け焦げなどをこそげ落とすようにしながら、しんなりするまで炒める。
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by ricoricex | 2008-12-21 11:53 | イギリス菓子・レシピ

6. 4の牛スネ肉、水、ビール、トマトケチャップ、ローリエを入れ、ふたをして約1時間煮る。途中、鍋底が焦げ付かないように2〜3度確認をし、煮詰まったらビールや水を適宜加える。
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※逆に、仕上がったときに水分が多いようであれば(シャバシャバの状態)、肉だけを皿に盛り、そのあと煮汁を煮詰めて、かける。




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by ricoricex | 2008-12-21 11:50 | イギリス菓子・レシピ

いや〜、びっくりです。
バーガーキングがフレグランスを発売、するそうです。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/7791007.stm

ニュースを伝える見出しには肉の香りとありますが。
肉汁の香り、なのかなぁ。それっていい香りなのかなぁ(特にアフターノート)。
だって、ハンバーガー屋さんのゴミのにおいって、
まあ、ハンバーガー屋さんに限らずですが、
食べ物のゴミって、相当強烈、だから。。。
もちろんフレグランスはゴミの匂いなわけでは決してないんだれど、
う〜ん、う〜ん。。。

正直、欲しいとは思わないけれど、どんな香りなのかは興味津々です。
by ricoricex | 2008-12-20 12:09 | イギリスの食ニュース

「マッチポイント」


ウディ・アレンの映画って、好きものもあれば苦手なものもあり、でもどちらかというとインテリ臭さが鼻につき苦手なものが多いかな。
でも、これはすっごく好き。途中、いかにもロンドンって感じのシーンの挿入があったりで、なんだか微笑ましい。あんまり予算かけてなさそうなのも、逆にいいかも。


マッチポイント [Blu-ray]

これってサスペンスといえばサスペンス。だけど、クラス(階級)をときに皮肉的に扱っているなぁ、というのが私の印象です。
クラスって、それが存在することがいい悪いではないし、それ自体は必ずしも貧富の差ではない。
ええとなんでしたっけ、昔の舞台だか映画だかで、恋愛で苦悩きでるのは上流階級(金持ちだったかな?)だからだ(つまりそれだけ余裕がある。ワーキングクラスは日々の暮らしていっぱいいっぱい)、みたいな台詞があったけれど、確かに、そうかもしれない。
主人公のクリスがノラに惹かれたのは、アッパー(ミドル)クラスにどこかなじめない部分があって、そこをアメリカの田舎娘とはシェアできたからかも、ねぇ。

抽象的だな、と思ったのは、ウエイティングバーを有したレストランで、クリスとクロエ、トムとノラが食事をオーダーするシーン。
ノラはトムと同じ、と言い、クリスはローストチキンを注文するものの、クロエに「そんなのboringよ。キャビアのブリニ添えにしなさいよ。キャビアは嫌いなの?」みたく言われる。
うーん、これはきっついなぁ。クロエはまったく悪気はなく、むしろ親切で言っているんだろうけれど、クリスはこれでも背伸びしてるんだよなぁ。
チキンはイギリスでは本当に安い。とはいえ、ローストチキンだし、レストランメニューだし、それなりのはず。だけど、クロエにしてみれば、レストランに来たのよ、もっとおいしいもの食べましょうよ、ということなんですよね。
「お行儀がいいのね。お父様は厳しかったの?」とクロエ。遠慮していると思っているんだろうけど、クリスは単にレストランでの食事に慣れてないし、キャビアも食べたことない。だから自分なりに頑張ってローストチキンにしたのにねぇ。

で、ふと思い出したのが、私自身の経験。
なにかで、大学の時に奨学金をもらっていて、と言ったら、その場に居合わせた、小学校から私立に通っていた人が「あらっ、おうちの教育がしっかりしていらっしゃるのね」と。
いや〜、単にうちが貧乏なだけなんですけれど。
でも返す言葉を失ったのであります。
そして、ああ、育ちがいいというのはこういうことか〜と妙に納得したのであります。
いい意味ですれてない。クロエも同じですね。
結局、国、クラスなど、育ってきた背景が違うということは、分かり合えないことを前提に分かり合おうとする、のが人と付き合うってことなんじゃないのかな。

そのあと、運も大事だけれど努力も大事というクロエに対し、クリスは運が大事だ、と力説します。
あらかじめ恵まれた立場にいると、もちろんもっともなことではあるのだけれど、きれいごとが言える。それだけ余裕があるから。
でも現実ってそうじゃない。運が大事というのはそういうことなんだよなぁ。

衝撃のラストシーン、みたく言われていたけれど、えっ、そうかな?
むしろ、こういうラストシーン以外、考えられないです。




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by ricoricex | 2008-12-19 17:48 | 映画