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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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カテゴリ:イギリスのグルメ店レポート( 86 )



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その店のオープンは訪問する1〜2年前に雑誌で知って、
ワインだけでも、料理だけでもなく、両方が楽しめ、
適度なスマートカジュアルさがあって、
いい感じ!
なので、しっかり頭に刻まれたのでした。


そうして、その日のお昼ごろ、ロンドン・メリルボーンにいた私は、
はっきりとその記憶をもとに、ランチ訪問しました。

28°-50°
http://www.2850.co.uk/

店名の28°-50°とはワインに注力している店らしく、
上質なワイン用のブドウが栽培できるところが、緯度28°-50°の間にあることから。

28°-50°の1号店はシティにあり、ワインのラインナップもさることながら、
そして名だたるフランス料理店で働いてきたシェフが腕を振るうことも評判となり、
メリルボーンに姉妹店をオープンしたってわけです
(現在、メイフェアにも店舗があります)。


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お昼のオープン間もなく、28°-50°に到着。
お店が建っているのは、三角錐の鋭角とも呼べる場所で、それをうまく利用した造り、入り口は狭いものの、そこから店内を進むに従って、奥にも横にも広がりがあります。

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そして、店の中央にどんとあるのはU字型のカウンター。
水色の背もたれと座面のイスがお行儀よく並び、
視点の上、手をのばして届くところには、たくさんのワイングラスが逆さまにぶら下がっていて、
飲んで食べるワクワク感がインテリアからも伝わってきます。

そのU字型カウンターを取り囲む恰好で、テーブル席が据えられ、
両側とも大きなガラス窓になっているため、
三角錐の鋭角のロケーションにも関わらず圧迫感がないのも、計算ずくでしょう。
地下にもスペースがあり、プライヴェートで貸し切りができるようになっています。


お昼のメニューは、というと、アラカルトのほか
平日には、プリフィクススタイルのコース、2コースもしくは3コースがあり、私は、
前菜、メイン、デザートの3コースにしました。
選んだのはそれぞれ以下のとおりです。

・本日のスープ(この日はカリフラワー)/Soup of the day
・鱸のロブスターバター、ハーブサラダ添え/Sea bass, lobster butter, herb salad
・ブレッド・アンド・バター・プディング、クレーム・アングレーズ添え/Bread and butter pudding, crème anglaise
こちらの3コースで£18.95(2コースの場合は£15.95)
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これに、店員さんと相談し、ポルトガル産の白ワインをグラスで、
食後のコーヒーにはアメリカーノをオーダーし、
サーヴィス料など含めて、合計£30..00ほど。
(パンとお水(といってもタプウォーターだけど)はついています)。
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料理は、私がそういうチョイスをしたからもであるのですが、
前菜のスープ(クレソンの飾りがワイルド!)もメインの鱸もやさしい味わい
(つくづく私はイギリスで鱸を食べるのが好きなんだなぁ、無意識だけど選ぶことが多いなぁ)。
なので、やわらかいポルトガル産の白とも相性バッチリ。


ちなみに、この3コース、それぞれもう1種類ずつ備えていて、
もう一方の選択をした場合は、こんな感じ。

・豚のリエット、トースト、小キュウリのピクルス、粒マスタード添え/Pork rillettes, toast, cornichons And wholegrain mustard
・コック・オー・ヴァン(鶏の赤ワイン煮込み)/Coq au vin
・コンテ(フランスのハードチーズ)のチャツネ添え、パン付き/Conté with chutney and bread
と、こちらの方が明らかにワインを飲むためには適しています(笑)。
ワインの店だなぁ、とつくづく。


実は私、この店で、ワイン&料理を楽しむのが最大の目的だったのですが、
もっとも印象に残ったのは、デザート。

私は選んだ“ブレッド・アンド・バター・プディング、クレーム・アングレーズ添え”のブレッド・アンド・バター・プディング
通常、ノスタルジーさが漂う家庭菓子(もしくはスクールディナー(給食)でおなじみ)で、
余った(かたくなった)食パンに卵液を流し、レーズンなどをのせて、オーブンで焼いたデザート。

食パンの再利用デザート、いわばフレンチトースト(のようなもの)をオーブンでどん!と作って取り分けて食べるものですが、
28°-50°で提供されたのは、
スキレットにクレーム・アングレーズ(カスタードクリームのゆるい、ようなもの)を敷き、
そこに棒状に切ったブレッド・アンド・バター・プディングをおいたもの。

あ〜、レストランが手がけると、家庭菓子もこんなに洗練されたスタイルになるのか〜!
とすっかり感心したのです。


4年以上も時間が経ってのアップデイトで、
昨秋、2017年秋にはお店の所在は確認できたのですが、
メニューは変わっている可能性があります。
ご承知の上、こんな店なんだ〜、の概要を知るための手がかりとしてどうぞ。
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tue 12/11/13


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスでイングリッシュワインを飲む → http://ricorice.exblog.jp/24112930/
○ランチ@テロワール/Terroirs(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25260314/
○ランチ@10グリーク・ストリート/10 Greek Street(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26096376/
○ランチ@マジ/Mazi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26024025/
○<イギリス菓子・レシピ> ブレッド・アンド・バター・プディング【Bread and Butter Pudding】 → http://ricorice.exblog.jp/24739234/




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by ricoricex | 2018-02-15 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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今も昔もイギリスを代表するカジュアルフードといえば、フィッシュ&チップスがその筆頭なのですが、
私自身は実際のところ、滅多に食べない、んですよねぇ。
今どきのイギリスの食事は適量、だと思うのですが、ひと昔前の、いわゆる定食的なものってのは、量がウリ、ってのもあり、
量が多いがゆえに、単純なメニューだと途中で飽きてきちゃうんですよねぇ。

この日、前日から、フィッシュ&チップス食べたい!モードに支配され、その日の午前中、アンティークマーケットが開催されているウロウロしているうちに、
辛抱たまらん!
と駆け込んだのがこの店。

ポピーズ/Poppie’s
http://poppiesfishandchips.co.uk/

1952年創業。
スピタルフィールズにあり、創業時の1950年代の雰囲気をお店の内装や制服、フィッシュ&チップスを包む紙で演出しています。
現在は、ソーホーやカムデンにも支店があり、
マーケットが開催される、オールドスピタルフィールズにも持ち帰り専用でお店を出しています。

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今回、私が利用したのは、オールドスピタルフィールズにあるテイクアウト専門店。
とはいえ、マーケット内にはコードコートよろしく誰でも利用できる共有テーブルがあるので、お昼の混雑時を外せば、座って食事を摂ることができます。
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で、私がオーダーしたのは、
・フィッシュ&チップス(タラ)/Traditional Fish & Chips –Cod- £9.20
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長辺20cmを超える箱にたっぷりのチップス(フライドポテト)とはみ出さんばかりにチップス。
カットレモンが添えられていますが、揚げ物にはモルトビネガーがよく合う!(私の持論)ということで、
レジのところにあるモルトビネガーを、これでもか、といわんばかりにばしゃばしゃ。
薄めの衣でパリッと揚がったフィッシュは、ほろりと身がやわかくて、うまい!

