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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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カテゴリ:イギリス料理・レシピ( 183 )



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イギリス、に限らずですが、フランスなどヨーロッパの料理を、
21世紀に入ってからはこれらの国経由の中近東料理に親しむようになって、
よく食べるようになった食品に、豆、があります。

それまではせいぜい、煮豆か五目豆程度で、
いずれも食事というよりはおやつ感覚で食べていたのですが
(私は豆類、イモ類は、日本の粘り気と甘みのあるごはんに合わない、
 ごはんのおかずにならない、と思っているので)、
ごはんのおかず、から解き放たれたところでは、
豆の種類が多く、かつメイン食材としてつけ合わせとして、
メニューとして活躍していることを知り、
自分でも作って食べるようになりました。

これは、この一皿で、肉や魚同様、立派なメインになる一品。
少しピュレにすることで、なめらかさも加え、かつ食べ飽きないようにしました。

乾燥豆を戻して使うのは時間がかかりますし、
かといって日本のスーパーマーケットでの品揃えはいいとはいえないけれど、
手頃な輸入食材店が随分と増え、またオンラインでの買い物も当たり前になった今、
豆の缶詰めはいとも簡単に入手できるようになりました。
おかげで豆料理が随分身近になり、気軽に作れるようになりました。

<材料(2〜3人分)>
白インゲン豆缶……1缶(400g/正味240g)
ニンジン……小1本(約100g)
タマネギ……1/2個(約100g)
バター……7.5g
水……300ml
コンソメ……1/2個
パセリ……大さじ1
塩・コショウ……適量
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<作り方(調理:50分)>
1. 白インゲン豆缶の水気を切る。
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2. ニンジンは皮をむき、みじん切りにする。タマネギはみじん切りにする。
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3. 鍋にバターを入れ弱火にかけ、2のニンジンとタマネギを入れ、ふたをして、やわらかくなるまで3〜5分汗をかかせる。
※ときどき鍋をゆするとよい。
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4. ふたをあけて軽くかき混ぜ、1の白インゲン豆、水、コンソメを入れ、塩・コショウをして、約15分、とろ火にかける。
※ふたをしない。
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5. パセリをみじん切りにする。
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6. 4の1/3量をフードプロセッサーに入れ、ピュレ状にする。
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7. 6を4に戻し、塩・コショウを加え、混ぜ、弱火にかける。
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8. ひと煮立ちしたら、火を止め、5のパセリのみじん切りを加えて、混ぜる。
※味見をして、足りないようであれば塩・コショウを足す。
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by ricoricex | 2018-01-21 00:00 | イギリス料理・レシピ

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日本でおなじみの一品。イギリスでもよく見られるキャベツのサラダです。
コールスローは、まさに“キャベツのサラダ”の意味。

語源は英語ではなく、オランダ語。
“コースロー/coleslaw”はオランダ語の“koolsla”から派生した言葉で、
“kool”は“キャベツ”、“sla”は“サラダ”を表します。
このキャベツのサラダ、18世紀後半には文献にも登場し、
入植したオランダ人からアメリカ合衆国に、そしてイギリスや日本など世界に広がったことは間違いないでしょう。

現在、コールスローはマヨネーズを使って和えるのが定番ですが、
もともとはヴィネグレットソース(フレンチドレッシング)を使っていたそう。
また、ニンジンの千切りなど、キャベツ以外の野菜を加えるレシピも、今では少なくありません。

実は私、マヨネーズが得意ではありません。
一般的なコールスローはマヨネーズべったりでぐにゃりとしていて、(私には)イマイチ。
昔はヴィネグレットソースを使っていたと知り、
マヨネーズとヴィネグレットソースを折衷、さらにマヨネーズの量を減らし、その分ヨーグルトをドレッシングに使ってみたらどうだろう、と試すと、これが大当たり。
このレシピだと、マヨネーズのべっとり感がなく、すっきりと食べられます。

