イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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今日は一段と寒い。さあ、本日はFさんに教えてもらった店めぐり。イングリッシュ料理の店は、ロンドンでは私は今ここしか行かない、ほかはコストパフォーマンスに難アリ、と言っていた店でランチをとるつもり。予約、前もってするにこしたことないけれど、裏技としてはオープンしてすぐぐらいに行って、席と時間確認して、言われた時間に戻ればいいわよ。周りは時間潰すところいっぱいあるし。
Jが、バスルートをチェックしてくれている。何でも私の姿をみてすっかり感心&感化されたのだとか。マーブルアーチまで向かうバスの中で、ちょうどハロッズを通り過ぎるころ、雪が舞うのを窓の外に見る! 道理で寒いわけだ。ほんの数分だけだったけれど。
まずはまっすぐにレストラン(カフェ)を目指す。施設の中にあるカフェで、入るのに気後れしちゃうなぁ。とにかく入って、カフェへ。フロアマネジャーとおぼしき人にランチ食べたいんだけど、と言うと、あいにく今の時間は既に予約でいっぱいなんです(確かに席は埋まっている)、ちょっと待ってください、13:30なら席を用意できますよ、その時間に戻って来ますか、と訊かれ、yesと言うと、分かりました、席を用意しておきますね、前後の関係もあるので、申し訳ないけれど時間厳守で来てくださいね。
席がとれてひと安心。では、ってことで、メリルボーン・ハイストリートへ。このへんってほとんど足を踏み入れたことがなかったけれど、こぢんまりとしたしゃれた店が多くて、かつ混んでないから、ぶらぶら歩くのが楽しい。きっとコストパフォーマンスのよいレストランもあるに違いない、次の課題です。
コンランショップやら北欧雑貨の店を冷やかし、Devertimentiで調理器具やらを見る。今売り出し中の食器がかわいいのだけど、持ち帰りがねぇ。と思いつつ、セールになっていたサイドプレートを2枚購入。
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オックスフォード・ストリートに戻り、伊勢丹をまねてつくられたというジョン・ルイスのフードホールに改めて行く。なぜ伊勢丹をモデルにしたのか、とても興味深くぜひきいてみたいところです。
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そろそろ時間とカフェに戻る。オーダーしたのはビーフの煮込み。付け合わせにパースニップのピュレ、ニンジンのグラッセ、ゆでたキャベツ、それにパンがつく。Fさんいわく、見た目はきれいにしているけれど、こねくりまわさず、イングリッシュの典型的な料理とおっしゃっていましたが、確かに。料理はもちろんパンもすこぶるおいしい。そして、席を確保してくれたフロアマネージャーとおぼしきおじさんも、女性スタッフも気持ちのよい笑顔できびきび動いていて、サービスも申し分ない。ロンドンのど真ん中、パン付きで料理は16ポンド、これでこの値段なら十分過ぎるでしょう。
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すっかり満足しきって店をあとにする。すぐ近くで工事中。スクラップ&ビルドも以前より断然増えたような気がします。あと、きめ細かい標識、以前からこんなんありましたっけ? つくづく、変化を感じる今回の滞在です。
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知り合いの編集部の方、ご推薦の店、スケッチへ行く。席いっぱいだし、腰を据えたら、動けなくなるような気がしたので、ケーキをテイクアウェイ。オックスフォード・サーカスの近く、ロンドンのど真ん中、超有名シェフの店とあり、さぞ高いだろうと思いきや、レモン・ビジョン(レモンパイ)が1.3ポンド、ブラウニーが2つで3.5ポンド。随分お値打ち価格なのね。この外装&内装、フランスの悪趣味って感じ。もちろん狙ってなんだろうけれど、イギリス人がアグリーって呼びそうな感じ。タイムアウトのレストランガイドにはトイレが見物と評してあり、推薦してくれた編集部の方も同様のことをおっしゃってました。このときは見逃しちゃったけれど。
ほんとにクリスマス一色。メインストリートから路地を入ったようなところはシンプル、カーナビー・ストリートはカラフルモダン、この時季ならですね。
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クリスマスといえばスティルトン。ポットに入ったものを売っています。スティルトンは私の大好きなブルーチーズ。ロックフォールやゴルゴンゾーラと違って、同じブルーでもねっとりクリーミーなところが気に入っているのです。このポット、陶器でできているのかな、一般家庭でよく見ます。つまりクリスマスに贈ったり贈られたりしているんじゃないかしら。私も自分用にM&Sで購入。クリスマスプディングは去年もらったものをキープしてるので、今年はそれを食べるつもり。
M&Sを裏の方から出ると、ここにユースホステルがあり、私が初めてロンドンに来たときに泊まったところ。少し歩いて、berwick stを南下。オエイシスのwhat's the story morning story?のジャケットの場所です。生鮮食料品のストールが立ち、コックニーなまりがきけます。この日は夕方だったので、ほんの数軒。うち1軒はmarket trader of the year 2007とある魚屋さん。生魚の匂いってやっぱ気になるんだろうなぁ。レモン、レモンがあしらってある。コースでも魚の臭みをとるにはレモンと力説していたし。
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コースのときの食べ過ぎで胃が拒否反応を起こしているのか、誰かと食べる、試しに食べる以外はあまり食欲がわかない。今日の夜はsketchで買ったケーキで十分。
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by ricoricex | 2008-05-31 23:25 | 旅の記憶