大きめにカットされたほくほくチップスも幸せ〜(もう少し揚げが強い方が好みではあるけれど、まあ、これは、このくらいが標準だからなぁ)。
昔、アイスクリームを買ったときについてきた木のスプーンの先が割れたタイプの、チップス用のさじも郷愁を誘います。
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ポピーズではほかの魚にハドック/haddockがあり、
サイズももうひと回り大きなLも用意。


久しぶりに食べると、食べた〜!って気になり、もうしばらくはいいや、と思うのですが、
たま〜に思い出したように食べたくなるのが、フィッシュ&チップスなんですよねぇ。


ところで、この後、話をしたときに、お昼、フィッシュ&チップス食べてさぁ、って言ったら、いくらだった?と訊かれ、£9.20と答えたら、安いね!と。
確かに、そーだわ。
いくらテイクアウェイとはいえ(イギリスではイートインとテイクアウェイの値段が違い、当然前者の方が高い)、£10切ってる、ってのはロンドンの街中で奇跡かもしれない。
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tue 02/11/17


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ランチ@コヤ・バー/KOYA Bar(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26238951/
○ランチ@ビストロ・ベニート/Bistro Benito(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26183476/
○モルトビー・ストリート・マーケット/Maltby Street Market(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26209327/
○フィッシュ&チップス・アウォーズ2017 → http://ricorice.exblog.jp/25406974/




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by ricoricex | 2018-01-25 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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レオン/Leonといっても、
“ちょいわるおやじ”で一世を風靡した雑誌でもなければ、
リュック・ベッソン監督、ジャン・レノ主演の映画でもありません。
(ううううう〜ん、例えが古いなぁ(笑))。

それは、2004年、ロンドンに創業したファストフードチェーン店(チェーン化に踏み切ったのは2006年)の、レオン/Leon
http://leonrestaurants.co.uk/

レオンはそれまでのファストフード=不健康、ジャンクのイメージを覆し、ヘルシーメニューを提案。
野菜、果物、穀類、シード類をふんだんに使い、
ヴェジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーの方も垣根なく利用できるお店です。
ちょっとノスタルジックな1950年代っぽいデザインも印象的。

私自身の印象は、2010年前後から勢いが増したなぁ、で、
2015年秋の渡英時には、そのとき私が拠点としていたサウス・ケンジントンにもレオンがオープンしていました。


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その日、その前日と明らかに食べ過ぎだった私。
お腹はすくけれど、がっつり食べるのはやめておこう、
ってなわけで、その日の夕食に立ち寄ったのが、このレオンでした。

「肉も穀類も要らない、野菜が欲しい!」
ってことで私が注文したのは、
・オリジナル・スーパーフード/Original Superfood £4.95
(イートインの場合は、£5.95
2018年1月現在、同メニューはオリジナル・スーパー・サラダ/Original Super Salad)
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これでもか!ってほど野菜てんこ盛りで、その内容は、
ブロッコリー、グリーンピース、キュウリ、アヴォカド、これにホワイトチーズが散りばめられ、トーストしたシード類、フレッシュミントとイタリアンパセリをどさっとトッピング。
添えられたヴィネグレットソース(フレンチドレッシング)をかけて食べます。

素材そのものには味がついてなく、味と風味のアクセントのためでしょう、トーストしたシード類とフレッシュミントとイタリアンパセリがどっさり。
私はヴィネグレットソースよりもシンプルにオリーヴオイルと塩・コショウが好きなので、
半分ヴィネグレットソースを回しかけ、あとはオリーヴオイルを回し、岩塩を散らして食べました。

とにかく、A4サイズほどの箱にたっぷり、なので、お腹も満たされます。
野菜をしっかり食べた感がすごいよ!
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ヴェジタリアンの店ではないので、チキンのグリルとかミートボールとかもあります。
温かいメニューももちろんあり。

感心するのは、メニューに以下の表示があること。
・低飽和脂肪食/Low Saturated Fat
・低血糖負荷食/Low Glycemic Load
・小麦なし/Wheat free
・グルテンフリー/Gluten Free
・乳製品なし/Dairy Free
・ヴェジタリアン/Vegetarian
・ヴィーガン/Vegan
・ナッツ入り/Has Nuts In

そして、ウェブサイトでメニューをのぞいてみてもらうとわかるのですが、
カロリー、アレルギー表示に加え、原材料、栄養価についてもこと細かく表示されています。
また、これが食べたい!だけでなく、
500カロリー以下、乳製品が食べられない、妊娠中、といった項目をチェックして食べられるメニューが選べるのは、
食事制限やアレルギーがある方や、こういうものが食べたい!という希望があるときに、非常に便利!


自らを“Naturally Fast Food”と名乗っているように、
こういう食事を、ファストフードという形でいとも簡単に食べられる、ところにレオンの革新性があり、
それが受け入れられているところに、2018年現在のクリーン・イーティングという大きな流れにつながったんだろうなぁ、と思うのです。
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wed 28/10/15


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ランチ@コヤ・バー/KOYA Bar(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26238951/
○軽食@プリンチ/Princi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26117223/
○ランチ@マークス&スペンサー/Marks & Spencer → http://ricorice.exblog.jp/19464867/
○テイクアウェイ@オトレンギ/Ottolenghi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/18365143/




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by ricoricex | 2018-01-13 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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私が麺類で圧倒的に好きなのは、うどん。
つゆは昆布とかつおぶし(いりこはあってもなくても)がしっかりきいただしで、醤油は風味づけ程度に、みりんで甘さを少々。麺はやわらかめ(やわらかすぎてもNGだけれど、コシがあるのは好きじゃない)、なのが好みです。