歯応え、色と香りが欲しく、紫タマネギとセロリも加えました。
少しコクを足したければ、ロースハムを細切りにして混ぜるといいでしょう。

<材料(4人分)>
キャベツ……150g
紫タマネギ……1/4個
セロリ……50g
塩……小さじ1/4

〜〜ドレッシング〜〜
オリーブオイル……小さじ1
レモン汁……小さじ2
マヨネーズ……大さじ1
無糖ヨーグルト……大さじ1/2
塩・コショウ……適量
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<作り方(調理:25分)>
1. キャベツは白い芯の部分を取り、長さ3.5cm×幅3mm程度の細切りにする。
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2. 1のキャベツに塩小さじ1/4をふり、手で混ぜ合わせ、全体になじませる。
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3. ドレッシングを作る。材料をすべて混ぜ合わせる。
※ジャムなどの瓶に入れ、かける前にシャカシャカする。
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4. 紫タマネギは薄く切る。セロリは葉と筋をとって、薄く切る。ボウルに入れる。
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5. 2のキャベツを絞って水気を切りながら、4のボウルに入れる。
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6. 3のドレッシングを5にかけ、混ぜ合わせる。
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by ricoricex | 2018-01-07 00:00 | イギリス料理・レシピ

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なんてことない1品ではありますが、
ちょっとおつまみが欲しい、なんてときに便利。
もちろん、添え物として野菜サラダにつけたり、オードブルに使ったりしてもよし。

これ、中近東料理を紹介するイギリスのウェブサイトにヒントを得たもの。
ゴマを使うのは、中近東料理っぽいな、と思うのですが、
味噌を利用する、というのが、私には新鮮でした。

味噌はものによって塩気やかたさ、味わいが異なるので、
水の量で調整するといいでしょう。
ゴマと水の代わりに、最初からゴマペーストを使う手もあります。
その場合、ゴマペーストの量で味を調えてください。

仕上げのカイエンヌペッパーは色味のアクセントなのでなくてもよし。
コリアンダーなど、ハーブをのせてもきれいです。

<材料(2個分)>
卵……2個
味噌……小さじ1/4
ゴマ……小さじ2
水……適量(小さじ1/2〜1)
カイエンヌペッパー……適量
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<作り方(調理:15分)>
下準備
*卵はかたゆで卵にする。
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1. ゴマを弱火のフライパンで乾煎りする。
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2. 1の乾煎りしたゴマをつぶす。
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3. かたゆで卵を縦半分に切る。
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4. 3の卵黄、味噌、2のゴマ、水をボウルに入れ、混ぜる。
※水は最初小さじ1/2入れ、かたいようであればもう少し加えて調整する。
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5. 4を3のかたゆで卵の取り出した卵黄部分に詰める。
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6. カイエンヌペッパーをふる。
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by ricoricex | 2017-12-31 00:00 | イギリス料理・レシピ

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カリフラワーはゆでて食べるのが一般的ですが、
オーブンで焼くと、ほくほくと、そしてじんわりと甘みが出てきて、
また違ったおいしさがあります。

同じ火を通すでも、オーブンの場合は、
フライパンで高温で短時間で焼くよりも、じっくり時間をかけて焼くので、
特に野菜は、その分、素材本来のうまみや甘みが引き出され、好みです。

小房に分けてオーブンに入れるだけですが、それだけだと芸がない。
ほんの少し工夫を、ニンニク、コリアンダーシード、ゴマを使うことで、
風味と味わいがぐんと増し、飽きずに食べすすめられます。

こういう素材を切ってオーブンに入れる料理は、
加熱時間こそかかるものの、その間にメインを作ったり、ほかのことをしたりできるので、
慣れると非常にラクです。

<材料(2人分)>
カリフラワー……1/2株(約250g)
ニンニク……1片
コリアンダーシード……小さじ1/2
ゴマ……小さじ1/2
オリーブオイル……大さじ1
塩・コショウ……適量
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<作り方(調理:15分 オーブン:25〜30分)>
下準備
*オーブンを200℃に温めておく。