今日は朝から快晴。とあらば、と、トレリックタワーを見に行こう! そして一番新しいikea(エドモントンにある)へも。バスマップ、公共交通機関のタリフと電卓でcheep&cheerfulなルート検索。Jは今ホリデー中。Ch1がikeaまで連れてってあげてよ(ikeaは車で乗りつける人が大半。なので、たいてい電車やバスに行くには不便な場所にある)、と昨日ディナーのときに言っていて、うーん、そうだねぇ、とのらりくらりした返事。今朝、改めて訊くと、うーーーん、と気のない返事。ホルボーンの近くのバス停からダイレクトに行けるバスあるから、自分で行けるから、ムリして連れてってくれなくていいわよ。と言うと、助かったとばかりに、あっ、そう、ikeaはめちゃめちゃ広いし(hellと呼んでいた)、自分は物色するつもりもないし、連れていくのはいいけれど、退屈だなぁ(時間のムダと言っていた)、だから乗り気じゃなかったんだよねぇ。
乗り気ならともかく、そうでないなら、かえってこっちも疲れるから、ひとりの方がよっぽど気楽。というわけで、めでたく意思の統一。緻密にルート検索してると、何やってるの?と訊くので、かくかくしかじか(オイスターカードを使っても地下鉄が高い、ikeaはゾーン3、バスメインで行くなら乗り換えが少ない方がベター)。ルートによる料金の違いを示すと、すっかり感心しきった様子。
というわけで、まずはポートベローの北にあるトレリックタワーへ。この建物、集合住宅で今はカウンシルフラットなのかなぁ。コンクリートのモダニズムの建物で、登場した当時はモダニズムへの批判、コンクリートの建造物に対する世間の嫌悪etcでとにかく酷評、007の希代のヒール、ゴールドフィンガーは、この建物をデザインした建築家の名前から来ているんですね。ル・コルビュジエのユニテ(・ダビタシオン)も非常に評判悪かったらしいし。
この建物、とにかく目立つ。31階建てで、ほかに高い建物がないせいもあるけれど。コネクトして立つ細長い建物、おそらくリフト塔がいいアクセントだなぁ。見る角度によって表情が違う。なんせ住宅なので、中には入れず周りをうろうろ。マルセイユのユニテみたく、ホテルのフロアがあるといいけれど、ホテルとしての魅力には大幅に欠けるなぁ。入り口あたりにデザイン窓を発見。ははーん、これは赤、青、黄色の色ガラスをモンドリアンみたくはめているに違いない。内側にいると、日の光によってきれいな表情をつくるんだろうなぁ。マルセイユのユニテにも同様のものが(もちろんロンシャンの教会も)あって、きれいだったもんなぁ。
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30年以上経っているのでさすがにくたびれ感は隠せない。内部は個々の住居は見れないにしても、パブリックスペースとか見てみたい。中は機能的かつ普遍的なデザインを施していてか快適なんじゃなかろうか。あき物件があれば買いたい。
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トレリックタワーの北側が小さな運河が流れ公園として整備されている。天気がいいからぶらぶら歩くのにちょうどよい。ちょっと歩いてホルボーンの方に向かうバス停へ。ホルボーンあたりで降りて、1kmぐらい歩いて、ikea方面へ向かうバス停へと歩く。途中、ふと目線を上にやると、街頭にデコレーションが施され、しかもユニオンジャックも揚がっている。なんか意味あるのかなぁ、そしてikeaへ向かうバス停あたりで、ヘンテコな建物発見! 店舗がテナントで入っているチューダー様式の建物だけれど、妙にでこぼこしていてゆがみがある。わざと、あえて、造ったとはとても思えない。あとでJに訊くと、ああ、あそこね、まさにその時代に建てられた現存するリアルなチューダー様式の建物なんだよー、と。近くでじっくり見ればよかったです。
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バスに乗り込み、ikeaへ向かうべく北上。ikea、好きで、このエドモントンができる前はウィンブリーに行っていました。北京、上海、香港、台北のikeaにも行ったなぁ。日本のikea、もちろん日本だけではないんだろうけれど、ほかの国に比べ鮮やかな色みのアイテムの扱いが少ないような気がする。あとはラッピング用のリボンとかちょっとした小物でないものあったり、ストックホルムというよりデザインコンシャスな上級ラインの展開も遅かったり。
リテイルショップのトップショップは安さで売りだしているのに、日本に入っているのは高めのものばっかりで、がっかり。H&Mが日本にもできるらしいですが、あのチープでてろてろした感じ、色、デザインが好きなので、お願いです、そーゆーものこそを入れてください! なんだか舶来信仰とでもいうのか、お高め、おっしゃれーとかをキーワードに片寄ったものが入ってきているような気がして仕方がない。食べ物然り。ふつーの人はソーサーつきのティーカップで茶葉で淹れたお茶なんか飲んでないっつーの。そればっかり情報として入るのってどうなのかなぁ。たいがいのものは日本のものが品質は断然優秀だと思う。
ikeaに到着。ここ開店したとき、夜中のオープンだったにもかかわらずたっくさんの人が来て、事故(小競り合い????)が起こったのよねぇ。季節柄、クリスマス用のオーナメントなど、関連商品をたくさん売っている。ラッピング用のリボンを購入。ちょっとお茶を飲んで店を出る。このikea、幹線道路をちょっと入ったところにある。コンビナート(???)の向こうは暮れなずむ夕日。もうこんな時間なのね。
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今日は荷物が軽いので、帰り際に、前から目をつけていたボウルのセットと水切りを買う。きれいな色みに一目ぼれ。っと、ノッティング・ヒル・ゲイトに行き、Books for Cooksへ。ずっと探している本が大型書店でも見つからず、ここならあるだろうと尋ねると店頭、在庫にはなく、ウェブで調べてくれて、絶版になっているとのこと。もし欲しいなら、と、古本屋さんを教えてもらう。帰り、いかにも、って感じの魚屋さん発見!