私が30年以上前に東京で暮らし始めたとき、うどん難民になってしまったんですよね
(当時は、西日本系のうどんが食べられる店がほとんどなかった。今のように讃岐うどんが当たり前のようにある時代では、到底なかった)。
大学を出るか出ないかの頃、世田谷は三軒茶屋と駒沢大学の間、246沿いの、住所でいうと上馬にあった花背(現在は閉店、というか、夢吟坊になった、というべきか)がオープンし、
つゆはもろストライクゾーン、麺はコシがあって好みではなかったけれど、
このつゆは他で食べられない!ってことでときどき行っていました。

もしくは自分で作る。
鍋に水と昆布を入れ(時間があれば浸けておく)、火にかけ、沸騰直前で昆布を引き出し、入れ替えるようにたっぷりのかつおぶしを入れ、沸騰したらすぐに網杓子でかつおぶしを取り出す。
みりんと醤油でさっと味と風味づけ。
もうひとつのガスレンジで、加ト吉(現・テーブルマーク)の冷凍さぬきうどんを長め(指定時間の倍程度)にゆでる。
両方が完成、もしくは完成間近になったら、うどんのゆで汁でいったん器を温め、そのゆで汁を捨て、うどんを入れ、つゆをかける。

これをしょっちゅうしていたんですよねぇ。
時間があった、ってのもあるんだけれど、それだけ欲しいうどんがなかった、ってことに尽き、相当餓えていたんだなぁ(笑)。

あっ、こういううどんをはじめとした日常の和食は、関ヶ原を超えると同じ調味料も味や風味がまったく違うので、まいったなぁ、でしたが、そうでないもの、ハイエンドの和食や世界各国の料理、フランス料理はビストロが出始め、イタリアンも一気にお店が増え、いわゆる“本格的”とされる料理や菓子、パンがだだだ〜っと現れ、その後、その動きはますます加速し、当時は分不相応だったものの、カジュアル〜スマートカジュアルだけでなく、ファインダイニングをあれこれ体験したのは、その変遷含め、東京にいたからこそ。
これが今の私の土台になっていることは間違いないわけで。


なわけで、うどんについては好みが明確な私です。
そんな私がお気に入り、5本の指に入ろうかという店が、ロンドンにあります。
前述した内容が私の好み。
なので、違う!って人、たとえば讃岐のコシのある麺が好み、東京のきりっとしたつゆがいい、といった嗜好の方たち、は大勢いるかと思いますので、そのあたりは加味してお読みください。


私が偏愛するロンドンのうどん屋の名前は、コヤ・バー/KOYA Bar
http://www.koyabar.co.uk/
ロンドンの中心部、ソーホーにあります。

もともとは、コヤ/KOYAというお店が近くにあり、こちらが本店で、コヤ・バーは支店という位置づけでした。
しかし、2015年夏、本店であるコヤは閉店。
コヤ・バーは、コヤのメニューを引き継ぎつつ、朝食も提供し、今も経営が続いています。

私がコヤ・バーを目指したのは平日のお昼。
人気店ゆえ、時間をずらし2時30分頃に入店。

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外観はひっそりとした佇まいで、店内も同じ。
ここは日本のゆる系割烹か?ってな内装。
外国人のフィルターを通した日本ではなく、現在の日本の感じのいい今どき和食店をそのまま持ってきたかのようで、これってかなり珍しい。
20人ほど着席できるコの字形のカウンター(コのタテが長い)は、7割がた埋まっている状況。
なので、難なく席に通されました。
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さて、何を頼もうかなぁ。

ゴマ和えとかおひたしとかのサイドメニューもありますが、まずはうどんでしょ!ってことで、
この日のスペシャルメニューの
・クミン肉味噌(羊)うどんと香草/Lamb cumin-miso + fresh herbs udon £12.80
を注文(ご一緒した方も同じものを)。
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飲み物は、私は、
・ワイパー・アンド・トゥルー(ペール・エール)Wiper and true – Pale ale £5.50
ご一緒した方は、
・ワンカップ大関/Ozeki one cup £5.80
を注文。
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ラムの肉味噌のクミン風味とコリアンダーと大葉がのったうどんとは、ちと冒険的か?と思いきや、
いや、よかったです!
肉うどんの中近東版って感じで、あ〜、合うな〜、と感じました。
肉味噌はスパイスが程よくきいた担々麺のトッピングみたいなもの、それにフレッシュなコリアンダー、そしてたま〜に大葉が混ざっていて、
合う、というより、微妙なところ、量や味つけなどのバランスがなんともいい按配だなぁ。

つゆも麺も私好み! つゆがぬるめなのは、ロンドンという場所柄、熱すぎるのはちょっと、ってことなんだろうなぁ。
カウンターのなかで作業している様子を見ていると、手を抜いているとは思えないし。
ちゃんとしたポリシーで、そうしているのか、と。
とにかく、つゆはだしがきいて、しょっぱいくないので、最後の一滴まで飲み干せる(そしてあとで喉が渇かない!)のは私にとっては大きなポイントなのです。
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ちなみに、このうどんメニュー、なんでスペシャルで、なんで中近東風味かっていうと、
それにはちゃんと理由があって、
Cook for Syria
というシリア難民のためのチャリティにコヤ・バーが参加しているからです。
http://cookforsyria.com/

提携している飲食店やシェフは約80。
人気店や有名シェフがこぞって参加しています。
飲食店では、シリアに影響を受けたり、食材を使ったり、
そのあたりは自由に、とにかくシリアにつながるメニューを提供。
食べる側は、そのメニューを注文して食べることで貢献。
食を通じてのシリア難民のためのチャリティってわけです。
これ、その目的とトップシェフによるレシピを掲載した本も出ています。



私は、こういうのは偽善っぽいなぁ、と思った時期もあったし、
さすがにいかにもそういうのは今でも敬遠するけれど、
でも基本的には素直にwith a little helpができて、それが届くのであればいーじゃないか(運営している人の手間を考えると、集まったお金から少しぐらい息抜きしてもいーじゃないかとも)と思うようになり(それはイギリスに住んで、すぐそこにチャリティが存在していることを体感した影響が明らかに大きかったのだけれど)、
このメニューをチョイスしたわけです。
(なぜ、イギリスでこの手のチャリティが盛んなのか、ってことについては私なりの考察があるので、別の機会に綴りたいと思います)


サイドメニューを食べたかったけれど、ビールでお腹いっぱいになって断念!
(ご一緒した方も、11時頃軽くつまんだらしく、サイドメニューは要らない、と)
あっ、ワンカップ大関にお猪口がついていたけれど、注ぐたびに垂れていたので、お猪口は要らないと思いますっ!