1. カリフラワーを小房に分け、耐熱皿に入れる。
※カリフラワーは茎も食べられるので皮をむいて、適当な大きさに切る。
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2. コリアンダーシードを軽くつぶし、ニンニクはみじん切りにして、1に入れる。
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3. 2にオリーブオイルを注ぎ、塩・コショウをふる。
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4. 3の全体をかき混ぜる。
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5. 200℃のオーブンで25〜30分焼く。
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6. 焼き上がったら、ゴマをふりかける。
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by ricoricex | 2017-12-10 00:00 | イギリス料理・レシピ

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平たくいうと、イギリス版“コロッケ”。
ただし、フィッシュケーキなどほかのこの手の料理の例にもれず、
たっぷりの油で揚げる、のではなく、焼く、のがいかにもです。

クラシックなレシピで、今の時代に頻繁に作られるタイプのものではないのですが、
日本でコロッケを作る発想とは違うところから来ているのがおもしろく、
また、日本でもいつものおかずとして食べても違和感がないので
(もちろん、ピールなどのお供にも!)、取り上げました。

主な材料は、牛挽き肉とつぶしたジャガイモ。
ローストビーフが登場するサンデーローストや、マッシュポテトの再利用として
作られていたようです。
そのため、ローストとして、これまた登場することの多いラムが使われることもありました。

このリソール、ヨーロッパ各地で類似したレシピが見られ、
またオーストラリアでもポピュラーな一品。
ただし、オーストラリアのリソールは、コロッケのように衣をつけるタイプではなく、
ハンバーグのようなミートボールのような、ハンバーガーのパティのような料理です。
イギリスのリソールとの共通項は、
牛挽き肉を使うことと、形が円形なことでしょうか。

調べていると、こういう違いに遭遇することがよくあり、
なかなか“なぜ?”を解明するまでにはいたりませんが、それでもおもしろいものです。

<材料(2人分)>
牛挽き肉……150g
ジャガイモ……250g(2個)
タマネギ……1/2個
パセリ……1枝(大さじ1程度)
ウスターソース……小さじ1
塩・コショウ……適量
薄力粉……小さじ2
卵……1個
パン粉……25g
サラダ油……適量
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<作り方(調理:55分)>
下準備
*皿などにキッチンペーパーをおいておく。
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1. フライパンに牛挽き肉を入れ、中火にかけ、塩・コショウで軽く下味をつけて、炒める。
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2. 茶色くなったら火からおろし、準備しておいたキッチンペーパーではさみ、余分な脂をとる。
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3. フライパンの余分な脂をとる。
※フライパンが熱いうちにやる。
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4. パセリは茎から外し、タマネギはざっくり切り、フードプロセッサーで細かいみじん切りにする。
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5. 鍋に水を入れ、沸騰させる。
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6. ジャガイモは皮をむき2〜3cm程度の角切りにし、5の沸騰した湯に入れ、やわらかくなるまで、約5〜7分ゆでる。
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7. ジャガイモをゆでている間に卵をときほぐす。
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8. 6のジャガイモをざるにあげ、鍋に戻し、熱いうちにつぶす。
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9. 8に2の炒めた牛挽き肉、4のみじん切りにしたタマネギとパセリ、ウスターソースを加え、混ぜる。
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10. 9を4等分し、円く形作る。
※形作るときは、直径6cm、高さ2cmが目安。
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11. 10に薄力粉をまぶし、7の卵をといたものにくぐらせ、パン粉をまぶす。
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12. フライパンにサラダ油をひき、弱火で片面3〜4分ずつ、こんがりきつね色になるまで焼き、仕上げに側面を焼く。
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by ricoricex | 2017-11-12 00:00 | イギリス料理・レシピ

