イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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カテゴリ:イギリスのグルメ店レポート( 66 )



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よっぽど用意周到にしておかないと、1カ月以上日本を離れるのがむずかしいのが、私の現状
(これをどうにかするのが目下の課題)。
なので1回のイギリス滞在は最長3週間といったところで、
となるとロンドンが中心となり、なかなか遠出ができないのが悲しいところ。

暮らす延長の感覚で行っていることもあり、そこにはもちろん相手ありきの予定も入る。
スケジュールを詰め込んで消化不良にならないようにしているので
(公共交通機関をはじめ、予定通りにものごとが運ぶことを想定していないのもその理由)、
優先順位の高いものがクリアできれば、あとはおまけ、といったところです。


2014年秋の渡英では、どうしても訪問しておきたいワイナリーがケントにあり、
そのワイナリー、チャペル・ダウン/Chapel Downの鉄道の最寄駅はヘッドコーン/Headcornなのですが、
よくよく調べてみると、アンティーク・ハンティングの町として知られる、ライ/Ryeからも近い!
おっ、いいじゃん!

チャペル・ダウン、およびライのツーリスト・インフォメーションに連絡をとったところ、
ライ駅からワイナリーへのアクセスがむずかしくないことが判明。
では、ライを拠点にしましょう! チャペル・ダウンへはライから向かいましょう!と相成りました。


到着までは案の定(?)、一筋縄ではいかず(↓)、
イギリスの鉄道ってこ〜んな感じ http://ricorice.exblog.jp/24085489/
まあ、こんなもんだろう、とライ駅に着いたのはお昼前の11時ごろ。

ツーリスト・インフォメーションで地図をもらい(スマホはスマホで使うけれど、ぱっと俯瞰で確認できる全体地図は、距離感や位置を確認するのにやっぱり便利、私の場合)、
ざざっと中心部(?)をならし、宿に荷物だけ預け、さあ、チャペル・ダウンのワイナリー訪問の前にランチだ!


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入ったのは、Lion Streetに並ぶレイドバックした佇まいのティールームのひとつ、フレッチャーズ・ハウス/Fletcher’s House
http://www.fletchershouse.co.uk/

店内は、このあたりによく見られるチューダー様式を認識でき、白い壁に黒い梁が印象的。
暖炉や調度品、小物など、いちいち古いもので、きょろきょろしてしまいます。
いかにも田舎臭いと捉えるとかノスタルジックな雰囲気に浸るか、人それぞれですが、
言えるのは、田舎に行かないとこういう空間に身をおくことってそうそうない、ってこと。
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ホームメイド・スープやフィッシュケーキ、日替わりパイなどのメニューもありますが、
甘いものも食べたかった私が選んだのは、
・セットティー/Fletcher’s Set Tea £10.25

内容は、
・スモークサーモンとキュウリのサンドイッチ/Smoked Salmon & Cucumber Sandwich
・フルーツ・スコーン/Fruit Scone
・ケーキ/Choice of Cake ※この日はオールドファッション・ブレッド・プディング
・紅茶(ポット)/A Pot of Tea
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このセットティー、アフタヌーンティーとクリームティーの間、といったところでしょうか。
アフタヌーンティーほどアイテム数はないけれど、
クリームティースコーン(たいてい2個)の1つをケーキにおきかえ、さらにサンドイッチ付き、

な内容です。
ロンドンなど都市部ではボリューム抑え気味な昨今とはいえ、
アフタヌーンティーが内容豊富なことに変わりはなく、そこまでは要らないなぁ。
なので、
フレッチャーズ・ハウスのこのセットティーは、ちょうどいいんじゃない?

のはずでしたが、出て来たものは相当ボリューミー。
2段プレートの上段がサンドイッチで下段がフルーツ・スコーンとケーキ。
サンドイッチは2口3口で終わる小ぶりなフィンガーサンドイッチじゃなくって、
食パン2枚でたっぷりの具をはさみ、食べやすく1/4にカットしたもの。
っと、これだけで、通常のサンドイッチの量じゃん!

フルーツ・スコーンは直径8cmほどの大ぶりサイズ。
オールドファッション・ブレッド・プディングのひと切れも大きく、むっちむち。

完全に炭水化物祭りと化してしまいました。。。
紅茶がポットでよかった!です。
食べては飲む、食べては飲むの繰り返し。
にしても、これで£10.25とは! 相当お値打ち!

写真からもわかるように、このセットティー、味や見た目は決して洗練されたものではありません。
特別な材料を使っているわけでもなく、家庭でも作れるレベル。
それがダメか、というとそういうことはなくって、
こういうレイドバックしたような店にはこういうのがよく似合います。

お菓子類よりも、むしろスープとかパイの方がいいかもしれません。
飾り気はないけれどしみじみとした味わいのものにありつけそうです。
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このお店の名前、“フレッチャーズ・ハウス”は、そのまま“フレッチャーさんの家”。
では、そのフレッチャーとは誰かというと、ジョン・フレッチャー/John Fletcherのこと。
ジョン・フレッチャーは1579年、ここに生まれた劇作家で、シェイクスピアに匹敵する才能の持ち主と称された人物です。
イギリスの古い建物らしく(?)、フレッチャーズ・ハウスにはジョン・フレッチャーの幽霊が出るとかなんとか。
もろもろ、フレッチャーズ・ハウスの詳しい歴史については、お店のウェブサイトに掲載されています(↓)。
http://www.fletchershouse.co.uk/
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現在の建物は1707に改築されたもので、ティールームになったのは、1932年から。
奥にはテラス席があり、近くにある聖メアリー教会から聴こえる合唱を耳に、ゆっくりとしたときを過ごすのは格別だとか。
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sun 21/09/14


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスの鉄道ってこ〜んな感じ → http://ricorice.exblog.jp/24085489/
○スコーン@フリート・リヴァー・ベーカリー/Fleet River Bakery(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25964233/
○スコーン@ギャラリー・メス/Gallery Mess(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25934395/
○<イギリス菓子・レシピ> スコーン【Scones】 → http://ricorice.exblog.jp/15368602/
○クリームティー【Cream Tea】 → http://ricorice.exblog.jp/3870384/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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by ricoricex | 2017-08-22 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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日本も、とりわけ東京では世界各国の料理が食べられるようになりました。
とはいえ、まだまだお目にかかれるところが少なく、アフリカとか中近東とか中南米とか。