うどんを提供する世界の店のなかで、5本の指に入るほど好きなお店で食事をして、すっかりご満悦!
私にしては珍しく写真を撮ってもらい、見ると、あれっ、鏡があったっけ?な画が。
いえ、後方にいた男性もストライピー、そう、ボーダー仲間だったのでした。。。(笑)
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ちなみに、このコヤ・バー、今年2017年はシティに2号店ができました。
それについては、以下のニュース報道でご確認を!

Inside Koya in the City: Site Number Two for London’s Most Forward-Thinking Noodle Bar
https://london.eater.com/2017/12/1/16714308/koya-city-site-two-london-best-noodle-bar


Using their noodles: The Koya founders on their upcoming opening in the City
https://www.bighospitality.co.uk/Article/2017/10/16/Using-their-noodle-The-Koya-founders-on-their-upcoming-opening-in-the-City


At last: London is getting another Koya
https://www.timeout.com/london/blog/at-last-london-is-getting-another-koya-100517
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mon 13/11/17


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○2017年秋、ロンドン・シティに登場するブルームバーグのヨーロッパ本部は新ダイニングスポットでもある → http://ricorice.exblog.jp/25977424/
○ランチ@カイ・チェ/Cây Tre(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25951255/
○ランチ@パデッラ/Padella(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25657886/
○ランチ@ソム・サー/Som Saa(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25151358/




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by ricoricex | 2017-12-27 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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2017年秋。
ロンドンの食の専門書店でスタッフの方と話したときのこと。
「そうですねぇ、baking(オーヴンでbakeするもの。ケーキ、焼き菓子、パンの類のこと)だとここのところ動きが活発なのは北欧です」と。

確かに、そう。
年に一度の頻度で、私はたまにイギリスに行くから気づきやすい、ってのは大いにあり、
大型書店の料理本コーナーをのぞくと、
北欧のライフスタイル“ヒュッゲ”(の中での食の立ち位置) → 北欧料理/ベイキング
と、より細分化されていっている印象です。
細分化される、ということは、それだけ興味が持つ人が増え、広がりを見せるようになり、それぞれの枝葉に見合った細かい内容が求められている、ってなわけで。


もちろん以前からロンドンに北欧料理や食材店はあったのだけれど、
今のシンプルモダンの先駆けとなったひとつは間違いなく、
ずばり、“北欧のパン屋”を店名に掲げた、
このノルディック・ベーカリー/Nordic Bakeryでしょう。
http://nordicbakery.com/
(ノルディック、ではなく、ノーォディックの方が英語の語感としては近いのですが、便宜上)

ノルディック・ベーカリーがあるのは、ロンドンのソーホー。
そうきくと繁華街のなかであって賑やかな立地を想像しますが、
Golden Squareという小さな公園に面し、店内はリラックスできる落ち着いた空気感に包まれています。

地下鉄ピカデリー・サーカス駅から近いながらも(歩いて5分ぐらいかな)、
目的がないとなかなかここには来ないだろうし、
また小さな店なので知らなければ前を通っても気づかないかもしれないので、
ノルディック・ベーカリーは繁華街の穴場的なカフェかも知れません。


私が最後に訪ねたのは4年前((!) もうそんなに経つのか。。。)
日曜日の午後、2時を回り、お昼には遅い時間だし、
がっつり食べたいわけではないけれど、小腹は満たしたい。
そのとき、ピカデリー・サーカス駅とオックスフォード・サーカス店の真ん中ら辺にいたので、
あっ、そうだ!と向かったわけです。

日曜日の午後、ということで、着席できるのは20人ほどの店内は大賑わい。
2人かけテーブルは満席でしたが、相席の大テーブルにあきがあったので、
3人ほど並んでいた列に加わり、注文し、席へ。
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この日、私がオーダーしたのは、
・スモークサーモンのオープンサンドイッチ/Smoked Salmon Sandwich £4.20
・カスタードとココナッツのパン/Skoleboller £2.40
・カフェラテ/Latte £2.50
しめて£9.10。
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スモークサーモンのオープンサンドイッチはライ麦パンの上にスモークサーモンとディル、そしてコショウで味を引き締めたオープンサンドイッチ。そう、スモーブローってやつです。
直径10cmほど。いくらスモークサーモンをたっぷり広げているといえ、これで£4.20って、ほかのパンやドリンクメニューと比較すると、高くない?と思いきや、土台はどっしりしたライ麦パン。
いくら薄く切ってあるとはいえ、一口ごとにずんずんずんと胃に積もっていく感じ。
なので食べ終わるころには、お腹は相当満たされ、見た目よりもずっと食べ応えがあります。
だったら、この値段は妥当かぁ〜。

もうひとつは、デザート代わりの甘いパン。
Skolebollerは英語にするとschool bun、日本語にすると学校のパン。
ノルウェーを代表する菓子パンで、その名のとおり学校給食でおなじみなんだとか(パン屋さんでも販売されるらしいです)。
発酵生地の真ん中にカスタードを詰め、表面にアイシングをかけ、刻んだココナッツをのっけたもの。
こっくりしたカスタードとココナッツの相性がよく、
“学校パン”だからでしょうか、ノスタルジックな甘さがあります。

あ〜、カフェオレよりフィルターコーヒーとかブラックの方がよかったな(笑)。


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ノルディック・ベーカリーは、カフェオレの入ったマグのように、落ち着いた濃紺、グレー、ベージュが基本色。
壁は木の板。通りに面した大きな窓の向こうは公園。
店内はシンプルな造りで、BGMがなく、これが気持ちが落ち着く理由かも。
Norwegian Wood(ノルウェーの森)ならぬ、Nordic Woods(北欧の森)かも。
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ノルディック・ベーカリーを訪ねると、
お店の窓に大きく、
Dark rye bread
Cinnamon buns
Coffee
1行あけて
Nordic Bakery
とあるのが目に入ります。
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これ、とてもうまいな!と思いました。
というのも、“ノルディック・ベーカリー(北欧のパン屋)”ときいてどんなパンを提供するのかピンとこない人もいるはず。そこで、

Dark rye bread(ライ麦パン) → 食事パンの総称として、また小麦以外の穀類を使っていることも表現
Cinnamon buns(シナモンパン) → 甘いパンの総称として。シナモンパンは北欧を代表するパンで、これで北欧の甘いパンの類が、イメージできる人も多いかと。かつ、ノルディック・ベーカリーの看板メニュー
Coffee(コーヒー) → コーヒー、つまりドリンクメニューもありますよ、カフェ利用もOK
を語らせているんですね。

そして、その後に初めて店名のノルディック・ベーカリーを持ってきて、
まずはどんな店なのか、その内容を具体的に知らせることに重きをおいているのが、素晴らしい!