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フラットに戻りのんびりしていると、Ch1がやってきて、3人でお茶。欲しい本が絶版で見つからなくて、と言うと、じゃあ、e-bayとかで探そうとなり、Jがチェックし始める。いーよー、一番安いので、と言うと、一番安いやつなんて、ぼろぼろでページ抜けもあるだろうし、絶対にダメ!と。あっ、そう、任せるよ、となり、Ch1がクリスマス休暇の頃に日本に来るというので、運び屋をお願いする。
イギリスの日々も残りあとわずか、残っている食材を片づけたいし、なんだか疲れたので、家で夕食。
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by ricoricex | 2008-05-29 23:52 | 旅の記憶

今日はだいぶ調子がいい。でも、今日はのんびりとします。夕方には戻ってきて、夕食の準備をするし、そろそろ別送品の荷造りも始めたいし。
Jが今日どうするの?と訊いたので、そーねー、夕食の準備もあるし、早めに帰るけど、ハイストリート・ケンジントンにでも出て、おみやげとか、あとH&Mで物色もしたいのよねー、というと、あっ、そう、ユニクロに行くから一緒に行こう、となって、11:00ごろハイストリート・ケンジントンへ。Jが先に新聞読みたいから、お茶でもしよう、となり、WHスミスで新聞を買い、ホール・フーズへ。ここ2階はフードコートになっているのです。クレープとお茶をとり、新聞読みながらだらだら。イギリスの新聞は日曜日に別冊がたくさんついていて(テーマごとの週刊誌的な役割とでもいえばいいのか)、読んでいるだけで一日終わりそうなほど。版が小さくなったのは、電車の中で読む人に合わせてだとか。
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その後、ユニクロでJの買い物。さてと、帰るか、というので、あっ、じゃあ、ホール・フーズでパン買ってかえってくれる?と頼み、再度、ホール・フーズへ。バイバイをしてH&Mへ。H&Mはスウェーデンのリテイルカンパニーで、とても気に入っているのです。価格、そしてこれが肝心なのですが、カラフルな色使いとデザインとサイズの豊富さ。私、小さいくせに、ガタイがよろしく立体的な体つきですので、日本のデザインだと、なかなか合うものがないのです(なんであんなに薄くて細いデザインなんだ? 単に私がデブなだけ?)。でも、コレってのがないなぁ。
それからM&Sでおみやげ探し。M&Sとウエイトローズは値段高めですが、質もなかなかいいなぁと思うスーパー。パッケージデザインもしゃれたものが多いので、おみやげにもよく利用しております。超有名なデパートや食品店もいいのでしょうが、とにかく値段が高い。M&Sとウエイトローズはそういう意味では非常に手頃だと思います。結局、M&Sではビスケットなどを購入。
ハイストリート・ケンジントンをしばらくぶらつき、南下。Cromwell Hospitalを過ぎて、セインズベリーへ。Cromwell Hospital、ここはジョージ・ベストの最期の場所。なんという人生。人懐っこいキャラクター、気の利いた発言、女性、アルコール依存…、よくも悪くもスーパースターという人生なのでしょう。マンUには、エリック・カントナという素晴らしい選手もいましたなぁ。
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セインズベリーで食材を買い、アールズコートに戻る。さて、本日のメニューはアイリッシュ・シチューにニンジンのサラダ。アイリッシュ・シチュー、牛肉で作るのは初めてで(いつもはラムで作っているのだ)、はて、なんだかいつもと見た目も味も違う(当たり前ですね)。悪くないけれど、私はラムの方がいいなぁ。
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EとCh1もやって来てワイン飲みながら食事。話題はなぜかウルフルズに。Jはウルフルズ大好きなんだよなぁ。Eが、私の知り合いの日英カップルの子どものウルフルズ大好きなんだよー、ほかにもウルフルズ好きな人いたなぁ。へえー。ほら、これ、マージービートがベースになってて、それでいて今風でウルフルズのテイストっていうかさー、PVもいいんだよねー(My Spaceってすごいね。リリー・アレンみたいな女の子も登場するし)とJ。
当たり前といえば当たり前だし、音楽だけじゃないんだけど、単に模倣じゃなく、いかに消化してオリジナリティーを出すか、ってことなんだよなぁ。別の友人はスピッツ、すっごくいいよー、だの、フリッパーズ、めちゃくちゃ気に入った、と言っていて、CDあげたらすっごく喜んでいたもんなぁ。
by ricoricex | 2008-05-27 23:40 | 旅の記憶

調子悪い。昨日の夜からベッドの中。ソーダブレッドやらラズベリージュースやら冷凍ベリーやらルバーブのヨーグルトで朝食。薬を飲んでうとうと。Jがウィンブルドンに住んでいるお母さんのところにちょっと行ってくるけど、一緒に来る?と訊いてきたけれど、今朝の私にはそんな元気はなく、ごめーん、寝てるわ、あー、新聞買ってきてー、と頼んで、再びうとうと。
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お昼頃、Jから電話がかかり、今帰宅途中だけど、なにか外に食べに行く?と訊かれたので、今日はやめとく、何食べたい?カレーは食べられる?と訊かれ、カレー食べられそう、と。その後しばらくして戻ってきて、カレーのテイクアウェイだけでなく、買い出しを抱えて帰宅。どーしたの?と訊くと、いやー、前に風邪で調子が悪そうなときに肉、肉汁滴るステーキが食べたいって言っていたの思い出して、夕食はステーキにしようと思って、と。
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インディアンカレーの昼食をとる頃には、随分体も軽い。テレビ見たりして、新聞読んだりして、のんびりとした午後。ここのところ、ニュースでショッピングバッグ(レジ袋)の削減についてのかくかくしかじかやっているなぁ。有料にしようだの、ショッピングバッグを持参しようだの。
で、実際のところ果たしてどうなの?どう思っているの?ははは、イギリス人にはムリだよ。持ち歩くなんて、面倒なこと。はじめから買い物だけを目的に家を出るときならいざ知らず、そうでないければ、いちいちそんなこと考えないよ。セインズベリーでアニヤ・ハインドマーチのショッピングバッグが出たときも長いキュー(行列)ができてたけど、そのバッグはいつものショッピングバッグに入れてるし、タダのファッションだね。M&S(だったかな?)がショッピングバッグを有料にするとか言ってるけど、だから客足がますます遠のくんだよ。ひえー、そーですか。
私、ショッピングバッグ持ち歩いてるし、そういう人多いわよ。だいたい、リサイクルゴミは分別できるようになったけれど、基本、ゴミはゴミだって考え方でしょ、イギリス人は、まったく。なんて反論したら苦笑していたけど。