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サツマイモ然り、そしてカボチャ然り、
元来がねっとりとした甘さのあるものを、
食事として食べるのが得意ではないんです、私。

とはいえ、季節になると食べたいなぁ、と思うし、
特に寒い季節はスープを食べて、体も心も温まりたい。

で、カボチャ。
甘さを活かし、さらに生クリームを加えたりして、
こっくり度を増すのはよくあるやり方ですが、
私は甘さを引き締め、丸くならないスープにしました。

そのときに役立つのがスパイスの存在。
手間ではありますが、コリアンダーシードと赤トウガラシを、しかも乾煎りして使うことで、
ピリッとした辛さ、そして風味がぐっとプラスされます。
香味野菜のセロリを使うのも、隠れたポイントです。

コリアンダーシードと赤トウガラシは。一緒に乾煎りさせないこと。
コリアンダーシードとみじん切りにした赤トウガラシとでは、
どうしても煎るのに要する時間が違うので、
焦がさない、逆に煎り具合が足りない、ということを避けるためです。

香ばしさをもう少しプラスさせたい場合は、
カボチャにスパイス類をまぶしていったんローストさせて使うといいでしょう。
これ、さらにもうひと手間ではありますが、こうすることでよりワイルドな味わいになります。

ですのでこのレシピは、きりっとした味わいにしたい私のやり方。
カボチャそのものの甘さを楽しみたいなら、スパイス類は加えなくて構いません。

<材料(4人分)>
バター……20g
カボチャ……500g
タマネギ……1/2個(100g)
セロリ……1/2本(50g)
ニンニク……1片
赤トウガラシ……1本
コリアンダーシード……小さじ1
水……500ml
チキンブイヨン……1個
塩・コショウ……適量
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<作り方(調理:50分 煮込み:30分)>
1. コリアンダーシードを弱火のフライパンで乾煎りする。
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2. 赤トウガラシは種をとり、みじん切りにする。
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3. 2のみじん切りにした赤トウガラシを、弱火のフライパンで乾煎りする。
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4. 乾煎りした1のコリアンダーシードと3の赤トウガラシをブレンダーなどで砕く。
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5. ニンニクは薄く切る。タマネギは薄く切る。セロリは葉をとり、筋をとりながら薄く切る。カボチャは3cm程度の一口大に切る。
※セロリの葉は、飾り用に数枚とっておく。
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6. 鍋にバターを入れ弱火にかけ、5の薄く切ったニンニク、タマネギとセロリを入れ、ふたをして、やわらかくなるまで5分汗をかかせる。
※ときどき鍋をゆするとよい。
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7. ふたをあけて軽くかき混ぜ、5の一口大に切ったカボチャ、水、チキンブイヨン、4の砕いたコリアンダーシードと赤トウガラシを入れ、塩・コショウをして、ふたをし、約30分カボチャがやわらかくなるまでとろ火にかける。
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8. 5でとっておいたセロリの葉をみじん切りにする。
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9. 7のスープをブレンダーでピュレ状にし、味見をして、足りないようであれば塩・コショウを足す。
※濃い場合は、水を足してのばし、火にかけて温め直す。
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10. 皿に盛り、8のみじん切りにしたセロリの葉を散らす。
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by ricoricex | 2017-10-29 00:00 | イギリス料理・レシピ

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ジャガイモを使うパンケーキのひとつ。
この手のポテト・ケーキには、ポテト・スコーンアイリッシュ・ポテト・パンケーキのように
マッシュポテトを利用するものもありますが、
これはジャガイモをおろして使います。

ここでは、メニュー名を単にフロディーズとしていますが、
ゲーツヘッド・ベーコン・フロディーズ/Gateshead Bacon Floddies、
タインサイド・フロディーズ/Tyneside Floddies、カナル・フロディーズCanal Floddies
とも呼ばれます。