人間の視線は上から下に移動します。
なので、店名が先に来ると、北欧のパン屋さんね〜、というぼんやりとしたもので、あまりひっかからないかもしれないところを、
“これがありますよ!”を最初に見せるやり方ってのは、頭いいな、と思ったのです。

ぐぐっても同様。
Nordic Bakery: Dark rye bread, Cinnamon buns & Coffee in London
と店名だけでなく、上記と同じ内容も表示されるってのは、相当、意識的にやっている表れ。
しかも、同じ内容ってのがポイントで、ぶれてない、ってのは戦略として実に正しい!
(えてして、統一しきれいないこと&ところが多いのです)

飲み食いするだけでなく、店の雰囲気を体感するだけでなく、こういう気づきは実に楽しい!


さて、冒頭にお店はソーホーにあると記しましたが、気づけば支店が3店舗できていた。。。
あとの3軒は、Neal Street(コヴェント・ガーデン)、New Cavendish Street(メリルボーン)、Dorset Street(ベイカー・ストリート。ここもメリルボーンだけど、便宜上)にあります。

また、なんせ4年前の情報ですから、値段は上昇、メニューが変わっている可能性があること、ご承知おきください。
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sun 10/11/13


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○軽食@プリンチ/Princi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26117223/
○スコーン@フリート・リヴァー・ベーカリー/Fleet River Bakery(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25964233/
○パン@ベイカー・アンド・スパイス/Baker & Spice(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25675717/
○お茶@ブルーバード・フードストア/The Food Store at Bluebird(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25903912/
○ランチ@フリント・アウル・ベーカリー/Flint Owl Bakery(ルイス) → http://ricorice.exblog.jp/26079388/




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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2017-12-20 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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もう3年前になっちゃいますが、イングランド南東の海辺の街、ライ/Ryeへ1泊2日で訪ねたとき、
体調不良もあり、宿泊したB&Bで夕食を食べました(↓)。
夕食@シップ・イン/The Ship Inn(ライ)
http://ricorice.exblog.jp/26216948/


地元の食材を積極的に使うカジュアルダイニングは、コージーでカジュアル。肩肘張らない雰囲気にリラックスできたのでした。

夕食を摂り、宿泊をしたシップ・イン/The Ship InnはB&Bですから、朝食は含まれています。
これがなかなかの奮闘ぶり。

フランスのオーベルジュ的な、料理をウリにしている宿でも、なかなかここまでできないんじゃないかな。
というのも、選択肢が多いんです、こんな感じで。

・ポリッジ、ゴールデンシルップかブラウンシュガーで/Porridge – creamy with golden syrup, OR healthy with a little brown sugar
・キッパー(ニシンの燻製)のグリル、トーストのせ/Grilled kippers on toast
・エッグ・ベネディクト、エッグ・フロレンティーヌまたはエッグ・ロワイヤル(トーストしたイングリッシュ・マフィンのポーチド・エッグと、ベーコン、ホウレンソウ、またはスモークサーモンのせ、オランデーズ・ソース添え/Egg Benedict/Florentine/Royale – poached eggs on toasted English muffin, bacon/spinach/smoked salmon hollandaise sauce
・フレンチトースト、ベーコンとブルーベリー、メープルシロップ添え/French toast with bacon, blueberries & maple syrup
・スクランブルエッグ、グリーンチリとチョリソー添え/Scrambled eggs with green chilli & chorizo
・フル・イングリッシュブレックファスト(ベーコン、ソーセージ、卵料理、ベイクドビーンズ、マッシュルーム、トースト)/Full English breakfast – bacon, sausage, eggs, baked beans, mushroom & toast

これに、コーヒー(エスプレッソ、カプチーノ、マキアート、カフェラテ、アメリカンーノ)かお茶(イングリッシュ・ブレックファスト、アール・グレイ、ラプサン・スーチョン、ペパーミント、カモマイル)がつき、
セルフで、グラノーラ、ミューズリー、ヨーグルト、果物、搾り立てジュース(オレンジ、グレープフルーツ、リンゴ)がつけられます。

私が選んだのは、
・エッグ・ベネディクト
・紅茶(イングリッシュ・ブレックファスト)
・ヨーグルト&搾り立てジュース(グレープフルーツ)
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肉類は、すべてフリーレンジで、地元の肉屋さんから、
パンも、地元の評判ベーカリーから、
紅茶は良質ブランドのニュービィ/Newby、コーヒーはアルチザンコーヒーの代名詞、モンマス/Monmouthを採用。

e0038047_13561846.jpg飲み物は、紅茶(イングリッシュ・ブレックファスト)を選んだので、牛乳も一緒に出てきて、
この提供の仕方がかわいい!
ポットとカップ&ソーサーのコロンと丸いフォルムと色、
そして牛乳は小さなボトルに入れ、カップの中に立てて、ってのが、ね
(この後、立ち寄ったお店で同じボトルを見つけたので、迷わず購入)。


夕食@シップ・イン/The Ship Inn(ライ)”でも記したように、
なんせ体調が万全とはいかず、でしたが、体が素直に喜ぶ味わい。
無理なくすっきり食べられて、それが何より。
この日は天気もよく、チェックアウトを済ませ、荷物を預かってもらい、気分よく町へと繰り出したのでした。

このB&B、シップ・インは2017年秋からオーナーが変わったので、それに伴い内容も変わったと思うのですが、
一応、ウェブサイトを下記に記しておきます(↓)。
http://www.theshipinnrye.com/

ちなみに、このシップ・イン、建物自体は1592年に建てられたものです。。
かつてはイングランドの5大港のひとつに数えられた港町のライ。。
12世紀に栄えたこの街が、今も中世の香り漂うのは、
こういった建物のひとつひとつにあるのでしょうね。