ロンドンのフードシーンの特徴は、文字どおり
世界の料理が食べられること。
ファインダイニングもあればストリートフードもあり、
気分と懐具合とによってチョイスできるのもうれしいところ。

エジプト料理もそんなひとつ、
日本ではなかなか食べられない国の料理です。
ストリートフードが盛んなロンドンでは、メディアではそういった特集も組まれ、
そこで取り上げられる料理に、エジプトのコシャリがあり、
果たしてどんなものか、見た目からは味の想像がつかず、思いをめぐらしていました。

2016年秋。
ロンドンはサウス・ケンジントンをぶらぶらしていたら、なんとそのコシャリを提供する店舗、
コシャリ・ストリート/Koshari Streetができてるじゃないの!
https://www.kosharistreet.com/
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こんなポッシュなエリアにもちゃんと進出するんだねぇ。

行きたい!と思いつつ、なかなか時間が取れず、ようやく訪ねることができたのは、イギリス滞在最終日。
夕方のフライトだったので、午前中に荷造りをした後、お昼食べに向かったのでした。

コシャリは、お米やパスタ、レンズ豆やヒヨコ豆を混ぜたものに、トマトソース、辛味ソース、ヴィネグレットのような酢のソースをかけ、揚げたタマネギをトッピングしたもの。
これを混ぜ混ぜして食べます。

コシャリ・ストリートのコシャリ・メニューは、クラシック/Klassic、キング/King、コンボ/Comboの3つ。
お初なので、ベーシックなクラシック £5.95をチョイス。
これにミントティー/Mint Tea £1.50をプラス。
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すっきりさっぱりしたライス・サラダもしくはパスタ・サラダって感じ。
私自身は唐辛子の辛味はあまり得意でないのですが、
これに限っては辛味がある方がいける!印象です。
今回はあくまでベーシックなものを食べる、でしたが、
トッピング(別料金)をする方が味のメリハリがついてよさそうです。
次はオクラ&ラムをのっけて食べよう!

辛味はあるものの、全体を覆っているのはさっぱり味。
だからでしょう、揚げたタマネギが味や風味、食感のアクセントに入っている(と思われる)のですが、
これだけやけにオイリーで、うううう〜ん、私には不要。
イングリッシュ・ブレックファストで揚げパン不要、お粥に油條不要、というのとまったく同じ感覚で、でもこれらが一般的ということは、要らない!と考えるのは私だけかもしれませんが。
ともあれ、何ごとも経験だ〜!

実は私が気になったのは、ヒヨコ豆を潰して揚げたファラフェルをはさんだサンドイッチ。
まあ、単にファラフェルが好き、だからなんですけどね(笑)。
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fri 18/11/16


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by ricoricex | 2017-08-15 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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その日の午後、ロンドンはホルボーン界隈にいたとき。
小腹がすいてきて、ちょっと甘いものとコーヒーでも、
はいいのですが、地の利こそあるもののそこまでよく知らないエリア、ホルボーン。

気のきいたカフェってあったっけ?
さて、どうしようかな?

目立った場所に、これといったカフェがあった記憶がなかったので、
メインストリートではなく、ちょっと道を入ったら、ちゃんとありました!
一見すると、ロンドン、というよりもアメリカ合衆国ボストン、東海岸あたりにありそうな店構えです(ボストンどころかアメリカ大陸に足を踏み入れたことないけど(笑))
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名前は、フリート・リヴァー・ベーカリー/Fleet River Bakery
http://fleetriverbakery.com/
名前のとおり、フリート・ストリート/Fleet Streetの近くにあり、
ちなみにフリート・ストリート、かつては印刷出版の街で、
イギリスの主要新聞社が軒並み本社を構えたところです(今は違います)。


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で、フリート・リヴァー・ベーカリー、天気がよかったせいか、外の席で座ってなごんでいる人もいます。
店内に入ると左手に、ケーキ類やブラウニーなど焼き菓子のディスプレイ。
その奥に注文カウンターとレジ。
行列に加わり(といっても3〜4人だったけど)、何にしようかなぁ、と思っていたら、
目に飛び込んできたのが巨大スコーン!

なに、これ!

なわけで、
スコーン/Scone
・カフェ・ラテ/Café Latte
をオーダー。トータル£5.90也。
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この巨大スコーン、大きさは直径10cm、高さ6cmほど。
一般的なスコーンのボリュームのゆうに2倍3倍はある代物!
あらかじめ、たっぷりのクロテッドクリームとブルーベリージャムがクロテッドクリームの上下にどん!とはさまれています。
スコーンに添えるジャムはイチゴと相場が決まっているのに、ブルーベリーとは珍しいなぁ。
でも、この店のやわらかい味わいと食感のスコーンには、酸味のおだやかなブルーベリーの方が合うかも。

スコーンは、焼きが薄く、そのせいもあってかやわらかくしっとり。
クロテッドクリームがとにかく容赦なくたっぷりで、
食べているとだんだん疲れてきてしまった(笑)。

というのもですね、クロテッドクリームは生クリームよりも脂肪分が高く、55%。
日本で売っている生クリームの脂肪分が高いもので50%に届かず、
いかに濃いか、それがたっぷりとあらば! うぐぐ、となったの想像できるかと思います。


フリート・リヴァー・ベーカリー、店内に足を踏み入れたとき、1階だけ見てるとどうにも席がない!
あれ〜、外? 持ち帰り? ちゃんとゆっくり座れるところないのかなぁ、と思ってたら、
「イートインなら地階へどうぞ。席はたくさんありますよ」と。

確かに、近いは広々としていて、席数も多く、ゆっくりできそうです。
ランプトップ持ち込んで作業したり、熱心に読書をする人の姿もちらほら。


ここ、朝食やブランチメニューが充実しているので、
お茶よりもむしろ軽い食事の方が魅力的、な気がします。
メニューを眺める限り、ではありますが。
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wed 28/10/15