午後はだいぶ調子がいい。ふと、JがEとCh1もディナーに誘おうよ、と言い出し、電話。ふたりともオッケーだったので、不足の食材をチェックしようと買い出しを見ると、ありゃ、お肉がステーキ用じゃなくって、煮込み用のも混ざってる。しまった、よく見りゃよかった、とJ。マリネして焼いてもいいけれど調味料はないし、時間は足りないし。これ、今日は使わないで、明日アイリッシュシチューにしよう、ということで、再びJが足りないお肉やらの買い出しへ。
電子レンジでチンするポテトなんてのも入ってる。単にじゃがいもをバターとパセリとかハーブでチンするだけの代物、自分でも簡単にできそうだけど、まあ、便利な方向へと進むのは、どこも一緒か。新ジャガだけあって、ほくほくでおいしかったですけど。
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夕食の時間になって、ワインを抱えてEとCh1がやって来る。そうなのよね、ビールの印象が強いイギリスだけど、食事でビールってことはなく、食事にはワインなんだよなぁ。ビール自体が軽食って感じすらするし。明日アイリッシュシチュー作るんだ、と言うと、その場で次の日も同じメンバーで夕食をとることに。
そうそう、イギリスの一般家庭では、大事なお客さんとか特別なとき以外は、コルク地のランチョンマットを使います。表面はさっと拭き取れるような素材でイラストやらがあしらってあります。拭き取っている姿、あまり見たことないなぁ。紅茶のマグのしみとかよくついているし。だいたいテーブルを拭くっていうこと自体見ないかも。
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by ricoricex | 2008-05-25 22:43 | 旅の記憶

昨日は夕方から寝てしまった。うーん、やっぱり調子よくないなぁ。窓の外に目をやると、今日は雨。やはりロンドンに帰る決断をして正解。そういえば、セント・アイヴスはひと昔前の葉山のようだって書いてあった本/雑誌があったなぁ。ひと昔どころか今の葉山も知らないから、分からないけれど。
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だんだん明るくなっていく様子と、船(漁船)が出ている様子、この町の屋根を覆うコケもこの部屋の窓からだとよく見える。眺めていて飽きない。
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テレビをつけると天気予報は、このあたりは今日からずっと天気が悪いよう。荷造りをしながら、ぼんやり聞きているうちに朝食が運ばれてきました。あまり食べられないだろうと、スクランブルエッグのトーストのせとグレープフルーツ、オレンジジュースにお茶を頼んだ(これまたおとついのB&Bと同様、前の夜にオーダーフォームにティックして提出しておくというもの)ものの、カバーをあけてびっくり。卵を何キ使っているんだというすっごいボリューム。3キは使っていると思うぞ。ごめんなさい、あまり食べられなかったです。
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チェックアウトしているときに、今日はこれからどこに行くの?と訊かれ、今日はロンドンに戻るの、なんせ調子悪くって、と。あら、かわいそうに。でも、あなたいいときにコーンウォールに来たわよ、先週は天気悪かったし、今週も今日からはまた天気悪いわね。昨日までの数日間は奇跡的だったのよ。ごめんなさい、朝食あまり食べられなくって、まさかあんなに量多いなんて思わなかったわ、と言ったら、笑って、いいのよ、そうなの、うちの朝食はボリュームたっぷりなのよ、と。
コーンウォールに来て、初めてまともに傘を使うかも。まあ、駅までの1km程度だけど。どんよりとした空、色みを失った海、あー、イギリスだなぁ、トップシーズンじゃないイギリスの海の風景だなぁ。この荒涼とした、というか、シャビーな感じがまた好きなんだなぁ。
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荷物を減らしたかったし、ロンドンのツーリスト・インフォメーションでもらったタイムテーブルの小冊子はコーンウォール内、つまりロンドンに向かう列車については情報がなかったし、捨ててきちゃったけれど、はぁ、セント・アイヴスの駅で30分は待ったような。今日は帰るだけ、とにかく西へ向かえばいいし、乗り放題のチケットだし、分からなくなったら訊けばいいわけだし、なのでいいのですが、風邪っぴきには、少々つらい。
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セント・アイヴスからセント・アースまでは単線、しかも長いとはいえ一両編成。直球のローカル線で、さすらっている気分になります。セント・アースで乗り換えて、電車内に表示される停車駅の案内(新幹線の車内の電光掲示板みたいなの)などから、プリマスで乗り換えると分かる。時間はあるし、車内は暖かいしとにかくひと寝入り。と、目覚めると、斜め前のドイツ人だかオランダ人だかのカップルがランチを食べ始める。バッグパッカーとまではいかないけれど、それに近い旅行をしているようで、いかにもスーパーで買ったものをただ詰めたといった感じ。そして、締めに取りだしたのは、おっ、ミカン。サツマってやつかしら。旅のおともはミカンかぁ。まさか、こんなところでお目にかかるとは。
プリマスで乗り換え。乗り継ぎがよく、15分ぐらいのギャップで、駅のキオスクでお昼を買う。やってきた列車に乗ると、立っている人はいないものの、比較的混んでいる。席を見つけ、しかもこの列車は乗り換えなしでロンドンまで行けると分かり、ひと安心。ランチは、っと、サンドイッチにリンゴにクリスプス(ポテトチップス)に水。なんてティピカルなんでしょ。これにチョコバーが加われば完ぺきですぜ。
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途中、車掌さんが来てチケット確認。往路もそうだったけれど、このときも行き先を聞かれる。ブリットレイルパスでなんで行き先訊かれるんだって思ったけれど、このときのやりとりで分かった、あー、そーゆーこと! ロンドンなどの都市部では特にそうだけど、道や時間きかれたり、外国人と見られることがほとんどない、でもブリットレイルパスはイギリス人/在住者は買えないわけで、ということはつまり外国人。行き先が間違っていないか、親切心でやってくれているんだぁ。Jにモバイルで帰宅(予定)時間を知らせ、もうひと寝入り。
なんとか無事生還。しっかしですねー、調子悪いくせにお腹はすくんだな。Jが何食べたいと訊くから、迷わず、タイ料理でも韓国料理でも、とにかく辛〜い汁物。で、またまたアールズコートのタイ料理屋へ。っとメニューにタイスタイルスキヤキとあるではないか。迷わずコレ。が、出てきたものは、タイ風味ヌードル。あーっ、もうっ、違う!違う!