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ところで、朝食で利用したテーブル、地図が描いてあるもので、
これが『ツバメ号とアマゾン号』を思い起こされ、いや、違ったかも、でも、子どもの頃に読んだ児童文学に、よく似た地図が表紙(裏表紙だったか)をめくると見開きで載っていたんだよなぁ。。。
曖昧な記憶で何の本だったかにまでたどり着けないのだけれど、
でも、こういう地図を見た記憶ははっきりあって。
その頃、想像力をたくましくしてめぐらせていた物語の舞台の国にいるんだと思うと、なんとも不思議な気分に襲われたのでした。
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mon 22/09/14


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○夕食@シップ・イン/The Ship Inn(ライ) → http://ricorice.exblog.jp/26216948/
○セットティー@フレッチャーズ・ハウス/Fletcher’s House(ライ) → http://ricorice.exblog.jp/25989838/
○コーヒー@モンマス・コーヒー/Monmouth Coffee Company(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26008693/
○イギリスの鉄道ってこ〜んな感じ → http://ricorice.exblog.jp/24085489/




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by ricoricex | 2017-12-13 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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その知らせを受け取ったのは、今年、2017年9月下旬のことでした。
以前に利用したB&Bから知らせが舞い込みました。

賃貸契約の延長ができず、やむをえず、そのB&Bの経営から手を引くとのこと、
でも、近いうちに再びB&Bをやりたいとのこと。

ああ、そうだった。
その宿で過ごした時間が、急に色を帯びてはっきりと思い出されました。
そして、まだブログに綴ってなかったこと、も。


イングランド南東の海辺の街、ライ/Ryeへ1泊2日に行ったのは、
近くのワインエステイト、チャペル・ダウン/Chapel Downを訪問したかったのと、
私の著書『イギリス菓子図鑑』の撮影用スタイリングに必要な食器など小物を探したかったから
(撮影&デザイン(原案は私だけど)以外は、私ひとりで企画、構成、執筆、校正、菓子製作、スタイリングをこなしたので)。


なぜ、ライかって?
ライは、ヴィンテージ&アンティークショップが多いから。
そこで撮影用小物を物色しよう、ってわけです。
ワインエステイトを訪ねることもあり、1泊2日ででかけました。


悲しいことにそのとき、体調が万全でなく、予定をこなすだけでいっぱいいっぱい。
一日が終わると、もうぐったり。
食欲も快調とはいかず、街をぶらぶらして、店を決め、ゆっくりたっぷり食べる、って気分にならず。

でも、宿泊したシップ・イン/The Ship Innはカジュアルダイニングを備えていて、
どうやら地元の素材や、地元のパン屋さんなどから仕入れた食品を使っているよう。
肩肘張らないコージーな雰囲気も、気持ちがほぐされるよう。

この宿を選んでよかった!
今日は、ここで食べる!(そして、さっさと寝る!)


食事処を備えている多くのプチ宿泊施設同様、
ダイニングは1F、2Fから上が宿泊用の部屋になっています。
その日の要件を終え、宿に向かい、部屋で荷物を整理。ひと休みして、夕食を撮りに下に降りました。

なんせ体調も食欲もバッチリとはいいがたい状況だったので、
前菜はとばし、ワインとメインとデザートをチョイス。

選んだのは、
・白ワイン(グラス、南アフリカのシュナン・ブラン)/Chenin blanc £6.00
・スズキのポワレ、トマト、ニンニク、ジャガイモ、チャードのつけ合わせ/Sea bass fillet, sun blush tomatoes, roasted garlic, new potatoes & local rainbow chard £14.50
・自家製アイスクリーム&ソルベ3種盛り(ヴァニラ、ヘーゼルナッツ、ブラックカラントとヨーグルトのソルベ)/Homemade ice creams/sorbet – 3 scoops (Vanilla, Hazelnut and Blackcurrant & yoghurt sorbet) £4.55
チップを入れて、合計£28.50。
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地元でとれた魚介類、しかもスズキとあって、これは!と注文。
私は白身魚が好きで、しかもイギリスのものは日本の魚に比べて淡白な気がして、好み。日本のものよりも若い時期に獲るのかなぁ
(私は脂がのった魚が得意ではありません。肉も脂/サシが苦手)。
かつ、生もの、つまり刺身が好きでなく、いちばん好きな魚の調理法は“焼く”だしね。

スズキのポワレは、皮がパリッと焼き上がっていて、上品な味わいの身とあいまって美味。
日本でスズキを食べると、泥臭いものにぶつかることがあれば、きれいな魚に当たることもあり、これはもちろん後者。
身も適度な締まりで、食感もやさしい。
ただ、つけ合わせの野菜類がややくったり気味。軽くローストしてあるけれど、もう少しカリッと仕上げてくれたらよかったなぁ。

白ワインは適度で自然な甘い香りがありつつ、ミネラル感充分。リッチできれいな味わい。
魚料理によく合いました!

デザートは自家製アイスクリームとソルベの3種盛り。箸休めのウェハース付き。
けちけちせず、どん、どん、どん、とお皿からはみださんばかり。
甘ったるくなく、すっきりした喉越しで、量が多くても、いけちゃう!
私は、アイスクリームはヴァニラ、ヘーゼルナッツを選びましたが、ほかにシナモンとコーヒーのフレイヴァーがありました。

それにしても、体調が思わしくないときでも、アイスクリームとソルベは食べられる、この不思議さよ!


そんなわけで、いつもよりは控えめな夕食を食べ、
部屋に戻り、しばらくしたらすでに夢の中にいたのでした。
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sun 21/09/14


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○セットティー@フレッチャーズ・ハウス/Fletcher’s House(ライ) → http://ricorice.exblog.jp/25989838/
○ブランチ@ビルズ/Bill’s(ルイス) → http://ricorice.exblog.jp/26104817/
○ランチ@フリント・アウル・ベーカリー/Flint Owl Bakery(ルイス) → http://ricorice.exblog.jp/26079388/
○イギリスの鉄道ってこ〜んな感じ → http://ricorice.exblog.jp/24085489/




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by ricoricex | 2017-12-05 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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最後に行ってから早いもんで2年経っちゃったけど。。。
ストールこそ変われど、活況あふれる様子は、変わってないでしょう。
いや、今のほうがもっと元気かもしんない。

それは、モルトビー・ストリート・マーケット/Maltby Street Market
http://www.maltby.st/
地下鉄ロンドン・ブリッジ駅とバーモンジー駅の間に位置し、
線路の高架下沿いに続くフードマーケットで、
買い食い目当てなら、ここがピカイチ! 私のお気に入り!です。