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by ricoricex | 2017-08-09 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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知り合いの事務所があり、その近くで夕食を食べよう、となって訪問したのが、
私が初めてショーディッチに足を踏み入れた日。
それは2010年秋で、すでに“ショーディッチが熱い!”みたくなっていたのだけれど、
用事もなければ、地の利もなく、
私は西っ子なので、ショーディッチの位置する東は見当がつなかったので、
ほったらかしにしていたところに、機会が巡ってきました。

約束の時間より早めに行って、ぶらぶら歩いた第一印象は、
ヴェトナム料理店(&食材店)が多いなぁ、ってこと。
実際、その日、人気があるんだよ!と
予約&連れていってもらった店はヴェトナム料理店だったし。

彼女は、スマホ(当時は携帯電話?)のデザインの仕事をしていて、
「ショーディッチはもともとチープなエリアで、でもって中心部からそう遠くないから、
 うちみたいな少人数の若い人の事務所やアトリエが多いの。
 同じ理由でヴェトナム人街みたいになったんじゃないかな」と。
 (注:今は、こぞって飲食店が出店しているため、今どき店がたっくさんです)
へええ〜。


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2016年秋、お昼時にソーホーにいて、さて、どこでごはん食べようかなぁ、となったとき。
(にしても20年前のソーホーは、セックスショップが多かったのに、
 気のきいた飲食店が増えて、変わったねぇ〜)
ヴェトナム料理店、カイ・チェ/Cây Treを発見!
http://www.thevietnamesekitchen.co.uk/

カイ・チェ、ショーディッチだけでなく、ソーホーにもあるんだー!
外の看板には£10のランチセットの表示。いいじゃない!
混んでいるけど、待っている人はいなくって、入れそう!
なわけで、店内へ。
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カイ・チェの£10のランチセット、題して、“SAIGON CLASSIC LUNCH”(月〜土曜)。
サイドメニュー7種、メイン8種からひとつずつ選べ、私は以下をチョイス。
・カリッと揚げた野菜の春巻き/Crispy Vegetable Spring Rolls
・牛肉のフォー/Beef Pho
これにベトナムビール、サイゴン・スペシャル/Saigon Special £4.50をつけて、
サーヴィス料など含め、トータル£17ほど。
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春巻きは、日本のヴェトナム料理店で登場する生春巻きを
ひと回りふた回り大きくしたぐらいのサイズで、2本。
半分にカットしてあります。
生春春巻きの皮、つまりライスペーパーを使っていて、
これがバリバリで、かなりクリスピー。
これはビールにバッチリ合うね!
ライスペーパーを揚げて、塩をふるだけでも立派なつまみになりそう!

牛肉のフォーはお碗にたっぷり。
やわらかく調理した牛肉とパクチー(コリアンダー)をトッピング。
モヤシ、レモンとミントは別皿で登場。
モヤシはあらかじめフォーに入って、へろへろになっている方が好みだなあ、私。
レモンと、そしてミントを加えると、味がぐっと引き締まって爽やか!
私、料理にミントを使うのはさほど好みではないのですが、
このフォーに関しては、特にミントがいい仕事します!


店は入ってすぐの右手、窓に面したカウンターの3席ほどはソロダイニング用で、
私が通されたのは、まさにそこ。
途中から、オーナーらしき人が隣りに座って、食事を、なのですが、
スマホであれやこれやしながら、周りを見渡し、
会計の客がいたらさっと立ち上がって行ったり、
待っている客を席に通したり、
スタッフにあれこれ指示を出したり。
まあ、よく働くこと!

ねえ、麺がのびちゃうよ!

食事は席に戻ったら一気にかっこみ、慌ただしく動き回っている彼、
オーナー、だと思うんだけど、実は何者だろう?
見た目は、ヴェトナム系ではなく、中国系に見えたんだけど、な。
急成長店(もっと言うと国)のわけは、上の者が自ら動いていることかも。
あんなちゃかちゃかエネルギッシュに動き回る人、滅多にお目にかかれない!

彼より先に食事をしていた私が、食べ終え、会計の段になったときも、
すかさず、気配を察して、食事を中座して会計を始めた次第。
い〜よ〜、ほかのスタッフでいいし、そのくらい待つよ〜、ではあったのですが、
時間は13時30分。まだランチタイムに充分で、
次の客を早く入れたい、という狙いがあったのかもしれません。

なんだか、食事とは別のところでえらく刺激を受けてしまったのでした。
ぼやぼやしていると、瞬きしている間に追い越されちゃうんだね。


そういえば、カイ・チェでは、徳利とお猪口もスタンバイしていました。
それだけ日本酒が需要があるのか
(よく報道されているように、まだまだブームではない。一般の人は知らないと思う)、
アジアのくくりでヴァリエーションをみせているのか不明ですが、
両方であり、今の段階だとおそらく後者の比重の方が重いのではないか、と。
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ちなみに、カイ・チェのこのランチセット、状況がちょっと変わったようでして、2017年8月現在は、
私が食べたタイプ、サイドメニューとメインのセットは
“SET 2 COURSE LUNCH” £11
に。ごはんや麺に肉がのっかった丼ものは、
“SAIGON CLASSIC LUNCH” £8.50
に変わっています。
丼ものはズバリ、クイックランチ利用需要をさらに開拓し、回転率ひいては利益をあげるためかもね〜。
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wed 16/11/16


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○ランチ@パデッラ/Padella(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25657886/
○ランチ@ソム・サー/Som Saa(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25151358/
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○カレー・ランチ@インディアン YMCA/Indian YMCA(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25683596/




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by ricoricex | 2017-08-02 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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中途半端な時間に朝ごはん、というよりイレブンシーズ(11時頃のお茶タイム)を摂ったせいで、
お昼は要らないな、と思いきや、
午後の時間が過ぎるに従い、やっぱりお腹がすいてきまして。

ランチには遅いし、アフタヌーンティーな気分じゃないし、
でも、まあ、とりあえずメニューのあるところへ行こう、と入ったのが、
ロンドンはスローン・スクエアにあるギャラリー・メス/Gallery Mess
http://www.saatchigallery.com/gallerymess/