これらはいずれも起源は同じ。
ゲーツヘッドは、北東イングランドにある町のひとつで、
ここには運河(canal/カナル)があり、ここで働く人たちが食していたのが、
このフロディーズというわけです。

伝統的には、ショベルを火にかけて作ったこのフロディーズを
目玉焼き、ソーセージとともに朝食として食べていました。
労働者のパワーチャージにうってつけ!だったわけです。
今でも、元気をつけたい朝食やブランチにぴったりです。

<材料(6枚分)>
ジャガイモ……275g(小2個)
タマネギ……100g(1/2個)
ベーコン……45g
薄力粉……30g
ベーキングパウダー……小さじ1/4
卵……1個
塩・コショウ……適量
サラダ油……大さじ1
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<作り方(調理:30分)>
下準備
*皿などにキッチンペーパーをおいておく。
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1. ジャガイモは皮をむき、グレイダーの粗い面でおろす。
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2. 1のジャガイモを、準備しておいたキッチンペーパーではさみ、水気をとる。
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3. タマネギはみじん切りにする。ベーコンは5mm角に切る。卵をときほぐす。
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4. ボウルに2のジャガイモ、3のタマネギとベーコン、薄力粉、ベーキングパウダー、塩・コショウを入れ、混ぜる。
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5. 4に3のときほぐした卵を加え、混ぜる。
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6. 5を6等分にする。
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7. フライパンにサラダ油を入れて熱し、6を入れ、円形に形を整える。
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8. 弱火で片面2〜3分ずつ、焼き色がつくまで焼く。
※焼き上がったら、キッチンペーパーを挟んで重ねていくと冷めにくく、余分な油を取り除ける。
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by ricoricex | 2017-10-15 00:00 | イギリス料理・レシピ

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日本ではグラタンと呼ぶ方が通りがいいかもしれません。
イギリスでパイと呼ぶものには大きく2つあり、
ひとつはパイ生地を使ったもので、アップル・パイバノフィー・パイといったお菓子や
ポーク・パイなどのセイヴォリーがこれに該当します。
もうひとつはマッシュポテトで表面を覆ったもので、コテージ・パイフィッシュ・パイなどの食事パイがそれ。
このヴェジタブル・パイは後者の部類に入ります。

なぜどっちもパイと呼ぶのか、タート(タルト)との違いは何なのか。
それは、パイはフィリングの上に何かをかぶせ、しっかり覆ったものを意味するから。
覆うのはパイ生地でもウィップクリームでもメレンゲでもマッシュポテトでもよく、
だからこそこんなにヴァラエティ豊かなのです。
(それが証拠に、ジャム・タートトリークル・タートといったタートはフィリングを覆わない)

さて、このヴェジタブル・パイ、
名前のとおり、野菜、風味がよく定番野菜のタマネギ、ニンジン、セロリをメイン食材としたもので、
肉や魚が入らないとコクに欠けるので、
チーズ、そして、ベシャメルソースにブイヨンを加えました。

活躍してくれる道具はチーズグレイター。
スライスから細かくおろすことまで四面あるタイプが便利で、
粗くおろす面は、とりわけ使用価値大。

包丁よりもラク、ってのと同時に、
ニンジンのサラダなんかもそうですが、
表面がざらついている方が“らしく”、ドレッシングがよくしみるように、
くたっとして味がなじみやすいのが気に入っています。
シャープな包丁できれいに切ったものよりも
あえて切れの悪い包丁の方がいい、みたいなものってあるんですよね。