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高架下の、木材の保管所や作業場だったアーチを利用してお店がスタートしたことが、このマーケットの始まり
(店舗により、店内に木材が見えるのはそのため)。
あらゆる肉の部位を余すことなく食べさせてくれる(お店のシンボルマークが豚であることがそれを物語っています)、

モダンブリティッシュ料理店のセント・ジョン/St Johnもそのひとつ。
セント・ジョンベーカリーがここにあり、工房&卸し専門だったのを週末のみ一般にも開放。
焼き立てパンや、すっかり名物となったドーナッツを求めて、人々がやってきます。
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これらの店の前の通りにフードストールが出店するようになります。
それは鉄道高架の東側と西側の両側にあり、東側はドルイド・ストリート・マーケット/Druid Street Market
フードストールが密集するのは、断然西側のロープウォーク/Ropewalkです。
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e0038047_02424027.jpgロンドンのマーケットは長い歴史を持つところが少なくなく、
たとえば、今やすっかり観光名所となったバラ(ボロー)・マーケット/Borough Marketは開業して1000年以上(!)という古さですが、
モルトビー・ストリート・マーケットは例外。
2010年夏に始まり、その頃すでにロンドンはフーディーな街となっていましたから、
モルトビー・ストリート・マーケットは登場するとすぐさま評判となり、あっと言う間に人気食スポットとなったのです。


この日、私がモルトビー・ストリート・マーケットに到着したのは土曜日の朝10時頃で、
なんだ、そうでもないじゃん!
と思いきや、甘かった!
時間が経つにつれ、次々と人がやって来て、みるみる間にすいすい前に進めないほどの混雑ぶりに!

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スコッチエッグ、ドイツソーセージ、オイスターバー、フランスのストリートフードにお菓子、メキシコ料理、チーズトースト、スモークサーモン、クラフトビール、お茶、ジンバーなどなど、実にさまざま、かつ本格的なストールが並び、これは楽しい!
その場で食べられるものと食材の違いはあるけれど、そしてもう少し洗練されているけれど、東京・上野のアメ横を彷彿とさせる感じ、といえばその熱気がわかっていただけるでしょうか。
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この日、私はセント・ジョン・ベーカリーでドーナッツを2個頬張ったばかりだったので、眺めるだけでしたが、
いろんなフードストールで試食をあれこれさせてもらって、退散するころには、お腹いっぱいに!


e0038047_02425707.jpgこのモルトビー・ストリート・マーケット、最寄駅のひとつがロンドン・ブリッジ駅となり、
前述のバラ(ボロー)・マーケットも最寄駅はロンドン・ブリッジ駅。
なので、この2つのマーケットは近く、歩いて15〜20分ほどです。

モルトビー・ストリート・マーケットバラ(ボロー)・マーケット、どちらも非常に人気のあるマーケットなので、昼前に撤収することをおすすめします。
はしごするなら、バラ(ボロー)・マーケットで食材を眺めて、モルトビー・ストリート・マーケットに移動し、あれこれ飲み食いするのが理想的かな〜、と思います。
逆のルートの場合は、モルトビー・ストリート・マーケットで(やや遅い)朝ごはんを食べて、腹ごなしをかねて歩き、バラ(ボロー)・マーケットに行くといいか、と。


モルトビー・ストリート・マーケット、現時点では開催は週末のみ(以前は土曜だけだったような気が。。。)で、
土曜: 9.00〜16.00
日曜: 11.00〜16.00

これ、2017年12月時点の情報。
季節によって時間が変わったり、開催曜日が増減する可能性があるので、事前にウェブサイトなどで確認してから出かけるとよいでしょう。
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sat 31/10/15


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○祝・再開業! バラ・マーケットで食べるならここ! → http://ricorice.exblog.jp/25845394/
○ブロードウェイ・マーケット/Broadway Market(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25919385/
○ランチ@ホワイトクロス・ストリートフード・マーケット/Whitecross Street Food Market(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25549377/
○ストリートフード@リアルフードマーケット・アット・ザ・サウスバンクセンター(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/22560842/
○週末のお出かけに! ロンドンのサタデー・マーケット → http://ricorice.exblog.jp/23421394/




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by ricoricex | 2017-12-01 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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こういうお店は、グルメガイドの類に取り上げられるわけではなく、
ただいつもそこにあって、入店したことがなくても街の風景として認識されています。

ロンドンはアールズ・コートにあるビストロ・ベニート/Bistro Benitoもそんな店で、
少なくとも私がロンドンに行き始めた20年前には、すでに長年そこにどっしり構えていました。
https://www.facebook.com/BistroBenito/

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ビストロ・ベニートは家族経営のイタリア料理店で、
でも洗練された今どきのお店とはまったく違う、
日本でいうと、街の洋食屋/定食屋といったところでしょうか。

この手のお店、イギリスでは目に見える形で減っている(日本も同じ、か)。
私曰く、endangered species(絶滅危惧種)。
それは時代の流れだから仕方ないなぁ、なんだけれど、
どこの駅を降りても同じようなチェーン店が散見されるのは、
やっぱり味気ないんですよね〜。

ほっておくと、後手に回るので、このときのイギリス滞在では、
意志をもって、どこかのタイミングで必ず行く!と。
そうしないと気づいたときにはなくなっていた!なんてことになるかもしれないから。ね。


“そのとき”はやってきました。
どこか西でランチを一緒に、となり、じゃあビストロ・ベニートへ!と相成りました。


イギリスのランチタイムに早い12時を少し回って訪れると、
先客は、ご近所さんでしょうか、ご妙齢のご婦人がお一方。

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店内は、レトロ感満載の外観に違わず、レイドバックした匂いがぷんぷん。
チューダー様式っぽい、黒い梁に白い壁、
古い食器や鍋などが飾られ、ソファやイスの座面の赤い色も懐かしさが漂う。