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e0038047_08100519.jpgここは、ギャラリー・メスという名前のとおり、ギャラリーに併設したレストランカフェ。
そのギャラリーとは、サーチ・ギャラリー/Saatchi Galleryで、
実業家にして美術収集家であるチャールズ・サーチ/Charles Saatchiによる、モダンアートの私設美術館。
チャールズ・サーチは、イギリスの人気料理家、ナイジェラ・ローソン/Nigella Lawson のex夫で、
このカップルは離婚前に一時、タブロイド紙を賑わせたものです(今さら言われたくないでしょうが)。


ギャラリー・メスがあるのはスローン・スクエアというエリアってこともあり、
お客さんがポッシュなら、お店のスタッフもフレンドリーだけどポッシュ(笑)。
お店は、エントランスを入って右に細長い造りになっていて、
入ってすぐテーブル席もあるバースペース、その奥にテーブル席。
食事は要らない、ちょっとお茶飲みたいから、と伝えると、
バースペースのテーブル席に通されました。
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イレブンシーズで食べたのは甘いものだったので、どっぷりスイートなケーキやパイの類には食指が動かず、
でも何か食べたくってどうしようかなぁ、と眺めていたらスコーンがある!
ぼてっと量が多かったら、今度は夕食がねぇ、と思って訊ねると、小ぶりだとのこと。

そんなわけで、オーダーしたのは、
スコーン/Scones £7
・紅茶(アッサム・ブレックファスト)/Tea Assam Bfst £2.50
サービス料など込みで、計£11ほど。
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出てきたスコーンは確かに、通常のものよりもひとわりもふたまわりも小さく、直径5〜6cmほど。
3つ出てきて、いずれもサルタナ入り(プレーンなしとは珍しい!)。
表面は卵液を塗って焼いているのでしょう、全体に焼きが強い。
しっとりやわらかいスコーンではなく、
厚みのあるビスケットと呼んでいいような、ほろほろタイプ。
それにストリベリージャムとクロテッドクリームが付いてきます。


都市部では、スコーンのサイズが小さくなっていることを証明する好例。
お皿ではなく、スレート(石板)におかれるのも今どきだし。


私が訪ねたこのとき、スコーンとお茶があらかじめセットになったクリームティーは存在せず、
それぞれ注文しましたが、3年近く経った2017年7月現在、
“ティー&スコーン/Tea & Scones”というメニュー名、£8.50で提供されています。

クリームティー”というメニュー名だと知らない人は、
スコーンとお茶のセットとは想像しづらい、
お茶にクリームが浮かんだものをイメージしそうなので、
街中にあり、外国人も多いスポットゆえ、
内容が伝わりやすいストレートなメニュー名にしているんだろうな〜。
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mon 29/09/14


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○<イギリス菓子・レシピ> スコーン【Scones】 → http://ricorice.exblog.jp/15368602/
○クリームティー【Cream Tea】 → http://ricorice.exblog.jp/3870384/
○タルト@コンディトー&クック/Konditor & Cook(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25870296/
○ケーキ@ペイトン・アンド・バーン/Peyton and Byrne(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25414561/
○パン@ベイカー・アンド・スパイス/Baker & Spice(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25675717/



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by ricoricex | 2017-07-25 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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どこに行ってもマーケットは楽しい!
それはイギリス、ロンドンでも同じこと。
食器や日用品、洋服などのヴィンテージやブロカントをあれこれ見るのも楽しいし、
日本ではあまりお目にかかれない野菜や果物、肉類、加工品などの食材やパンやデリなどの食品を眺めるのも楽しい。

近年、ロンドンで活況だな〜と感じるのが、“食”のマーケット。
食材を扱う“ファーマーズ・マーケット”と、スナックやお菓子などがつまめる“フード・マーケット”に大きく分けられ、
前者は冷やかすのは楽しいのだけれど、住民や長期滞在でないと生ものは買えない。。。
その点後者は、食事やおやつとして、気になったらその場で買って食べて、ができるので気持ちがラク!であります。


ロンドンのフード・マーケットで、私の一番のお気に入り!は、
地下鉄ロンドン・ブリッジ駅とバーモンジー駅の間に位置し、線路の高架下沿いに続く
モルビー・ストリート・マーケット/Maltby Street Market

だったのですが、
ここもいいなっ!ってところに遭遇!
それは、ロンドン東部はロンドン・フィールズの近くにある
ブロードウェイ・マーケット/Broadway Market
http://broadwaymarket.co.uk/

このマーケットは長い歴史があるものの、いったん廃れ、再び活況を取り戻したのは2004年。
存在は知っていたのですが、私は西っ子なんですよ!
東は地の利もないければ用事もなく、よくわからない。
ショーディッチがきてる!と言われて早10年、ですが、
ハマースミス探索の方がおもしろいぜっ!てなもんで。。。

それとフード・マーケットって毎日開催ではない。
オフィス街であれば平日、居住地区なら週末。
ブロードウェイ・マーケットの場合は、土曜日の9:00〜17:00開催。
この限られた時間に照準を合わせて行くのがむずかしかったことも、
これまで訪れなかった理由のひとつです。


2016年秋の滞在では、土曜日の夕方まで体があくことが判明!
よっしゃ、ブロードウェイ・マーケットに行くぞ!と思って地図を眺めていたら、
ブロードウェイ・マーケットからわずか1kmほど南下したところに、
これまた、ずっと行っときたい!と思っていた、
今や絶滅危惧種となっているカフ(イギリスの昔ながらの食堂カフェ)、
イー・ペリッチ/E. Pellicciがあるじゃない!

e0038047_15315204.jpg歩いてはしごできるじゃん!
じゃあ、イー・ペリッチでイングリッシュ・ブレックファストの朝ごはんを食べて行こう! そうしましょ、ったら、そうしましょ!


というわけで、イー・ペリッチで朝食を摂り、いざ、ブロードウェイ・マーケットへ!