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ぶーぶー言って、セインズベリー・ローカルでアイスクリーム。うーん、これまた、コレってのがない。こんなにいらないんだけど、まあ、気分に一番近いマグナム4本入りをチョイス。このアイスクリーム、フランスでもよく見ます、バス停とかで。相変わらずベタベタ甘いなぁ。ついでにソーダブレッドやら牛乳やら朝食用の食材も。
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by ricoricex | 2008-05-24 01:38 | 旅の記憶

起きたら、昨日、チェックインしたほどのだるさはない。でも本調子ってわけじゃない。セント・アイヴスに2泊(場合によっては3泊)したらランズエンド(西の果て。北の果て、ジョン・オウグロウツには96年に行ったなぁ)、セント・マイケルズ・マウント(その名の通り、イングランドのモン・サン・ミッシェル)、さらに行ければエデン・プロジェクトに行ってみたいなぁ、と思っているが、なんせ行きたいところが屋外、これは断念してロンドンに帰るのがいいんじゃないかと思い始める。
さて、泊まったポーツミンスター。ここは濱田庄司が常宿としていた宿。前日に予約を入れたので、海側の部屋がとれるとは期待していなかったけれど、果たして部屋は海側、セント・アイヴスのトップシーズンは夏なので、部屋があいていたってことかな。
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朝食をとりに食堂に降りると、がらんとしていて、1組のビジネスマンらしき男性2人が朝食を食べているだけ。広い食堂に彼らと私だけ。あー、季節外れなんだなぁと実感します。なんせ、なんせ、風邪が本格化。かろうじてトーストとグレープフルーツ、ヨーグルト、オレンジジュースにお茶をオーダー。それだけでいいの?と言われ、それだけでいいと答える。途中でお茶のおかわりだけしたけれども。部屋に戻すと日がだいぶのぼっていて、いい感じ。今日はいい天気になりそうです。
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その後、チェックインをして、荷物だけ夕方まで預かってもらい、街中に向かう途中にあるツーリスト・インフォメーションへ。地図と本日の宿泊地を相談します。いくつかあたってもらったけれど、ダメ。ちょうど私が来た道中はB&Bが多いエリアらしく、サインにvacancy(空き部屋あり)とあればあたってみれば、その方が早いかも、とアドバイスされ、何軒か訪ねるが全滅。再び戻り、その旨伝えると、今度はおじさん(さっきはおばさん)が出てきて、私が探してあげよう、ということに。なかなか見つからない。いつもこんなに大変なの?と訊くと、いやー、こんなことは初めてだよ。夏は空き部屋なしってところが多いんだけど、冬は商売しないってところが多いんだ。でもB&Bは結局、自分の家のあき部屋を利用していることが多いから、ざっと準備しなきゃいけないってことはあるけれど、いるんだったら一晩ぐらいいいのになぁ、この時季は商売したくないんだろうなぁ。いろいろ電話をしてくれること約30分。交渉してくれて、パブの部屋を借りることでオッケーが出ました。
ツーリスト・インフォメーションで宿の手配をお願いする場合は、タダのところもあれば少しコミッションをとるところもある。セント・アイヴスは後者。そのことは知っていて、支払おうとすると、いやいや、こんなに不都合をかけて申し訳ない、しかも時間もかかったし、お金はいいよ、と。もらった地図をみながら、まずは宿にチェックイン。ここがけっこう古いパブで、部屋は昔パブがinnの役割を果たしていたことがよく分かる。屋根裏部屋で、床はちょっと傾いていて、天井は低く梁が出ている。一般家庭のB&Bに泊まったことは多いけれど、パブは初めて。なんだか思いがけず得した気分。
セント・アイヴスは芸術家が愛した(今もでしょうが)海辺の街。ピカソ美術館のあるフランス・地中海に面した小都市、アンティーブをさらに田舎っぽくしたとでもいえばいいのかしら。彫刻家バーバラ・ヘップワースの気持ちよい小さな美術館を鑑賞したあとは、テートへ。途中、ここはロンドンのテート・ミュージアムの分館。ここで見たいのはアルフレッド・ウォリスの絵。が、探せど探せど見つからない。スタッフの人にきいたら、いつもは数点常設しているけれど、たまたま外しているんだ、とのこと。えっ、彼の絵が見たかったのに、というと、それは申し訳ない、と。9月に横須賀美術館でアルフレッド・ウォリス展をやっていたのよ、その下手ともいえる絵の中にあるまっすぐさに本当に本当に感動したのよ、なんて話をする。(余談ですが、この横須賀美術館、海辺の美術館といった感じでとてもよかった。そこでアルフレッド・ウォリスの作品がたくさん見られてとても感激しました)
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時刻はちょうどお昼時。テートのカフェでランチ。トマトとモッツアレラ、ルッコラにバジルソースとオリーブオイルをかけたオープンサンド。このカフェ、眺めもよく、天気もよく、とても気持ちのよいカフェ。窓の向きによっては海、それと町が見渡せます。
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テートをあとにして、すぐ近くのバーヌーン墓地へ。ここにアルフレッド・ウォリスは眠っています。そしてその墓はバーナード・リーチの陶板によるもの。芸術家そして船乗りとあります。船乗りだったアルフレッド・ウォリスは70歳を過ぎて絵を始めた人。晩年は救貧院に送られ死んだのですが、彼を見つけ出したベン・ニコルソンらによって墓が作られたんですね。残された手紙を見ると、私がみても文法がめちゃめちゃで、画家でなければ、生涯、ワーキングクラスの船乗りだったのでしょう。その手紙の文面が、何というのかなぁ、まっすぐで、心を打たれるのです。彼の墓、探すのが大変ときいたことがありますが、難なく見つかりました。