そして、テーブルセッティングね!
プレイスマットに大ぶりのサーヴィエット(ナプキン)、そしてチープなカトラリー。
(余談ですが、プレイスマットは慣れると便利!
 コースターのランチョンマット版といったところで、裏はコルク、表面はコーティングしてあって、
 食事のあとテーブル全体をふかなくていいし、熱いお皿をおくときも気にしなくていい!)。
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そしてワイングラスね!
上質なものとはまた別の意味で、
落としても割れなさそう、ディッシュウォシャーでがんがん洗えそう。
コロンと丸く、上部がややすぼまった形がかわいらしく、
私が長年にわたって欲しいなぁ、って思っているものだったんです。
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オーダーしたのは、前菜は、ご一緒した方も私も、
・リークとジャガイモのスープ/Leeks potato soup £3.80
メインは、ご一緒した方は、
スパゲッティ・ボロネーゼ/Spaghetti Bolognese £9.75
私は、
・緑のラザニア/Lasagne Verdi £9.95
(普通のラザニアを食べたかったけど、メニューになかった。。。)
そしてハウスワインの赤のハーフボトルを2人でシェアして、£7.95
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味はねぇ、まあ、こんなもんかなぁ〜(笑)。
全体的に塩気が強い。とりわけスープは。
まあ、こういうお店で見目麗しい素晴らしい料理を期待しちゃいけない。

ただ、ボリュームはすごいよ!
スープもスパゲッティもラザニア通常の飲食店の2倍はゆうにあります。
もう、前菜のスープだけでお腹ぱんぱん!
飲んでも飲んでも減らない(笑)。
スパゲッティは見るからにゆで過ぎで、アルデンテって何ですか?な状態で、
あ〜、懐かしのイギリス!

そして、パンがまた、へたれで泣かせます(いい意味で)。
スーパーマーケットで売っている、工場で大量生産したような、クラムもクラストもへったくれもない、
バタール(バゲットより太く短いタイプのフランスパン)もどき。
そして、バターではなくマーガリンが出てくるあたり、ビシッと筋が通っています(笑)。
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カジュアルスマートな今どきのお店で、
オーセンティックでオーガニックな食事をするのは楽しい。
でも、同時に、こういう、日本でいう“昭和”的なものっていうのは、
ノスタルジックな気分に浸れるエンターテイメントとして楽しい。


そして、会計。
今、珍しいよね〜、こういう手書きのタイプ。
しかも記されているのは料理代のみ(つまり、サーヴィス料は含まれていない)。
もはや端末で、かつサーヴィス料も自動的に会計に組み込まれていることが多いから、
チップを計算しながら、ちょっと前までこうだったんだよなぁ、なんてしみじみしたりして。
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ビストロ・ベニートのフロアにいたのは、陽気なおじさんと、
料理を運んでくれたり、コショウやチーズをふりかけてくれた寡黙なお兄さん。
先客のご婦人、後から入ってらしたご年配のご夫婦(だと思う)と
陽気なおじさんと仲よさそうに話していて、ご近所の長年のおなじみさんが多いのかなぁ、と思ったりして。

で、ビストロ・ベニートに行くぞ!と決めて気づいたこと。
アールズ・コート駅(アールズ・コート・ロード側)を出ると、
正面やや右手にニュースエージェントがあるのですが、
この裏側に、アールズ・コート・ロードを渡った側から目をやると、
底部にビストロ・ベニートの広告があるじゃないの!
今の、今まで気がつかなかったなぁ。
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wed 01/11/17


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
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○朝食@イー・ペリッチ/E. Pellicci(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25893204/
○朝食@リージェンシー・カフェ/Regency Cafe(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25484104/
○ランチ@パデッラ/Padella(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25657886/
○<イギリス料理・レシピ> スパゲッティ・ボロネーゼ【Spaghetti Bolognese】 → http://ricorice.exblog.jp/20621357/




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by ricoricex | 2017-11-23 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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その日の午後、オックスフォード・サーカス界隈にいて、
夕方からはロンドン・ブリッジにあるWine & Spirit Education Trust(略してWSET)、
ワインやスピリッツに関する世界的な教育機関でイヴニングクラスを受講。

微妙に時間があき、
しっかり夕食を食べるには早過ぎるし、お茶とケーキだと授業が終わるまでもたなさそう、
なわけで、はっと思い出し向かったのは、ソーホーにあるプリンチ/Princi
http://www.princi.com/

このプリンチ、ミラノに本店のある、イタリアン・カフェレストラン。
日本にも進出しているイータリー/Eatalyのイートインスペースを広げた感じ、といえばイメージしやすいでしょうか。


プリンチは、ソーホーのWardour Street沿いにある、ガラス張りの大きな店舗で、
お店に入ってすぐまっすぐ奥に向かう恰好で、ピザやラザニアなどの食事類、サラダ、ケーキ類がずらりと並び、
そのフードカウンターの右側はカフェスペース、左側はレストランスペースになっています。

私が、この日、プリンチを選んだ理由はこの2つの食事スペースがあるところにあり、
カフェとレストランがあるということは、
お茶1杯、さくっとスナック、しっかりと食事、いずれのニーズにも応えてくれ、ランチとディナータイムの間に閉店時間もなく、使い勝手がいいから。
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選んだのは、
・フォカッチャとサラダ/Side Salad + Focaccia £5.40
・カンノーリ/Cannoli Siciliani £4.20
・ミントティー/Mint Tea £2.00
合計£11.60。
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ワインの授業の前ということで、一応、香りや味が控えめなものを選んでみました(そのつもり)。


ミントティーがフレッシュ、ってのがよかったな。
フォカッチャは1辺12cm程度にカットしてあり、
これとサラダを食べると、そこそこお腹にたまってしまいまして。。。

カンノーリは15cmほどの長さだし、リコッタチーズ・クリームのフィリングたっぷりだし、
完食すると味覚が鈍くなり、眠くなるので、授業に差し支えるかもなぁ。

それでも、誘惑には抗えず一口だけ食べて、あとは店員さんにお願いし、箱に入れてもらって持ち帰りに。


朝早く、8時から、夜遅く、平日は深夜まで営業しているので、
何より、先に書いたように、ニーズに応じて使い分けできる、
とりわけ夜遅くにアルコール抜きで、ちょっと食べる、
日本のファミレス感覚の使い方ができるのは、貴重です。

なんだかんだでロンドンのレストランは、
特に夜は時間をかけて食べる、アルコールも欠かさず、
ってのが前提なので、
そうでない選択肢となるとファストフード(近年はそれに加えてポッシュバーガー)というのが、
せいぜいなので。


mon 04/11/13


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○お茶@ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム・カフェ/V&A Café(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26090115/
○スコーン@フリート・リヴァー・ベーカリー/Fleet River Bakery(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25964233/
○夕食@オベイン/Aubaine(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26068693/
○お茶@カフェW/Cafe W(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26032608/
○朝食@イー・ペリッチ/E. Pellicci(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25893204/




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by ricoricex | 2017-11-14 00:00 | イギリスのグルメ店レポート