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この日は土砂降り。
傘を差すのが好きじゃなく、パラパラ程度だと使わない私(イギリスの雨は日本のよりもさらさらしている、気がする)も、このときばかりは、やむなし!
リージェンツ・カナル/Regent’s Canalと呼ばれる小さな運河を超えたら、そこがブロードウェイ・マーケット
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モルビー・ストリート・マーケットはこんな店がストール出していいの?てなほどのクオリティ(実際に有名人気店が出店している)と、
国際色の豊かさで、雑多ななかにも洗練されたところがあり、
世界から人が集まる国の中心部にあるフード・マーケット! 刺激的!
と好奇心が満たされるのですが、
ブロードウェイ・マーケットは、ローカル色満載。
肩の力が抜けているところがいい!

ローカル色といってもそこは、イーストのほかのエリアの例にもれず、
マーケットのあるハックニーは、若いクリエイターやアーティストたちがスタジオや住居を構えるエリア。
その息づかいをマーケットにも感じる、ってわけです。
若さと未来への希望、みたいなものがあるんですね。
どローカルなエリアは、安いのはいいんだけどルックス的にどーもね、ですが、
ブロードウェイ・マーケットは手頃で決め過ぎないセンスがあり、
いかにも今の空気感が漂い、いーなー、と。
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この日の私は、たっぷりの朝食と、このあと、ここブロードウェイ・マーケットのストールから始まり、
今やロンドンの心地よいケーキ屋を代表する1軒になった、
ヴァイオレット/Violetに寄る計画だったので、
この日はぶらぶらと眺めるのみ。

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e0038047_15343476.jpgちなみにヴァイオレットは、
ブロードウェイ・マーケットから1kmぐらい北上したハックニーに固定店舗を構えていますが、
ブロードウェイ・マーケットにもちゃんとストールがありました。
そして、店舗よりもこっちの方がお菓子の種類も数も圧倒的に多い!
店の雰囲気を感じのんびりしたいなら、固定店がいいのですが、
単にお菓子の種類ならブロードウェイ・マーケットも見ときたい。
実店舗よりマーケットのストールの方が種類が多いとは想像していなかっただけに、
両方見れてよかったわ!
(まあ、考えてみれば、マーケットに集まる人の数や持ち帰りのみ、なので、当然といえば当然ですが)


ブロードウェイ・マーケットのストールが立つ通りの両脇には、飲食店も建ち並び、
昔ながらのお店もあれば、若い人たちが始めたスポットもあり、
この混在さがいい感じ!
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ショーディッチはホクストンはいまひとつピンとこない私ですが(おもしろいはおもしろいんだけど、アウェイ感が。。。)、
ハックニーはしっくりくるなぁ。
このときの滞在では、時間がなくこの土曜日の限られた時間の訪問だったけれど、
次は平日も来たいし、晴れた日のマーケットものぞきたい。

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私が訪ねた日は雨だったこともあり、
古着やレコードなどを売るスツールはほどんど見られなかったので、こーゆーのも見たい!
そして、マーケットの北側にはロンドン・フィールズという大きな公園があるから、
食べ物を調達して、ここでのんびりってのがいいな。


今回私は、地下鉄はベスナル・グリーン/Bethnal Green駅で降りて、
歩いて5分ほどのイー・ペリッチで朝食を摂り、
徒歩で15分ほど北上してブロードウェイ・マーケットに向かったわけですが、
直接ブロードウェイ・マーケットに行く場合は、オーヴァーグラウンドのロンドン・フィールド/London Fieldsが最寄り駅となります。
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~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○朝食@イー・ペリッチ/E. Pellicci(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25893204/
○ケーキ@ヴァイオレット/Violet(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25579516/
○ランチ@ホワイトクロス・ストリートフード・マーケット/Whitecross Street Food Market(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25549377/
○ストリートフード@リアルフードマーケット・アット・ザ・サウスバンクセンター(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/22560842/
○週末のお出かけに! ロンドンのサタデー・マーケット → http://ricorice.exblog.jp/23421394/




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by ricoricex | 2017-07-18 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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その日、チェルシー/キングス・ロードに向かうつもりで、
目的地直近に停まるバスは、そこからは出ていなかったのだけれど、
ちょっとだけ長く歩けば、近くに停まるバスのルートがあったので、
下手に地下鉄乗ったりするよりはそれが最短だから、
とバスに捕まえるまではよかった。
が、本を読んでいたら、降りるところの4つぐらい先に行っちゃったじゃないの!
ん〜、もう! 何やってんだか。

降りたバス停からは目的地に行くバスの通り道で、
待ってそれに乗り込んでもよかったんだけど、
そこは少しだけ私のテリトリーを外れたエリアで、
こう行けばいいんだな、1kmぐらい余分に歩けばいいんだなというのはすぐに検討がついたし、
何より知らない場所を歩いて、肌感覚で知るのは楽しい!
ので、てくてくてく。


ほどなくなじみのあるエリアに出て来て、
歩いたから体が温まってきたのだけれど、ちょっとコーヒー飲んでひと心地つきたいな、って気分に。

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気づけば、ブルーバード/Bluebirdの近くで、そーねー、ブルーバードでもいいけれど、
さくっと済ませたいなぁ、と思ったら、
このブルーバードフードストアでコーヒーを飲んでいる人を発見!

ここでいい! ここがいい!

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ブルーバードサー・テレンス・コンランが始めた飲食店のひとつで、
マイナーチェンジをしながら今にいたっています。
ブルーバード・フードストア/The Food Store at Bluebirdは文字どおり、
食のセレクトショップといった趣で、グロッサリーやワイン、パンなどを扱っています。
今は以前ほどではなくなりましたが、
10年ぐらい前までは、渡英のたびに訪ねていました。
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で、オーダーしたのは、
・ラズベリーのデニッシュ/Fruit Danish – rasb £2.75
・カフェ・ラテ/Caffè Latte £2.30
合計£5.05。
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ラズベリーのデニッシュはデニッシュ生地に、カスタードクリーム、ラズベリーがぽんぽんぽんと8粒、それにアーモンドスライスを散らしたもの。
アンデルセンのダークチェリーを気持ち平たくし、一回り大きくし、甘味を少し加えたような感じ。
なんだか、この手のパンを久しぶりに食べて、ふと思ったのだけれど、
そういえばクロワッサンとかパン・オ・レザンとかパン・オ・ショコラとかはロンドンでもフランス系のパン屋さんを筆頭に
そこそこ入手しやすくなったけれど、
デニッシュ・ペイストリーは北欧系ベーカリーに行かないとむずかしいかもしれない。

後で気づいたのですが、イートインとテイクアウェイ(持ち帰り)で値段の違いもないし、
ここ、ブルーバード・フードストアはちょっとコーヒーをってときに、実は穴場かも!