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その後、突き出た岬の突端にあるst nicolasを目指します。途中、アルフレッド・ウォリスが住んでいた家の前を通ります。商売をやっていたというのはこの家かしら。ぶらぶらしていると、セント・アイヴス・セラミックスというギャラリー&ショップに目がとまる。あらっ、泊まるパブのすぐ裏手なのね。セント・アイヴス・セラミックスでは、新進気鋭の陶芸家の作品や何十年も前の濱田庄司と益子のポスター(これがいい値段がついていた)などもあり、分かっていることとはいえ不思議な気分になる。Niek Hooglandという陶芸家のボウルとお皿を購入。とてもていねいに包装してくれる。バーナード・リーチの町だからか、とても懐かしく親しみやすい作品が多いのね、なんて話をする。
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いったん荷物を置きにパブに戻ります。天気がよく、お店は盛況。店の前のオープンテラスの席にのんびりしている人を見ながら、調子がよかったらビールでも飲みたいところですが、やはり風邪は悪化の一途。明日、ロンドンに戻ろうと決意し、であれば、とアイスクリームを。コーンウォールはクロテード・クリームで有名で、アイスクリームもまた然り。パブのすぐ近くに店があったのでオーダー。ミルクは濃いけれど、ベタベタ甘くない、アイスクリームなのでした。
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いくつか回り道をし、st nicolasへ。中にバーナード・リーチの作品があるらしいが、中には入れず、見れず。それにしても今日は天気がいいなぁ、風もおだやか。そろそろ日も傾きかけてきました。ポーツミンスターへ行き、荷物をピックアップし、本日宿泊するパブの部屋へ。その後、再度町をうろうろ。夏にはサーファーも多い町らしく、洋服屋さんの前には天気などを合わせて波の高さなどを記した看板があったり。
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明日、ロンドンに戻るので、最後のチャンスとコーニッシュ・パスティーとコーラを買う。実は、私、食事としてのパイ包みがあまり好きでないので、どーかな、と思っていたら、これ一般的なパイ生地じゃない。しっかりとした厚みのある生地で、バターとか入っているのかな、入っているとしてもあまり入ってないんだろうな。おそらく小麦粉と水、卵ぐらいでつくった生地。中は何でも入れていいのらしく、いくつも種類が並んでいましたが、私はトラディショナルをチョイス。牛肉と玉ネギを煮たものかな。思ったよりも味そのものはあっさりめで食べやすい。紙袋の裏を見ると、ナイフでつける記しが中身の種類によって違うと。そういえば、昔、ランチとして持参したようで、どれが誰のか分かるように、アルファベットとかをナイフで記しをつけて区別していたって言うし。
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体調はいよいよ悪く、でも、セント・アイヴスはずっとずっと来たかったので、ほかの街には行けなくても、ここだけは来たかった。見たいところは見れて、満足です。今度はトップシーズンに来てみたいもんです。



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by ricoricex | 2008-05-19 00:52 | 旅の記憶

うー、なんだかだるい。やばいなぁ、また風邪かも。とにかく朝ご飯。前の夜にオーダーしておくシステム(これって最近?)で、香港の飲茶のように、欲しいものにティックしておいたもの。焼いたマッシュルームが、私、好きでねぇ。ベーコンは日本のものより厚めで味もしっかりしていて、これがベイクドビーンズや卵の甘さとからまるとちょうどよい。日本でも作れるけど、素材の味が違うから同じにはできないなぁ。トーストもさらっと(もちっとしていない)薄い食パンを使うわけだし。あー、でも、体調がよくない、ランチのことも考えて、私にしては珍しく完食は断念する。
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オーナーはひとりで切り盛りしているシングルマザーで、午前中いないということなので、食後精算を済ませ、お昼頃まで荷物を置かせておいて欲しいとお願いする。すぐには外に出ない、部屋で荷造りもしたいし、と言うと、私が出るころには彼女はいないので、カギをどこに置いておけばいいか教えてくれ、同時に、荷物を取りに戻ったときのカギの置き場所も指示してもらう。月曜日の朝、BBCの朝の番組のコーナーで、冷凍食品についてやってて、これがおもしろかったので、続きをしばらく見る。
外は雨こそ降っていないけど、肌寒いなぁ。風がないのは救いか。村をぶらぶら。気づくと、昨日訪ねたツーリスト・インフォメーションの向こうにも道が続いていて、小高い丘に延びている。きっと景色がいいに違いないと登ってみる。緑の芝生が広がる中を細い歩道が延び、途中にケルトの十字が。ああ、そう、そうでした。ケルトってスコットランド、アイルランド、フランスのブルターニュ(ブリテン)地方がパッと思い出されますが、今回、初めて、コーンウォールもケルトだと知ったのです。私はどうもケルト的なものに心揺さぶられるみたいです。何だろうと思ったら、忠魂碑でした。そうです、リメンバランス・デイがあったこともあり、赤いポピーが献花されていました。
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その後、村のセンターを横切り、昨日バスを降りたところまで行く。乗車と降車でバス停が違うのではと思い、確認。バス停のあたりは駐車場にもなっていて、乗用車もだけど、観光バスが多いなぁ。この駐車場に面する形で、木造の長い建物が。っと、ここもリック・スタインものでした。フィッシュ&チップスにデリにスクール。ランチの予約を入れておいたビストロもだけど、フィッシュ&チップスもかなり、かなりのスペシャルオファーあり。やはりオフシーズンだから、ってことでしょう。にしても、思っている以上にツアー客(多分、デイトリップ。大型バスで乗りつけていた。もちろん個人でも)が多い。デリは小さいながらもなかなかの品揃え。荷物を抱え旅を続ける身としては、あまり買い物ができない。本やDVDのコーナーに、コーンウォールの食にスポットをあてた雑誌を発見。デザインも紙もなかなかよく、ページ数が少ないこともあってかお値段も非常に手頃、これは迷わず購入。