この切れの悪い包丁となってくれるのがチーズグレイターってわけです。
100円ショップでも売っているので、持っておいてもいいかなと思います。

<材料(4人分)>
タマネギ……1/2個(約100g)
ニンジン……小1本(約100g)
セロリ……1本(約100g)
ジャガイモ……約500g
バター……25g+25g
薄力粉……25g
牛乳……300ml
固形ブイヨン……1/2個
とろけるチーズ……75g
塩・コショウ……適量
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<作り方(調理:60分 オーブン:50分)>
下準備
*耐熱皿にバターを塗っておく。
*オーブンを180℃に温めておく。
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1. タマネギは薄く切る。ニンジンは皮をむく。
※タマネギは半分に切り込みを入れてから切るとよい。長過ぎないので食べるときに口当たりがよくなる。
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2. バットにグレイダーをおき、粗い面でニンジン、セロリは葉をとり、おろす。
※おろしにくくなったら、包丁で切る。
※セロリはおろしながら、筋をとる。
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3. 1の薄く切ったタマネギ、2のおろしたニンジンとセロリを準備しておいた耐熱皿に入れる。
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4. 鍋に水と塩を少量入れて、沸騰させる。
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5. ジャガイモは皮をむき、一口大(2〜3cm程度)の角切りにする。
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6. 4の湯が沸いたら、5のジャガイモを入れ、8〜10分ゆでる。
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7. 3の耐熱皿に入れた野菜を180℃のオーブンで20分焼く。
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8. ジャガイモをゆでている間にベシャメルソースを作る。牛乳を電子レンジなどで温める。
9. 鍋にバター25gを入れてやや弱めの中火にかけてとかし、薄力粉を加え、約1分かき混ぜる。
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10. 9をかき混ぜながら、牛乳を少しずつ入れる。
※牛乳は最初は少しずつ注ぎ、ある程度ゆるみが出てきたら、玉じゃくし1杯ずつぐらいを入れる。
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11. 最後に牛乳を全部入るときに固形ブイヨンも加え、かき混ぜながら約1分弱火にかける。
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12. 火から下ろし、塩・コショウで味を調える。
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13. ジャガイモがゆで上がったら、湯を切り、鍋に戻す。
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14. 13にバター25g、塩・コショウを加え、熱いうちにつぶす。
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15. 7の野菜を取り出し、軽くかき混ぜる。
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16. オーブンを200℃に温める。
17. 15にとろけるチーズを散らす。
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18. 17に12のベシャメルソースをかけ、14のつぶしたジャガイモで覆う。
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19. 200℃のオーブンで、きつね色に色づくまで約30分焼く。
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by ricoricex | 2017-10-01 00:00 | イギリス料理・レシピ

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何も知らず名前だけきくと、まったく見当のつかない料理ですが、
これ、要は、赤ピーマンとクルミのディップ。
レバノンなど地中海沿岸の中近東料理ではディップの類がよく見られ、
その代表格がフムス焼きナスのディップ(ババ・ガヌーシュ)で、これもそんな一品。
赤い色が印象的です。

ムハンマラは、イギリスの中近東料理店でもおなじみのメニューで
フードマガジンなどでレシピを紹介されることも少なくありません。

おもしろいのはパン粉、そしてクルミを加えること。
初めてそれを知ったとき、なんとなくおっかなびっくりの印象でしたが、
作ってみると、確かにこの2つが入ることで、
ボリューム、香ばしさと奥行きが加わり、そうして均衡がとれるんだな、と実感。