それが証拠に、というべきか、
同じ敷地のブルーバードのレストランのお客さんは見事にポッシュな人たちだったけど、
こっちはいかにもご近所の人がふらっと来てふらっと出て行ったり、近所の工事現場のおっちゃんが人数分まとめてコーヒーを買っていったり(2組)していて、
その対比がわかりやすくって、なかなか興味深かったです。
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○タルト@コンディトー&クック/Konditor & Cook(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25870296/
○ケーキ@ペイトン・アンド・バーン/Peyton and Byrne(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25414561/
○パン@ベイカー・アンド・スパイス/Baker & Spice(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25675717/
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by ricoricex | 2017-07-11 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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私は西っ子なので、ロンドンの東はよく知らない。
ショーディッチが来てる!とは言われて早ン年。
待ち合わせてごはんを食べたりすることもあるけれど、
な〜んかお尻のあたりがもぞもぞして落ち着かないのよね〜。

数年前、アールズ・コートだったかウェスト・ブロンプトンだったかの昔ながらの食堂カフェ、カフに行こうとしたら、なくなってるじゃないの!
がっくし!


ロンドン・イースト、ベスナル・グリーンにある
イー・ペリッチ/E. Pellicciは、
この手のカフではあまりにも有名な店で、その存在は知っていたけれど、
東はよく知らないし、しかもベスナル・グリーンはまったく未知の世界。

週末にブロードウェイ・マーケット/Broadway Marketに行きたいな、と思って、
よくよく地図を眺めたら、
あらっ、イー・ペリッチから遠くない、1kmぐらいか。
とあらば、イー・ペリッチで朝ごはんを食べてからブロードウェイ・マーケットへ行こう!


イー・ペリッチへはベスナル・グリーン駅を降りたところにのびるベスナル・グリーン・ロードを
まっすぐ5分程度歩けばいいので、迷いようがありません。
にしても、この通り沿いに漂うリアルな下町感。
へぇ〜、おもしろい。もっとも、観光客の来るエリアじゃないからねぇ。

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店の外にはテーブルがあり、コーヒーをすすっている女性が。
雨よけはしてあるものの、この日は土砂降り。
常連さんらしく、コーヒーのお替わりをオーダーしながら店員さんと言葉を交わし。

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店内に入ると陽気に迎えてくれ、着席。
メニューを渡され、(まあ、見るまでもなく)では、と選んだのは、
・イングリッシュ・ブレックファスト/Pellicci’s Full English £7.00
・紅茶/Tea 80p
合計£7.80。
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イングリッシュ・ブレックファストの内容は、いうと、
・ソーセージ/Cumberland sausage
・卵料理/egg
・ベーコン/bacon
・トマト/tomatos
・マッシュルーム/mushrooms
・パン(フライドブレッドかトースト)/fried bread or toast

卵は、目玉焼き、スクランブル、ポーチドから選べます。
さらに、無料(!)で、
野菜のソーセージ、ブラック・プディング、ハッシュ・ブラウン、チップス(フライドポテト)などに
内容を変えたり、追加することができ、
私は、ベイクド・ビーンズをプラス。

朝食はヴェジタリアン用£6.00もあり、終日オーダー可能です。
メニューはほかに、グリル類、パスタ、アメリカンスタイルのパンケーキ、ケーキ類、ランチセットなどがあり、
ランチセットも朝食同様、一日中いつでも注文できます。


イー・ペリッチは、その名前から察っせられるように、イタリア系の家族経営。
1900年、Priamo Pellicciがここに小さなカフェをオープン。
妻、Elideとともに7人の子どもを育てながら、お店を繁盛させました。
1931年にPriamoが亡きなった後も、Elideはお店を続け、
彼女の名前の頭文字を添えて、店名が“E. Pellicci”となったわけです。
息子のNevio Snr.が後を継ぎ、このNevio Snr.は町の名士であったようで、
2008年に亡くなったときは大きく報じられました。

現在のオーナーは、Nevio Snr.の妻のMaria。
お店を切り盛りしているのは、Nevio Snr.&Mariaの息子のNevio Jnr.、娘のAnna、そしていとこのTony。


そういえば、店の奥の大きなテーブルに4人集まってやいのやいのやっていたのは、
家族会議か、彼らのひとりを含めた町内会の集まりだったのか?


で、イー・ペリッチ
今では少なくなった、イギリスの昔ながらのカフを体験できるのはもちろん、
インテリアも一見の価値あり。
事実、Grade IIの文化遺産に登録されており、
ステンドグラスやウッドパネルのインテリアはアールデコスタイルで、
知らないと気づかないであろう、お店のあり方とのエレガントなスタイルとのギャップがすごい!(笑)
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土砂降りで土曜日の朝で、お客さんはちらほらでヒマだったのか、いろいろ構われるのもまた楽しい。
有名人も多く訪問しているようで、アルバムやスマホの画像を見せてくれたり
(私が日本から来た、ってわかると、
 誰だったかなぁ、日本の若手俳優が来たんだよ〜、って言ってた。
 あと「Transit」だったかなぁ、「Pen」だったかぁ、雑誌の取材を受けたんだよ、とも言ってた)、
奥のグループから、「今日は雨で寒いから、これ飲んであったまって!」と手づくりリキュールかお酒だかが回ってきたり、
「ダンナはどーした? 日本においてきたのか? あそこにいる○○、ボーイフレンドにどーだ?」とかいじられたり、
朝からノリノリだったな(笑)。
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こういう店や、インド人のやっているお店(日本でも!)で、私、いじられる、かわいがられ構われるのはなぜだろう?
仕事で訪問していても、「あなたはそのまま座って食べてなさい、写真なら私が撮るから!」なんて言われちゃうんだなぁ。
なんかあんのかな?
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○朝食@リージェンシー・カフェ/Regency Cafe(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25484104/
○朝食@オトレンギ/Ottolenghi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/24033167/
○朝食@アルビオン/Albion(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25739952/
○朝食@クラークス/Clarke’s(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25317514/
○ケーキ@ヴァイオレット/Violet(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25579516/




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by ricoricex | 2017-07-06 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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物を知らない、っつーのはこういうことだよ!