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村のセンターに戻り、ぶらぶら。戻りがてら、リック・スタインのシーフードレストランを通り過ぎる。昨日もそうだけど、工事してるなぁ。店は開いてるようだけど、オフシーズンのこの時期にメンテナンスしてるのかしらん。コーンウォールの名物のひとつがハチミツ。昔からあるような店で、一瓶購入。シンプルの極みのようなラベルすら付いていない瓶(蓋にゴムを通してタグはついていたけど)、ベタベタ甘くなく、それでいてけっこう濃い。
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いざ、リック・スタインのビストロへ。が、イヤな予感的中。予約がレストランの方に入っていた。メールでやりとりのあと、電話確認をすればよかったものの、それは予約時のこと。手持ちで書式として残っていないし、リコンファーム(トップレストランや人気店では多いようです)もなかったし、不安だなぁ、と思っていたら案の定。でも、それは悪かった、こっちでは席の準備できるし、誤って予約が入っていたシーフードレストランはキャンセルしてもいいし(キャンセル料は発生しない)、どっちの店でもいいですよ、ということで、本来なら逆にチャンス!とシーフードレストランでしょうが、気分はすっかりビストロだったので、ビストロ。オフシーズンのスペシャルオファーで、前菜、メイン&デザートのプリフィクス。通常は50ポンドぐらいするのが15ポンド。これはお得でしょう。
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前菜はサバをクミンなどのスパイスをまぶして焼いたものを葉物野菜とサラダで。おそらく、オリーブオイルとレモンの搾り汁、塩・胡椒というシンプルな味つけだと思うけれど、イギリスでは珍しくレモンの酸味がよく効いている。あと、サバをクミンとかをまぶしてこんがり焼くというのは、私には初めての組み合わせで、なかなかよいマッチング。メインは鴨(洋モノの鴨は大好物なんです)をオーダー。ややオーバークック気味で、ややぱさつきがあったのは残念。でも付け合わせのローストポテトは悪くないし、まあ、いいんじゃないかしら。でも、鴨がメニューにあったので迷いもなく鴨にしたけれど、リック・スタインだもん、シーフードの方がよかったかなぁ。パンはフォカッチャみたいなもので、オリーブオイルとバターが出される。これはどれもグッド。お代わりもしちゃったし。地中海、シーフードがキーワードのリック・スタインならではかも。デザートにはチョコレートのスイーツで終了。比較的きびきびスタッフも動くし、サービスもばか丁寧なわけでもカジュアルなわけでもなく、バランスいいかも。会計をお願いしてからが結構待たされるのが常ですが、これもそんなに待たなかった。おかげで1時間に1本、多分ムリだろうな、と思っていたバスに、ギリギリ、ちょうど間に合った。
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ここからセント・アイヴスへ。途中で単線の小さな鉄道に乗り換える。この日は傘こそ使わなかったものの天気がよくなく、セント・アイヴスの駅に着いたら、すでに暗かった。やっぱり昨日、宿を予約しておいてよかった。難なくホテルを見つけてチェックイン。風邪気味の中、外にいた時間が長かったせいか、鼻水がやばい。あーあ、完全に風邪引いたな。ぐったりで、部屋についているショートブレッドとかをちょっと食べ、薬を飲んで倒れるようにベッドにバタンキュー。
by ricoricex | 2008-05-14 02:21 | 旅の記憶

本日からコーンウォールです。まず目指すはパドストゥ。田舎町で通常は車で行くのでしょうが、私は列車とバスを乗り継いで行きます。早朝しかバスに乗り換えるボドミン・パークウェイまで直行で行ける列車はないし、ぐずぐずしていたら着いたら夕方、日も落ちているし、それから宿探しもなぁ、ってことで早起きしてパディントン駅へ。先日、ツーリスト・インフォメーションのお姉さんがプリントアウトしてくれたタイムテーブルよりもかなり余裕ももってフラットを出る。なんせ地下鉄&列車がまともに動かないことは日常茶飯事、さらにブリットレイルパスにスタンプを捺してもらうのに窓口に並ばないといけないんだもん。
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地下鉄はまともに動いていて、窓口も並ぶまでもなく、なんだか拍子抜け。朝早いのでコーヒー屋もあいてなく、なんとなく駅をぶらぶら。っと、旅行グッズを売る店で、でっかいパディントン発見! パディントン・イン・パディントンかぁ〜。列車は懐かしいFirst Great Western。イギリスの国鉄はもはや国鉄ではなく民営化されていて、かのヴァージンはじめ何社か参入しているのですが、このFirst Great Western、私、マンチェスターとかリバプールとか、あっちの方にいたときにバスともども利用しておりました。
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で、案の定、定刻通りには出発しなかったけれど、15分程度だから、まあ、かわいいもんです。思ったより乗客が多く、サラリーマンらしき人が多い。にしても寒いかぁ。もう少し暖房強くして欲しいもんだ。また風邪引いちゃうよー、なんて思いながらウトウト。3時間経ったころか、海岸線が見えてくる。海沿いを列車で行くっていうのはいいなぁ。そしてコーンウォールに入る手前で鉄橋を通るのですが、鉄橋も風景も、かなりいいです、鉄子だましいをくすぐるなぁ。
お昼頃、ボドミン・パークウェイに到着。が、が、が、ドアが開かない! 駅員さんを呼んで開けてもらって初めて知った、ドアの窓から腕を伸ばして外のドアノブを開けるスタイルだったのねぇ〜、だから窓が開けっ放しになってたのねぇ〜。まあ、いずれにしろ、腕が届かないので、駅員さんを呼ばざるをえなかったが。
バスの時間まで約30分。ぷらぷらするにも周りに何もないし、コーヒーでも飲もうかなぁと思いつつ、バスの乗車時間が1時間と思うと、トイレ問題を考えてやめる。で、待合室でタイムテーブルやらさぐっていると、ふと列車案内のモニターに目がとまる。列車だけでなくバスの表示もある、あー、同じFirst Great Westernなんだーと気づき、ふと、バス、日をまたぐけど往復チケット売っているような気がするとカンが働く。で、窓口で、今からパドストゥに向かい翌日には同じルートで戻ることを説明し、リターン(往復)チケットはあるか、と訊くと、もちろん、と。いくらか安いんです、リターンだと。バスが来る、なんて小さいバス!