現地のレシピは、ザクロのモラセスなど、
日本ではなじみの薄い、入手しづらい材料を使いますがが、
なくても作れるよう、そこは何とかアレンジしました。

このレシピでは赤ピーマンを使用。赤パプリカでもOKです。
辛いのが好みな人は、ハリッサ(唐辛子をメイン材料とした辛味ペースト)を加えてもよいでしょう。

<材料(2人分)>
赤ピーマン……3個(100g強)
クルミ……35g
パン粉……10g
赤トウガラシ……1本
ニンニク……1片
オリーブオイル……大さじ1 1/2+適量
レモン汁……大さじ1
ハチミツ……小さじ1
クミンパウダー……小さじ1/4
塩……小さじ1/4
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<作り方(調理:40分)>
1. 天板の2倍の長さ以上に切ったアルミホイルを天板に敷いて、オリーブオイルを薄くひく。
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2. 赤ピーマンは縦半分に切りタネをとり、切った面を下にして天板に並べる。
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3. アルミホイルで赤ピーマンを軽く覆い、オーブントースターで8〜10分火を通す。
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4. 赤ピーマンをオーブントースターに入れている間に、クルミをフライパンで乾煎りする。
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5. 赤ピーマンの天板を取り出し、アルミホイルの端を折り、約30分、蒸らしながら粗熱をとる。
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6. 赤トウガラシは種をとり、粗く刻む。ニンニクは小さくカットする。4の乾煎りしたクルミを粗く刻む。
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7. 6の赤ピーマンの粗熱がとれたら、薄皮をはがし、一口大に切る。
※薄皮をはがすのは、スムーズにいったりいかなかったりでなかなか骨が折れる。仕上がりの舌触りをなめらかにするためなので、さほど気にしないのであれば、大ざっぱでよい。
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8. すべての材料をフードプロセッサー(もしくはブレンダー)で、なめらかになるまで回す。
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by ricoricex | 2017-09-17 00:00 | イギリス料理・レシピ

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私はシャープな味が得意ではありません。
味噌は別段嫌いではないし、家でごはんのときは味噌汁はよく作るのですが、
田楽は苦手。
あんなにこっくりと濃いのは要らない。
うっすら風味づけであるくらいで充分。

ロンドンの和食店、 NOBUで経験を積んだオーストラリア人シェフがやっているでごはんを食べたときのこと。
ナスの田楽が出てきて、これが日本ではお目にかかれない、私の理想的な田楽で、
そう、これこれ! このくらいがちょうどいいのよ!と満面の笑みとなったのでした。

イモやカボチャは嫌いではないけれど、白いごはんと食べるのは好きじゃない、
それらをメインで食べるとき、塩気のあるものと合せるのが好み。
大学イモにしたり、カボチャを砂糖と醤油で甘く炊いたり。
チップスにして塩をふるだけでもいい。

あるとき、つらつらとイギリスのレシピを眺めていたら、
サツマイモやジャガイモを味噌フレイヴァーで仕上げる、というのに遭遇し、
あっ、そうか! サツマイモの田楽っていけるんじゃない、
と思いつき、完成させたのがこのレシピです。

前述したようにシャープな味が得意でないので、味噌ペーストはあくまで風味づけ程度に。
ぎりぎりの量を3回にわけて塗って焼き、サツマイモに味をつける方法をとりました。
ぼてっとのせない分、手間をかける、というわけです。
面倒かもしれませんが、これが肝なので、こればっかりは、ということで。

<材料(2人分)>
サツマイモ(小)……4本(1本75〜100g)
赤トウガラシ……1本
味噌……25g
みりん……大さじ1
ハチミツ……小さじ1/2
酢…大さじ1/2
醤油……小さじ2
オリーブオイル……小さじ2
粗塩……適量
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<作り方(調理:20分 オーブン:40分)>
下準備
*天板にクッキングシートを敷いておく。
*オーブンを200℃に温めておく。
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1. 赤トウガラシは種をとり、みじん切りにする。
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2. サツマイモは縦半分に切り、1.5cm幅の格子状に切り込みを入れる。
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3. 準備しておいた天板に1のサツマイモを並べる。
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4. 1のみじん切りにした赤トウガラシ、味噌、みりん、ハチミツ、酢、醤油、オリーブオイルを混ぜ合わせる。
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5. 3のサツマイモの表面に、4の味噌ペーストを1/3量塗る。
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6. 200℃のオーブンで10分焼く。
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7. いったん取り出し、サツマイモに4の味噌ペーストを1/3量塗る。
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8. オーブンに戻し10分焼く。
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9. サツマイモを取り出し、4の味噌ペーストの残りを塗る。
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10. オーブンに戻し、さらに10分、サツマイモがやわらかくなるまで焼く。
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11. 粗塩をふる。
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