私は学校の教科で言うと、数学(+物理)が圧倒的に好きで、ひらめき+考える、というのが脳の訓練のようで楽しかった。応用問題になればなるほど燃える!
頭の背後に無限に広がる大宇宙を感じ(本当は無限じゃないけど)、ロマンに浸っていたのです。
他方、暗記もの、歴史などの社会、自然科学はまったくダメで、
オブザーバント/obvervant、観察力はあるけれど、まったくもってインテレクチュアル/intellectualじゃない、教養がないのはそのためです(インテリジェント/intelligent、理解力があるかどうかは???)


e0038047_00043310.jpgロンドンに行くたびに立ち寄る場所に、今や一大観光スポットと化した、バラ(ボロー)・マーケット/Borough Marketがあります。
フードマーケットゆえ、ストールで気軽に買って食べて、ができます。
それがウリでもあるのですが、わさわさしていて、混んでいると腰かけるスペースがないので、私自身は食事はほとんど摂ったことがなく、お菓子をつまむぐらいです。
ちゃんと食べる場合は、周辺の飲食店を利用します。

バラ(ボロー)・マーケット内のパン屋さんがスクールを開始して間もなく、渡英のタイミングでスケジュールを合わせて参加した日のこと。
イギリスに限らず、ですが、外国の場合、基本、電車とかの交通網とかを信用していないので(遅れて当然。まあ、先方も慣れてはいるんだけど)、早めに出て、滞りなく移動でき早く着いたら現地で時間をつぶすようにしています。
このときも、スクール開始の30分以上前に着いてしまった。。。

受付けまでも時間があるし、これから始まるパン作りという体力を要するものの前に腹ごしらえ、ということで向かったのは、コンディトー&クック/Conditor & Cook
https://konditorandcook.com/
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コンディトー&クックは、ケーキ屋さん(デリも多少あり)。
現在のロンドンのコーヒーブームの立役者といえる、モンマス・コーヒー/Monmouth Coffeeの隣りにあります。
どーしよーかなー、と迷いながら選んだのは、
・レモン・タート(タルト)/Lemon Tart
・カフェ・マキアート/Caffè Macchiato
セット(Meal Deal)で£3.95。
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ここ、基本的に持ち帰りの店舗設計になっているんだけど、
ふと見ると奥のカウンター(といっても3席程度しかない)があいてる!
「使ってもいいですか?」と訊くと
「どうぞ、どうぞ」とにっこり。
なので、チップをおいて、奥の席へ。

レモン・タートはさくさくの土台、パート・シュクレっぽいけど、そこまで甘みはない、かなぁ。パート・ブリゼほどもろくはない。クランブルっぽい、ほろほろ感があります。
フィリングのレモンクリームも比較的あっさり目。酸味も甘味もマイルドなので、量があっても最後まで飽きずに食べられる感じ。
ガツンとしたストレートな苦さや酸味のあるコーヒーではなく、牛乳を加えてほどよく丸みのあるカフェ・マキアートにして正解!

このレモン・タート然り、このお店のお菓子類、よくも悪くも手作り感いっぱい。
形とかアイシングとかがよく言えばおおらか、悪く言えば雑なんですよ〜。
ホームメイドをウリにしている個人店ならわかるのですが、
ロンドンの6店舗を構えているほどの店なのにぃ。
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でも、店の立ち位置を振り返れば、わからでもない、か。
コンディトー&クックのオープンは1993年。
今のように本格的なベイクショップは珍しく、町のケーキ屋が圧倒的主流のなかで誕生しました。
このコンディトー&クックや、以前にご紹介した1995年オープンのパン屋さんのベイカー・アンド・スパイス/Baker & Spiceなくして、現在のような洗練されかつ卓越した技術のベイクショップが林立する現象は起きなかったわけで、いわば橋渡し、先駆者です。
そしてそういう立場が得てしてそうなってしまうように、どっちつかずの宙ぶらりんなところにいる、という。
お菓子の仕上がりのツメの甘さは、そういうところから来るんだろうな、と感じるわけです。

で、最初に戻って。
コンディトー&クックのコンディトーはKonditorと綴ります。
イギリスでは店舗名に創業者の名前が付けられるのはよくあることで、kから始まる言葉は珍しいな、あるのはknitとかknotとかkのあとにnを伴うことが多く、そうでないものは外国由来の言葉で、外国にルーツがある人なんだなぁ、ぐらいに思っていたのです。

ここまでは推察できておきながら、っていうのが、私がインテレクチュアルではないところで、このコンディトーってドイツ語でペイストリー・シェフ/pastry chefって意味なんですね!
そうだよ、そうだよ! だってドイツ語でお菓子屋さんは、コンディトライ/Konditoreiだもん!
そこが結びつかなかった、自分のノータリンにがっくしくるわけです。

なんで、ドイツ語がついているかって?
それは、オーナーシェフのGerhard Jenneがドイツ出身でドイツで修業を積んだ人物だから。
ロンドンでパティシエとして働いていた彼を有名にし独立へと向かわせたのは、
著名人のオーダーメイド・ケーキを手がけ、それが評判になったのがきっかけ。
店内に三段重ねのリッチなケーキがディスプレイされているのはそのためでしょう。
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そうえいば、同様に著名人のオーダーメイド・ケーキで有名になった、
ペギー・ポーシェン/Peggy Porschenもドイツ出身だな。
たった2人を例に出すのもアレですが、コンディトー&クックはおおらか、ペギー・ポーシェンが繊細でラブリーという違いはあるけれど、ドイツ人は創造性に長けているのかしらん。
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thu 18/09/14