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のどかな風景をくぐり抜け、小さい町をいくつかやり過ごし、着きました、パドストゥ。まず向かうはツーリスト・インフォメーション。が、どこだ??? 運転手さんに訊くと、一緒に降りたおばちゃんが、あー、うちが途中まで連れてってあげるけん一緒にきんしゃい、と。ほんと、おばちゃん、漁師町のおばちゃんって感じで、これって万国共通? 港に橋がかかってるからそこを渡ってすぐの右手がツーリスト・インフォメーションやけん。この橋、船の出入りで上がっていたりかかっていたりして、通行できるのは漁師だけなんだけどね、港のものだから、でも、私と一緒に歩いてたの分かってるだろうから、心配せんでええわ、と。まっ、誰にも呼びとめられなかったです。
ツーリスト・インフォメーションで宿の手配。予算やら設備やらの希望を伝え、探してもらう。B&Bの人が外出してて、16:00にならないと戻ってこないから、それ以降でないとチェックインできないけどいい?と。まっ、どうせお昼食べてぶらぶらするわけだし、荷物先に預けるか預けないかの違いだけだし、どのみち16:00ごろには日が傾きかけるからそれまで時間を有効に使った方がいいわけだし、いいよ、と行って手配してもらう。そして次の日のセント・アイヴスまでのアクセスを調べてもらう。地図をもらい、お昼の食事場所のおすすめを聞く。先週は天気悪かったけど、今週は小春日和だわね、と、確かに、パドストゥに着いたら風もなく、天気もおだやか。コースで一緒だったBeもロンドンのツーリスト・インフォのお姉さん方々も、ほかにも何人かいたなぁ、コーンウォールにこの時季行くの? そりゃ夏じゃないから混んでないだろうけど、天気悪いだろうし、寒いんじゃないのー、波も荒いだろうしさー、さんざん脅されていたのがウソみたい。お礼を言ってツーリスト・インフォメーションを後に。
フィッシュ&チップスとかプラウマンズランチとか食べたかったけれど、お腹すいているところにバスに揺られたので、さっぱりめのものにする。クラブサンドイッチなり。身がたっぷり、ボリュームあっていいなぁ。捕れたものを使っているらしく、小さな殻がたまーに取れきれていないのはご愛嬌。ゆでて身をほぐして挟んでいるだけで、何も味がついていない。マヨネーズはおろか、塩・胡椒も! でも、この日はこれがちょうどよかったのです。逆になにもないから全部しっかり平らげられたってのもあるかも。
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その後、町をぶらぶら。スカイ島にポートゥリーという村がありますが、そこほど見た目はラブリィではありませんが、佇まいは似ています。小さな小さな村で、ちょっと歩けばひととおりは見て回れる。オフシーズンのせいか閉まっている店も多い。いやはやききしに勝るリック・スタイン村ですな。閉まっている店も多いから余計に目立つ。ざっと歩いた範囲だけでレストラン、ホテル&ビストロ、カフェにショップ、パティスリー。
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そろそろと宿に向かう。チェックインし、次の日の朝食や料金の確認をし、お茶を飲みながらちょっと世間話。ここは今はすっかりリック・スタインで有名になっちゃったわね。明日、ランチ、ビストロの予約とってるの? それはいいわね。私自身はどの店も行ったことないけど、評判はいいわね。そうね〜、有名になったおかげで地価があがったとかうるさくなったっていう人もいるけれど、でも彼は観光という大きな事業を提供してくれたわけだし、それはやはり村の財政的には大きいわよ。
ちょっと部屋でのんびりし、明日のセント・アイヴスの到着時間はいくら早くても16:00過ぎ。ということは駅に着いたらもう暗い。しかも街中までは約1km。そして、一度は泊まりたい宿は駅近く、という諸条件から宿に予約を入れる。オフシーズンだから難なくとれる。モバイル持っててよかったわぁ。
そろそろ夕食と村のセンターに向かう。しっかし、本当に開いてる店が少ないなぁ。パブでフィッシュチャウダー。これが3人前はあるんじゃないかというぐらい、すっごい量。タラやエビ、ダイス状にカットしたジャガイモや玉ネギ、グリンピース。きけば、シーフードはその日に捕れるものによって変わるんだとか。あー、こーゆーの、こーゆーの、大好き。変に手を加えていない、家庭料理の延長のようなしみじみとしたおいしさ。イギリスの家庭料理っていいな、って思ったのも、昔、田舎を旅して、パブやB&Bでシンプルでしみじみやさしい料理を食べたから。
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by ricoricex | 2008-05-11 14:59 | 旅の記憶

コースも終わり、バタバタの週末も終わり、で気が抜けたのか、朝はのんびり。ほとんどお昼近くにフラットを出て目指すはソーホー。Denny'sはシェフご用達のナイフやエプロンを扱う店。ブリティッシュのシェフはたいてい、白いエプロンではなく、紺地に白の縦の細線が入ったブッチャーエプロンみたいなのを着けているんですよ。これが欲しくて欲しくて。ですが、どうにも似合うサイズが見当たらず。店員さんにきくと、ワンサイズなのよー、残念ながらあなたには大きすぎるわねー、ということで、別のものを。赤いチェッカー模様のエプロンを入手。
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その後、Leon JaeggiやPagesでキッチン用品を物色。コースに参加しているときに、スパチュラやらピーラーやらミニナイフやらをすでに買ったので、スコーンの型抜きや茶碗、肉に刺して焼き具合を確かめるスティックなどを購入。欲しいものはいろいろあるけれど、かさばるものも多いので、どうやって持って帰ろうか考えるとあまり買えないなぁ。あと、環境の違いで買えないものもある。プラスチックのマグみたいなのに穴のあいたふたがついたものがって、小麦粉をふったり、粉砂糖をふったりするのにすっごく便利なんだけど、日本は湿気が多いのでムリだなぁ〜。ソーホーはキッチン用品を扱う店が多いエリアといわれているけれど、そうそう店が多いわけではない。こうやって見ると合羽橋ってすごい!
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その後、ソーホーのアート書を扱っている店やF&M(ディスプレイはきれいなんだけど、なんせ高過ぎる! でも観光客で賑わってたなぁ)を冷やかしてWaterstone'sへ。明日からコーンウォールに出かけるのでトラベルガイドを探すのです。ピカデリーのここは規模が大きく、ソファがあって、のんびり本を選べる。ちょっと居眠りすることもあります。そして、トイレ! イギリスでは日本のようにどこでも簡単にトイレが見つかるわけではないので、トイレがどこにあるのか覚えておくのはとても重要。私の場合、ピカデリーはこのWaterstone's、ハイストリートケンジントンはM&S。本当に何度も何度もお世話になってます。
コーンウォールのトラベルガイドを入手し、昨日Fさんに教えてもらった本を探す。教えてもらった本にはすでに入手したものもあって、それ以外、やっぱりあと数冊は欲しいな、でもすでにいろいろ買ってるから、アマゾンで買えそうなものは帰国して、なんて思いながら眺めていると、ある発見を! 書評カードがついている! これって昔からあったかしら。しかも手書きで日本の本屋っぽい!
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フラットに戻って、ちょっと休む。なんだか、また風邪引きそうだなぁ。ぼんやりぞくぞくする。お茶を飲んでいたらJがやって来て、一緒に夕食に出かける。好きなタイ料理屋がアールドコートにあるんです。が、が、が、失望! 以前は多少辛さはおさえていたけれど比較的オーセンティックだったのに、メニューとかもおされーになって、料理も悪くはないけれど、前ほど魅力はなくなっちゃったなぁ。あーあ。
そうそう、イギリスでは現在、屋内でタバコを吸うのは法律で禁止されています。レストランはもちろんカフェやパブでも。しっかしですねー、その弊害が出ているところがあるのです。それは外。道です。日本の場合、自治体の条例で歩きタバコを禁止しているところもありますが、イギリスでは、少なくともロンドンではそんなことはない、のです。なんで、以前より歩きタバコの人が増えたような気がするのですが…。
by ricoricex | 2008-05-08 18:51 | 旅の記憶