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(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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by ricoricex | 2017-06-26 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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私にはスリランカ出身のイギリス人の友人がいて、渡英のたびにお世話になっています。
彼女は料理でもてなしてもくれることがあり、
これがスリランカの料理か!と思いながら毎回おいしくいただくわけです。

昨秋のロンドン訪問のときはちょっと様子が違っていて
「ノリコがいる間に何か料理作ろうかな、って思ったけど、最近まったく台所に立つ気がしないののよねぇ」と。
まあ、そういうときもあるよね〜。
そこで私は逆にこれ幸いと
「あっ、じゃあ、ごはん食べに行こうよ! 食べてみたいものがあるの」。

私がそのとき、食べてみたい!と思っていたのはホッパー。
ホッパーとは米粉をココナッツミルクでのばして、薄く焼き上げたクレープのようなもので、スリランカでは朝食でおなじみ、だそうです(朝食、と決まっているわけではなく、夕食でも食べるとか)。
南インドでは、アーッパと呼ばれます。

これまで彼女が作ってくれた料理にも、これまで私が日本で食べたスリランカ料理にもホッパーはなく(見逃してた?)、
というのも専用の、中華鍋をふたまわりほど小さくしたような丸みのあるフライパンが必要なんですね。
なので、焼き上がったホッパーは平たくなく、ボウルのような形状をしています。

私がホッパーを知ったのはここ数年ほどのことで、
ロンドンのストリートフードなどで見るようになり、
また、ロンドンはソーホーにあったKoyaといううどん屋さんが、
その名もホッパーズ/Hoppersというスリランカ料理店に変わりまして、
これは食べねば!と思い焦がれてしまったわけです。
(ちなみに、このホッパーズ/Hoppersは、GymkhanaTrishnaMotuといった高級&モダンなインド料理店を手がけているファミリーが経営。ホッパーズ/Hoppersも当然、モダン&おしゃれ路線な今どきのお店です)


そんなわけで、ホッパーズ/Hoppers行きを提案したんです。
すると
「あ〜、あの店ね。行ったよ〜。いいんだけどね、やっぱね、ポッシュで安くはないんだよね〜。まあ、ロンドン中心部だし時代だし、そんなもんなんだけど。ホッパー食べたいんだったら、別のお店に連れてってあげるよ」

そんなわけで、日時をすり合わせて向かったのは、土曜日の夜。
場所は、地下鉄ピカデリー・ラインでゾーン4にあるSudbury Hill駅からすぐのところにある、ライジング/Rising Sun
http://www.risingsunhotels.com/
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ここはスリランカ&南インド料理店で、
彼女が私をここ!と太鼓判を押して連れていってくれた理由は、
エッグホッパーもだけれど、週末は£20(飲み物別)でブッフェを提供しているから。

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店のドアを開けて、えらい賑やかだなぁと思ったら、結婚パーティーの真っ最中。
ミラーボールとカラフルなライティングがまぶしく、ステージにはマイクを持った司会者がいて、音楽が奏でられ、踊る人もいて、きれいにドレスアップ人たちが100人はいようかという様相。

あれ〜っ、席あるのかな?と思ったら、
エントランスを入って左手に小さな部屋があり、そこがその日の一般の人用のスペースとなっていました。

パーティー会場を横切って、いざブッフェへ。
料理の種類はそう多くなく、カレーが6種類。
・チキン/Chicken Devil
・マトン/Mutton
・魚/Fish
・ダル(豆)/Dhal
・豆とカシューナッツ/Bean & Cashew
・ナスのピクルス/Aubergine Moju
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これにごはんやらヌードルやらビリヤニ(私の大好物!)やら、ストリートフードの定番、日本の焼うどんのような立ち位置の、コット・ロティ/Kothu Rotiやら、
七味唐辛子のように自分で好みの辛さに調整できる調味料やら、野菜料理やら。
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私が気に入ったのは、セリ科のハーブ、ゴツコラとカシューナッツの炒め物。
シャリッとしたゴツコラが、適度な辛さの味つけでナッツのうま味と合わさって、
辛かったりコクのあったりするカレーの途中途中に食べると、これがちょうどいい!
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肝心のホッパーも食べました。
卵をのせてエッグホッパーで。
4つのコンロで次々と作ってくれ、その手際のよさも眺めていて楽しい。
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ホッパーは薄くバリバリで、まずは食感がいい。
ただね、ココナッツミルクを使っているので、私には料理として食べるには甘いなぁ、という印象。
辛いカレー類と食べてちょうどいい、ということなんだろうけど。
エッグホッパーにすると塩・コショウもふってあり、う〜ん、私にはちょっとミスマッチかな〜。

ホッパーはむしろ、甘いおやつとして食べたい!
シンプルにそのままで、またはバナナのせたり、ハチミツをかけたり、アイスクリームをトッピングすると断然よさそーよ!

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そんなわけで、ブッフェは2回お替わりして、ビールを飲んで、
フルーツカクテルにヨーグルトを合わせたもの(これ、好き!)、
カラメルプリンをこっくりさせたようなデザート(名前、忘れた!)を食べて終了。
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スリランカ料理の経験値がそんな高いわけではないけれど、
おそらくオーソドックスな料理を出しているんだろうなぁ、と推察されます。
だからこそ、スリランカ出身の友人が案内してくれたわけで。彼女にとってほっとする安心する味なんだろうなぁ。

お店はゾーン4で、ロンドンの中心部ではなく郊外に位置し、
もうね、店や駅周辺のローカル感がいかにも!
おしゃれとかトレンドとかとは程遠いけど、
他民族が集まる生活感に満ち溢れ、これもロンドンの側面ですね〜。

そういう意味では、賑々しくブッフェをとりにいくのも人混みをかき分けではあったけれど、
結婚パーティに遭遇できたのも、貴重な経験でした。
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sat 12/11/16


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by ricoricex | 2017-06-19 00:00 | イギリスのグルメ店レポート